手足口病の流行。参考情報(その2)
- 2014年05月14日(水) 1:22
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手足口病
Hand, foot and mouth disease
手足口病(てあしくちびょう、英: Hand, foot and mouth disease; HFMD)は、コクサッキーウイルスの一種が原因となって起こるウイルス性疾患である。病名は手の平、足の裏、口内に水疱が発生することに由来する。乳児や幼児によく見られる疾患であるが、成人にも見られる。乳児ではまれに死亡することがある。夏季を中心に流行し、汗疹と間違えられやすい。(wiki/手足口病)
中国の北京にある日本大使館からのメール配信サービスです。
中国の在留邦人の皆様やこれから中国を訪問される皆様にお知らせします。
手足口病の流行。参考情報(その2)
Epidemic of hand-foot-and-mouth disease. Reference Information (Part 2)
手足口病の流行(参考情報(その2))
2014年5月
在中国日本大使館現在、中国全土で手足口病が流行しています。国家衛生・計画生育委員会の発表によれば、本年4月の中国全土での感染者は426,347人で、70人が亡くなっています(3月に比べ感染者は約2.8倍、死亡者は約2倍となっています)。全国で広く感染者がでており、同委員会は感染拡大の防止を呼びかけています。
日本では、この病気で死亡する例は殆どなく、この病気に対して過度に心配する必要はないと言われていますが、中国では毎年4月~7月が感染のピークと言われており、特に、小さいお子様をお持ちの在留邦人の皆様におかれては、引き続き、以下の点に十分にご注意ください。
手足口病に罹るのは、主に乳幼児・小児で、その症状は発熱、手・足・口に発疹・水疱が見られます。原因については、エンテロウィルス(EV71)が主流となっています。
一般的には、発熱で始まる軽い病気で、ほとんどの人が1週間から10日程度で自然に治ります。合併症もほとんどありませんが、まれに髄膜炎等の中枢神経症状が発生し、入院が必要となります。突然の高熱、あるいは微熱でも持続するもの、嘔吐を繰り返すもの、意識状態に変化が見られるものには慎重に対処し、早期に医師の診察を受ける必要があります。
潜伏期は3-6日で、感染経路は経口、飛沫、接触ですが、症状が消失した後も3-4週間は排便中にウィルスが排泄されるため、注意が必要とされます。
予防策としては、ワクチンなどの予防方法はなく、乳幼児のおしめなど排泄物に対する注意、石けんによる手洗いの励行といった一般的な衛生面での管理が重要です。
手足口病の詳しい情報については下記サイトで紹介されています。
国立感染症研究所感染症情報センターホームページ(手足口病)」
idsc.nih.go.jp/disease/hfmd/about.html
「厚生労働省 手足口病に関するQ&A」
www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html
「日本医師会 手足口病Q&A」
www.med.or.jp/kansen/teashi_qa.htmlご意見やご提案については、こちらへアクセスして下さい。
www.cn.emb-japan.go.jp/aboutus_j.htm
在中国日本国大使館 · www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm
関連サイト
FORTH|国・地域別情報|アジア地域|中国
www.forth.go.jp/destinations/country/china.html
日本国驻华大使馆
cn.emb-japan.go.jp
中華人民共和国駐日本国大使館 – 中华人民共和国驻日本大使馆
china-embassy.or.jp/jpn
外務省: 中華人民共和国 – Ministry of Foreign Affairs of Japan
mofa.go.jp/mofaj/area/china/index.html
外務省 海外安全ホームページ – Ministry of Foreign Affairs of Japan
anzen.mofa.go.jp
北海道感染症情報センター – 北海道立衛生研究所
www.iph.pref.hokkaido.jp/kansen/
手足口病について – オホーツク総合振興局
www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/hk/mth/mon/HFMD.htm
関連エントリ
海外で注意するべきこと 感染症について
masaokato.jp/2014/04/05/013244
手足口病 の検索結果
masaokato.jp/?s=手足口病
注意喚起 の検索結果
masaokato.jp/?s=注意喚起
感染症 の検索結果
masaokato.jp/?s=感染症
鳥インフルエンザ の検索結果
masaokato.jp/?s=鳥インフルエンザ
在中国日本国大使館 の検索結果
masaokato.jp/?s=在中国日本国大使館
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鳥インフルエンザ関連情報(5月14日)
(広東省、江西省などにおける新たな感染例の確認について)
在中国日本国大使館
2014年5月14日
鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例
中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の流行状況として、4月29日以降5月14日までに、広東省で2名、江西省で2名、安徽省・江蘇省・湖南省・吉林省で各1名、合計8名の新たな鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例が報告されています。なお、5月14日以前に感染が報告されていた広東省の感染者2名が死亡したとのことです。
これまでに一部で限定的で継続性のないヒト-ヒト感染例が見つかっていますが、専門家によれば、現時点では、ウイルスの変異状況から、持続的なヒト-ヒト感染は見られないとしています。しかしながら、依然、感染拡大が懸念されておりますので、引き続き、十分な注意が必要です。
中国、特に上記の感染症例が確認されている地域に滞在中の方、及び渡航・滞在を予定されている方は、在中国大使館及び各総領事館等のホームページを含め、最新情報を随時確認の上、以下の注意事項を参考に行動することをお勧めします。
●生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
●死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
●鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
●手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
●外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
●突然の発熱や咳など、呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。
参考情報:
2013年10月以降2014年5月14日までの鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例(外務省集計)
感染者数: 307名(うち死亡76名)
感染例が確認された都市・地域名は、中国2市7省1自治区1特別区(北京市、上海市、広東省、福建省、浙江省、江蘇省、湖南省、安徽省、吉林省、広西チワン族自治区、及び香港特別区)。
※2013年12月、及び2014年4月に台湾で確認された計3件の感染例は、2例が中国大陸在住の旅行者であったこと、及び台湾在住で直前に中国大陸への渡航歴があることを踏まえ、輸入感染症例として整理しています。
※貴州省で死亡後に感染が確認された男性感染者1名は、直前まで浙江省において活動、同省滞在中にすでに発症して病院で治療を受けていたことが判明しましたので、浙江省における感染者として整理しています。
2013年3月31日以降8月13日までの鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例:感染者数135名(うち死亡45名)。
(問い合わせ窓口)
外務省領事サービスセンター
住所: 東京都千代田区霞が関2-2-1
電話: (代表)03-3580-3311(内線)2902
在中華人民共和国日本国大使館
住所: No.1 Liangmaqiao Donjje,Chaoyang District, Beijing 100600, People’s Republic of China
(北京市朝陽区亮馬橋東街1号)
電話: 8531-9800
国外からは(国番号86-10)8531-9800
FAX: 6532-7081
国外からは(国番号86-10)6532-7081
ホームページ: http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm
加藤 雅夫 より 2014 年 5 月 15 日 20:49