COP10名誉大使 MISIAの「MAWARE MAWARE」
5月22日は、国連が定めた「国際生物多様性の日」(国際デー)。国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の名誉大使 MISIAは、東京・六本木ヒルズのイベントで新曲「MAWARE MAWARE」を初披露し、「音楽も全部、自然から来ているのでは… 今日という日をきっかけに、意識し続けるのが大切… 地球もここにいるみんなもつながっています」という熱いメッセージを発信した。
COP10の名誉大使に任命されたMISIA氏にご寄稿いただきました: 鳩山内閣メールマガジン第31号(2010年5月20日配信)より。
頑張ってます
[MISIA COP10名誉大使に就任!]
COP10名誉大使、アーティスト
MISIA(ミーシャ)こんにちは、MISIAです。
この度、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長より生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)名誉大使に任命を頂きました。
皆さんは『生物多様性』という言葉を聞いたことがありますか?
私たち人間は、衣・食・住、全てにおいて自然界から、たくさんの恩恵を受けながら生きています。
しかし現在は、環境破壊などが原因で、この恩恵を受ける事が困難となってきました。この恩恵をこれからも受け続けるために何をすれば良いか?と考える際に、鍵となるものが『生物多様性』です。
『生物多様性』とは、生物の種・生態系・遺伝子、これら全てが多様である状態を示します。それは、生物がつながり合って生きていることを意味しています。
例えば、ただ一つの生き物が絶滅すると、その生き物が食べていた生き物が一気に増えたり、逆に、その生き物を食べていた生き物が一気に減少したり、生態系がガラリと変わってしまう可能性があります。
私たち人間が自然の恵みを享受していくためには、今、生物多様性に注目することが必要であると思います。
生物多様性損失の問題は、地球規模で起こっている問題です。
では何をすべきか?
生物多様性を保全する。生物多様性に配慮した形で、使ったら使った分だけ返すようにする。人間と自然と生き物が共生できる道を探す。
そのための会議、COP10が、今年10月に愛知県名古屋市で行われます。国連に加入するほぼ全ての国、192カ国とEUが参加する大きな国際会議です。今回は日本が議長国。
COP10のスローガンは「Life in harmony, into the future ~いの
ちの共生を、未来へ~」。この問題を解決するためには、世界中の人々の知識と意識が必要です。
イベントや、ウェブサイトなどで学んだ事を伝えることをはじめ、COP
10名誉大使の活動を通じて、生物多様性、そしてそこから見えてくる世界の問題に目を向け、みなさんと共に考え、行動していければと思っております。是非たくさんの方に生物多様性に関心を持って頂きたいです。どうぞ、よろしくお願いします。
※ COP10支援実行委員会公式ウェブサイト
http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/※ 生物多様性(環境省ホームページ)
http://www.biodic.go.jp/biodiversity/※ 執筆者の紹介
http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2010/misia.html
鳩山内閣メールマガジン編集部から:
現在、この地球上には、確認されている範囲だけでも約175万種の生物が存在し、これら多様な生物が網目のように様々な関係でつながり、支え合いながら生きています。しかし、国連によれば、人間は種の絶滅速度をここ数百年でおよそ1,000倍に加速させており、たくさんの生き物たちを危機的な状況に陥らせているそうです。この多様な生物をその生息環境とともに保全するために、生物の多様性に関する条約が1992年に採択されました。2002年の第6回締約国会議では、「2010年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」という目標が合意されており、目標の達成状況などを検証する節目の会議が、10月に名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)です。
皆さんは「グリーンウェイブ」をご存知ですか。国連は5月22日を「国際生物多様性の日」と定め、条約加盟国それぞれが午前10時に、世界各地の青少年の手で、主に在来種を植樹することを呼びかけています。地球上を緑が東から西へと波のように広がっていくことから、「グリーンウェイブ(緑の波)」と言われています。
今回登場されたMISIAさんも共に行動することを呼びかけています。皆さんも、このような活動に取り組むことをきっかけに、ご家庭で生き物のいのちを守る大切さを改めて考えてみませんか。
※ グリーンウェイブ2010(環境省ホームページ)
http://www.greenwave.go.jp/
鳩山内閣メールマガジン
総編集長:内閣総理大臣 鳩山由紀夫
編集長:内閣官房副長官 松野頼久
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)
首相官邸ホームページ http://www.kantei.go.jp/
※ 生物多様性 Biodiversity
生物多様性 (せいぶつたようせい、英語 ‘biodiversity’, ‘biological diversity’) とは、生態系・生物群系または地球全体に、多様な生物が存在していることを指す。生物多様性の定義には様々なものがあるが、生物の多様性に関する条約では「すべての生物(陸上生態系、海洋その他の水界生態系、これらが複合した生態系その他生息又は生育の場のいかんを問わない。)の間の変異性をいうものとし、種内の多様性、種間の多様性及び生態系の多様性を含む」と定義されている。 (Wikipedia)
※ 一隅を照らす(照千一隅) – 美幌音楽人 加藤雅夫(美幌梅山)
※ 関連エントリー
世界天文年2009イメージソング「銀河」(MISIA)
http://masaokato.jp/2009/06/14/202237
鳩山由紀夫首相、元旦よりTwitterとブログを開始
http://masaokato.jp/2010/01/13/070754
平成22年、鳩山内閣メールマガジン
http://masaokato.jp/2010/01/12/110833
加藤 雅夫(bihorokato) on Twitter
http://twitter.com/bihorokato
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加藤 雅夫 より 2010 年 5 月 25 日 16:25