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令和3年 北見濱の会詠草一覧

令和3年 北見濱の会詠草一覧

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伝書鳩文芸 俳句
北見濱の会 二月詠草
説法の前に温める冬座敷 佐々木美峰
まがことの終はりを醸す初茜 染谷りやう
白蕪のあと一品の出番かな そめかずこ
燈台の光のすじに雪をどる 戸村理平
河豚ちりや炎の青き壇ノ浦 中山くにゑ
初日記大志ばかりが並びけり 原まさし
排雪のトラック軍団日向ぼこ 星静翠
編みかけの毛糸のからみ修羅のごと 阿部千恵
ボーナスのある娘よりおすそわけ 大塚初江
初詣合格祈願の絵馬歌うふ 大沼トシ子
裸木の無援のさまに星の添ふ 金山ちひろ
年越の集い自粛や深海魚 川越勢津子
荒雪を跳ねて渡れる狐かな 小林道子
ドアノブの吸引力や今朝の冷え 小林大雪

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北見市生涯学習 令和3年発行 団体・指導者ガイド

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伝書鳩文芸 の検索結果- 美幌音楽人 加藤雅夫

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令和3年 俳句塾きたみ作品一覧

令和3年 俳句塾きたみ作品一覧

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伝書鳩文芸 俳句
俳句塾きたみ 八月作品
客一人理髪師ひとりの夏マスク 加藤眞
物忘れ笑ひとばして心太
カビ匂う昭和生まれの母子手帳 森下佐智子
やりくりはなりゆきまかせ文月くる
夢の妣ぼん道笑顔に帰りくる 海崎笑子
病葉やひらりぽろりと落つる日に
部活の子汗と日焼けの黒光り 森田英子
軽々と風を通せし麻の服
中元にデンスケ西瓜の黒光り 高橋開陽台
大相撲道内力士活躍す
ひと雨もふた雨と茄子の花 東地恵女
満開の蓮に浮かぶは妣の顔
逆上がり出来ぬ忍耐半ズボン 小野寺照子
キャベツ売り話し上手な農かあさん
秋暑し三坪半の畑仕事 田川君代
好きな花問われて今日は茄子の花
喜雨ありて野菜畑に黄金降る 清野きよ子
炎天や体温越へた昼下がり
ゴッホ出よ焦色の麦海へ延ぶ 小林大雪
鳥の声吹き戻りくる野分けあと

伝書鳩文芸 俳句
俳句塾きたみ 七月作品
訪ね来る友も同病麦の秋 加藤眞
さやえんどうとりてポケットにふくらみぬ
朝すでに十指せわし草取り女 森下佐智子
消ゆるかも知れぬ没後の白牡丹
夏雲や沸き上がりて絵画のごと 海崎笑子
突然の夕立ちに合て相合傘
街中の静まりかえる暑き夜 森田英子
胡瓜つる棹にからめて抱き起す
山開き今年も行けぬ富士登山 高橋開陽台
寒さ耐え工事現場の三尺寝
初きうり生みその味懐かしむ 東地恵女
万緑の濃淡まぶし北大地
駄駄児の拗ねて転んで夏氷 小野寺照子
瘦身の水着の吾の古写真
はまなすの残り花見る海の照り 田川君代
炎天下短き影を連れ歩く
紫陽花や記念切手の文送る 清野きよ子
しゅるしゅると蜘蛛の糸伸び部屋覗く
にこやかに恋をはじめり鬼ヤンマ 小林大雪
手をやれば待ってましたと豆の話花

伝書鳩文芸 俳句
俳句塾きたみ 六月作品
眠たげな牛の声聴く三尺寝 加藤眞
あってなき老いの予定や茄子の花
葱坊主背筋正して孤独かな 森下佐智子
それなりに垢抜けて子の帰省かな
忙しき白足袋夏の厨かな 海崎笑子
磨かれて仔馬嘶き走りゆく
夏マスク帽子深めに会釈かな 森田英子
縁陰や一人一匹じゃれあいて
玉葱や札幌黄苗十本も買い 高橋開陽台
地鎮祭家族安全苺の丘
自粛かな只もくもくと草取女 東地惠女
芹の香や過ぎし古里なつかしぶ
月見草過去の賑わい町工場 小野寺照子
佳き事のありて際立つ今朝の薔薇
黒南風や古紙とし括る文庫本 田川君代
青梅雨の誰も来ぬ日の貸しボート
夏わらび草間にグーの顔を出し 清野きよ子
廃校の小石一つを白シャツへ
牛の眼に映りて夏はそこにあり 小林大雪
夏雲やしたる山河の北見の野

