流氷 の検索結果: 99 件

ジェリー藤尾 流氷の町 網走

ジェリー藤尾 流氷の町 網走

関連記事

流氷の町 網走 / 「流氷の町 網走」(りゅうひょうのまち あばしり)は、日本の楽曲。作詞:小林純一、作曲:広瀬量平、歌:ジェリー藤尾と東京荒川少年少女合唱隊。概要 / 1971年2月、NHKの『みんなのうた』で紹介。お国めぐりシリーズの第12弾で、北海道はオホーツク海沿岸の網走市をイメージした歌。楽曲は3番まであり、1,2番はジェリー藤尾が単独で歌っており、東京荒川少年少女合唱隊は3番の終盤からコーラスという形で登場している。 (Wikipedia)

このページの先頭へ戻る

令和3年 俳句・常呂蛙声会作品一覧

令和3年 俳句・常呂蛙声会作品一覧

関連記事

伝書鳩文芸 俳句
俳句・常呂蛙声会 八月作品
大早スプリンクラーも追ひつかず 石渡穂子
フェーン来る前に張り替ふ雨戸かな
夏空に描く五輪のインパルス 磯江波響
コロナ禍の三密避けてキャンプ村
魚拓の尾ぴくりと動く昼寝覚 岩崎靖子
この山のどこから崩そかき氷
日本の活躍凄し夏季五輪 久世篤史
時期迫り剪定続く炎天下
里山の霧に阻まれ姿消し 笹順子
緑雨降る里山稜線鮮やかに
病葉の語り尽くせし友一人 武田修
夏雲や寝返るたびに空を掃く
縄文遺跡群は世界遺産へ虹の立つ 武田賢一郎
汗と技メダルラッシュの五輪かな
夏負けの喉にやさしき菜スープ 千葉栄子
新じゃがのつるりと剥けて赤子肌
忘れたき事は忘れず百合白し 松平知子
手の平を明るくしたる百合の花
新しき盆提灯のさびしがり 宮崎悦子
喜雨ありしご浄土からの便りめく

伝書鳩文芸 俳句
俳句・常呂蛙声会 七月作品
夏うぐひすなべて媼は口達者 石渡穂子
村中がマイナスイオン牧草刈
三元号跨ぎて夏至の誕生日 磯江波響
繭のごと海霧に包まれオホーツク
送電線のつなぐ山々通郭公 岩崎靖子
河骨や湖をへだててチセ四五戸
緑陰の若きシスター椅子一つ 小笠原マチ子
四葩咲くおはを偲びて寺の庭
孫夫婦記念の桜植えし初夏 久世篤史
青空につるを伸ばしてクレマチス
畑耕し一鍬ごとに土均す 笹順子
木蓮に蔓絡みつき遊びをり
緑陰に網繕ふや漁師育く 武田修
万緑に響き伝わる漁船音
大夕焼先達の句碑湖の辺に 武田賢一郎
父の日や父の遺影も七十路に
夕焼よ明日も佳き日になりそうな 千葉栄子
マヨネーズのぷっと尽きたる今朝の夏
花芯に蟻が集まるしゃくやく花 松平知子
アカシアの香り満ちくる路地明し
夕焼に包まれたくて丘に立つ 宮崎悦子
盆の月片道切符で友逝けり

伝書鳩文芸 俳句
俳句・常呂蛙声会 六月作品
大木の夢摘み独活の酢みそ和 石渡穂子
ワクチン日決まりて安堵姥さくら
お結びをひらけば岬揚雲雀 磯江波響
三密をさけてにぎはふ潮干狩
藤棚を抜けむらさきの風の中なか 岩崎靖子
つつじ燃ゆ売家となりし友の家 小笠原マチ子
少しだけおしゃれしたみる夏帽子
独り言に相づち上手鉄風鈴
初夏迎えサロマ湖展望初登頂 久世篤史
春耕を気にしながらのゴルフかな
青空に芽吹きの梢の伸び出せり 笹順子
ビート植う機械植えにて終りけり
歳重ね心繋がる君影草 武田修
今日明日も外出自粛海霧深し
その内といふ慣はしや花は葉に 武田賢一郎
断捨離も天秤にかけ衣更
北の地へ咲きたどり着き桜散る 千葉栄子
お昼寝も大事な日課八十路越ゆ
ごくうすくつつじの花の丈くらべ 松平知子
新緑の中を黄色のバス曲がる
ちょっといい話小耳に新茶汲む 室崎悦子
認知度の検査満点梅酒買ふ

