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ボクシング大会（6月22日）

ボクシング大会（6月22日）

2014年06月12日(木) 6:17
カテゴリ: Facebook, Twitter, お知らせ, オホーツク, スポーツ, 北海道, 北見市, 日本, 美幌町
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ボクシング大会（6月22日）
Boxing tournament (June 22)

22日・札幌のボクシング大会に出場
2014/06/10掲載（美幌町／スポーツ）

美幌・男性（40）
憧れのリング「つらくても闘い抜きます」

日曜日に休暇を取るのが難しいスーパーマーケットの惣菜部門でチーフ（部門長）を務める美幌町の男性（40）が、22日の日曜日に札幌市で開かれるボクシング大会「ザ・おやじファイト」に出場する。「試合に出たいが、仕事も大事」と、悩んだ末に意を決して申し出た休暇願。職場の仲間達や上司は「快く承諾してくれました」。みんなに背中を押されて出場する男性は、「どんなにつらくても闘い抜きます」と、闘志を燃やしている。

多忙な日曜日…
「試合に出たいが、仕事も大事」
職場の仲間達や上司に後押しされ

男性は10代後半にボクシングに憧れ、当時住んでいた札幌市内のジムを見学した。「怖い雰囲気だったので」と、入門をためらった男性。それでも、独学でランニングや筋トレ、シャドーボクシングをしていた。

社会人になりスーパーマーケットチェーンの(株)北雄ラッキーに就職。2年前にシティびほろ店に転勤になり、惣菜部門のチーフとして活躍している。

昨年11月に北見市にボクシングジム「北見ボクシングアカデミー」がオープンしたことから、男性はさっそく入会してトレーニングを開始した。「ボクシングを始めるのが目標だったので」と、男性。

週に3、4回、仕事を終えてから美幌－北見を往復し、腕を磨く男性。心の中では「試合をしたい」という新たな目標が膨らんだ。

そこに巡ってきたのが試合のチャンス。ザ・おやじファイトは元プロ、アマチュア上級から初心者まで種目が分かれ、しっかりトレーニングを積んだ人なら出場できる。

ところが、試合は日曜日だった。男性は冠婚葬祭以外で日曜日に休んだことがない。「すごく忙しいので、今まで日曜に休もうなんて考えたこもない」という男性。試合に出る決心をしたものの「職場のみんながウンと言ってくれるかな…」。葛藤が続いた。

「やっぱり、みんなに話してお願いしよう」と決心して、仲間に気持ちを伝えたところ「理解してもらえました」。上司に休暇を願い出ると「みんなが大丈夫なら…」と、上司も休暇を認めてくれた。

「職場の仲間が理解してくれなかったらできない試合。思い切り闘ってきます。強い相手だったとしても、くらいついていきます」と、ファイティングポーズを見せた。 (粟)