「イスラエル関連文化事業案内」 (2014年 7月11日)
東京にあるイスラエル大使館文化部からのメールマガジンです。
「イスラエル関連文化事業案内」 (2014年 7月11日)
“Israel-related culture Business Guide” (July 11, 2014)
平素よりイスラエル関連の文化事業にご理解・ご協力いただき、誠に有難うございます。
イスラエル発L.A.スタイル
日本初のソーダ専門店「Soda Stream in BC426」表参道に8/1(金)~8/17(日)期間限定オープン!
1903年に創業したソーダストリーム(本社はイスラエル)は世界45カ国60,000店を超える店舗で家庭用炭酸マシン「SodaStream」を販売しているメーカーです。2011年に日本に初上陸し、家庭で手軽に出来たてのソーダを味わうことができ、好みのシロップで簡単にスパークリング飲料を作れる商品として話題を集めました。そんなソーダストリームが提案する「一人一人が好みのソーダを楽しむ飲用スタイル」を日本で広く知っていただくため、L.A.(ロサンゼルス)で流行のソーダスタイルを取り入れた期間限定ショップを、流行の発信地である表参道に出店することになりました。 食文化のトレンド発信地であるL.A.(ロサンゼルス)では、一年中太陽がふりそそぐ中、爽やかなソーダで喉を潤すライフスタイルが浸透しており、様々なフレーバーのソーダを提供する店があるなど、ソーダを自由に楽しむ文化が根付いています。「SodaStream in BC426」では、L.A.(ロサンゼルス)スタイルをカジュアルに取り入れ、一人一人が好みのソーダを楽しむ飲用スタイルを提供。イートインやテイクアウトメニューはもちろんのことお客様自らが出来立てのソーダを作り、自分好みのフレーバーにカスタマイズできる「SodaStream体験ブース」もご用意いたします。SodaStream in BC426(そーだすとりーむ いん びーしーよんにーろく)
東京都渋谷区神宮前4-26-18 原宿ピアザビル 1F・2F
オープン日 8月1日(金)~ 8月17日(日) 9:00~21:00 (ラストオーダー20:30)
SodaStreamオフィシャルウェブサイト www.sodastream.jpでは、今月後半のイベントを以下にご案内いたします。
1. ブーム・パム初来日、フジロックへ!
2. バットシェバ・アンサンブルの3人が来日公演「Golem & Treseses」
3. ギラ・ジルカ、サマーライブ2014
4. セルゲイ・ナカリャコフ、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)2014に出演
5. ダン&インバル、フェスタサマーミューザ川崎2014に
6. アマンダ・メール展「koRban」
7. 新譜新刊紹介:アヴィシャイ・コーエンートリヴェニ『ダーク・ナイツ』/ ロイ・アサフ『セカンド・ロウ・ビハインド・ザ・ペインター』/デイヴィッド・クロスマン『ヨナタンは名たんてい』
*巻末ミニ・ニュース(「ボルドーの領事~アリスティディス・デ・ソウザ・メンデス~」監督来日特別上映会)ブーム・パム初来日、フジロックへ!
東地中海のギターを持った渡り鳥!? 知られざる中東の音楽大国イスラエルを代表するサーフ・ギター・ロック・トリオBOOM PAM(ブーム・パム)日本初上陸!エレキギターとチューバとドラムスという珍妙な編成で、エキゾティックなギリシャ歌謡、中東ベリーダンス音楽、マカロニ・ウェスタン、バルカンのジプシーブラス、そして、どこか日本の昭和歌謡にも通じるイスラエルならではの少々イナタく懐かしいメロディーをザ・ヴェンチャーズ直系のサーフ・ロックに仕上げている。2014年2月に『ALAKAZAM』をTUFF BEATSより日本盤でリリース、7月「FUJI ROCK FESTIVAL ’14」に出演、待望の日本ツアーが決定!(主催者HPより)
…テン、テケテケテケ、、、確かにビーチっぽい音楽なんだけど、カリフォルニアにはない、妙な中東のスパイスの匂いが。…イスラエルフィルともイスラエルジャズとも違う、レトロなのに新感覚な音楽。日本初上陸にしていきなりフジロック参戦!BOOM PAM Japan Tour 2014
ウリ・キンロットUri Kinrot(vo.g) / ユヴァル・ゾロトヴYuval Zolotov(tuba) / イタマール・レヴィItamar Levi(Dr) / ダニ・エヴェル・ハダニDani Ever Hadani(Key)<公演日程>
横浜公演
日時: 7月24日(木) 20:00開演
場所: THUMBS UP
LIVE:BOOM PAM/TEST RIDERS
DJ:Tommy Returntables
料金: 前売り \3500/当日\4000
