今年の伝統的七夕(旧七夕)は、2009年8月26日
この夏、天の川を見ましたか? 七夕に星を見よう! 日本の国立天文台が公表している 2009年の伝統的七夕(旧七夕)の日は、8月26日。 円館 金(えんだて きん)は、美幌町の天文家。
七夕といえば、7月7日。もう終わった行事だと思われるかもしれませんが今年8月26日には「伝統的七夕の日」がやってきます。もともと七夕の行事は、7月7日といっても現在使われている暦ではなく、いわゆる旧暦など太陰太陽暦の7月7日に行われていました。国立天文台では、太陰太陽暦の7月7日に近い日を計算して「伝統的七夕」の日とし、星空を眺めようと呼びかけているのです。梅雨時の7月7日よりは晴れやすいということも、織女と牽牛の物語にちなんだ日としてふさわしいと言えるでしょう。
「伝統的七夕の日」は月は夜半前には沈み、その後は月明かりの影響が無くなって夜空が暗くなるために、天の川を見やすい条件となります。星空を楽しむにはおすすめのシチュエーションです。
世界天文年2009日本委員会としても、この伝統的七夕の日の前後には、多くの人が天の川を楽しめるよう、明かりを消して星空に目を向けよう、と広く呼びかけることにしています。都会では、身の回りの明かりを消すだけでは天の川は戻ってこないかもしれません。それでも、明かりを消して星空を眺め、日本じゅうで一斉に、星や宇宙に想いをはせる日になることを願っています。
伝統的七夕になんだイベントは各地で行われています。また、沖縄県石垣市では、毎年伝統的七夕に近い日程で「南の島の星まつり」を開催し、市をあげてライトダウンと観望会を行っています。天の川を見に、ぜひお出かけください。
▽七夕に星を見よう
http://www.astronomy2009.jp/ja/project/tanabata/index.html▽Web連載まんが「ガリレオくんと仲間たち」第18回
「七夕の願い事の短冊は、まだまだこれからたくさん書けるのじゃ」
の巻
http://www.astronomy2009.jp/ja/webproject/spgali/galinaka_018.html▽国立天文台 よくある質問「七夕について教えて?」
http://www.nao.ac.jp/QA/faq/a0309.html▽南の島の星まつり
http://ishigaki-starfes.jp/▽国立天文台 アストロ・トピックス
「南の島の星まつり2009」と石垣島の国立天文台施設公開
http://www.nao.ac.jp/nao_topics/data/000497.html
世界天文年2009メールマガジン(2009年8月14日配信)
[発行]世界天文年2009日本委員会事務局 メルマガ編集部
〒181-8588 東京都三鷹市大沢2-21-1 国立天文台内 世界天文年2009日本委員会 事務局 TEL 0422-34-3689 FAX 0422-34-3800
http://www.astronomy2009.jp/
■注目の公認イベント 映画「宇宙(そら)へ。」
映画「宇宙(そら)へ。」
「アース」と「ディープ・ブルー」のBBCワールドワイドが、設立50周年のNASAの記録フィルムから制作した壮絶なドキュメンタリー。
アポロ計画、スペースシャトル…。ドラマティックな宇宙開発の背景には、ロケットの打ち上げ失敗、宇宙船内火災、宇宙飛行士たちの死という数々の凄惨な事故もありました。そんな危険を乗り越えてまでも挑戦を続ける人類の宇宙への夢と情熱がこの映画から伝わってきます。8月21日(金)から全国ロードショー。21日(金)と22日(土)は、
全国どなたでも500円でご覧いただけます。▽「宇宙へ。」オフィシャルサイト
(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
http://www.we-love-space.jp/
七夕の音楽作品
『五色の糸』(長唄、作曲者:初代杵屋勝三郎)
『たなばたさま』(童謡、作詞:権藤花代・林柳波、作曲:下総皖一)
『March Tanabata』(吹奏楽、作曲:團伊玖磨。上記『たなばたさま』をトリオにて引用)
『THE SEVENTH NIGHT OF JULY ~TANABATA~』(吹奏楽、作曲:酒井格)
『七夕』(「ピアノ組曲」第2楽章 作曲:伊福部昭)
『オーボエとハープと管弦楽のための二重協奏曲』(作曲:尹伊桑)オーボエを牽牛、ハープを織女に見立て、朝鮮半島情勢を暗示させている。
『七夕』 THE CRANE FLY
『白いとび羽根』(ゲームミュージック pop’n musicに収録 ミシュカ名義 作詞・作曲:木田俊介、歌:Naomile)
『涙がキラリ☆』(作詞・作曲:草野正宗、唄:スピッツ)
『かささぎ』(作詞・作曲:さだまさし)アルバム『Mist』収録曲。NHKスペシャルドラマ『海峡』主題歌。
『平成十七年七月七日』 アリス九號.
『7月7日、晴れ』 DREAMS COME TRUE (作詞:吉田美和・作曲:中村正人)
七調子の管弦:『東から逢来(平調・黄鐘調・盤渉調)』、『うちへ帰ろう(壱越調・双調・太食調)』、『泣かないで(性調)』ソウルメイツ(漢城友) (作曲:性)
『七夕の短い夜』(アーティスト:absorb)
『7月7日』スターダスト・レビュー(作詞:康珍化 作曲:根本要)
『七夕祭り』(テゴマス、Tegomass)
Wikipedia「七夕を題材にした作品」より
世界天文年の関連記事:
世界天文年2009イメージソング「銀河」(MISIA)
100 Hours of Astronomy
IYA2009 世界天文年 – 美幌音楽人 加藤雅夫
- 一つ新しい記事: 美幌町の歌「美幌小唄・美幌観光音頭」美ち奴
- 一つ古い記事: 2009 葉紅旗中華笛藝團 Midsummer Night Concert
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■オリオン座流星群に注目しよう
最近、流れ星を見たことがありますか?10月中旬から下旬にかけて、オリ
オン座流星群の活発な出現が予想されています。オリオン座流星群の流星
が最もたくさん見られるのは10月21日頃で、この日を含め前後数日間は流
れ星に注目してください。時間帯は22時すぎから明け方にかけてです。
今年2009年は月明かりに邪魔されることなく良い条件で眺めることができ、
平日深夜とはいえ見逃せないチャンスです。深夜はだいぶ冷え込みますの
でしっかりと寒さ対策をして、楽な姿勢でゆったりと、星空を広く見渡し
てみましょう。
▽Web連載まんが「ガリレオくんと仲間たち」
第20回 「この秋、流れ星が増えるかもしれないのじゃ」の巻
http://www.astronomy2009.jp/ja/webproject/spgali/galinaka_020.html
▽「見えるかな?オリオン座流星群」キャンペーン
(オリオン座流星群解説ページ)(国立天文台)
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20091019/
世界天文年2009メールマガジン(2009年10月15日配信)
http://www.astronomy2009.jp/
加藤 雅夫 より 2009 年 10 月 15 日 15:42