カナダからのメールニュース(e-nikka 2011)

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カナダのトロントから今年最初のe-nikkaメールニュース(日加タイムス)が送られてきました。新年の様子などを日本の皆様にお知らせします。

写真:日本とカナダの国旗。

動画:アッシュバーン・オンタリオ州「ダグマースキーリゾート・クロスカントリースキー」

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今週のe-nikkaから 2011年(平成23年)1月13日号

高層コンドミニアムが建ち並ぶトロントのCNタワー周辺(1月10日撮影) 【「今週のトピックス・シリーズ不動産」をご覧ください】

今年のえと「うさぎ」をデザインしたカナダ国内用59セント切手。カナダポストが発売した 【「トップページ」の「カナダポスト」をご覧ください】

最近出版され、各界で話題を呼んでいる本『現代カナダを知るための57章』の表紙 【「今週のトピックス・新刊ガイド」をご覧ください】

ストラスブール市内イル川の遊覧船クルーズで「プティット・フランス」をめぐる 【「今週のトピックス・世界の街角から」をご覧ください】

2月にトロントとバンクーバーで上映される「シネマ歌舞伎」3作品のひとつ「連獅子」 のシーン(写真提供:国際交流基金トロント日本文化センター) 【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

 
トロントの市内や近郊で新築コンドミニアムの建設が急ピッチで進んでいる。空に向かって高層ビルがにょきにょき状態だ。あんなにたくさんのコンドが出来て、果たしてそれだけの数の入居者が集まるのだろうか、買い手不足でデベロッパー、工事請負業者の中には倒産するところもてくるのではないだろうか。素人考えでこんな心配までしていた。
このことを「シリーズ不動産」ライターの鎌塚俊寛さんに尋ねたら、さっそく原稿に書いてくださった。記事は今週号に掲載。これでコンドミニアムがどんどん建てられているわけが分かった。でも、筆者にはこの建築ブームがどのくらい長く続くのかは、やはり疑問として残るのだが・・・。【「今週のトピックス」をご覧ください】

今年の干支(えと)はうさぎ。今週はバンクーバーの妹尾翠リポーターから届いたカナダポスト発行のうさぎの記念切手をご紹介する。もうすでに郵便局で買った読者もおられると思うが、なかなか美しいデザインで出来ている。新年を迎えるごとにその年のえとを祝うアジア系の人々にとってはいい気分にひたれるかも知れない。ここは、多様文化主義を標榜(ひょうぼう)するカナダの国の粋な取り計らいだと素直に喜んでおこう。【トップページ「カナダポスト」をご覧ください】

灯台下暗し、というべきか。カナダに長年住んでいるのに、この国について知らないことがかなりある。そうした情報不足ぎみのご仁に打ってつけだと思われる本がお目見えした。
『現代カナダを知るための57章』。1冊に執筆者がなんと36人もいるというユニークな本である。その中の何人かの執筆者が知り合いというご縁もあって、興味津々、読ませていただいた。これは単なる学術書とか研究リポートとかいったたぐいのものではなく、小説を読むような気分で読めると感じた。それでいて、カナダに関するさままざな情報が所蔵されているので、読後、本棚に置いておけば、年鑑代わりに利用できる利点がある。【「今週のトピックス・新刊ガイド」をご覧ください】

それでは今週も「e-nikka」をお楽しみください。(編集長 色本信夫

「今週のe-nikkaから」バックナンバーはこちらから

e-nikka今週号www.e-nikka.ca
 
関連エントリー
カナダからの手紙 2010
http://masaokato.jp/2010/04/24/061411
今年最後のe-nikkaメールニュース(日加タイムス)
http://masaokato.jp/2010/12/25/181848
 
カナダ カテゴリのアーカイブ
http://masaokato.jp/blog/international/canada
オリンピック カテゴリのアーカイブ
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パラリンピック カテゴリのアーカイブ
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美幌音楽人加藤雅夫(北海道美幌町)のツイート
日加の皆様、今年もよろしくお願いします!
加藤 雅夫 (bihorokato) on Twitter http://twitter.com/bihorokato

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2 件のコメント

  1. 今週のe-nikkaから 2011年(平成23年)1月20日号

    ▲日系サッカーチームの新年交流イベント「JFT-FCカエデ・カップ」の試合風景(1月15日、トロント市ドックスにて) 【「今週のトピックス」「e-nikkaムービー」をご覧ください】
    ▲オタワの日系コミュニティー新年会で出席者と歓談する石川薫大使と正子夫人。左は小原流生け花師範、菊地貢氏(1月13日、大使公邸)撮影:黒沼のり子 【「コミュニティーニュース」をご覧ください】
    ▲バンクーバー日系コミュニティー合同新年会の余興でNHK朝の連続ドラマ「てっぱん」の主題曲をバックに鉄板ダンスを披露する女性有志。伊藤秀樹バンクーバー総領事(左)もダンスに参加して盛り上がった(1月15日、ナショナル日系ヘリテージセンター)撮影:妹尾翠 【「今週のトピックス」をご覧ください】
    ▲トロントたきのおと会かるた初心者大会の競技風景(1月16日、マーカム市のかるた道場にて) 【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