問合せ: 045-314-8705(Thumbs up)
詳細 stovesyokohama.com/thumbs/
大阪公演
日時: 7月25日(金)開演20:00
会場: 梅田Compass
料金: 前売り \3500/当日\4000
問合せ: 06-6243-1666
詳細: www.conpass.jp/フジロック・フェスティバル
日時: 7月26日(土) Fuji Rock Festival 出演
会場: Café de Paris 17:30~ / Gypsy Avalon 21:00~
問合せ: 03-3444-6751(スマッシュ)
料金: 一日券18,300円 / 3日間通券 44,000円 (各都市からのパックツアーあり)
詳細: www.fujirockfestival.com/
東京公演
日時: 7月28日(月)20:00
会場: 青山 月見ル君想フ
出演: BOOM PAM/Nourah / DJ:サラーム海上
料金: 前売り \3500 / 当日 \4000
問合せ: 03-5474-8115
HP: http://www.moonromantic.com/ブ-ム・パムBOOM PAM
BOOM PAM(ブーム・パム)は2003年にテルアビブで結成された地中海のサーフロックバンド。エレキギターとチューバ、ドラムというユニークなトリオの編成で、バーから音楽フェスまであらゆる会場で演奏し、瞬時に盛り上げるライブアクトが好評。2006年にドイツのレーベルより、デビューアルバムをリリース。ヨーロッパワールドミュージックチャートのベスト10に入った。2nd Albumを2008年に同レーベルよりリリースし、バルカン・ビート・ボックスとのコラボ、映画音楽の制作など多岐に渡って活動。2010年、3rd Album『ALAKAZAM』をテルアビブのレーベル”Audio Montage”よりリリース。10年に渡るバンド活動で、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、メキシコ、南アフリカなど世界中でツアーを続けている。, 2014年2月に『ALAKAZAM』を日本盤でリリース、7月「FUJI ROCK FESTIVAL ’14」に出演、日本ツアーが決定!
web: www.boompam.org/バットシェバ・アンサンブルの3人が来日公演「Golem & Treseses」
以前当メルマガでもご紹介したイスラエルで活躍する日本人ダンサー、柿崎麻莉子さん(バットシェバ・アンサンブル所属)が、バットシェバで知り合った仲間たちをつれて、いよいよ来日公演を果たします。
昨今、テルアビブでコンテンポラリーダンス修行する日本の若者が増えつつありますが、自由と多様性の地で開花した日本の才能が、世界の仲間とアツくコラボする、そのナマの空気をテルアビブからお持ち帰りくださいました!
因みに柿崎さんのイスラエルでの活躍ぶりはこちらに→ performingarts.jp/J/art_interview/1310/1.html
出演: 柿崎麻莉子、ケレン・ルーリー・パルデス(Keren Lurie Pardes)、マリオ・ベルムーデ・ギル(Mario Bermudez Gil)
東京公演
日時: 7月25日(金)19:30
場所: たましんRISURUホール(立川市市民会館)
料金: 前売り2500円/ 当時2800円
*26日と27日/17:30-19:30にスタジオ・アーキタンツでWSあり。
名古屋公演
日時: 8月2日(土)19:00 / 8月3日(日)14:00
会場: ユースクエア プレイルーム
料金: 2000円
*問合せ(東京・名古屋とも):kakakikaku2014@gmail.com
京都公演
日時: 8月10日(日)15:00
会場: 京都芸術センター フリースペース
出演: 曽根知(平成22年度京都市芸術文化特別奨励者)、柿崎麻莉子、ケレン・ルーリー・パルデス、河原田隆徳(イスラエル在住ダンサー)
料金: 前売り2000円/当日券2500円
問合せ: tomoguest@gmail.comイスラエルでのコンテンポラリーダンス修行に興味ある方、必見!!!イベント ↓
<WSアフター・トーク>
「イスラエルのダンス事情について」イスラエルワイン付き!
日時: 7月27日(日)19:45~20:30
会場: スタジオ・アーキタンツ(東京都港区芝浦1-13-10第3東運ビル4F)
参加者: 柿崎麻莉子、マリオ・ベルモンデ・ギル、ケレン・ルーリー・バルデス、大手可奈(バットシェバ舞踊団にて研修、GAGA講師免許習得)
内容: イスラエルのダンス事情や、カンパニーの様子、ビザなどについて
参加費: 無料
ワインを飲みながら、現在のイスラエルについて話を聞きにきませんか?カジュアルなトーク会となりますので、WSクラスを受講されない方もお気軽にお越しください!
