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美幌高校ハッカ班「北見の森のおじいさん」（絵本）

美幌高校ハッカ班「北見の森のおじいさん」（絵本）

2014年12月09日(火) 7:33
カテゴリ: Facebook, Twitter, オホーツク, 北海道, 北見市, 美幌町
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美幌高校ハッカ班「北見の森のおじいさん」（絵本）
Bihoro high school mint team “old man of Kitami Forest” (picture book)

ハッカ題材に美幌高生が絵本制作
2014/12/08掲載（美幌町／教育・文化）

地域資源応用科「ハッカ班」

北見地方でかつて栽培が盛んだった和種ハッカを語り継いでいこうと、美幌高校地域資源応用科の3年生が絵本「北見の森のおじいさん」を制作した。かつての栽培経験者への取材をもとに自らストーリーと絵を手掛け、人と人のつながりを描く力作に仕上がっている。

「北見の森のおじいさん」
取材を基に人と人のつながり描く

制作したのは同科「ハッカ班」の3年生6人。北見市在住で、かつてハッカを栽培していた男性に昨年10月、聞き取り取材を行い、ストーリーを作成。主人公の「おじいさん」が昔ながらの方法で取り組むハッカの栽培や効能、蒸留方法を描きながら、人と人のつながりのすばらしさを描いている。

絵も自作し、配色は6人で話し合い、温かみが感じられる色使いに決めた。制作に当たった3年女子生徒は「子ども達にとって分かりやすい文章を考えるのに苦労しました。ハッカの学習を通じて地域の魅力を知り、地域を好きになることができました」と振り返り、同班の女子生徒も「卒業して就職しても、ハッカのことを広めていきたいです」と話している。

ハッカ班は21年度から和種ハッカについて研究。地域と連携しての栽培や、釜を使っての蒸留、スイーツやサルサソース、タコライスなどの開発に取り組んできた。日本学校農業クラブ北海道連盟の全道実績発表大会などでも取り組みを発表。25年度には最優秀賞を受賞し、全国大会出場を果たした。

公益財団法人秋山記念生命科学振興財団の助成を受け、200冊を印刷。2日には、2人の女子生徒が美幌町教育委員会を訪れ、平野浩司教育長に30冊を贈った。町図書館や町内の保育園、小学校に配られ、役立てられる。 (浩)

ハッカ題材に美幌高生が絵本制作 – 経済の伝書鳩
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