伝書鳩文芸 俳句
俳句塾きたみ 五月作品
誰彼に花の時あり一生かな 加藤眞
病歴を少しぼかして麦酒かな
あと戻り出来ぬ月日や夜半の春 森下佐智子
傘たたむ氷雨そのまま折り込みて
耕すや堆肥の匂いの鍬ひいて 海崎笑子
初蝶の鼻先かすめ遠のけり
春の陽を背負いて登る仁頃山 森田英子
山頂の風の香れり蓬餅
唐松の山一面や新樹晴 高橋開陽台
更衣氷点下の地真夏日へ
急変の花冷えへ泣く八十路なり 東地惠女
陽をあびて影のただよふ水芭蕉
春の川草むらに置くランドセル 小野寺照子
謎解きのやうな眼と眼の春マスク
萼片のひと際赤き杏花 田川君代
さくら咲くさくら堤という小径
幹二つ伸ばして咲けり老い桜 清野きよ子
新茶淹れ礼状の筆走らせる
桜散る余生に消さぬこころざし 小林大雪
ものの芽の今日も膨らむ暮れの春

伝書鳩文芸 俳句
俳句塾きたみ 四月作品
通院も生きる証や風光る 加藤眞
箒目のほどなく消ゆる春の雪
蕗味噌や一夜に野山雪景色 矢田洋子
草団子呼び止められて待たされて
公園の奥より声や鳥交わる 森下佐智子
春一番梢ちから溜めて待つ
教会の鐘の音ながれ春夕焼け 海崎笑子
遠き日の思い出つきぬ日向ぼこ
お絵描きのお日様赤く春の空 森田英子
投函の音確かめり四月の句
朝寝なか工事現場でもめてをり 高橋開陽台
山葵独活行者にんにく蕨畑
蕗味噌の苦さかみしむ夕餉かな 東地惠女
春来るポコポコはずむ園児帽
春塵の壁を貫く僧の経 小野寺照子
七十路の背筋はたしか春の服
若僧のすこし長居の声のどか 田川君代
玉子溶く音のはしやげる春うらら
霾やモンゴル離れ日の本へ 清野きよ子
封切ると赤ペンの文字四月来る
春雪を押し戻したる牛の声 小林大雪
言うことが愚痴に聞こへる春の雪

伝書鳩文芸 俳句
俳句塾きたみ 三月作品
啓蟄や知る人の名お悔やみ欄に 加藤眞
厩だし牛のデッカイ尻を押す
暖かや百寿の女と乗合す 矢田洋子
鴨三羽雪残る山越えにけり
千の鶴なかば折りたる寒九かな 森下佐智子
ひと冬を過ごせし木の芽の固さかな
爽やかに仔馬走るや春の風 海崎笑子
春泥を跳んで競うや下校の子
春めくや庇のしずく線となり 森田英子
雀らをつつむ春寒暮れにけり
水温む親子連れだち新居入る 高橋開陽台
鈴なりの夢見てゴーヤの種下ろす
宝石の輝きに似し冬苺 東地恵女
せせらぎのリズムにのりて猫柳
妻となり母となりても草の餅 小野寺照子
菜の花や厨ににほふ一握り
頬に風野に風の音春めけり 田川君代
卒業子よき名みなもち証書受く
汁椀や出窓育ちの根付き芹 清野きよ子
長生きのまだ見ぬ未来風光る
走り根を洗う雪解けの水ひびく 小林大雪
真夜にきく大和しじみの会話かな