(ソフトドリンクのご用意もあります)
問合せ:スタジオ・アーキタンツ TEL:03-5730-2732柿崎麻莉子 Mariko Kakizaki
1988年、香川県出身。幼少期より新体操選手として活躍。筑波大学に進学後、コンテンポラリーダンスに出会い夢中になる。平原慎太郎、Carmen Werner、山田せつ子等の作品に出演。2010年より平原慎太郎や東海林靖志等とのプロジェクト、瞬プロジェクトに参加。2011年韓国国際ダンスコンペティション(KIMDC)にて金賞を受賞。2009年よりKaka企画と称し地元香川県を中心に新作を上演し続けている。2012年にはkaka企画として笠井晴子とのデュオ作品「La vie en Rose」全国5カ所8回公演ツアーを実施。香川県での文化振興貢献が評価され2013年度香川県芸術新人賞を受賞。2012年よりバットシェバ・アンサンブルにて活動中。マリオ・ベルモンデ・ギル Mario Bermudez Gil
1987年、スペインのJaen出身。競歩選手として活躍。2008-2010年Centro Andaluz de Danza in Seviliaにてストリートダンス等を学ぶ。 2010-2011年Jennifer Muller、2011-2012 年Gallim Danceにてダンサーとして活動。 2012年よりバットシェバ・アンサンブルにて活動中。アメリカで活動中に振付・発表した作品「sexy silly solo samba」はニューヨークタイムズ紙にて紹介された。ケレン・ルーリー・パルデスKeren Lurie Pardes
1991年生まれ。エルサレムの芸術高等学校にてダンスを学ぶ。ビクレイ・ハイティームにてナオミぺロヴとオフィルダガンによるダンストレーニングプログラムを専攻。2011-2013年バットシェバ・アンサンブルにて活動。2013年夏よりシャロン・エイヤールとガイ・ベハールが監督するthe L-E-V dance companyに参加し、ダンサーとして活動している。ギラ・ジルカ、サマーライブ2014
イスラエル人の父親を持つ、人気ジャズシンガー、ギラ・ジルカさんのライブがこの夏各地で行われます。ギラさん、昨年の大使公邸で行われたジャズイベントで、オメル・クライン・トリオに飛び入り参加して歌ってくださいました。出身地の神戸市も歴史的にユダヤ人とは特に縁が深い街。これからもますますご活躍をお祈りします!「《ギラ》はヘブライ語で「喜び」という意味。イスラエル民謡で、ハリー・ベラフォンテのヒット曲、”Havana Gila”…「喜び・お祝いの曲」から由来」(オフィシャルサイトより)
★7/26(土) 南郷サマージャズフェスティバル
会場: 八戸市カッコーの森エコーランド 屋外ステージ
開場: 12:00 オープニング:13:00 開演:14:00
料金: 一般¥5,000(当日¥6,000) 中高生¥2,000(当日¥3,000) 小学生以下無料
出演: David Matthews All Stars with ギラ・ジルカ、大和田慧、寺久保エレナクァルテット、日野皓正 h factor、Take6
www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/27,68501,91,475,html今年で25周年を迎える南郷サマージャズフェスティバル。
毎年内外の一流アーティストを迎え行われるこのイベントに、今年はギラ・ジルカもDavid Matthews All Starsの一員として出演します!
★7/27(日) “ジャズ@大和田「春夏秋冬名曲選」” 「夏篇サマータイム」
会場: 渋谷区文化総合センター大和田伝承ホール
開場: 15:30 開演:16:00
料金: 一般¥3,000 渋谷区民¥2,000
出演: ギラ・ジルカ(vo)/竹中俊二(g)/深井克則(p)/中村健吾(b)/加納樹麻(dr)
www.shibu-cul.jp/news.php?eno=518&frm=1四季で味わうそれぞれのスタンダード・ナンバー。
全四回のシリーズライブ、第一弾「夏篇サマータイム」にギラ・ジルカが出演します。
サマータイム、イパネマの娘、ワン・ノート・サンバ等、真夏の夜にふさわしいステージ。
★8/15(金) ギラ・ジルカ Birthday Special Live!
会場: 渋谷JZ Brat
開場: 17:30 開演:(1st)19:00/(2nd)20:30
料金: 前売り¥4,860 当日¥5,400
出演: ギラ・ジルカ(vo)/竹中俊二(g)/Penny-K(key)/コモブチキイチロウ(b)/加納樹麻(dr)/岡部洋一(per)/矢幅歩(vo)/マリー(vo)
www.jzbrat.com/liveinfo/2014/08/index.html#20140815毎年恒例のギラ・ジルカBIRTHDAY SPECIAL LIVE。 今年もJZ Bratで開催決定です!豪華メンバーとともにお送りする一夜限りのスペシャルライブ。 感動と笑顔が溢れるステージをお見逃しなく!