伝書鳩文芸 俳句
俳句・常呂蛙声会 五月作品
遅日光湖のむかふの漁夫の家 石渡穂子
先人の造りし園や蝦夷つつじ
白樺の樹液ごくごく木の芽風 磯江波響
青き踏むパークゴルフの試し打ち
雨音の程よきリズム大朝寝 岩崎靖子
春の風邪青菜に塩のごとく居り
一斉に泳ぐほかなし鯉のぼり 小笠原マチ子
土産の山並みが好き桜桜く
石庭に咲きしタンポポそのままに 久世篤史
豊漁と安全祈願春の風
サロマ湖の湖面なぜ行く初夏の風 笹順子
里山の稜線くっきり初夏の風
芝桜妻の紅より色薄し 武田修
保育児らの散歩の浜や春日和
囀りにクラブ握る手を休めて 武田賢一郎
クレーン伸び鋼材ゆらり風光る
芝萌えてパークゴルフの友揃う 千葉栄子
脳トレの脳の不具合山笑ふ
カルガモのもぐり上手に木の芽風 松平知子
花こぶしリボンあふるる満開に
茶柱のWに立ちて春うらら 宮崎悦子
春耕の果てを大きくバス曲る

伝書鳩文芸 俳句
俳句・常呂蛙声会 四月作品
雪解風運び来ケラのドラミング 石渡穂子
陽を浴びて赤い流氷サンクルーズ 磯江波響
流氷去りたる海のあっけらかん 岩崎靖子
土産の寺の法話や風光る 小笠原マチ子
橋の弧の眉のごとしや遠霞 笠井操
春を待つ花と庭木と小鳥たち 久世篤史
里山の霞に頂き遠くなり 笹順子
春昼の猫の一匹闊歩する 佐藤美代
碧空を見方に寄せし鳥帰る 武田修
永き日や旧型カメラ取り出して 武田賢一郎
亡夫の分生きて今日ある春彼岸 千葉栄子
太陽の恵み幸せ福寿草 松平知子
四月馬鹿運勢欄は大吉に 室崎悦子

関連サイト

北見市生涯学習 令和3年発行 団体・指導者ガイド

関連エントリー

北海道北見市の 常呂蛙声会 (俳句サークル) – 美幌音楽人 加藤雅夫

伝書鳩文芸 の検索結果- 美幌音楽人 加藤雅夫

このページの先頭へ戻る

令和3年 一会俳句会作品一覧

令和3年 一会俳句会作品一覧

関連記事

伝書鳩文芸 俳句
一会俳句会 五月作品
花万朶植えし記念樹友も咲く 内藤栄子
粽解く笹の結び目濡れてをり
夜すがらの看護受けしよ暮れの春 小中美和子
エゾムラサキのエールを受けし院の庭
幼蝶のたどたどしきを見失ふ 近江禮子
菜の花の小鉢に映へる辛し和
木蓮のくちばし紅くくうを飛ぶ 林さくら子
あちこちと散ばり遊ぶクロッカス
夏きざす池の波紋の輝けり 水澤千賀子
いか刺しの晩酌熱し父の眉
若葉風少女の青きランドセル 黒川一彦
初めから真っ白なのよ花こぶし
風光る初出勤の娘の笑顔 西森禮江
母似の手にクリーム多め春の夜
遅日の雪血圧ピンと跳上がる 小林大雪
残雪の羅臼岳襞濃く暮るる空

伝書鳩文芸 俳句
一会俳句会 四月作品
春毛蟹雄武浜の話咲く 内藤栄子
長老の苞は禅彩春の寺
旅立ちのうなじ清しき春の駅 小中美和子
ふつふつと遥かに遠し鳥帰る
木の根開く玉虫色の鳩の首 近衛禮子
せっかくの嘘もつかずに四月馬鹿
青空を深呼吸して吾が春と 小野寺文子
蝶になる夢に目覚めて夫を恋ふ
福寿草なにか良い事ありそうな 林さくら子
閃きは春の空から降りてくる
囀や開祖の肩にこぼれけり 水澤千賀子
春の夕空き缶キラリ散歩道
雪解けの水を流して戯れり 黒川一彦
わかめ汁の碗にただよふ青い海
新調のシルクスカーフ春の風 西森禮江
マンホールに落つる水音春の声
慎みはどうでもよかれ春毛蟹 小林大雪
春眠や無常のアラームおさえ込む

伝書鳩文芸 俳句
一会俳句会 三月作品
春大へ翔ぶ一千句わが指針 内藤栄子
雛人形夜半は賑はふ宴かな
冴返る喉元過すぎる常備薬 小中美和子
消毒器の並ぶ玄関桃の花
流氷帯気ままな風に操られ 近江禮子
公園の遊具静かに春を待つ
春暁を目元清しく目覚めけり 小野寺文子
ファスナーの左右ちぐはぐ二月尽
流氷に育てられしや潔し 林さくら子
いつまでも降り足りないか名残雪
春寒やバス停前のたこ焼き屋 水澤千賀子
セピア色の卒業写真友の顔
春一番屋根渡る風吠ゆるごと 黒川一彦
風吹きて流氷見えぬ暗き海
春浅しいまだ真白き恵庭岳 西村禮江
春立てりエプロンきりりと男めし
壁掛けの紙ひな今年も変わりなし 小林大雪
飾り終えふたりで作るゝな寿司