伝書鳩文芸 俳句
俳句塾きたみ 二月作品
ハミングの妻の小声や春近し 加藤眞
冬木の芽友の消えたる庭の黙
朝食のケースに並ぶ寒卵 矢田洋子
初晦日明けて卒寿の誕生日
細枝にひかり集めよ木の芽時 森下佐智子
ひな祭り戦後貧しき我が家にも
猫抱きてうたた寝するも余寒かな 海崎笑子
雪遊び転び笑う子泣きゐる子
雪掻きの疲れ薬湯長きかな 森田英子
寒明けや日差しあふれる植木鉢
網走湖公魚釣りの窓辺より 高橋開陽台
君子蘭まめに給水花芽立つ
雑炊を好みて二人戦中派 東地恵女
新築の園舎に春立つ日差しかな
春吹雪白樺の白霞けり 小野寺照子
恙なく暮らす幸せ春の暮れ
節分や鬼から貰う豆三粒 田川君代
一輪の白梅ゆゑに手に触れず
大寒の田面荒むや風の果 清野きよ子
冬うらら話たらずのドアの外
たましいを寛ろぐ春の音兆す 小林大雪
解け雪のしづくに合わすわが心音

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北見市生涯学習 令和3年発行 団体・指導者ガイド

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令和3年 道俳句会北見支部作品一覧

令和3年 道俳句会北見支部(月曜会、水曜会、水無月会)作品一覧

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伝書鳩文芸 俳句
道俳句会北見支部 八月作品
頬ずりの仔牛市場へ夏の朝 渡部彩風
賑やかに花屋の棚や吾亦紅 山崎北郎
密咲けて場所は明かさぬ大花火 渡部三重子
緑陰や歴史を学ぶ野付牛 土門喜楽
里帰り物置と化す夏座敷 浜田艶花
朝庭の元気印は向日葵よ 杉田とよ
ねこじゃらし風に抗うすべ知らず 青木菜々
生身魂次々と出る武勇伝 樽石リカ
蓮花や満面の笑み空に向け 坂井りんご
母の忌や色深めゆく吾亦紅 村井直子
茄子漬や空家に風の吹き渡る 佐竹亮仁
噴水の中の子供ら母見つむ 佐々木美佐雄
校舎まで響く興奮初プール 斉藤のばら
終戦日今も忘れぬ軍歌あり 中村セツ子
墓洗う父の名前をなぞりつつ 国奥純子
コロナ禍や所告げずに遠花火 越智トヨミ
今日ひと日浮かばぬ思案溽暑かな 松田さち子
選手達ひたすら盛夏擦り抜けし 北川ゆみ子
麦秋の空駆けぬけて会いに来よ 田之上征春

伝書鳩文芸 俳句
道俳句会北見支部五月作品
強風や過呼吸ぎみの鯉のぼり 村井直子
師の声の黄泉より届く花筏 渡部彩風
枝ごとに風を招きて雪柳 山崎北郎
たんぽぽの根は漢方としたり顔 渡部三重子
畝ごとにシートの重き春の土 土門喜楽
男泣き夕餉一品山葵かな 浜田艶花
最北へ桜前線たどり着く 杉田とよ
種袋供花になるもの選びおり 青木菜々
羊刈るプロレスの技時々に 樽石リカ
風強き一日にして桜散る 吉崎きえ子
老いてなお鍬持つ姿春田かな 坂井りんご
芝桜白球追いし子らの夢 佐竹亮人
ホールインワンパークゴルフや揚雲雀 佐々木美佐雄
ペダル漕ぐポニーテールや若葉風 斉藤のばら
青き踏む己が気力のよみがえる 中村セツ子
端見えぬ畝をたよりに薯を植う 国奥純子
ピアソンの愛を育む若葉風 松田さち子
母の日の母の笑顔母慕ふ 北川ゆみ子
夏来れば夏の顔して埴輪かな 田之上征春

伝書鳩文芸 俳句
道俳句会北見支部 四月作品
新若布ぱつと華やぐ浅みどり 村井直子
くろ土の田畑の起伏麦青む 渡辺彩風
生き生きとコバルトの空冴え返る 山崎北郎
草萌ゆる眩しき今のままがいい 渡部三重子
入社式わが初陣の名刺かな 土門喜楽
鳥の餌のひまわり蒔きて発芽かな 浜田艶花
沖合の白と青との寒の明け 杉田とよ
苗札のカタカナばかり並びおり 青木菜々
ふきのとう杖なき方の手に一つ 樽石リカ
常呂川広き川辺の忘れ雪 吉崎きえ子
砂ぼこり窓震わせて春疾風 坂井りんご
コロナ禍の何処吹く風や桜吹く 佐竹亮仁
卒業生力任せのボウリング 佐々木美佐雄
退職の派手な見送り山笑う 斉藤のばら
山笑う足の向くまま歩をのばす 中村セツ子
春狭門今はなき家あのあたり 国奥純子
たくましや歩道のひびの蕗の薹 越智トヨミ
母さんと呼んで駆け寄る蕗の薹 松田さち子
早朝の四月の雪は身に堪え 北川ゆみ子
春めきし紅き鼻緒の巫女溜まり 田之上征春
ものの芽や柔らぐ日差し野仏に 田中美津子