ギラ・ジルカ Geila Zilkha
神戸にて日本人の母とイスラエル人の父の間に生まれる。 幼い頃からあらゆる音楽活動に興味を示し神戸のインターナショナル・スクール卒業後は、ボストンのバークリー音楽大学に単身留学。アルト・サックスを専攻するものの、歌こそは自分の運命の楽器であると感じるようになり、2年目からは進路を変更する。卒業後は地元神戸に戻りテレビやラジオDJ等の仕事を始める。FM802ではDJとして自身の番組を3年近く担当。同時に、ABCテレビの朝の情報番組アシスタントホストを務める。タレントとして歌手として自身のキャリアを広げていくことを望んでいた矢先、阪神淡路大震災に見舞われ、活動の場を東京に移すことに。上京後は、CM歌唱やラジオDJ等の今までの活動に加え、ベネッセの英語教材で声優を務めたことをきっかけに、TVCM等のナレーションも行うようになった。近年のCM歌唱の代表作としては、マツダ、全日空、ハーゲンダッツ等があり、中でも「fly me to the moon」を歌った全日空のCMは「誰が歌っているのか?」とと問い合わせが殺到し大変な話題となった。2010年に開催された“第十一回神戸ジャズ・ヴォーカル・クイーンコンテスト”にてグランプリを獲得。現在、神奈川県にある洗足学園音楽大学でジャズ・ヴォーカルの講師も務めている。セルゲイ・ナカリヤコフ、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)2014に出演
帰ってきた王子様、、、と軽々しく表現するのもはばかられるほど、すっかり大人の魅力溢れるナカリヤコフ。かつて小泉元首相が「君のCD持ってるよ。君がトランペットのパガニーニだね?」とおっしゃっていたような気がしますが、それはさておき、クラッシックコンサート活動以外にも、女優・安田成美さんとともに五木寛之原作の『大河の一滴』という映画に出演したり、NHKの朝ドラのテーマや、同じくNHK大河ドラマの紀行テーマを演奏したりとマルチな才能を発揮して、サイン会には常に若い女性が長蛇の列、、、だった彼が、いまや世界屈指のトランペット奏者としてバーンスタインゆかりのこのPMFに登場します!<PMF音楽祭(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)とは?>
世界の若手音楽家の育成を目的とする国際教育音楽祭。20世紀を代表する音楽家レナード・バーンスタイン(ユダヤ系アメリカ人)の提唱で1990年に始まりました。さわやかな夏の札幌を主会場に開催し、世界トップレベルの音楽家がPMF教授陣としてPMFアカデミーの指導にあたり、その成果を多彩な演奏会で披露します。PMF特別コンサートII ~with ナカリャコフ~
日時: 7月27日(日)14:00~
場所: 札幌コンサートホールKitara (札幌市中央区中島公園1-15)
演目: モーツァルト「ホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495」/ ベートーヴェン「交響曲第4番変ロ長調作品60」/武満「弦楽のためのレクイエム」/ヴィットマン「トランペット協奏曲『ad absurdum』」(ナカリャコフに献呈、日本初演)
料金: 2,000円~5,000円
*7月29日(火)午後、ナカリャコフによるトランペット・セミナーが札幌コンサートホールKitaraで行われます。貴重な指導風景を無料公開!トランペットにふれた事がない方もご自由にご入場いただけます。
予約・問合せ:Kitara チケットセンター TEL:011-520-1234 その他、インターネット、セブンイレブン、サークルKサンクス、ローソンなどでセルゲイ・ナカリヤコフ Sergei Nakariakov
1977 年 ロシア生まれ。驚異的なヴィルトゥオージティと豊かな音楽性で「トランペット界のパガニーニ」と絶賛され、世界有数のソロ・トランペット奏者として活躍する一方、クラシックの世界でフリューゲルホルンをソロ楽器として広く認知させた最初の演奏家。幼少よりピアノを学んでいたが、9 歳の時に交通事故に遭いピアノを断念。父親の指導のもとでトランペットを学び始める。その後、信じられないほどの成長を遂げ、弱冠 15 歳でテルデック・インターナショナルと専属契約を結びCDデビュー。トランペットの楽曲にとどまらない広範なレパートリーで数々の編曲作品を録音。2002 年ドイツのフォノ・アカデミー主催の ECHO クラシック賞最優秀器楽奏者部門に選ばれた。ヨルグ・ヴィットマンによってナカリャコフのために書かれたトランペット協奏曲 “ad absurdum” は 2006 年ミュンヘン室内管弦楽団と初演後、各地のオーケストラと演奏。ナカリャコフの超絶技巧と循環呼吸を頭において作曲された同作品は、2007 年ビエロフラーヴェク指揮 BBC 交響楽団とのロンドンのバービカン・ホールでの演奏会においても大成功を収めている。日本では、1998 年 NHK 朝の連続テレビ小説「天うらら」のテーマ曲「うらら・イン・ザ・スカイ」演奏、2005 年 NHK 大河ドラマ「義経」の紀行テーマの演奏などで一般にも広く知られる様になり、2001 年東宝系映画「大河の一滴」ではスクリーンデビューも果たすと共にテーマ曲演奏、サウンド・トラックが発売されている。別府アルゲリッチ音楽祭には 2002 年 4 月マルタ・アルゲリッチとのショスタコーヴィチのピアノ協奏曲で初登場し、以来定期的に招かれている。