伝書鳩文芸 俳句
一会俳句会 一月作品
松の雪雫の光こぼしをり 内藤栄子
吾に吾エールをおくる屠蘇の盃
晃晃と月の跨ぎし去年今年 小中美和子
マンホールの絵柄ほっこり年新た
初夢やみんな集ゐて皆若し 近江禮子
除夜の鐘ききて煩悩いくつ消ゆ
眦の少しさみしい浮寝鳥 小野寺文子
鴨の声園をひろげて十一羽
冬の陽の厚い雲割り輝きぬ 林さくら子
ありの儘すべて脱ぎ拾つ冬木立
愛犬もトリミングしてお正月 水澤千賀子
七草の粥に希望の緑かな
木星の西に傾く冬至かな 黒川一彦
小ぶりなる冬至南瓜やふたりの夜
オレンジ色蒔くごと光冬の暁 西森禮江
カラカラと枯葉友とし歩けり
初光り雪輝かせ盆地明く 小林大雪
寒波来る一行あけて見舞いの弁

関連サイト

北見市生涯学習 令和3年発行 団体・指導者ガイド

関連エントリー

伝書鳩文芸 の検索結果- 美幌音楽人 加藤雅夫

このページの先頭へ戻る

令和3年 道俳句会北見支部作品一覧

令和3年 道俳句会北見支部(月曜会、水曜会、水無月会)作品一覧

関連記事

伝書鳩文芸 俳句
道俳句会北見支部 八月作品
頬ずりの仔牛市場へ夏の朝 渡部彩風
賑やかに花屋の棚や吾亦紅 山崎北郎
密咲けて場所は明かさぬ大花火 渡部三重子
緑陰や歴史を学ぶ野付牛 土門喜楽
里帰り物置と化す夏座敷 浜田艶花
朝庭の元気印は向日葵よ 杉田とよ
ねこじゃらし風に抗うすべ知らず 青木菜々
生身魂次々と出る武勇伝 樽石リカ
蓮花や満面の笑み空に向け 坂井りんご
母の忌や色深めゆく吾亦紅 村井直子
茄子漬や空家に風の吹き渡る 佐竹亮仁
噴水の中の子供ら母見つむ 佐々木美佐雄
校舎まで響く興奮初プール 斉藤のばら
終戦日今も忘れぬ軍歌あり 中村セツ子
墓洗う父の名前をなぞりつつ 国奥純子
コロナ禍や所告げずに遠花火 越智トヨミ
今日ひと日浮かばぬ思案溽暑かな 松田さち子
選手達ひたすら盛夏擦り抜けし 北川ゆみ子
麦秋の空駆けぬけて会いに来よ 田之上征春

伝書鳩文芸 俳句
道俳句会北見支部五月作品
強風や過呼吸ぎみの鯉のぼり 村井直子
師の声の黄泉より届く花筏 渡部彩風
枝ごとに風を招きて雪柳 山崎北郎
たんぽぽの根は漢方としたり顔 渡部三重子
畝ごとにシートの重き春の土 土門喜楽
男泣き夕餉一品山葵かな 浜田艶花
最北へ桜前線たどり着く 杉田とよ
種袋供花になるもの選びおり 青木菜々
羊刈るプロレスの技時々に 樽石リカ
風強き一日にして桜散る 吉崎きえ子
老いてなお鍬持つ姿春田かな 坂井りんご
芝桜白球追いし子らの夢 佐竹亮人
ホールインワンパークゴルフや揚雲雀 佐々木美佐雄
ペダル漕ぐポニーテールや若葉風 斉藤のばら
青き踏む己が気力のよみがえる 中村セツ子
端見えぬ畝をたよりに薯を植う 国奥純子
ピアソンの愛を育む若葉風 松田さち子
母の日の母の笑顔母慕ふ 北川ゆみ子
夏来れば夏の顔して埴輪かな 田之上征春

伝書鳩文芸 俳句
道俳句会北見支部 四月作品
新若布ぱつと華やぐ浅みどり 村井直子
くろ土の田畑の起伏麦青む 渡辺彩風
生き生きとコバルトの空冴え返る 山崎北郎
草萌ゆる眩しき今のままがいい 渡部三重子
入社式わが初陣の名刺かな 土門喜楽
鳥の餌のひまわり蒔きて発芽かな 浜田艶花
沖合の白と青との寒の明け 杉田とよ
苗札のカタカナばかり並びおり 青木菜々
ふきのとう杖なき方の手に一つ 樽石リカ
常呂川広き川辺の忘れ雪 吉崎きえ子
砂ぼこり窓震わせて春疾風 坂井りんご
コロナ禍の何処吹く風や桜吹く 佐竹亮仁
卒業生力任せのボウリング 佐々木美佐雄
退職の派手な見送り山笑う 斉藤のばら
山笑う足の向くまま歩をのばす 中村セツ子
春狭門今はなき家あのあたり 国奥純子
たくましや歩道のひびの蕗の薹 越智トヨミ
母さんと呼んで駆け寄る蕗の薹 松田さち子
早朝の四月の雪は身に堪え 北川ゆみ子
春めきし紅き鼻緒の巫女溜まり 田之上征春
ものの芽や柔らぐ日差し野仏に 田中美津子

