白鳥が飛来。(北海道 オホーツク 濤沸湖)

Okhotsk_subpref_2010_Hokkaido.jpg

375px-Singschwan.jpg

白鳥が飛来。(北海道 オホーツク 濤沸湖)
Swan is flying. (Hokkaido Okhotsk Lake Tōfutsu)

白鳥の飛来…
2014/11/29掲載(網走市/話題)

千羽以上を確認

網走市と小清水町にまたがるラムサール条約登録湿地の濤沸湖に飛来するハクチョウの個体数調査で、11月21日に1239羽が確認された。1回の調査で千羽以上が確認されたのは3年ぶり。同湖では鳥インフルエンザの感染予防のため、平成23年から野鳥への給餌を自粛規制しているが、個体数調査の結果からはその影響は少ないことがうかがえる。

網走・濤沸湖での調査で3年ぶり

個体調査は自然環境の変化などを探る狙いで、平成16年から続いている。同湖への飛来ピーク時の11月中旬に実施し、今年は11月14日と21日にオホーツク総合振興局の職員や日本野鳥の会オホーツク支部メンバーらにより行われた。

これまでの調査で最も多かったのは16年の2576羽。次いで19年の2427羽、21年1948羽などとなっている。

ただ、調査当日の気象状況などが異なるため、確認した個体数の増減要因を単純には比較できない。

3年ぶりに確認個体数が千羽を超えたことについて、同湖水鳥・湿地センターは「正直、その理由ははっきりとしません」。

同湖畔では以前、主にハクチョウ用の餌(食パン)を扱う売店があった。しかし、鳥インフルエンザ問題に伴う環境省の指示を受け、市は平成23年1月13日から市民の野鳥への給餌を自粛している。当初、関係者の一部からは「自粛に伴ってハクチョウの飛来数が減るのでは」との指摘もあった。

個体調査の結果のみで推測すると、「給餌自粛の影響は少ないとも考えられる」(同センター)。 (大)

(掲載写真)
白鳥の個体調査(水鳥・湿地センター提供)

白鳥の飛来… – 経済の伝書鳩
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=82896

関連記事

濤沸湖
Lake Tōfutsu
濤沸湖(とうふつこ)は北海道東部、網走市と小清水町にまたがる汽水湖。面積は約900ha。網走国定公園に含まれる。ラムサール条約に登録されている(2005年)。 自然: 多くの野鳥が飛来する湖で、ガン・カモ類は毎年6万羽以上が飛来する。その他オオヒシクイ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、ミコアイサ、ウミアイサは東アジア地域個体群の1%以上を支えている。オジロワシ・オオワシといった猛禽類も多く越冬する。日本では珍しいシマアオジが繁殖している。近年ではタンチョウの繁殖が確認されている。 自主ルールの制定: 環境省の2011年度からの3カ年事業の一環として、自治体、観光協会、農協、漁協、専門家、住民によって特定エリアの立入制限などを設ける自主ルールが策定され、2014年11月1日から運用されることとなった。(http://ja.wikipedia.org/wiki/濤沸湖

関連サイト

野鳥の楽園 濤沸湖にようこそ|濤沸湖水鳥・湿地センター
http://www.tofutsu-ko.jp/lake-tofutsu/

濤沸湖水鳥・湿地センター|北海道・網走市
http://www.tofutsu-ko.jp/

「高病原性鳥インフルエンザ」について – オホーツク総合振興局
http://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/ss/num/torihuru.htm

インターネット自然研究所 ライブ映像閲覧
http://www.sizenken.biodic.go.jp/live/

関連エントリ

高病原性鳥インフルエンザ対策強化へ(オホーツク総合振興局)
masaokato.jp/2011/11/24/063848

中国の鳥インフルエンザ感染に注意!(北海道オホーツク地方)
masaokato.jp/2013/04/21/130153

濤沸湖のオオハクチョウ
masaokato.jp/2014/03/18/002729

濤沸湖 の検索結果
masaokato.jp/?s=濤沸湖

フェイスブック (Facebook)

391261_513282078687403_427109905_n.jpg

濤沸湖水鳥・湿地センター | Facebook
facebook.com/pages/濤沸湖水鳥湿地センター/513281502020794

275257_100004368631176_1138034801_n.jpg

img_index02.jpg

加藤 雅夫 | Facebook
https://www.facebook.com/bihoro.kato

ツイッター (Twitter)

bihorokato_icon4.jpg

20090201.jpg

加藤 雅夫
@bihorokato
みなさま、イランカラプテ! 日本と世界の人々と共に“平和心”を大切に育てる事が私の願いです。Guitar Mandolin Music 美幌音楽人
北海道美幌町 · masaokato.jp

加藤 雅夫 (@bihorokato) | Twitter
https://twitter.com/bihorokato

このページの先頭へ戻る

1 件のコメント

  1. 関連記事:

    鳥インフルエンザ注意を
    2014/12/05掲載(網走市/社会)

    網走市が関連施設にポスター掲示

    先月鹿児島県で、衰弱したマナヅルから鳥インフルエンザ(H5N8亜型)が検出されたことを受け、網走市は市内の関連施設に注意ポスターを掲示するなど対応している。環境省は対応レベルを「3」に引き上げており、市生活環境課は「衰弱した野鳥などを発見した際は連絡を」と呼びかけている。

    鹿児島での検出受け
    環境省 対応レベル「3」に

    市は先日、庁内の関係部署による対策会議を開催。観光客らが訪れる濤沸湖畔(市北浜)の野鳥観察舎や水鳥・湿地センターの玄関に消毒マットを敷いて施設内に注意ポスターを掲示したほか、養鶏農家や市内小中学校へも注意文書を送付したことを確認した。

    環境省は、鳥インフルエンザの対応マニュアルで警戒区分をレベル1からレベル3まで設けている。同省ホームページによると、今回のような国内発生時はレベル3まで引き上げる。

    昨年、中国で鳥インフルエンザの感染が広がった際、環境省は対応レベルを「1」とした。

    同課は「鳥インフルエンザは鳥との濃密な接触がなければ人へ感染する可能性は極めて低い」とした上で、「これからの網走は多くの野鳥が飛来し、観光客も増加する時期。衰弱した野鳥や死骸を発見した際はすぐに連絡を」と呼びかけている。

    【主な注意点】

    衰弱した野鳥や死骸は素手で触らない

    靴底などについた糞に触れた場合は、手洗いとうがいの励行を

    ※ 相談窓口=オホーツク総合振興局環境生活課(TEL 0152-41-0632)か網走市環境対策係(TEL 同44-6111内線340)へ。 (大)

    鳥インフルエンザ注意を – 経済の伝書鳩
    http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=83022

    加藤 雅夫 より 2014 年 12 月 5 日 16:18

コメントをどうぞ

  • お名前とメールアドレスは必ず入力してください。
    (メールアドレスは管理者にのみ通知され、コメント一覧には表示されません)
  • いただいたコメントは管理者の承認が必要となる場合がありますのでご了承ください。

このページの先頭へ戻る