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今年最後のe-nikkaメールニュース（日加タイムス）

今年最後のe-nikkaメールニュース（日加タイムス）

2010年12月25日(土) 18:18
カテゴリ: Twitter, e-nikka, お知らせ, アフリカ, カナダ, クリスマス, トロント, 北米, 国際, 日本, 観光
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カナダのトロントから今年最後のe-nikkaメールニュース（日加タイムス）が送られてきました。クリスマスの様子などを日本の皆様にお知らせします。

動画：クリスマス・イルミネーションが輝くアイススケートリンク（12月17日、トロント市庁舎前）
2010.12.17_CHRISTMAS ILLUMINATIONS

今週のe-nikkaから　2010年（平成22年）12月23日(木曜日）号

ＢＣ州公式訪問の石川薫大使（右）に同州政府のマーガレット・マクディアミッド観光・貿易・投資大臣から記念品が贈呈された（12月９日、表敬訪問先のビクトリア市、ＢＣ州議会議事堂にて＝Photo：David Karn　Media Relations, BC Government）　【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

クリスマス・イルミネーションが輝くアイススケートリンク（12月17日、トロント市庁舎前）　【「e-nikkaムービー」をご覧ください】

オンタリオ州南西部は積雪１メートル22センチという記録的な大雪に見舞われた（12月14日、ロンドンにて）撮影：ウィルソン夏子　【「今週のトピックス」をご覧ください】

観光客に人気のサイリービーチ（タイ・タオ島にて）撮影：松井祐実　【「今週のトピックス・世界の街角から」をご覧ください】

今年も数々の思い出を残して・・・
　「光陰矢のごとし」「歳月人を待たず」──時が過ぎるのは早いもので、2010年もあとわずかとなりました。この１年間を振り返ると、カナダに住む私たちの周囲でさまざまな出来事がありました。

　２月に開催されたバンクーバー冬季オリンピックは、批判される点もいくつかありましたが、総合的に見て大成功だったと思います。「e-nikka」では、カナダ全国を巡った聖火リレーの様子を各地の読者の方々からご協力を得て現地写真リポート。また、開催地バンクーバーの五輪がらみの話題をシリーズでお伝えしました。

　季節の話題では、春には桜の花だより「桜ウオッチ」、秋には紅葉アルバムなど、読者ご自慢の彩りも美しい写真をたくさんご紹介することができました。

　今年は駐カナダ日本大使の交代がありました。石川薫新大使は日加間の外交に精力的に取り組み始めるとともに、カナダ国内を巡り訪問先で交流を深めています。西田恒夫前カナダ大使は、今、国連大使です。ＮＨＫニュースでは、西田大使が北朝鮮問題に取り組み国連安保理で日本の立場を主張すべく奮闘している様子が報道されています。

　有名人の来訪もありました。作家の浅田次郎、阿刀田高（あとうだ・たかし）、森絵都（もり・えと）氏が４月から５月にかけて「カナダ日本作家フォーラム」に出席のためカナダを訪問。モントリオール、トロント、バンクーバーで地元のファンと交流のひとときを持ちました。10月には映画「半次郎」の監督・俳優の榎木孝明さんが西郷隆文さん（西郷隆盛のひ孫）と共にトロント日系文化会館小林ホールでトークショーに出演、会場をぎっしり埋めた観客たちに感動を与えてくれました。

　南アフリカで開催のサッカーワールドカップ（Ｗ杯）、カナダでも大勢の人が日本代表チームを応援しました。トロントでは日系文化会館小林ホールでオランダ戦（６月19日）に声援を送り、勝って歓喜の声を・・・。しかし６月29日のパラグアイ戦は惜しくも敗れ悔しい思いを味わいました。

　日系コミュニティーでは今年も画期的な講演会／ワークショップなどが展開されました。例えば、トロントのジャーナリスト、サンダース宮松敬子さんが主宰して９月に開いた「カナダにおける国際結婚・講演とパネルディスカッション」では彼女の新著『日本人の国際結婚　カナダからの報告』（彩流社）をもとに彼女の話、パネリストたちの貴重な体験談、出席者たちとの質疑応答がじつに有意義な内容だったという声が聞かれました。

　バンクーバーでは10月、「乳がんセミナー」が開かれ、専門医の「もし、乳がんと診断されたら・・・」と題する講演と、乳がんを体験した女性９人がパネルディスカッションを行いました。それぞれの体験談は乳がん予防への意識を高める効果をあげたことと推測します。

　以上述べたこと以外にも、カナダ各地の日系コミュニティーでさまざまな企画が実施されました。新しい年2011年はさらに発展していくよう期待します。

【編集部より】今週号が今年最後の「e-nikka」となります。12月30日（木曜日）号は配信がありません。１月１日（元日）に「新年号」を配信します。

読者の皆様、楽しいクリスマスと良い新年をお迎えください。

日加タイムス「e-nikka」編集部　編集長色本信夫

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