伝書鳩文芸 俳句
道俳句会北見支部 三月作品
春愁ひこれは大人の第一歩 村井直子
筑港の海開け近き化粧船 渡部彩風
アポロンを恋うて風船一人旅 山崎北郎
木の芽時素直に聞ける褒め言葉 渡部三重子
検温のかすかな音や春浅し 土門気楽
流氷のかもめ群がる切れ間かな 浜田艶子
早十年忘れないでね春の地震 青木菜々
千本の棒鱈揺する浜の風 樽石リカ
雪しんしん別れのことば無くていい 吉崎きえ子
桜咲く吉野の山よいつか見ん 坂井りんご
水温む孫とじいさん汽車の旅 佐竹亮人
春疾風山を映さぬ富里湖 佐々木美佐雄
被災地の十年早し春の海 斉藤のばら
絶え間なき軒の雫や春の雪 中村セツ子
冴返る靴下を編む母の居て 国奥純子
雪解坂俄か小川に陽が零れ 越智トヨミ
のどけしや鳥語とび交う森の朝 松田さち子
下萌えのピアソン館の景を待つ 北川ゆみ子
観世音白の余寒を手の先に 田之上征春
行く先は大河を目指す川氷 田中美津子

伝書鳩文芸 俳句
道俳句会北見支部 二月作品
再婚の知らせ届くや桃の花 村井直子
枝折れの古木に確と冬木の芽 渡部彩風
流氷の居酒屋に灯の漁師町 山崎北郎
流氷や感嘆の声異国語も 渡部三重子
球児らの闘志燃やして春を待つ 土門喜楽
寒明けや油断ならない水落し 浜田艶花
凍道のあわやの転倒持ちこたえ 杉田とよ
ひらめきの一句忘れし寒波くる 青木奈々
味噌搗きの靴は借り物「とみ子」の名 樽石リカ
朝一やストーブ前の座席とり 坂井りんご
立春の光集めて雀群れ 佐竹亮人
糖業の煙横たう大寒波 佐々木美佐雄
雪しまき大安売りの旗騒ぐ 斉藤のばら

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北見市生涯学習 令和3年発行 団体・指導者ガイド

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伝書鳩文芸 の検索結果- 美幌音楽人 加藤雅夫

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令和3年 あばしり短歌倶楽部詠草一覧

令和3年 あばしり短歌倶楽部詠草一覧

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伝書鳩文芸 短歌
あばしり短歌倶楽部 八月詠草
バスに乗り郊外路線我一人つい考える会社の採算 多田雅子
遠き日に安らぐ日々を語りたる故郷の友黄泉へ旅立つ 田辺照子
絵筆持ち樹々の緑の豊かさを描きて見たしと呟いてみる 松本節子
病室の窓から見ゆる斜里岳はどんとかまえて吾を笑ふや 水谷良子
一人では楽しめぬとふ友の言ふ亡き息に賜る八重の芍薬 越前江智
「ソフトクリーム食べに行こう」とプチデート誘うも孫はやんわり断る 木曽厚子
寝つかれぬ夜は思い出浮かべ飲むロックグラスの氷結涼し 北田嘉弘
待望の雨をいただく日はいつかじゃがいも街道萎える作物 小林秀子
オリンピック無名の選手の喜びは総身で表し吾も涙す 坂本豊子
キュウリ苗水やり手やり朝朝のかぼちゃの花が目の前に咲き 曽我部育

