オホーツクから甲子園へ!(めぐる太陽とともに)

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写真は、「甲子園野球場」と「オホーツクの伝書鳩」

歌: めぐる太陽とともに – 和知 里(ワチ サト)

北見 網走 オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩(網走管内/スポーツ・教育・本紙連載・歴史)

あれから40年~ 再び、甲子園への道 (1)
管内勢、過去に4校5回出場
春のセンバツ高校野球21世紀枠候補に、女満別高校が北海道代表として推薦されている。27日に出場校が決まる。管内からの甲子園出場は、昭和30年の北見北斗をはじめ40年代には網走南ヶ丘、北見柏陽が連続で出場したが、47年夏の北見工業以来途切れている。女満別の出場が決まれば管内からは40年ぶり。管内球児にエールを込めて、シリーズ「あれから40年~再び、甲子園への道」を緊急連載します。(2012/01/23掲載)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=57931

あれから40年〜 再び、甲子園への道 (2)
「21世紀枠」そろそろか
21世紀枠は2001年に導入された。過疎や地理的な練習困難を克服した学校、文武両道に励み、他の模範となる学校などいくつかの要素をもとに選ばれた全国の2、3校が毎回出場している。近年は東日本と西日本から各1校選び、さらに全国9地区に分けた中から1校の合わせて3チームが出場している。(2012/01/24掲載)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=58525

あれから40年〜 再び、甲子園への道 (3)
網走南ヶ丘高は2度出場
管内から唯一、甲子園に2度出場しているのが網走南ヶ丘高校。昭和42年夏と同45年春に出場した。また、甲子園出場組でプロ野球選手になったのは数少なく、同42年夏に出場した時のエース・横山忠夫さんはその後、読売巨人軍などで投手として活躍した。(2012/01/25掲載)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=58566

あれから40年〜 再び、甲子園への道 (4)
屈指の強豪校とされた北見柏陽高
あのころの柏陽は強かった、スマートで格好よかった-と野球関係者に限らず、当時を知る人はそう語る。夏の北北海道大会へ北見支部代表の出場枠が1校から2校へと替わった昭和37年以来、北見柏陽はほぼ毎年、北大会に出場した。その中でも“柏陽史上最強チーム”と呼ばれる45年の甲子園出場組だが、メンバーは「先輩達の積み重ね、実績があったから自分達は甲子園に行かせてもらえた」と口を揃える。(2012/01/26掲載)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=58599

あれから40年〜再び、甲子園への道 (5)
念願の全国切符を北見で
当時、北北海道大会は各支部を持ち回りで開催し、昭和45年夏は北見市で開かれた。北見柏陽は1回戦から全校応援。OBや高校野球ファンも駆けつけ、「真っ赤っかーな太陽が♪」と応援歌の大合唱が市営球場をこだました。柏陽は地の利を活かし、降雨再ゲームとなった決勝を制して念願の甲子園切符。「どうせなら、センバツ優勝の箕島と当たりたい」と言っていたら、その通りに実現した。(2012/01/27掲載)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=58620

あれから40年〜 再び、甲子園への道(6)
あっと言う間の夢舞台
昭和45年度の北見柏陽高野球部は3年生部員が4人だけで、しかも主将(3年)にしても部員がいなくて高2の時にバスケットボール部からの転向。監督も仕事があるのでつきっきりにはなれない。2年生中心の部員達は練習メニューを自分らで考え、それがかえって個々の選手に適した練習ができた。(2012/01/31掲載)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=58708

あれから40年〜 再び、甲子園への道 (7)
北見工業高、堂々の出場
昭和47年に夢実現
昭和47年夏の甲子園。雨のなか行われた開会式で北見工業高校は、堂々の入場行進を果たす。その姿は他と比べけっして見劣りせず、実にたくましい。当時管内では高校生の大会に社会人が出場してきたのではないかと思えるほど、大人びた雰囲気を持っていた。全道大会に行っても「大型チーム」と称された。荒削りながら野球を知り尽くした野武士軍団は、甲子園でも負けない
のではないか-と夢を持たせた。(2012/02/01掲載)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=58734

あれから40年〜 再び、甲子園への道 (8)
昭和47年夏・北見工業高
厳しい練習乗り越え自信
「練習中は水を飲むな」が当時の指導法。今とはまったく逆だ。「苦しい試合になったらイケル」 しかし甲子園の暑さには勝てず…
選手達は練習中、球拾いに行くのをラッキーと思った。グラウンドの奥に水路があり、見つからないようにそこで渇きを潤す。厳しい練習をこなし「苦しい試合展開になったら、(あれだけの練習を乗り越えたんだから)いける」と自信を付けた。(2012/02/02掲載)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=58754

あれから40年~ 再び、甲子園への道 (9)
「管内から甲子園へ」合言葉に
高野連北見支部の取り組み
指導者一丸で野球振興
中学卒業後、管外強豪高への流出が絶えない中、道高野連北見支部は「管内から甲子園へ」と地元としてできることを精一杯、地道に取り組んできた。(2012/02/03掲載)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=58783

あれから40年〜 再び、甲子園への道 (完)
花咲かせ、実を結べ
オール北見支部の取り組み
芽を出す女満別に続け
野球の競技人口が減る中、高野連北見支部は底辺拡大に力を注いできた。ベースボールフェスティバルもその一環。小・中学生と一緒に練習し、「高校へ行っても野球をやりたい」という向上心を投げ掛けた。指導する高校生にとっても、教える側になることで気づくことも多く、野球を始めた子どものころを思い出してモチベーションアップにつなげる。
平成21年秋季大会から導入している、球児による始球式も支部独自のアイデア。再びこのマウンドで投げてもらいたいという思いを込めて実施している。
少子化の中、部員不足はほとんどの学校の課題だが、各校関係者の努力で20年秋の新人戦、訓子府がサヨナラ勝ちし、清里が決勝進出、興部が一番大きな声を上げた。こうした積み重ねが今回、結実した。昨年、21世紀枠の候補になりながら惜しくも最終選考でもれた遠軽高校の監督は常々口にする。「同じ高校生。どこにもチャンスがある」
昭和40年代、網走南ヶ丘、北見柏陽が甲子園に連続出場し、それに憧れた北見工業が続いた。
あれから40年。今回、女満別出場という形で北見支部の取り組みが芽を出した。ある高校野球ファンが言う「勝って甲子園に行くのもいいけど、21世紀枠に選ばれるのも誇りだよね」。“オール北見支部”としてこの春芽吹く女満別に続き花を咲かせ、実を結ばせることを願う。
高校野球の指導者は女満別の甲子園出場を「正直、悔しい。先を越されたという気持ち」と本音を語る。その上で「部員達は俺達も行かなければならない。もっと強くなりたい-という意識で目つきが変わった」。<完>(寒)

-次週から女満別高校野球部の連載を始めます。(2012/02/04掲載)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=58812

北見 網走 オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩
http://denshobato.com

関連エントリー:

オホーツクのアラカルト – 美幌音楽人 加藤雅夫
http://masaokato.jp/2011/10/02/092650

来春の選抜野球「21世紀枠」候補校に選出(女満別高校) – 美幌音楽人 加藤雅夫
http://masaokato.jp/2011/12/27/063538

センバツ: 北海道 大空町の「女満別(Memanbetsu)高校」初! – 美幌音楽人 加藤雅夫
http://masaokato.jp/2012/01/29/060006

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