ダン&インバル、フェスタサマーミューザ川崎2014に
パンフレットを開いてびっくり。東フィルと都響だけではありません。まるでオーケストラのデパートのような、、、、「どうすればこんな豪華絢爛なフェスティバルが可能なんでしょう!?」と思ってしまうほど、素敵なフェスティバルです。
イスラエルからもダン・エッティンガーとエリヤフ・インバルという、二大指揮者がミューザ川崎に駆けつけます。しかもインバルさんはお得意のマーラーではなくワーグナー。今回マーラーやるのはダンのほうです。これも興味深いです。巨匠インバル、魂のブルックナー/東京都交響楽団
日時:7月30日(水)19:00 (15:30から公開リハーサルあり)
場所:ミューザ川崎シンフォニーホール
演目:ワーグナー「ジークフリート牧歌」/ ブルックナー「交響曲第7番<ノヴァーク版>」
料金:3000円~6000円(学生半額)
予約:ミューザ川崎シンフォニーホール TEL:044-520-0200闇から光へ ~情熱と煌き~/東京フィルハーモニー交響楽団
日時: 8月5日(火)19:00~ (15:00から公開リハーサルあり)
場所: ミューザ川崎シンフォニーホール
演目: モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番」/マーラー「交響曲第5番」
料金: 2000円~4000円(学生半額)
予約:ミューザ川崎シンフォニーホール TEL:044-520-0200
詳細: www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/エリヤフ・インバル Eliahu Inbal
1936年イスラエル生まれ。1963年カンテッリ指揮者コンクール優勝以来、欧米や日本の主要楽団に数多く登壇し、国際音楽祭にしばしば出演。これまでフランクフルト放送交響楽団(現・hr交響楽団)常任指揮者、RAI国立交響楽団(トリノ)首席指揮者、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団常任指揮者、フェニーチェ劇場(ヴェネツィア)音楽監督、チェコ・フィル常任指揮者など数多くのオーケストラの指揮者を歴任。マーラーとブルックナーのスペシャリストとして知られ、80年代のフランクフルト放送響との両交響曲全集が独シャルプラッテン賞、仏レコード大賞など受賞して以来、フィルハーモニア管、コンセルトヘボウ管、チェコ・フィル、都響などとのマーラー・ツィクルス、ラインガウ祭でケルンWDR響とのブルックナー・ツィクルスを成功させている。1998年RAI交響楽団との「ニーベルンングの指輪」がイタリア批評家アビアーティ賞、ヴィオッティ賞を受賞。フランス政府から芸術文化勲章(オフィシエ)、ウィーン市から功労金賞、フランクフルト市名誉ゲーテ勲章、ドイツ連邦共和国功労勲章を授与された。東京都交響楽団には1991年に初登壇後、特別客演指揮者(1995~2000年)を経て、2008年プリンシパル・コンダクターに就任。マーラー交響曲集などのライヴCDを次々とリリースし好評を得ている。2年間に渡って開催された「インバル=都響 新・マーラー・ツィクルス」が大好評を博した。現在は同オーケストラの桂冠指揮者。ダン・エッティンガー Dan Ettinger
イスラエル交響楽団音楽監督、2009年にはマンハイム国民劇場音楽監督。2003年から08年までベルリン国立歌劇場カペルマイスター兼音楽監督(ダニエル・バレンボイム)助手。ウィーン国立歌劇場、ロスアンジェルス・オペラ、バイエルン国立歌劇場、ワシントン・ナショナル・オペラなど世界の主要歌劇場に出演。09-10年シーズンにはメトロポリタン歌劇場のオープニングに続き、10年には英国ロイヤル・オペラを指揮、11年には国立パリ・オペラ座を指揮予定。新国立劇場には04年『ファルスタッフ』以来毎シーズン登場し、06年新制作『イドメネオ』をはじめ、『ニーベルングの指環』全曲(09年『ラインの黄金』『ワルキューレ』、10年『ジークフリート』『神々の黄昏』)の指揮で大好評を博した。東京フィルには05年4月定期公演以来毎シーズン登場し、創造性あふれる指揮で大きな反響を呼んでいる。2010年4月より東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者。アマンダ・メール展「koRban」