伝書鳩文芸 短歌
あばしり短歌倶楽部 七月詠草
供えたる菊に根の出て驚きぬ夫七回忌近づく朝に 曽我部育
老いたれば心と体は反比例良くも悪くも一つの我が身 多田雅子
風鈴に幼き頃のうかびくる夕べの細道遠きふるさと 田辺照子
「あれはどこ?」捜し物から始む朝まだしばらくは吾(われ)を忘れじ 松本節子
我が住みし青き地球はコロナ禍にスーパームーンは赤黒く怒(いか)る 水谷良子
亡き父の儚く終えし鰊漁羅臼の群来の新聞を供う 越前江智
リラ冷えの季節とどまり紫の濃き花庭の角を埋めをり 木曽厚子
緑濃き木立の中に蝉の声輪唱するごと遠く近くに 北田嘉弘
亡き父の竈(かまど)返ると抜きし草ハチジョウナが畑にはびこる 小林秀子
愛犬の細い首には鈴つけて散歩の喜びまろぶがごとし 坂本豊子

伝書鳩文芸 短歌
あばしり短歌倶楽部 五月詠草
戻り雪の三度降りたるわが庭の草花巡る半纏(はんてん)はほりて 小林秀子
一匹のハエなつくごと犬につき尻尾ふりふり眺めてをりぬ 坂本豊子
西陽さす呼人湖畔の水ばしょう綾なす群生に心ときめき 曽我部育
節くれて皺にまみれた無骨の手なれど今でも我を支えり 多田雅子
春風は黄砂つれくる害ならず海に山にも生命ささえん 田辺照子
向い風身をかがめつつゆっくりと帰りは追い風速足になり 松本節子
春風は枯葉舞い上げ雪解かす揺れる枝先青い芽を見ゆ 水谷良子
嗚呼友よ花につつまれて永遠の旅へ君の庭では根明け始むに 越前江智
午前四時玄関モニター覗き見る薄明りの中蘇雀鳴きをり 木曽厚子
毛刈りされ寒さに震え羊鳴く牧場の春の風物詩語る 北田嘉弘

伝書鳩文芸 短歌
あばしり短歌倶楽部 四月詠草
雪残る山肌流る雪解水土に染みゆき虫も目覚めて 北田嘉弘
道端の踏まれし蒲公英いとおしみ「あんた可哀想」と貴女はいつも 小林秀子
すき焼きの少し多めの肉を買い匂いただよう友との昼餉 坂本豊子
喜寿の春琴をやめるという我をひきとめくるる乙女の如く 曽我部育
花畑黒土顔出し麗かにすずめ等の良き遊び場となり 多田雅子
ゼラニュウム我家に嫁ぎ赤く咲く花呉れる人に孫は伝えり 田辺照子
車道際歩道のきわも泥はねて雪山黒く春への序曲 松本節子
裏山の斜面の雪もとけはじめ枯葉の下の青き芽を見ゆ 水谷良子
頂きし女子にふさわし桃の花葉の萌え出でて春隣かな 越前江智
アスファルト出て長靴の重きこと靴履き変えてスキップするなり 木曽厚子

伝書鳩文芸 短歌
あばしり短歌倶楽部 三月詠草
流氷のぎいーっぎいーっと軋む音厳しき道のり耐えての音なる 木曽厚子
睦まじく水面に憩う水鳥に憂き世様々心癒さる 北田嘉弘
あーまたこの二月のきたと母セキのめかねくもるや今日は多喜ニ忌 小林秀子
飼い猫は吾の心境図りてかどん底過ごし今は幸せ 坂本豊子
賀寿会にビーズ刺繍の白い服思い出はるか夫の土産の 曽我部育
雪原の足跡模様幾何学に思考めぐらし一時あそぶ 多田雅子
月をみてとなりの星は出かけたの?遊びに来てと孫は言いをり 田辺照子
「載ってたよ!」新聞持ちて顔見せに来てくれた友ありがたきかな 松本節子
雪原に小鳥の遊ぶ裸木の枝先ゆらし春を待つらし 水谷良子
風の儘に吹かれゆく雪を散薬に重ねて詠みし歌友を偲ぶ 越前江智

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伝書鳩文芸 の検索結果- 美幌音楽人 加藤雅夫

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日本中国文化交流協会編集月刊誌・日中文化交流 (2021年4月1日 発行)

日本中国文化交流協会編集月刊誌・日中文化交流 (2021年4月1日 発行)

日本中国文化交流協会編集月刊誌「日中文化交流 No.901 2021年4月1日発行」と、人民中国雑誌社の「人民中国 2021年4月号」が送られてきました。日本と中国の皆様へご案内いたします。もし、ご関心がおありでしたら、日本中国文化交流協会へご連絡いただければ幸いです。一般財団法人 日本中国文化交流協会の会員 加藤雅夫 (北海道網走郡美幌町の音楽人 Masao Kato)

