救急研修会 蘇生措置拒否について
救急研修会 蘇生措置拒否について
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美幌で救急隊員が研修会 2020/01/27掲載(美幌町/社会) 蘇生「拒否」への対応は / 急変時に備え、家族らとの話し合い密に / 美幌・津別広域事務組合消防本部の救急隊員等職員研修会が21日、消防本部で開かれた。田中医院(美幌)の田中克彦院長が、終末期の患者が心肺停止状態になった時に、患者らの意思に基づいて心臓マッサージなどを行わない蘇生措置拒否(DNAR)への対応などについて話した。主催は消防本部と美幌医師会。救急隊員ら54人が参加した。田中院長は「終末期医療について」と題し、医院が取り組む訪問診療と「看取り」の現状について触れた。心肺停止状態の患者の家族が、駆け付けた救急隊に心臓マッサージをやめるよう頼んだが、本人の意向を示す書面がないために蘇生を中止できず、最終的に医師の指示で中止した国内の事例を紹介した。事例の考察として「患者本人と家族の話し合いが不足していた可能性がある。本人・家族と医療・介護チームの状態の悪化に対する情報共有と備えができていたか」と話した。「容体の急変時に備え、悪化する前から家族、スタッフを交えて何度も話し合う必要がある」と強調した。隊員は「容体急変時の接遇の注意点は」などと質問していた。(浩) (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)
蘇生措置拒否(そせいそちきょひ)とは、終末期医療において心肺停止(CPA)状態になった時に二次心肺蘇生措置(ACLS)を行わないこととされる。DNR (Do Not Resuscitate)、DNAR(Do Not Attempt Resuscitation)、DNACPR(Do Not Attempt CPR)との略称がある。(原則として行われる)蘇生措置をあえて行わないため、患者と家族の明確な意思表示が要件となる。 原則的に患者およびその家族のQOL(人生の質、生活の質)を改善するためのアプローチ(緩和ケア)である。回復が不能な状態で一時的に命をとりとめても終末期にある患者には蘇生措置自体が負担になる、処置を行う間に家族が患者を看取る最後の大切な時間を失う、などの理由から、患者の負担と看取りにおける家族の悲嘆の緩和が目的である。 具体的には、終末期医療に於いて心肺停止状態になった際、昇圧剤や心臓マッサージ、気管挿管、人工呼吸器の装着などの蘇生処置を敢えて行わない不作為が行われる。 DNRオーダーがあろうとも、CPR以外のすべてのケアは遅滞なく、そしてすべての患者に適切に実施されるべきである[2]。非経口液の投与、栄養、酸素、鎮痛、鎮静、抗不整脈薬、昇圧薬などの介入は、DNRオーダーで具体的に指示されない限り、自動的に除外されることはない。 (蘇生措置拒否 – Wikipedia)
ターミナルケア(英: End-of-life care)または終末医療(しゅうまついりょう)とは、終末期の医療および看護のことである。 (ターミナルケア – Wikipedia)
尊厳死(そんげんし、英語: death with dignity)とは、人間が人間としての尊厳 (dignity) を保って死に臨むことであり、インフォームド・コンセントのひとつとされる。安楽死や蘇生措置拒否 (DNR) と関連が深い。末期がん患者など治癒の見込みのない人々が、クオリティ・オブ・ライフ (quality of life, QOL) と尊厳を保ちつつ最期の時を過ごすための医療がターミナルケア(end-of-life care、終末期医療)である。 QOLを保つための手段として、胃瘻の除去、苦痛から解放されるためにペインコントロール技術の積極的活用が挙げられる。無意味な延命行為の拒否 (DNR) については、実際に死を迎える段階では意識を失っている可能性が高いため、事前に延命行為の是非に関して宣言するリビング・ウィル (living will) が有効な手段とされる。 後述のように法制化されている国がある一方で、生存権を脅かしかねないものとして尊厳死に対して反対・警戒する立場の人もいる。日本では事前に本人による指示書が準備されていても、治療を止めたことで、親族などから殺人だと訴えられる可能性がある。尊厳死のための法律がないため、当事者本人が尊厳死を事前に希望しても人工呼吸器を取り外すことはできないという声が延命治療の現場では圧倒的に多い。 (尊厳死 – Wikipedia)
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救急隊員等職員救急研修会【第2回】を開催しました – 美幌・津別広域事務組合のホームページ
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