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北見赤十字病院のオホーツク PETセンター

北見赤十字病院のオホーツク PETセンター

2014年03月31日(月) 0:55
カテゴリ: Facebook, Twitter, お知らせ, オホーツク, 健康・福祉, 北海道, 北見市
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ポジトロン断層法
Positron emission tomography
ポジトロン断層法（ポジトロンだんそうほう、positron emission tomography：PET）とは陽電子検出を利用したコンピューター断層撮影技術である。 CTとPETを比較すると、CTでは外部からX線を照射して全体像を観察しているのに対して、PETなどの核医学検査では生体内部の放射性トレーサーを観察しているという違いがある。なお、両者の利点を総合的に利用するために、PETとCTを一体化した装置・PET/CTも開発されており、診断には両画像をソフト的に重ね合わせた融合画像が主流となりつつある。（wiki/ポジトロン断層法）

北見赤十字病院のオホーツク PETセンター
Okhotsk PET Center of Kitami Red Cross Hospital

地域医療の近代化が前進

北見赤十字病院オホーツクPETセンター

がんの早期発見に威力を発揮する北見赤十字病院オホーツクPETセンターが4月1日、稼働する。PET－CT検査を行う最先端医療施設で、道内の3次医療圏で唯一、空白だったオホーツク圏にこの施設が整うことで、地域医療の近代化が大きく前進する。

4月1日から稼働
がんの早期発見、治療に威力

PET－CT検査は、ポジトロン・エミッション・トモグラフィーの英語の頭文字の略。陽電子（ポジトロン）を放出する検査薬をサイクロトロンと呼ばれる機械で作り、体内に注入して撮影する最先端の検査方法。

　使用する検査薬は時間の経過とともに効果が薄れることから、PET－CTが導入されていなかったオホーツク圏では札幌、旭川、帯広への通院を余儀なくされていた。

　同センターの完成で検査薬を有効に活用することができ、がんの早期発見、転移、再発の診断に威力を発揮する。治療方法の選択、治療後の指針にも正確な診断ができるようになる。

　施設は北見赤十字病院の移転・改築事業の一環として、同病院南館の東側で昨年4月から工事が進められてきた。鉄筋コンクリート造、地上3階建て延べ約1300平方メートル。1階にラウンジ、サイクロトロン室。2階にPET－CT撮影室、待機室などがあり、3階が機械室となっている。

　今月下旬からボランティア（健康な人）を募って実際に撮影し、最終的な検証作業をしたうえで4月1日から臨床検査をスタートさせる。

　完成を祝う式典は29日午後1時から同センター前でテープカットに続いて東館の大講堂で行われる。 (粟)

地域医療の近代化が前進 – 経済の伝書鳩
2014/03/25掲載（北見市／社会）
denshobato.com/BD/N/page.php?id=77313

北見赤十字病院
Kitami Red Cross Hospital
北見赤十字病院（きたみせきじゅうじびょういん）は、北海道北見市にある医療機関。日本赤十字社北海道支部が運営する病院である。2008年6月30日までの正式名称は、総合病院北見赤十字病院であった。オホーツク三次保健医療福祉圏（オホーツク総合振興局管内）の中で特に規模が大きく、同保健医療福祉圏で唯一の救命救急センターを持つほか、北網二次保健医療福祉圏の災害拠点病院などの指定、地域医療支援病院の承認を受ける。（wiki/北見赤十字病院）