伝書鳩文芸 俳句
道俳句会北見支部 三月作品
春愁ひこれは大人の第一歩 村井直子
筑港の海開け近き化粧船 渡部彩風
アポロンを恋うて風船一人旅 山崎北郎
木の芽時素直に聞ける褒め言葉 渡部三重子
検温のかすかな音や春浅し 土門気楽
流氷のかもめ群がる切れ間かな 浜田艶子
早十年忘れないでね春の地震 青木菜々
千本の棒鱈揺する浜の風 樽石リカ
雪しんしん別れのことば無くていい 吉崎きえ子
桜咲く吉野の山よいつか見ん 坂井りんご
水温む孫とじいさん汽車の旅 佐竹亮人
春疾風山を映さぬ富里湖 佐々木美佐雄
被災地の十年早し春の海 斉藤のばら
絶え間なき軒の雫や春の雪 中村セツ子
冴返る靴下を編む母の居て 国奥純子
雪解坂俄か小川に陽が零れ 越智トヨミ
のどけしや鳥語とび交う森の朝 松田さち子
下萌えのピアソン館の景を待つ 北川ゆみ子
観世音白の余寒を手の先に 田之上征春
行く先は大河を目指す川氷 田中美津子

伝書鳩文芸 俳句
道俳句会北見支部 二月作品
再婚の知らせ届くや桃の花 村井直子
枝折れの古木に確と冬木の芽 渡部彩風
流氷の居酒屋に灯の漁師町 山崎北郎
流氷や感嘆の声異国語も 渡部三重子
球児らの闘志燃やして春を待つ 土門喜楽
寒明けや油断ならない水落し 浜田艶花
凍道のあわやの転倒持ちこたえ 杉田とよ
ひらめきの一句忘れし寒波くる 青木奈々
味噌搗きの靴は借り物「とみ子」の名 樽石リカ
朝一やストーブ前の座席とり 坂井りんご
立春の光集めて雀群れ 佐竹亮人
糖業の煙横たう大寒波 佐々木美佐雄
雪しまき大安売りの旗騒ぐ 斉藤のばら

関連サイト

北見市生涯学習 令和3年発行 団体・指導者ガイド

関連エントリー

伝書鳩文芸 の検索結果- 美幌音楽人 加藤雅夫

このページの先頭へ戻る

令和3年 あばしり短歌倶楽部詠草一覧

令和3年 あばしり短歌倶楽部詠草一覧

関連記事

伝書鳩文芸 短歌
あばしり短歌倶楽部 八月詠草
バスに乗り郊外路線我一人つい考える会社の採算 多田雅子
遠き日に安らぐ日々を語りたる故郷の友黄泉へ旅立つ 田辺照子
絵筆持ち樹々の緑の豊かさを描きて見たしと呟いてみる 松本節子
病室の窓から見ゆる斜里岳はどんとかまえて吾を笑ふや 水谷良子
一人では楽しめぬとふ友の言ふ亡き息に賜る八重の芍薬 越前江智
「ソフトクリーム食べに行こう」とプチデート誘うも孫はやんわり断る 木曽厚子
寝つかれぬ夜は思い出浮かべ飲むロックグラスの氷結涼し 北田嘉弘
待望の雨をいただく日はいつかじゃがいも街道萎える作物 小林秀子
オリンピック無名の選手の喜びは総身で表し吾も涙す 坂本豊子
キュウリ苗水やり手やり朝朝のかぼちゃの花が目の前に咲き 曽我部育

伝書鳩文芸 短歌
あばしり短歌倶楽部 七月詠草
供えたる菊に根の出て驚きぬ夫七回忌近づく朝に 曽我部育
老いたれば心と体は反比例良くも悪くも一つの我が身 多田雅子
風鈴に幼き頃のうかびくる夕べの細道遠きふるさと 田辺照子
「あれはどこ?」捜し物から始む朝まだしばらくは吾(われ)を忘れじ 松本節子
我が住みし青き地球はコロナ禍にスーパームーンは赤黒く怒(いか)る 水谷良子
亡き父の儚く終えし鰊漁羅臼の群来の新聞を供う 越前江智
リラ冷えの季節とどまり紫の濃き花庭の角を埋めをり 木曽厚子
緑濃き木立の中に蝉の声輪唱するごと遠く近くに 北田嘉弘
亡き父の竈(かまど)返ると抜きし草ハチジョウナが畑にはびこる 小林秀子
愛犬の細い首には鈴つけて散歩の喜びまろぶがごとし 坂本豊子

