JICA and alpinist Ken Noguchi (野口 健)
5月29日のできごと: 国連平和維持要員の国際デー(2002 International Day of United Nations Peacekeepers)、エベレスト登頂記念日(1953)、白櫻忌/晶子忌(1942 歌人・詩人の与謝野晶子の忌日)、横浜大空襲(1945)。
アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン市出身の日本人登山家・野口健は、1999年5月に七大陸最高峰の世界最年少登頂記録を更新した。
本題です: JICAメールマガジン vol.38 -アルピニストの本気に元気をもらった 号- (2010年5月17日発行)
JICA(ジャイカ/国際協力機構)がお届けする情報満載のメールマガジン
【今回の主な情報】
★ ごあいさつ ★ 地域のニュース・イベント情報
★ お知らせ ★ JICA配信 メールマガジンエトセトラ★ JICAトピックス
1.JICAオフィシャルサポーター: サッカーワールドカップで脚光を浴びるアフリカを北澤豪さんが訪問
2.世界HOTアングル: 子どもたちの目を釘付けにしたサイエンスショー第2弾(南アフリカ共和国)清水明士(青年海外協力隊)
3.JICAウェブサイト トピックス: 紛争解決・予防における「共生」の力 -緒方理事長、ハーバード大学で講演-
4.「人」明日へのストーリー: 目指せ!中米版「国境なき看護師たち」 -中米で看護教育に取り組む小川正子専門家へのインタビュー-
5.広報誌JICA’s World 5月号: 特集 相互依存の世界★ イベント情報
1.月間国別特集関連セミナー: 「南アフリカ共和国、知られざる大自然の驚異」
2.生物多様性セミナー: 「恐竜絶滅の震源地・ユカタン半島で考える生物多様性」
■ ごあいさつ
5月3日、恒常的に水害に悩まされているバングラデシュの状況を調査するため、現地を訪れていたアルピニストの野口健さんが、首都ダッカで、JICAバングラデシュ事務所や青年海外協力隊員と、現地の状況について情報交換を行いました。一同、最初は「登山家が、なぜ、山のほとんどないこの国に通ってくれるの?」と思いましたが、「ヒマラヤからここまで流れている水でつながっている」という野口さんの一言に納得。
野口さんは、ご自分の活動についても語ってくださいました。
たとえば、富士山からゴミをなくす運動。
最初は地元の人にもまったく相手にされなかった清掃活動でしたが、メディア、行政、政治家をうまく巻き込みつつ、忍耐強く活動を続けていった結果、徐々に仲間の輪が広がっていったそうです。思い切ったアイデアと忍耐で、これを一大ムーブメントに育てていった野口さんの<構想力+実践力+展開力>に一同脱帽。
「必要なことを地道にやり続け、しかもその価値について周囲の理解を得る。そして、より多くの人を巻き込み活動を拡大していく――これは国際協力でわれわれが目指していることそのものじゃないか。自分たちも負けられない…」。
国際協力の現場で悪戦苦闘していると、時にはへこむこともありますが、そんな私たちにも大きな元気をくれた野口さんとの出会いでした。当日の模様は、野口健さんのブログの5月3日のページに記載されています。
◇ 野口健さんの公式ブログはこちら
http://g.ab0.jp/g.php/91avR4AqyXQN1FPUe9
独立行政法人 国際協力機構(JICA) 広報室
http://www.jica.go.jp/
※JICA関連エントリー(美幌音楽人 加藤雅夫)
モンゴル音楽コンサート/北見国際技術協力推進会議
http://masaokato.jp/2009/01/21/095135
We are living”Between Sunshine and Joy”
http://masaokato.jp/2009/03/16/143951
青年海外協力隊募集-北海道キャラバン隊(オホーツク)
http://masaokato.jp/2009/07/08/123029
世界の架け橋になる人へ≪北海道地域イベント情報≫
http://masaokato.jp/2009/07/10/004119
加藤 雅夫(bihorokato) on Twitter
http://twitter.com/bihorokato
- 一つ新しい記事: 2010年5月 アメリカ音楽療法だより
- 一つ古い記事: NARIHIRA memorial 業平忌
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