先月まで行われていた4人のイスラエル人アーティストによるグループ展「別世界の歓びの間」にも参加していたアーティスト、アマンダ・メールの個展が開催されます。「ブエノスアイレス出身、少女時代をニューヨークで過ごしたアマンダ・メールは、現在テルアビブに在住する彫刻・インスタレーション作家です。ニューヨークでは正統派ユダヤ人のコミュニティーで育ち、過去8年間をテルアビブで過ごしてきたことで、古代中近東及びレバントにおける人々の文化的、宗教的、神学的な習慣について深く掘り下げることとなったアマンダは、聖書の物語や古来の慣例について咀嚼し、彼女独自の視覚言語によって表現を生み出します。彼女は表現方法において、事実をより合わせ、伝説についての真相を据え、偶像的要素を生み出しながらも、ポップカルチャーとアラブやユダヤの遺物を融合させることで、“なんちゃって人類学的”な型にあてはめて独特の世界観を呈示します。
今回の展示では、精神世界での彫刻やオブジェクト、偶像についての物性を扱っています。このインスタレーションにおける彫刻作品は退廃的で空虚で、また臆面もなく装飾的です。それらは聖書の参照、古代中近東の道具、トラッシュ・カルチャーや安い1ドルショップの日用品、東洋からの輸入玩具、派手なプラスティックジュエリーなどが織り交ぜられたものです。」(本展プレスリリースより)
…「なんちゃって人類学」(!?)、、、が気になります。
アマンダ・メール展「koRban」
日時: 8月2日(土)~8月24日(土)14:00~24:00 (月曜定休)
場所: ギャラリーmatchbaco (新宿区新宿3-1-32新宿ビル2号館5階)
問合せ: matchbaco (中橋) TEL:080-3022-3560
詳細: matchbaco.net/aboutアマンダ・メール Amanda Mehl
1983年ブエノスアイレス生まれ、幼少期に家族とニューヨークに移る。2006年にテルアビブに移り、ハミドラシャ・アートスクールの美術学部で学ぶ。テルアビブ在住。メール氏は、精神世界における、彫刻や物、像の特徵を強調した作品を制作している。新譜新刊紹介
Avishai Cohen’s Triveni / Dark Nights
アヴィシャイ・コーエン-トリヴェニ / 『ダーク・ナイツ』 7月20日発売/キングインターナショナル/2190円
「アヴィシャイ・コーエンというとベースのアビシャイの存在もあり、日本ではまだ混乱していることもしばしばかもしれませんが、SF Jazz Collective や、ミンガス・ビッグ・バンド、ミンガス・ダイナスティでの活動、昨今のマーク・ターナーのバンドへの加入とレコーディングを見れば、世界的にトップの一人と言って全くに過言でないでしょう。ストレートで切れ味鋭く、勢いとスリルに満ちたトランペットは、現代唯一無二の存在とも言えます。本作は、そんなアヴィシャイのパーマネントのバンドであるTriveni の第3 弾!」(プレスリリースより)
…日本でもやっと最近「どうやら同姓同名の人物が二人いるらしい!」という事実が認知されはじめました。一人はベース(コントラバス)の巨匠でこの1月に来日公演した人。もう一人はこちらのトランペットの名手です。通販サイトでも混乱しているところもありますが、先日銀座の某老舗レコードショップに行ったら「今世紀最高峰のトランペッター」とお店の手書きの帯がCDに巻いてあって一安心。今回はお姉さんのアナット・コーエン(クラリネット)も参加しています!アヴィシャイ・コーエン Avishai Cohen
1978年テルアビブ生まれ。前出の同姓同名ベーシストと並び、こちらも今や世界を股にかけて大活躍。現代ジャズ・シーンを代表するトランペッターとしてその名を馳せている。1997年にボストン移住。バークリー音楽院に籍を置き、同年「セロニアス・モンク・コンペティション」のトランペット部門の3位に入賞。2002年にFresh Soundからリリースしたリーダー・デビュー作『The Trumpet Player』は、バリバリの硬派路線でかっ飛ばす「ニュースターの誕生」として一躍注目を浴びた。その後、西アフリカ音楽のグルーヴに根差したコンセプト作『After The Big Rain』と『Flood』をリリース。”マルチ・カルチュアル”なジャズ・ミュージシャンとしての評価を決定的にした。2012年には、2010年作『Introducing Triveni』の続編となる『TriveniⅡ』をリリース。また、兄でサックス奏者のユヴァル、姉でクラリネット/サックス奏者のアナットとの3コーエンズ、オメルとのサード・ワールド・ラヴ、ほかSFジャズ・コレクティヴ、ミンガス・ビッグバンドなどのメンバーとしても活躍している。Roy Assaf Trio / Second Row Behind The Painter