伝書鳩文芸 短歌
あばしり短歌倶楽部 五月詠草
戻り雪の三度降りたるわが庭の草花巡る半纏(はんてん)はほりて 小林秀子
一匹のハエなつくごと犬につき尻尾ふりふり眺めてをりぬ 坂本豊子
西陽さす呼人湖畔の水ばしょう綾なす群生に心ときめき 曽我部育
節くれて皺にまみれた無骨の手なれど今でも我を支えり 多田雅子
春風は黄砂つれくる害ならず海に山にも生命ささえん 田辺照子
向い風身をかがめつつゆっくりと帰りは追い風速足になり 松本節子
春風は枯葉舞い上げ雪解かす揺れる枝先青い芽を見ゆ 水谷良子
嗚呼友よ花につつまれて永遠の旅へ君の庭では根明け始むに 越前江智
午前四時玄関モニター覗き見る薄明りの中蘇雀鳴きをり 木曽厚子
毛刈りされ寒さに震え羊鳴く牧場の春の風物詩語る 北田嘉弘

伝書鳩文芸 短歌
あばしり短歌倶楽部 四月詠草
雪残る山肌流る雪解水土に染みゆき虫も目覚めて 北田嘉弘
道端の踏まれし蒲公英いとおしみ「あんた可哀想」と貴女はいつも 小林秀子
すき焼きの少し多めの肉を買い匂いただよう友との昼餉 坂本豊子
喜寿の春琴をやめるという我をひきとめくるる乙女の如く 曽我部育
花畑黒土顔出し麗かにすずめ等の良き遊び場となり 多田雅子
ゼラニュウム我家に嫁ぎ赤く咲く花呉れる人に孫は伝えり 田辺照子
車道際歩道のきわも泥はねて雪山黒く春への序曲 松本節子
裏山の斜面の雪もとけはじめ枯葉の下の青き芽を見ゆ 水谷良子
頂きし女子にふさわし桃の花葉の萌え出でて春隣かな 越前江智
アスファルト出て長靴の重きこと靴履き変えてスキップするなり 木曽厚子

伝書鳩文芸 短歌
あばしり短歌倶楽部 三月詠草
流氷のぎいーっぎいーっと軋む音厳しき道のり耐えての音なる 木曽厚子
睦まじく水面に憩う水鳥に憂き世様々心癒さる 北田嘉弘
あーまたこの二月のきたと母セキのめかねくもるや今日は多喜ニ忌 小林秀子
飼い猫は吾の心境図りてかどん底過ごし今は幸せ 坂本豊子
賀寿会にビーズ刺繍の白い服思い出はるか夫の土産の 曽我部育
雪原の足跡模様幾何学に思考めぐらし一時あそぶ 多田雅子
月をみてとなりの星は出かけたの?遊びに来てと孫は言いをり 田辺照子
「載ってたよ!」新聞持ちて顔見せに来てくれた友ありがたきかな 松本節子
雪原に小鳥の遊ぶ裸木の枝先ゆらし春を待つらし 水谷良子
風の儘に吹かれゆく雪を散薬に重ねて詠みし歌友を偲ぶ 越前江智

関連エントリー

伝書鳩文芸 の検索結果- 美幌音楽人 加藤雅夫

このページの先頭へ戻る

俳句集 小林大雪一千句

320px-Frog_Getsuju.jpg

img_history60_02.jpg

228px-Basho_by_Buson.jpg

俳句集 小林大雪一千句

関連記事

「俳句は人生、俳句は生活」 2021/03/22掲載(北見市/文化) 4冊目の俳句集発行 / 北見の小林大雪さん(90)が、4冊目となる俳句集「小林大雪一千句」を発行した。「日常や吟行で詠んだ句をまとめました。90歳の記念というわけではありませんでしたが、記念のようになりましたね」と話している。 北見・小林 大雪さん(90) 90歳の節目に一千句選んで収録 五感使い読み手と感動の共有を / 小学生の時から俳句に興味があったという小林さん。定年退職後の趣味として本格的に始めたいと、退職前から妻が所属していた俳句結社に参加するようになった。現在は、俳句結社「壺」に所属し、北見濱の会、一会俳句会、俳句塾北見、俳句クラブ霧氷林で指導するなど、活動している。句集はこれまでに2001(平成13)年と05年、11年に発行。4冊目となる今句集は、05年以降に詠んだ俳句の中から、文字通り一千句を選んで収録した。「(千本刀の)弁慶のように、区切りのよいところで一千句にしました」と笑う。俳句のために毎年のように見に訪れている流氷やタンチョウヅルといった北海道ならではの題材をはじめ、全国各地を吟行して詠んだ句などを、解説と思い出を加えて掲載。市内の野付牛公園を描いた自身の油絵を表紙にし、タイトルなどのレイアウトも自分で行った。「俳句を始めると、ものの見方が変わる。五感全部使って、詠み手と感動が共有できるところが魅力」と話す。昨年、90歳を迎え「俳句は人生、俳句は生活」と考えるようになったそう。「大会ならある程度は一生懸命熱を入れなくてはいけないけれど、俳句の基本がきちんとしていれば、生活の中の俳句は難しく考えなくていいのでは」という。健康の秘訣は「早寝早起きし、規則正しい生活をすること」ときっぱり。「これからも仲間と楽しく暮らしたい」と笑顔を見せている。句集は300冊発行し、同人仲間に配布。北見市内の図書館にも寄贈する予定。(菊) (経済の伝書鳩)