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『日中文化交流』 No.901 2021.4.1 目次 / 忘れられない仲間 一力雅彦 / 時代の移ろいの中で思考するということ 金田一秀穂 / 当会役員会開かれる / マスクに愛を 絵と文 佐藤泰生 / 孔鉉佑大使がオンライン交流会を開催 栗原小巻副会長が参加 / 歌集『晩夏光』を出版して 島崎榮一 / 談話室 私の生きがいー音楽を必要としてくれる人たちとともに 楊雪 / この人と中国・芹川維忠 / 本・評と紹介 『平和漫画コレクション1 田中満智子作品集1〜3』田中満智子著 / 『福島モノローグ』いとうせいこう著 / 『雨に呼ぶ声』(余華著、飯塚容訳) / 『吉本興行の約束 エンタメの未来戦略』(大崎洋、坪田信貴著) / 『未来のサイズ』(俵万智著) / 『仏具とノーベル賞』京都・島津製作所創業伝 (鵜飼秀徳著) / 『中国革命と写真 黎明期から文革まで』(岡井燿毅著、岡井禮子編) / 『日本印刷文化史』(印刷博物館編) / 報道 (『日中文化交流』誌 目次一覧 – 日本中国文化交流協会のウェブページ)

一般財団法人日本中国文化交流協会(にほんちゅうごくぶんかこうりゅうきょうかい)は、日中友好7団体の一つで民間法人。 経緯 / 1956年3月23日に東京で設立された。 本部所在地 / 東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビルデング423 役員 / 会長 黑井千次 副会長・理事長 池辺晋一郎 活動 / 日本と当時まだ国交が無かった中華人民共和国との間での文化交流のための代表団を相互往来させている。また、各種展覧会や学術討議会を相互開催している。 関連項目 / 以下の4人が、設立に中心的な役割を果たした。中島健蔵 仏文学者、千田是也 演出家、井上靖 作家、團伊玖磨 作曲家。 (日本中国文化交流協会 – Wikipedia)

関連サイト

楊雪オフィシャルウェブサイト(二胡奏者)

日本中国文化交流協会のウェブサイト

一般財団法人 日本中国文化交流協会のフエィスブック

関連エントリー

日中文化交流 の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫

日本中国文化交流協会 の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫

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人民中国雑誌社の人民中国 (2021年4月号)

人民中国雑誌社の人民中国 (2021年4月号)

日本中国文化交流協会編集月刊誌「日中文化交流 No.901 2021年4月1日発行」と、人民中国雑誌社の「人民中国 2021年4月号」が送られてきました。日本と中国の皆様へご案内いたします。もし、ご関心がおありでしたら、日本中国文化交流協会へご連絡いただければ幸いです。一般財団法人 日本中国文化交流協会の会員 加藤雅夫 (北海道網走郡美幌町の音楽人 Masao Kato)

中国を知るための日本語総合月刊誌 人民中国 2021年4月号 / 特集 「二つの百周年」つないだ「再会」 / 美しい中国 運城 豊作祝う太鼓響く関羽の里 (人民中国 2021年4月号)

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人民中国(People’s China)は、人民中国雑誌社が北京で出版する日本語雑誌。日本では東方書店から刊行されている。中華人民共和国政府傘下の紙媒体日本語雑誌としては、2010年時点で唯一のものである。 概要 / 1949年、中国のことを諸外国に知ってもらうための広報誌として誕生。1950年に英語版、1951年にロシア語版、1953年に日本語版が出された。 日本語版 / 北京と東京にオフィスがあり、中国と日本双方で印刷、販売している。時代の変化に合わせて何度かリニューアルしており、現在では日中の相互理解が編集上の重要なコンセプト。オールカラー。 (人民中国 – Wikipedia)

関連サイト

人民中国のウェブサイト

日本中国文化交流協会のウェブサイト

関連エントリ

加藤雅夫のあゆみ – 美幌音楽人 加藤雅夫

人民中国雑誌社 の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫

人民中国 の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫

日本中国文化交流協会 の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫

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YEG大賞 美幌エール(美幌商工会議所青年部)