ロイ・アサフ・トリオ/『セカンド・ロウ・ビハインド・ザ・ペインター』 7月23日発売/ 55Records / 税込\2,700(税抜\2,500)
「ピアノがメインでベース&ドラムがサポートするバップ・トリオではなく、3人が対等な関係のトリオであり、それこそがトリオの新しい世界を開拓できるとの信念が背景にあった。自身の人生から得たストーリーを音楽に吹き込んだり、それぞれの人生から得てバンドに持ち込むものを発見したり、それは果てしない旅で、ステージに上がった時はいつも観客を冒険に連れ出す。」(杉田宏樹氏ライナー・ノーツより抜粋)
…南部のベエルシェバ生まれということは、ドラマーのジブ・ラヴィッツと同じですね。ベドウイン族もいるのどかなイスラエルの田舎と、NYで新進気鋭のジャズミュージシャンとして生きる生活は、他人から見るととてもギャップがあるけれど、ロイの温かく誠実な人柄にふれると、その時間と空間のギャップに何の違和感も感じない、一人のアーティストとしての筋の通った人生&音楽が見えてきます。個人的には9曲目の「コン・グリュー」という曲がイチオシ。都会と砂漠が同時にたち現れてくるような雰囲気。頑張れ、ニューフェイス!ロイ・アサフ Roy Assaf
1982年イスラエル南部ベエルシェバ生まれ。2003年奨学金を得て米バークリー音楽大学に進学し、23歳で同大を修了。NYへ移り、マンハッタン音楽院ではケニー・バロンやデイヴ・リーブマンの指導の下、さらに研鑽を積んで2008年に卒業、ディジー・ガレスピー・アルムナイ・オールスターズの一員として各国をツアーし、ジェームス・ムーディー、ジミー・ヒース、パキート・デリヴェラ、ランディ・ブレッカー、ロイ・ハーグローヴらと共演。その後スライド・ハンプトン6、ミンガス・ビッグバンド、スティーヴ・トゥーレ、ロバータ・ガンバリーニ4、クラウディオ・ロディティ4と範囲を広げ、2012年、リューベン・ロジャース+グレゴリー・ハッチンソンとのトリオを基本に、エリック・アレキサンダー、ロイ・ハーグローヴ、グレッグ・ギスバートらをゲストに、カウント・ベイシー、マッコイ・タイナー、ハービー・ハンコック、チック・コリア、キース・ジャレット等のジャズ・ナンバーをカヴァーし、自身のバックグラウンドとジャズの遺産に対する敬意を表明した初リーダー作『リスペクト Vol.1』を発表。2012年秋、ラヴィヴ・マルコヴィッツ(b)とジェイク・ゴールドバス(ds)を迎え、自身のリーダー・トリオの結成し、2014年本作をリリースするに至った。2005年,2013年来日、2014年東京ジャズに自己のトリオで初出演を果たす。絵本『ヨナタンは名たんてい』デイヴィッド・グロスマン文、ギラド・ソフェル絵、もたいなつう訳 光村教育図書 本体1300円
「イスラエルの国民的作家グロスマンによる、ペットの切ない心を描いたほろりと泣ける絵本です。ギラド・ソフェルの絵は、目、鼻、口すべてが単純な点と線ですが、実に豊かにヨナタンの心の動きを表現しています。読後、ちょっぴりやるせないような、何とも言えない余韻に包まれることでしょう。」(編集部談)
…グロスマンって、あのグロスマン?そうです。『ユダヤ国家のパレスチナ人』『ヨルダン川西岸』『死を生きながら イスラエル1993-2003』などの著作、空爆中に停戦を訴える新聞の個人広告、首相への公開書簡など、とにかくイスラエルの政治や社会に理性の警鐘を鳴らし続ける賢人にして偉人、、、というイメージがありますが、意外や多くの児童文学を出しています。あのスピルバーグが映画化権を買ったと噂される『ジグザグ・キッド』も彼の著作。また2010年に東京国際映画祭東京サクラグランプリを受賞した『僕の心の中の文法』という映画の原作者でもあります。一度、日本に来て欲しいような気がします。デイヴィッド・グロスマン David Grossman
1954年、エルサレム生まれ。作家。ヘブライ大学で哲学と演劇を学び、1983年に長編小説『Hiuch Ha-Gedi(羊の微笑)』をヘブライ語で発表、創作活動に入る。他言語に訳された著作も多く『Ayien Erech: Ahavah(下を見れば愛)』(1986)はこれまで12言語に、『Yesh Yeladim Zig-Zag(ジグザグ・キッド)』(1994)は10言語に翻訳されている。並行して児童文学・青少年文学を手がけ、この領域で10点を越す作品がある。1987年に最初のノンフィクション『ヨルダン川西岸』(晶文社、1992)を発表。この他の邦訳に『ユダヤ国家のパレスチナ人』(晶文社、1997)がある。長年イスラエルの平和運動に参加、2003年のジュネーヴ合意には調印者の一人として関与した。エルサレム在住。*巻末ミニ・ニュース