関連エントリー

俳句 の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫

このページの先頭へ戻る

令和3年 網走十七美会詠草一覧

令和3年 網走十七美会詠草一覧

関連俳句

伝書鳩文芸 俳句
網走十七美会 八月詠草
亜麻抜きのあの日忘れじ敗戦日 磯江波響
盆暑し少しいびつの積み団子 伊勢谷いせ女
大方は夏雲中五輪の輪 しみず屯児
星空で笑ふ句友の新盆や 木曽ひのき
天道を乗せて日傘の影と行く 松澤路乃
街なかも歩く人なし残暑かな 佐藤孝風
気だるさや布団にたたみて秋暑し 太田弘夢
流れたる星の尾を断つマストかな 中川純一
峠越えまだまだ厳し残暑かな 斎藤勉
若鴉車の怖さまだ知らず 佐藤つばさ
ただ祈る残暑も力にしてほしや 斎藤ゆう子
風光る知床連山麓から 鶴川香寿
漂える香に誘われてアカシアに 橋本あき
光る夏胸の高鳴る含羞草(おじぎそう) 高橋立風

伝書鳩文芸 俳句
網走十七美会 七月詠草
老妻と半分づつや缶ビール しみず屯児
その人の話は尽きずビール酌む 中川純一
繁る葉に海の景色を奪われる 橋本あき
娘は父へ薔薇一輪に缶ビール 伊勢谷いせ女
見つめ合いストロー交差ソーダ水 松澤路乃
子のビール横目でチラリ治療中 木曽ひのき
ビール飲み今日は弔ひ過ごすかな 斎藤勉
青鷺の静かなるポーズ葦を背に 佐藤つばさ
八十路半夏至と重なる誕生日 佐藤つばさ
夏の宵我家の庭で喇叭飲み 高橋立風
青穹にドローン飛ばして缶ビール 佐藤孝風
乾杯の声消え沈むビアガーデン 斎藤ゆう子
白はまなす一輪だけの夕映に 太田弘夢

伝書鳩文芸 俳句
網走十七美会 六月詠草
新緑に祈る病む友疾く癒へよ 磯江波響
納骨や静かなる雨遠郭公 伊勢谷いせ女
朝日受け駒も嘶(いななく)初夏の風 斎藤勉
懐かしき浜防風の苦みかな 佐藤つばさ
猫甘え小首かしげる夏座敷 木曽ひのき
蝦夷の地に歓喜のあふる夏来たる 松澤路乃
声帯に潜む珠とも夏休み 佐藤孝風
啼き声を真似て鴬の声待ちにけり 橋本あき
手を振って五輪聖火や夏木立 しみず屯児
空缶をけとばし子等の夏休み 太田弘夢
朝まだ来日増し気懸り冷夏かな 斎藤ゆう子
シャインマスカットほれぼれ袋掛け 中川純一
香を残す高貴紫ふじの花 高橋立風
夏の朝主逝く庭やカラスの巣 鶴川香寿

伝書鳩文芸 俳句
網走十七美会 四月詠草
くつぬいであんよはじょうず若草野 伊勢谷いせ女
片言に絵本読む子の日永かな 松澤路乃
ひこばえの力見つめる老樹あり 橋本あき
彼岸晴れ彼の世の海の穏やかに 磯江波響
細波の帽子岩より春の風 佐藤孝風
若草の放つ光と香に酔いぬ 斎藤ゆう子
流氷離岸海の匂の色曳きて 角谷幸甚
放牧す能取岬の若草に しみず屯児
夢未来祝ふ門出や入学式 斎藤勉
新入生ハイタッチして駆け込みて 鶴川香寿
さきがけの辛夷に風のすさびけり 中川純一
忽ちに川のほとりに蕗の薹 木曽ひのき
春鴉われの顔見て迂回せり 佐藤つばさ
若草や隣の窓の近かりし 太田弘夢
春めくや鶯誘う庭の梅 高橋立風

伝書鳩文芸 俳句
網走十七美会 三月詠草
海開けや海の漢の血が騒ぐ 磯江波響
キャンパスに声の戻りて春動く 斎藤ゆう子
裏山の熊笹起きて春めけり 佐藤孝風
気塞ぎに春めくさまの一歩二歩 松澤路乃
脳トレに筋トレ強化で春近し 橋本あき
春めくやビートハウスの土の香よ 斎藤勉
斑野の暮れて湯宿の灯ひとつ 中川純一
春めいて旅の予約も白紙まま 太田弘夢
外猫にまとわりつかれ春めけり 伊瀬谷いせ女
京風の彩りを持つ土の雛 木曽ひのき
湖歩く三人ありやスノーシュー 佐藤つばさ
病床や痛みに耐えて夜半の春 鶴川香寿
濃く熱く朝のコーヒー二月かな しみず屯児
流氷の潮目生れ継ぐオホーツク 角谷幸甚
初凍りオーロラ船の勇姿かな 高橋立風

