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赤毛のアン – 小池喜孝（北海道北見北斗高等学校）

赤毛のアン – 小池喜孝（北海道北見北斗高等学校）

2015年05月03日(日) 0:26
カテゴリ: Facebook, Twitter, オホーツク, 北海道, 北見市, 網走市, 美幌町, 音楽
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赤毛のアン – 小池喜孝（北海道北見北斗高等学校）
Anne of Green Gables – Koike Yoshitaka （Hokkaido Kitami Hokuto High School）

シリーズ絆（きずな）

昭和41年卒北見北斗高3年1組

北見北斗高校を昭和41年に卒業した3年1組の同級生は、偶然の再会を契機に10年前、初のクラス会を開いた。以後は頻繁に集まり旧交をあたためているという。「私達クラスメイトは深い絆で結ばれていますよ」と語る3人に話を聞いた。

偶然の再会を契機に初のクラス会
旧交あたため頻繁に

取材の日に集まっていたのは北見市内の男性2人と、2人に“クラス会の仕掛け人”と称される女性。女性によると「息子の学校の入学式で訪れた仙台で偶然、同級生に会って。『クラス会やりたいね』って盛り上がったのがきっかけです」。

その後、同級生に声を掛け始めた女性。すでに亡くなっていたり連絡が取れない仲間もいたが、55人中27人が集まり、平成17年に初のクラス会を実現させた（写真右）。「本当に久しぶりの再会だったのに、高校時代に戻ったような気持ちになりました」。

この再会をきっかけに、3年に一度のクラス会のほか、北見に住む同級生は2カ月に一度のペースでクラス有志の会を開催。「遠くに住む仲間が来北したらその都度声がかかるから、月に一度集まっている時期もあるね」と男性。また東京や仙台に“出張”する形でクラス有志の会を開いたこともある。

これほどまでに仲の良い同級生達について、男性は「皆が様々な経験を積んで人として成長し、自分を見つめ直す時期が来た時、高校時代の同級生に会いたいと思うようになった。当時の仲間への恋慕の気持ちがあるのかな」と分析する。

「担任だった小池喜孝先生（故人）の影響も大きい。熱心な民衆史研究家で、個性的な先生だった」と話すのは男性。男性によると、小池先生は北斗高に赴任する前、出版社に勤務していた。「平成26年に放送されたNHK連続テレビ小説『花子とアン』のヒロイン、花子のモデル・村岡花子（故人）が翻訳本出版の際、担当編集者として『赤毛のアン』の名を付けたという逸話があります」。

深い絆で結ばれた同級生達は、卒業から半世紀を迎える来年にもクラス会を計画しているという。 (公)

（掲載写真）
話をしてくれた3人

シリーズ絆（きずな） – 2015/04/29掲載（北見市・網走市／本紙連載） – 経済の伝書鳩
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=85787

小池喜孝, Koike Yoshitaka
小池喜孝（こいけきこう（別名よしたか）、1916年（大正5年）9月11日 – 2003年（平成15年）11月28日）は、日本の教育者、編集者、歴史研究者。東京都出身。年譜： 1952年（昭和27年）, L・M・モンゴメリ作 Anne of Green Gables の村岡花子訳を『赤毛のアン』と題して三笠書房から刊行。 1953年（昭和28年）, 北海道北見北斗高等学校へ社会科教師として赴任。 1966年（昭和41年）, 北海道美幌高等学校に赴任。 1973年（昭和48年）, 北海道北見工業高等学校へ赴任。 1977年（昭和52年）, 北海道歴史教育者協議会副会長に就任。 1978年（昭和53年）, 「人権と民主主義を守る民衆史掘りおこし北海道連絡会」事務局長に就任。北見工業高校を定年退職。 2003年（平成15年）, 肺炎のため87歳で死去する。『赤毛のアン』の命名者。（http://ja.wikipedia.org/wiki/小池喜孝）