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老老介護 – 施設や施策が十分ではない

老老介護 – 施設や施策が十分ではない

2013年07月25日(木) 0:43
カテゴリ: Facebook, Twitter, オホーツク, 健康・福祉, 北海道, 北見市, 日本
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嘆願
詳しい事情を一切打ち明け一心に同情心に訴えるように嘆き願う事を嘆願（たんがん）（または、懇願、哀訴、哀願）という。これらは、国や地方自治体といった国家機関ではない法人や個人に対して特に、通常では不可能である事を頼むと言ったニュアンスが多い。また、何らかの処分を受ける物に似対して罪の軽減または重罰にしてもらおうとすることも嘆願という。

老老介護
老老介護（ろうろうかいご）、あるいは老老看護（ろうろうかんご）とは、家庭の事情などにより高齢者が高齢者の介護をせざるをえない状況のことで、日本のような高齢化社会を形成している国家ではよくみられるケースである。高齢の夫婦や親子、兄弟において妻が夫の介護を、息子が母の介護を、妹が姉の介護をというケースなど様々なケースがあり、家族が共倒れする危険性や介護疲れによる心中事件もあることから大きな社会問題となっている。

夫殺害容疑で80歳の妻を逮捕

北見署

北見署は23日、殺人の疑いで、北見市内の容疑者（80）を逮捕した。逮捕容疑は同日未明、自宅寝室で夫（85）の首を帯状のひもで絞殺した疑い。近所に住む長男からの119番通報で病院に搬送されたが死亡が確認された。司法解剖で死因は窒息死と判明した。同署によると夫は容疑者と2人暮らし。夫は数年前から脳梗塞で車椅子生活を送っており、容疑者が介護していた。容疑者は「介護に疲れた」と周囲に漏らしていたという。同署は犯行動機などについて調べを進めている。 (成)

北見網走オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩
2013/04/25掲載（北見市／社会）
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=69534

地元町内会が署名活動

北見市の老老介護殺人事件で

北見市内で今年4月、介護中の夫を殺害したとして逮捕・送検された妻（80）への寛大な措置を求めて、地元のとん田西町第五町内会が署名活動を始めた。事件の背景に老老介護による介護疲れがあるとされており、同町内会は「とても他人事とは思えない。地域社会の高齢者支援のあり方を深く見直したい」としている。

寛大な措置を求めて
介護疲れ？「他人ごとではない」

容疑者の容疑は、自宅の寝室で夫の首をひもで絞めて殺害した疑い。夫は容疑者より5才年上で、脳梗塞で倒れ、自宅で車椅子生活をしていた。夫は同町内会の会長を務めたこともある。同町内会の会長は「仲よく暮らしていた夫婦を思い出すと、どうしてこんな事件が起きたか理解に苦しみます。半面、高齢化社会の潜在的な問題の根の深さを痛感します」と言う。嘆願書の案では「二度とこのような悲しい事件が起こらないよう、近隣住民としても容疑者を暖かく迎え入れ、惜しみない支援をしていきたい」としている。署名活動は6月いっぱい続ける予定で、署名を添えた嘆願書を釧路地方検察庁北見支部に提出することにしている。会長は「行政にも動いてもらって、同じような事件が起きないよう市民が話し合えるようになれば」と話している。この署名活動に協力しようと動き始めた住民組織もあり、代表の男性（75）は「どこの地域にも同じ問題があると思う。容疑者への思いに共感します」と話している。 (粟)

北見網走オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩
2013/06/10掲載（北見市／社会）
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=70560

介護中の夫殺害した疑いの容疑者…

開始1カ月、署名7269人分に
寛大な措置求め18日提出

介護中の夫を殺害したとして逮捕・送検された容疑者（80）への寛大な措置を求め署名活動を行っている、地元・北見のとん田西町第五町内会の副会長ら役員が11日に会見を開き、1カ月で7269人分の署名が集まったと発表した。署名を添えた嘆願書を、18日に釧路地方検察庁北見支部に提出する。副会長は「署名してくれた皆さんに心より感謝しています」と述べた。

地元・とん田西町第五町内会が会見で発表
「署名してくれた皆さんに心より感謝」

容疑者の容疑は、自宅の寝室で夫の首をひもで絞めて殺害した疑い。夫は容疑者より5才年上で、脳梗塞で倒れ、自宅で車椅子生活をしていた。事件の背景には、老老介護による介護疲れがあるとされている。署名は同町内会の会長が中心となり「事件の責任を容疑者1人に背負わせてしまってよいものか。社会全体で担うべきものでないか」として、6月1日にスタート。当初は町内会の約60戸に協力を呼び掛ける考えでいたが、報道を通じて署名活動を知った人達から協力の申し出を受けて取り組みが広がり、署名は1カ月で7千人分に達した。会見で副会長は「皆さんが署名のお願いを快く引き受けてくれて、市外から名乗り出てくれる人もいました。私達が署名を集める前から独自に署名活動をして渡してくれた人もいました」とし、感謝を述べた。また、署名した人達から「この問題は他人事でない」と署名活動への応援も寄せられたと言い、会見に出席した役員4人は「私達は容疑者が一日も早く帰ってくることを願っています」とのメッセージを発表した。 (匡)

北見網走オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩
2013/07/13掲載（北見市／社会）
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=71434

寛大な措置を求め嘆願書

北見市の老々介護殺人事件

北見市内で今年4月、介護中の夫を殺害したとして逮捕・送検された妻（80）への寛大な措置を求めて地元のとん田西町第5町内会の役員らが22日、釧路地方検察庁北見支部に8165人の署名を添えて嘆願書を提出した。

町内会が釧路地検北見支部に
8165人の署名添え

この事件は、脳梗塞で倒れ、車椅子生活になった夫を介護していた妻が、自宅寝室で夫の首をひもで絞めて死なせた。同町内会の会長は「2人で仲良く暮らしていた日常を思うと、どうしてこうなったのか理解に苦しみます。介護の疲れが影響していると察します」として、6月1日から町内会で、寛大な措置を求める署名活動を始めた。高齢化社会が抱える潜在的な問題、という意識が広がり、署名は22日までに8165人に上った。企業や町内会、グループなど23団体のほか、個人で署名に協力した人も多い。嘆願書は「事件の責任を個人ひとりに背負わせてよいものか。社会全体で担うべきものではないか」と問いかけ、一日も早い社会復帰ができるよう願いを伝えている。会長は「他人に対する思いやりのあるまちだということがよく分かりました。みんなで、慎重に考えながら安心して暮らせる地域をつくりたい」と、話している。 (粟)

北見網走オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩
2013/07/23掲載（北見市／社会）
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=71663