伝書鳩文芸 俳句
網走十七美会 一月詠草
キツネ鹿ウサギの足跡雪小径 橋本あき
初明り浴びて稜線清しけり 松澤路乃
初景色はや雪まみれ見知らぬ子 伊勢谷いせ女
みな耐ゆる一病二病冬至の日 磯江波響
なく一人暮らしや初景色 太田弘夢
昨日より今日が旬ですこの雪る 角谷幸甚
コロナ禍の変わらぬ日の出初景色 木曽ひのき
遠き日や雪下駄鳴らし宮参り 斎藤勉
穏やかな日々を願いぬ初景色 斎藤ゆう子
波がしら灯台洗ふ初景色 佐藤孝風
寒空に噴煙激し硫黄山 佐藤つばさ
穴釣のテント点々初景色 しみず屯児
オホツクや海山熙る潮見郷 高橋立風
オホツクの浪の荒れざま初景色 鶴川香寿
目白二羽点じたりけり初景色 中川純一

網走十七美(となみ)会 連絡先
電話番号 090-7059-6005

関連エントリー

伝書鳩文芸 の検索結果- 美幌音楽人 加藤雅夫

このページの先頭へ戻る

留辺蘂短歌会 歌会詠草一覧

留辺蘂短歌会 歌会詠草一覧

関連記事

伝書鳩文芸 短歌
留辺蘂短歌会 九月歌会詠草
愛などの言の葉知らず暮しけむ今日は夕餉を深くねぎらう 寺沢武男
養蜂の巣箱を襲ふスズメバチ中に入れぬと騒然の舞 渡辺正男
真夜中にトイレにおきて足もつれ壁にぶつかり背中が痛む 荒井一子
ひ孫来て枝豆穫りに夢中なり姿が見へず呼ぶ声に「ハーイ」 伊藤光枝
手術後の経過は良しと眼科医が兄は「まぶしい」と破顔一笑 小池信子
青空がいいね元気がうれしいねそよ風の中テニスも楽し 荒木正憲

伝書鳩文芸 短歌
留辺蘂短歌会 八月歌会詠草
九十を過ぐれば明日は知らねどもさや豌豆の種を採りゐる 寺沢武男
早朝にサボテンの花たば咲きに喜び束の間猛暑でしをれ 渡辺正男
今年また胃カメラ検査早いなあ異常がなくて安堵するわれ 荒井一子
陽が照るも風は秋かな心地よし草取りはかどり頑張れる朝 伊藤光枝
大声で姉の名を呼ぶ仲の良い元気な義兄が夏の夜に逝く 小池信子
伸びゆきて百合の花芽の膨らみし竹木を添えて倒るを防ぐ 荒木正憲

伝書鳩文芸 短歌会
留辺蘂短歌会 六月歌会詠草
ひさびさの庭木の手入れ疲れきて座して憩へばすずらんの花 寺沢武男
ペダル踏み重く進まぬ向かひ風帰路は快適ねぎ畑抜ける 渡辺正男
チューリップ今日にも散りゆく風にゆれ楽しみに待つ次の花まで荒井一子
朝明に今日の天気はと空ながめ友よりの新茶味はひうれし 伊藤光枝
ワクチンの接種終えてひと安心戴きものの冷えたワインを 小池信子
をちこちに花々咲きて彩りて我が家の庭の春は賑やか 荒木正憲

伝書鳩文芸 短歌
留辺蘂短歌会 四月歌会詠草
朝刊を配る踏みあとうつすらと眩しく光る明けの淡雪 寺沢武男
出会ひから共に歩みし六十年強く生きると遺影に誓ふ 渡辺正男
春うらら花壇のゴミが目だつ時期ひときわ目をひく福寿草咲く 荒井一子
ひ孫来て手紙差し出し「ハイばあちゃん」得意な笑顔で返事待ちをり 伊藤光枝
カルテ見て「変わりないかい」と医者が聞く「まあいいでしょう」と優しい言葉 小池信子
採りたての野生のワサビ食卓にピリット辛し晩酌すすむ 荒木正憲

伝書鳩文芸 短歌
留辺蘂短歌会三月歌会詠草
一椀に足るる朝餌にあれこれと添へて気づかふ妻に生かさる 寺沢武雄
潮満ちて湖に流れ入る流氷(こおり)避け羽を休めるコガモの群れが 渡辺正男
すこしでも若く見せたい女心白髪かくしてピンクのブラウス 荒井一子
昼食にいただきますと手を合はせ教えられてはひ孫をほめる 伊藤光枝
逢いたいと思いはあれどコロナにて逢えないままに恩師旅立つ 小池信子
未曾有なる大震災の様相を忘るまじきと語り部は繋ぐ 荒木正憲

