オホーツクの自然を守れ(美幌高校生)
がんばれ!美幌高校生: 美幌高校「生活科学科」の生徒たちが特定外来生物ウチダザリガニを使う肥料つくりにトライした。
写真: ウチダザリガニ(外来種) ニホンザリガニ(在来種)
動画: まるごと美幌町(北海道)
ウチダザリガニ (Pacifastacus leniusculus trowbridgii) は、エビ目(十脚目)・ザリガニ下目・ザリガニ科に分類される北米大陸原産の甲殻類の淡水ザリガニの一種。日本には本来分布していない外来種。環境省指定特定外来生物。日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。(Wikipedia)
日本固有種のザリガニは、他のザリガニ類と区別するためにニホンザリガニあるいはヤマトザリガニとも呼ばれる。川の上流域や山間の湖沼の、水温20度以下の冷たくきれいな水に生息し、巣穴の中にひそむ。おもに広葉樹の落葉を食べる。名称:「ザリガニ」は江戸時代の文献から見られ、漢字表記では現在ではほぼ使われていないが「喇蛄」と書かれる。アイヌ語においても幾つかの呼称があるが、ホロカアムシペ(horkaamuspe)やホロカレイェプ(horkareyep)など「後ずさり」を意味する語源が見られる。(ニホンザリガニ – Wikipedia)
ウチダザリガニで肥料づくり
美高生が挑戦
環境保全、循環型農業に向けて
美幌高校生活科学科3年生7人が15日、美幌町内で捕獲された特定外来生物・ウチダザリガニを使う肥料づくりに挑戦した。生徒がテーマ別に学ぶ「プロジェクト学習」の一環。7人は「オホーツクの自然を守れ」をテーマにする環境班環境保全分会のメンバーとして4月以降、美幌博物館のザリガニ駆除に参加するなど学習を進めている。
この日は博物館学芸員の協力で、おからや米ぬか、もみ殻と、博物館が冷凍保存していたザリガニ約七キロを細かく砕いて混ぜ、肥料を製造。ザリガニを入れない肥料、高校で飼育する家畜のふん尿の処理液を混ぜる肥料など4種類をつくった。
肥料は発酵後、小松菜やホウレンソウ、トマトなどの栽培に使い、種類ごとの効果を調べる。結果を含む学習の成果は、11月以降に開かれる実績大会などで発表する。(浩)
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美幌農業高が「実績発表大会」 (2008/12/16)
北見 網走 オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩
2011/07/19掲載(美幌町/社会・教育)
denshobato.com/BD/N/page.php?id=54065
関連サイト
美幌博物館ホームページ(ザリガニ)
www.town.bihoro.hokkaido.jp/museum/
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ギズモード・ジャパン
ザリガニの一歩にも五分の魂!? ザリガニの行動に「意志」があるかも…。
http://www.gizmodo.jp/2011/09/zarigani.html
加藤 雅夫 より 2011 年 9 月 18 日 10:44
特定外来生物ウチダザリガニ…
駆除数大幅増 2倍以上に
特定外来生物ウチダザリガニの駆除に取り組んでいる美幌博物館などは、23年度の駆除活動を10日で終えた。駆除数は町内全体で9665匹。4118匹だった22年度より5547匹、2倍強の大幅な増加となった。
美幌博物館などが23年度の駆除活動終了
美幌川水系の鶯沢川に集中
駆除は5月〜11月に計18日間実施し、博物館職員のほか自然保護団体のメンバー、美幌高校の生徒ら延べ219人が参加した。
駆除の場所はほとんどが美幌川水系の鶯沢川で、9644匹を駆除。西幹線用水路でも20匹、網走川の大正橋近くでも1匹を駆除した。
駆除に乗り出した20年度以降、実施日数は20日前後、参加人数は二百人台で推移しており、本年度も大きな変わりはないが、駆除数だけが大幅に伸びた。
前年度までは幅広いエリアで駆除をしていたが、本年度はこれまでの経験から多く生息する場所を集中的に実施した。それぞれの捕獲技術が上がっていることも大きいという。
同博物館は「減っているという感触はない」と懸念を強めつつも「駆除を続けていることで増加が抑えられている可能性もあり、粘り強く活動したい」としている。 (浩)
オホーツクのフリーペーパー伝書鳩 2011/11/15掲載(美幌町/社会)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=57013
加藤 雅夫 より 2011 年 11 月 15 日 13:48