YEG大賞 美幌エール(美幌商工会議所青年部)

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YEG大賞 準グランプリ 2021/04/08掲載(美幌町/社会・話題) 美幌YEGが「美幌エール」開発で / 飲食店や原料生産者を応援 / 美幌商工会議所青年部が、日本商工会議所青年部の「YEG大賞」の「経営に携わる者として」部門で準グランプリを受賞した。新たな特産品として昨年、クラフトビール「美幌エール」を開発した取り組みが評価された。美幌エールは、新型コロナの影響を受ける飲食店や原料生産者を応援しようと、青年部が2020年度の創立40周年記念事業として企画。美幌産小麦「きたほなみ」、町内に製糖所をもつ日本甜菜製糖株式会社のビート含蜜糖など美幌ゆかりの原料を使い、さわやかですっきりとした飲み口に仕上げた。数量限定ながら昨年9月に町内の飲食店で提供が始まった。YEG大賞は、全国の青年部の優れた活動に贈られる表彰。今回は2020年度の会長所信に基づいて5部門が設けられ、合計で173の応募があり、全国の青年部の会長の投票などで審査が行われた。「経営-」部門は「経済の底上げを担う役割を通して、社会全体の幸福拡大を願う事業」が対象。20年度会長の石澤りんさん(42)は「受賞は多くの皆さんの力添えがあってこそ。新型コロナ収束が未だ見えない中、今後少しでも美幌エールが販売促進などの力になれば」と話している。(浩) (経済の伝書鳩)

関連サイト

美幌商工会議所青年部創立40周年記念事業 Bihoro Ale(美幌エール)完成披露会(美幌YEG) – 日本商工会議所青年部

地場ビール「美幌エール」企画評価 商工会議所青年部が準グランプリ 20年度YEG大賞:北海道新聞 どうしん電子版

美幌商工会議所青年部フェイスブック

関連エントリー

美幌商工会議所青年部会長挨拶 石澤りん(Rin Ishizawa) – 美幌音楽人 加藤雅夫

美幌商工会議所青年部 の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫

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北見市の公式ウェブサイトについて

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10年ぶり北見市HPリニューアル 2021/04/06掲載(北見市/社会) スマートフォンに最適化 / 「市内」「市外」向け入り口分ける / 北見市はさきごろ、公式ホームページ(HP)をリニューアルした。利用の増えたスマートフォンに画面を最適化したほか、入り口を「市内向け」と「市外向け」に分けるなど利便性の向上が図られている。近年はスマートフォンからの閲覧が増えるなど利用方法が様変わりしているため、10年ぶりに新システムを導入して対応した。大きな変更点のひとつが、HPの入り口となるトップページで、利用者が「市内の方向け」または「観光ほか市外の方向け」を選択。他の自治体のHPでも採用されている仕組みで、スムーズに目的の情報にアクセスできるようにした。また、以前はスマートフォン用に画面が最適化されておらず使いにくい面もあったが、新システムでは、スマートフォンに最適化された見やすい画面表示となった。検索サイトから直接目当てのぺージにアクセスする人も多いが、新旧サイトの切り替えに伴い、しばらくの間はスムーズに移行しないケースもある。市民の声をきく課は「その場合は『北見市』で検索し、トップページから目的のページを探してほしい」と呼び掛けている。(柏) (経済の伝書鳩)

関連サイト

北見市: 総合TOP

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美幌消防署の高規格救急自動車について

美幌消防署の高規格救急自動車について

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高規格救急車1台を更新 2021/04/02掲載(美幌町/社会) 衛星携帯電話を初搭載 / 美幌消防署「万全の態勢で救急活動を」 / 美幌消防署は、高規格救急自動車1台を更新した。稼働する3台の救急自動車のうち、2008(平成20)年に導入した1台の老朽化に伴い更新。新たな車両は、不感地帯での通信に備えて初めて衛星携帯電話を導入。架台の高さが従来より8㌢下がり、傷病者の搬入や搬出がしやすく、車両が揺れた際にも傷病者の状態に影響を与えづらい防振ベッドも装備した。赤色点滅灯は増設され、視認性がより高まった。30日に消防署で安全祈願祭が行われた。管理者の平野浩司美幌町長は「今後も万全の態勢で救急活動に臨みたい」と話した。(浩) (経済の伝書鳩)

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