IYA2009 世界天文年

2007年12月20日、パリで開催されていた国連総会で、2009年を世界天文年とすることが決議されました。国際連合、ユネスコ(国連教育科学文化機関)、国際天文学連合(IAU)が定めた「世界天文年2009」には、すでに135の国と地域が参加を表明しています。

そして、2009年1月15日、パリ(フランス)のユネスコ本部において、「世界天文年2009」開幕記念式典が開催されます。
この式典のようすは、インターネットで全世界に中継される予定です

世界天文年は、ガリレオ・ガリレイが1609年に初めて望遠鏡を天界に向けてから400年となることを記念し、世界中の人々が夜空を見上げ、宇宙の中の地球や人間の存在に思いを馳せ、自分なりの発見をしてもらうことことを目的としています。
“International Year of Astronomy”を「”国際”天文年」ではなく「”世界”天文年」とするのは、参加主体が「国」ではなく「個人」だから、すなわち、みなさん自身が「世界天文年」の主役だからです。その理念がスローガン「The Universe: Yours to Discover(宇宙~解き明かすのはあなた)」に表れています。
この世界天文年では、人類を「どこそこの国の人」ではなく「地球人」として再認識し、一緒に未来に向かっていくことが目標なのです。

この世界天文年2009では、世界中でさまざまなイベントが行われることになっています。みなさんも、世界天文年のいろいろな機会に、星を見てください。宇宙はそこで、あなたに見出されることを待っています。
世界の人々と共有する、記念すべき年になることを期待します。

世界天文年2009日本委員会公式ホームページ 
世界天文年2009国際委員会公式ホームページ 
(International Year of Astronomy 2009 main web site) 
★ 日本の天文愛好家:関 勉(高知) 円舘 金(美幌町) 

★ 2009 世界の音楽家たちの周年と小惑星 
1月4日 – ルイ・ブライユ(フランスの視覚障害者)(6点式点字開発者)生誕200周年。小惑星(9969)ブライユは彼にちなみ命名された。小惑星 9969 Braille (Louis Braille)
1月25日 – ロバート・バーンズ(スコットランドの国民的詩人)生誕250周年。ロバート・バーンズのスコットランド民謡は世界各地で親しまれている。日本でもAuld Lang Syneは「蛍の光」として、Comin Thro’ The Ryeは「故郷の空」としてなじみ深い。スコットランドでは1月25日はバーンズ・ナイトと呼ばれ、バーンズ・サパーによってロバート・バーンズを記念する日とされている。蛍の光(hotaru no hikari) Quartet “SKAZ” Russia – 美幌音楽人 加藤雅夫ロバート・バーンズ(スコットランドの詩人)生誕250周年 – 美幌音楽人 加藤雅夫
2月3日 – フェリックス・メンデルスゾーン(ドイツの作曲家)生誕200周年。小惑星 3954 Mendelssohn (Jakob Ludwig Felix Mendelssohn Bartholdy) 
4月14日 – ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(ドイツの作曲家)没後250周年。小惑星 3826 Handel (Georg Friedrich Händel) 
5月19日 – イサーク・アルベニス(スペインの作曲家)没後100周年。小惑星 10186 Albeniz (Isaac Albéniz) 
5月30日 – ベニー・グッドマン(アメリカのジャズクラリネット奏者)生誕100周年。Benny Goodman 
5月31日 – フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(オーストリアの作曲家)没後200周年。小惑星 3941 Haydn (Franz Joseph Haydn) 
7月6日 – ホアキン・ロドリーゴ(スペインの作曲家)没後10周年。Joaquín Rodrigo 
7月17日 – ビリー・ホリデイ(アメリカのジャズ歌手)没後50周年。Billie Holiday 
8月28日 – ボフスラフ・マルティヌー(チェコの作曲家)没後50周年。Bohuslav Martinů 
9月3日 – 加藤 雅夫(日本のギター教師)健在活躍中 62歳。Masao Kato 
11月17日 – エイトル・ヴィラ=ロボス(ブラジルの作曲家)没後50周年。小惑星 7244 Villa-Lobos (Heitor Villa-Lobos) 
12月15日 – フランシスコ・タレガ(スペインの作曲家)没後100周年。小惑星 3851 Alhambra アルハンブラ (Francisco Tárrega) 
3784 Chopin (1986 UL1) 小惑星ショパン

1969年7月20日 – アポロ11号(月面着陸

“That’s one small step for [a] man,
one giant leap for mankid.” Neil Alden Armstrong

「一人の人間にとっては小さな一歩だが、
人類にとっては大きな飛躍だ」

ニール・アームストロング船長(宇宙飛行士)の名言

 
(画面を、2回クリックしてください)
YouTube Preview Image かぐや KAGUYA 地球の出・地球の入り Earth-rise Earth-set HD

100 Hours of Astronomy – 美幌音楽人 加藤雅夫

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1 件のコメント

  1. 宇宙飛行士の若田光一氏からメッセージをいただきました☆★ 

    頑張ってます: [日本の有人宇宙活動は新たな段階に](宇宙航空研究開発機構有人宇宙環境利用ミッション本部 宇宙飛行士 若田光一)

    7月末に4ヵ月半に渡る国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在飛行から帰還し、10月1日には鳩山総理、菅副総理を表敬させて戴き、今回の宇宙飛行と有人宇宙開発の現状や展望等についてお話させて戴きました。

    飛行中は、「きぼう」日本実験棟を始めISS内での様々な実験、船外実験プラットフォーム取り付けによる「きぼう」の組立て完了、尿の飲料水への再生が可能な水の再利用システムの運用開始、ISSクルーの3人から6人体制への移行などの仕事を担当しましたが、この間多くの皆様から応援戴き本当に有難うございました。

    日本が恒久的な宇宙実験施設を保有し、つくばの運用管制チームが「きぼう」の能力を最大限に活用した実験運用を行っていくための体制が確立し、日本人宇宙飛行士が長期滞在を始め、9月に打上げた宇宙ステーション補給機(HTV)でISSへの物資輸送手段を実現した事で、日本の有人宇宙活動は新たな段階に入りました。

    「きぼう」の窓から見える暗黒の宇宙に浮かぶオアシスのような青い水惑星地球。日中は鮮やかな青い海や強い風が吹いていることを連想させる砂漠の筋や白い雲と、大自然の力強い息吹が感じられますが、夜は眩いばかりの都市の明かり、人間の科学技術力を象徴するような光が印象的です。

    世界の人々が英知を出し合い、かけがえのない地球の環境を守りながら、宇宙へと人類の活動の場を拡げていくことで、地球人としての価値観、文化が生まれてくると思います。今年12月の野口聡一飛行士の打上げに続き、山崎直子飛行士、古川聡飛行士と日本人宇宙飛行士の活躍の場も広がっていきます。

    「きぼう」の利用を着実に発展させ、月面、惑星探査と、日本が有人宇宙活動の分野でもさらに世界で重要な役割を果たしていけることを期待しています。そして私たちの活動を見てくれている子供たちが宇宙そして科学への好奇心を高め、科学技術立国としての次世代の日本を支えていってくれることを願っています。

    ※ 写真を見る 
    http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2009/1029e.html

    ※ 執筆者の紹介
    http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2009/wakata.html

    鳩山内閣メールマガジン 第4号 2009/11/02
    http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

    加藤 雅夫 より 2009 年 11 月 2 日 16:19

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