     
    1月はあちらこちらで新年のイベントが相次ぐ。大使館、総領事館関係の地元日系コミュニティーとの新年会、日系団体・県人会による正月の集い、あるいは「初蹴り」と称して開催した日系サッカーチームの新年交流試合、百人一首を読んで日本古来の伝統かるた取りを楽しむ会、はたまた1月23日(日)にはトロント新移住者協会主催のビッグイベント「お正月会」、等々、カナダにいる日本人もお正月を祝う精神は旺盛だ。いや、カナダにいるからこそ、祖国日本に馳せる思いはより強いのかも知れない。「e-nikka」ではこのような行事をできるだけ多く記事でご紹介するよう努めています。あなたの地方で最近催した日本関連の行事がありましたら、編集部まで写真を添えて送ってください。

    正月にちなんだ話題をひとつ。アルバータの知人からカルガリーの市長さんは「年始市長」だと知らされた。なんのこと? 聞いてみると、市長のラストネームが「Nenshi」というのだそうだ。正式には、Mayor Naheed Nenshi 。この方、カルガリー出身でハーバード大学卒、カルガリーのマウントロイヤルカレッジで教授をしていたという元気印の男性なのだ。昨年秋の市長選挙で当選、10月25日に第36代カルガリー市長に就任したばかり。市の発展政策として斬新なアイデアをいくつも掲げて奮闘中だ。
    自らのPRも兼ねてツイッターやフェイスブック、ユーチューブなどを積極的に駆使している。その結果、日本では「ネンシ=年始」と縁起のよい名前が受けて、時節柄もあって1月に入りものすごい数の「ファンレター」が届いているそうだ。地球の反対側から年始の挨拶やら激励の言葉を続けざまに浴びせられ、すっかり日本びいきになっているのではないか。アメリカのオバマ大統領の名前が福井県小浜(おばま)市との間に親しい関係を築いたように、「ネンシ」がきっかけとなって、カルガリー、そしてアルバータと日本がさらに友好的になるように願いたい。興味のある方は彼の公式ウェブサイトをどうぞ。http://www.nenshi.ca

    それでは今週も「e-nikka」をお楽しみください。 編集長 色本信夫

    加藤 雅夫 より 2011 年 1 月 21 日 06:36

  2. 今週のe-nikkaから 2011年(平成23年)1月27日号

    ▲「お屠蘇(とそ)はいかがですか~」1月23日「お正月会」にて 【「今週のトピックス」「e-nikkaムービー」をご覧ください】
    ▲「よさこいソーラン」舞躍の皆さんが名演技を披露(お正月会にて)
    ▲子供バレエ「迷子の子猫」トロント・バレエ・サークル(お正月会にて)
    ▲出演を終えて神社の前でほっと一息つく獅子舞グループ(お正月会にて)
    ▲香港・西貢の岸壁で取れたての魚を売る人たち(撮影:平田誠) 【「世界の街角から」をご覧ください】

     
    NHKニュースで、菅直人首相が国会で施政方針演説をしていた。翌日、バラク・オバマ大統領が米議会で一般教書演説をする様子が映った。両者のスピーチぶりを観察したら、その違いがはっきりと分かった。
    菅首相はほとんど原稿を読んでいるような感じで話す。だから演説時間の大部分は下を向いている。あれだけの施政方針を詳細に述べるのだから、もちろん原稿は必要だろう。しかし、もっと議場の議員諸氏、そしてテレビを見ている国民に生きた言葉で話しかけるような姿勢はできないものだろうか。
    オバマ大統領はおよそ1時間にわたり雄弁をふるった。原稿はほとんど見ない。身ぶり手ぶり活発、顔の表情も豊かにスピーチする光景はさわやかにさえ感じる。演説を聞いている人たちに説得力が伝わってくるのだ。
    カナダの連邦議会では、スティーブン・ハーパー首相をはじめ、閣僚、議員たちは英仏両語で議論を交わしているが、原稿を読みながら、下を向いて演説する光景はあまり目にしたことがない。
    日本は欧米に比べてスピーチとかディベート(討論)に対する熟練度がまだ足りないという意見が聞かれる。ある人いわく、「カナダでは幼いときから学校で Show and Tell の教育を受けているから、大人になって公衆の面前で自分の考えをはっきりと言えるのだ」。
    人前でものごとをはっきり話す、プレゼンテーションを的確にこなす──社会生活に不可欠ともいえる上手な話し方の訓練をもっと重ねる必要があるということなのだろうか。
    【編集部より】ご意見のある方は編集部までお寄せください。

    今週の「世界の街角から」は香港の美味しそうな広東料理を写真でご紹介します。【「今週のトピックス」をご覧ください】
    また、先日盛大に開催されたトロント新移住者協会・日系文化会館共催「お正月会」の模様をお伝えします。【「今週のトピックス」「e-nikkaムービー」をご覧ください】

    それでは今週も「e-nikka」をお楽しみください。編集長 色本信夫
    http://www.e-nikka.ca/

    加藤 雅夫 より 2011 年 1 月 28 日 16:19

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