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手に取るなやはり野に置け白すずめ（美幌白雲）

手に取るなやはり野に置け白すずめ（美幌白雲）

2014年02月09日(日) 15:25
カテゴリ: Facebook, Twitter, オホーツク, 北海道, 北見市, 川柳コーナー, 日本, 環境, 音楽
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手に取るなやはり野に置けれんげ草（滝野瓢水）
手に取るなやはり野に置け白すずめ（美幌白雲）

幸運運ぶ？白いスズメ

北見の女性宅のバードテーブルに
古くから吉兆のサインとされる白いスズメが北見市内で見つかった。市内に住む女性（43）が1月下旬に庭のバードテーブルで見つけた。白いスズメはその後もたびたび姿を見せている。

管内では5年ぶりの確認
白いスズメは頭部と尾羽の一部が茶色だが、一見すると、羽毛すべてが真っ白。女性は最初「スズメではなく別の鳥かも」と図鑑などで調べたが、くちばしや体形などからスズメと確信したという。庭には1週間に数回程度、群れと一緒に飛来している。

日本野鳥の会オホーツク支部によると、白いスズメは羽の色が何らかの原因で抜けた「白変」と呼ばれる固体で、色素異常の「アルビノ」とは異なるという。管内では5年前に網走市北浜で確認されて以来で「かなり珍しい」という。

平安時代など、白いスズメや白いシカは吉兆とされ、天皇や高貴な人に献上された記録や文献が残されている。

女性は「最近、幸運に恵まれたことはありませんが、『元気にしているかな』と見つけては喜んだり、家族で話題にする楽しさをスズメからもらっています」と話している。 (澄)

経済の伝書鳩（フリーペーパー） 2014/02/08掲載（北見市／話題）
denshobato.com/BD/N/page.php?id=76281

白変種
白変種（はくへんしゅ）とは、色素の減少により体毛・羽毛・皮膚等が白化した動物の個体をいう。メラニンに係わる遺伝情報の欠損により白化したアルビノとは異なる。白変種は外見からしばしばアルビノと混同されるが、遺伝学的・生理学的にもこの両者は全く異質のものである。白変種のメラニン産生能力は正常であるため、アルビノの瞳孔が赤く透けるのに対し、白変種の瞳孔は黒い。（wiki/白変種）