北海道言友会の北見例会 (吃音症の相談・交流会)
北海道言友会の北見例会 (吃音症の相談・交流会)
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今年から「吃音カフェ」へ 2020/01/27掲載(北見市/社会) 言友会北見例会が5年目 / 理解の輪拡大を 相談と交流、より気軽に / オホーツク管内では唯一北見市内で2カ月に1回、北海道言友会(げんゆうかい)が移動例会として開催する吃音(きつおん=どもること=同会)の相談・交流会が活動5年目に入った。言葉を発することで悩んでいる当事者や家族に向けて、より理解が広がればと節目を機に名称を「吃音カフェ」と改める。多くの人に気軽に参加してもらいたい考えだ。しゃべる時に言葉がつまったり、連続して発してしまったり、滑らかに話すことができない症状。原因はまだ詳しく解明されていない。学校でいじめにあったり、就職の面接時や仕事に就いてからも悩む人が少なからずいるが社会の理解が進んでいるとは言えない。言友会は吃音のある人の自助グループ。1966(昭和41)年に東京で発足し76(同51)年に北海道言友会が設立された。独りで悩むのではなく互いの体験を分かち合い、みんなで力を合わせて吃音に向き合っていこうという理念の下、全国30を超す団体によりNPO全国言友会連絡協議会が組織されている。北見例会は2015(平成27)年10月にスタート。偶数月の第3日曜に開催しており次回は北見市総合福祉会館(市寿町)を会場に2月16日(日)午前10時から相談会、午後1時から交流会。誰でも参加でき、参加費は高校生以上100円。札幌では会員が講師を務め中高生向け研修会や吃音女子会、ナイトカフェ、吃音まひるカフェなどを多彩に開催している。(寒) (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)
あたたかな雰囲気で月例会 2020/01/27掲載(北見市/社会) お茶飲みながら言友会 / 北海道言友会の北見例会が12月15日、北見市総合福祉会館で開かれた。午前は吃音(きつおん)で悩んでいる人の相談会、午後は当事者や家族が参加してあたたかな雰囲気のなか交流会が開催された。南孝輔会長(札幌市)はコーヒーポットなどお茶道具を持参し、まるで“バリスタ言語聴覚士”。午後の交流会は、おいしいコーヒーや紅茶を淹(い)れることから始まり、お菓子を食べ、ゆったりとした時間が流れる。交流会は毎回、テーマを替えて開催。今回は「吃(ども)る前に、吃ったら、吃った後に考えてみましょう」。過去、現在、未来に分け、南会長は「過去に吃音で失敗すると、どうしてもその経験が連続すると思い込む。不安が未来の可能性を否定してしまう」という。その上で「不安を事前に準備することで解消に向かうこともある」と紹介。「吃音が出るものと思っていれば、慌てないで済む」とアドバイスした。また「札幌ではいろいろな立場の当事者が相談に乗ってくれるカフェ的な場がある」として「北見でも多様性に対応できる例会になれば」と多くの人の参加を望んで いた。(寒) (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)
吃音症(きつおんしょう、英: stuttering,stammering)とは、言葉が円滑に話せない、スムーズに言葉が出てこないこと。「発語時に言葉が連続して発せられる(連発)」、「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く(難発)」「語頭を伸ばして発音してしまう(延発)」などの症状を示す。WHO(世界保健機関)の疾病分類ICD-10では、吃音症であり、米国精神医学会の以前のDSM-IVでは吃音症、2013年のDSM-5(『精神障害の診断と統計マニュアル』第5版)では 小児期発症流暢症/小児期発症流暢障害(吃音)と、症と障害が併記され、英語表記で、Childhood‒Onset Fluency Disorder (Stuttering) の診断名である。非流暢発話状態のひとつ。日本国内においては吃音、どもりとも言われているが、特に近年「どもり」は差別用語や放送禁止用語とみなされており、公の場で使われなくなってきている。 (吃音症 – Wikipedia)
言友会(げんゆうかい)は、1966年に創立された吃音症(どもり)という言語障害を持つ人たちのセルフヘルプグループ(自助グループ)である。吃音(どもり)を治すことにこだわるのでなく、吃音を持ちながらの生き方を確立していくことを基本理念としている。 (言友会 – Wikipedia)
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