伝書鳩文芸 短歌
留辺蘂短歌会ニ月歌会詠草
それなりに生きて九十誕生会祝ふる子等の笑ひ弾ける 寺沢武雄
たくさんの衣類片づけ戸惑ひぬ写真に残る服で手止まる 渡辺正男
丑の人一般的にのん気ものいつもマイペース我もその一人 荒井一子
流氷がオホーツク海に来たと言ふ我が家の家の前は雪解けて春 伊藤光枝
楽しめる趣味はあれどもコロナにて我が身守りつワクチンを待つ 小池信子
「麒麟がくる」大河ドラマを観終へし夜しばし心は明智なりたし 荒木正憲

伝書鳩文芸 短歌
留辺蘂短歌会一月歌会詠草
新しきシェーバーの音かろやかに撫でみる指の今朝の洗面 寺沢武男
コロナ禍に翻弄されし子年去りたとえば丑のごときと詣でる 渡辺正男
貯金箱あつめておいたつり銭は孫の年玉にすべて吐き出す 荒井一子
「おめでたう」ひ孫にっこり頭さげクルット腰かけ急ぎ靴ぬぐ 伊藤光枝
筆さばき上手に出来ぬ我なれど寿大学祭(だいがくさい)に初展示する 小池信子
初酒の香り満たして妻に言ふ「今年もよろしくお願ひします」 荒木正憲

関連サイト

留辺蘂短歌会の連絡先 0157-42-2195(荒木)

関連エントリー

ゆかりのある三歌人(富太郎、茂吉、直吉) – 美幌音楽人 加藤雅夫

老いらくの恋~シルバーラブの日 – 美幌音楽人加藤雅夫

このページの先頭へ戻る

網走流氷海明けの毛ガニ漁

網走流氷海明けの毛ガニ漁

関連記事

毛ガニかご漁スタート 2020/04/08掲載(網走市/社会) 旬の味、出足好調 / 網走港 活気づく / 毛ガニの産地として有名な網走市で、今シーズンの毛ガニかご漁が始まった。流氷明けの初日は3隻が出漁し、待ち望んだ〝春の恵み〟を水揚げした。 網走港への初水揚げは今月6日で、漁を終えた網走漁協所属の漁船が港に姿を見せると、浜はにわかに活気づいた。 漁船が到着すると、鮮度を保つための専用ケースに入れられた初物が次々と荷上げされ、入札が行われる網走地方卸売市場に運ばれていった。 初日の水揚げは898㌔で、昨年より190㌔ほど少なかった。入札後の価格は1㌔当たり5160~6956円で、昨年の初日単価と比べ、サイズによっては600円ほど高かった。(大) (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

ケガニ(毛蟹、Erimacrus isenbeckii)は、エビ目カニ下目クリガニ科に分類されるカニの1種。北西太平洋の沿岸域に広く分布する大型のカニで、食用に漁獲される。別名はオオクリガニ(大栗蟹)。 (ケガニ – Wikipedia)

関連エントリ

カニ の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫

ツイッター (Twitter)

bihorokato_icon4.jpg

600px-Japanese_crest_Hikone_Tahibana.svg.png

加藤 雅夫 (@bihorokato) | Twitter

フェイスブック (Facebook)

275257_100004368631176_1138034801_n.jpg

img_index02.jpg

加藤 雅夫 | Facebook

Masao Kato – Facebook

このページの先頭へ戻る

網走流氷海明けのウニ漁

網走流氷海明けのウニ漁

関連記事

流氷去ったらウニおいし 2020/04/03掲載(網走市/社会) 網走で磯船使い水揚げ / 流氷が去り始めた網走で、ウニ漁が本格化した。磯船に乗った漁師が「箱めがね」と呼ばれる道具で海底をのぞき、流氷明けのウニをすくい上げている。 網走で水揚げされるほとんどは「エゾバフンウニ」。網走漁協磯部会の12戸が、市内二ツ岩や鱒浦などの海岸へ磯船を出し、水揚げしている。 浜から近い場所で行われる、網走のウニ漁。磯船に乗り込んだ漁師はうつ伏せになり、箱めがねで海底を覗き込む。そして長い棒のタモ網をゆっくり海中に沈め、ウニを捕獲する。 漁の最中、磯船の操縦は足でする。うつ伏せのまま、片足で櫂(=かい=水をかいて船を進ませる道具)を器用に動かし、前進や旋回を繰り返す。 漁獲したエゾバフンウニのほとんどは、市内に流通する。網走漁協の関係者は「特に流氷明けのウニは身がしまって、とてもおいしいですよ」。(大) (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

エゾバフンウニ(蝦夷馬糞海胆、学名: Strongylocentrotus intermedius)は、オオバフンウニ科に属するウニの一種。北海道周辺の冷涼な沿岸に生息し、食用とされる。 (エゾバフンウニ – Wikipedia)

関連エントリ

ウニ の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫

ツイッター (Twitter)

bihorokato_icon4.jpg

600px-Japanese_crest_Hikone_Tahibana.svg.png

加藤 雅夫 (@bihorokato) | Twitter

フェイスブック (Facebook)

275257_100004368631176_1138034801_n.jpg

img_index02.jpg

加藤 雅夫 | Facebook

Masao Kato – Facebook

このページの先頭へ戻る

このページの先頭へ戻る