『ボルドーの領事 ~アリスティディアス・デ・ソウザ・メンデス~』監督来日記念 特別上映会のお知らせ
ヤド・ヴァシェムから「諸国民の中の正義の人」の称号を与えられたポルトガル人、アリスティディス・デ・ソウザ・メンデスを知っていますか?第二次世界大戦中、ポルトガル政府の通告を無視して、救いを求めるすべての人にビザを発給し続けた当時の在ボルドー・ポルトガル領事です。その生涯を映画化した「ボルドーの領事~アリスティディス・ソウザ・メンデス~」の監督、フランシスコ・マンソ氏の来日を記念して日本ユダヤ教団で特別上映会を開催致します。上映後は、監督によるご挨拶と質疑応答の時間もありますので、皆様お誘いあわせのうえご参加ください。鑑賞は無料ですが、事前予約が必要です。以下の案内に従ってご予約頂きますようお願い致します。「ボルドーの領事~アリスティディス・デ・ソウザ・メンデス~」(原題:O Cônsul de Bordéus)
監督:ジョアォン・コレア、フランシスコ・マンソ /2011年 / ポルトガル / 90分 / ポルトガル語(日本語字幕)
日時: 7月23日(水)18:00より (17:30受付開始)/ 19:30頃より フランシスコ・マンソ監督によるご挨拶と質疑応答
会場: JCC(ジューイッシュ・コミュニティセンター)日本ユダヤ教団 (東京都渋谷区広尾3-8-8 ℡ 03-3400-2559)
予約: 事前に、代表者の①名前 ②人数 ③返信用アドレス ④住所・電話番号 を明記し、 ポルトガル大使館メールアドレス (ccp@portugal.jp.net) にお申し込みください。受付完了の返信メールが送られます。
申し込み受付完了の返信メールを印刷するか、返信画面を当日受付にてご提示ください。いつもイスラエルの文化や芸術に興味をもってくださり、誠にありがとうございます。
いよいよ本格的な夏到来。前号ではSABONのビーチハウスを、今号の巻頭ではソーダ・ストリームの期間限定ショップをご紹介しましたので、せっかくだから最後は甘いもので〆ましょう!
大人気の「MAX BRENNER」から夏限定デザート&ドリンク メニュー登場!
2014年夏のデザートメニューは、レモン香るまるでパスタのような新感覚クレープデザート「ホワイトチョコレートレモンクレープパスタ」と、チョコレート&バニラアイスにざくざくした食感楽しいグラハムクラッカー、香ばしい焼きマシュマロペーストなどが口の中で一気に溶け合う「メルティングスモアサンデー」の2種類が登場!テーブルに運ばれてきた瞬間歓声があがること間違いなし、一口食べればとびきり幸せな気分になれるデザートが揃います。(プレスリリースより)
…これ、フェットチーネではなく、細切のクレープですヨ。このアイデア、すごすぎ!! ホワイトチョコレートレモンクレープパスタ(1300円)→今後とも引き続き、ご指導・ご支援のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
文化部・内田由紀PS.このあとすぐに8月号が配信されます。どうぞお楽しみに★
〒102-0084
東京都千代田区二番町3
イスラエル大使館文化部
内田由紀Yuki Uchida, Culture Officer
Embassy of Israel, Tokyo
3, Nibancho, Chiyoda-ku
Tokyo 102-0084
TEL:03-3264-0392 FAX:03-3264-0791
駐日イスラエル大使館 – Israeli Missions Around The World
embassies.gov.il/tokyo/Pages/default.aspx
関連動画
Israel: 65 Years of Achievement
Israel – YouTube
youtube.com/Israel
関連記事
内田由紀(イスラエル大使館文化部) – Performing Arts Network Japan
performingarts.jp/J/pre_interview/1109/1.html
関連サイト
Embassy of Japan in Israel שגרירות יפן בישראל
www.israel.emb-japan.go.jp
関連エントリ
Israel Fair 2013 in Kitami (北見でイスラエルフェア2013)
masaokato.jp/2013/08/12/111517
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