鳥インフルエンザA(H7N9) ヒト感染症例の発生について

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中国の北京にある日本大使館から のメール配信サービスです。中国の在留邦人の皆様やこれから中国を訪問される皆様にお知らせします。

鳥インフルエンザA(H7N9)
ヒト感染症例発生

メール配信サービス
在中国日本国大使館からのお知らせ

鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例発生
(北京市、湖南省などにおける新たな感染例の確認などについて)

在中国日本国大使館
2014年2月7日

鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例
6日付け報道によりますと北京市、湖南省において新たに感染例が確認されております。北京市では懐柔県在住で活きた鶏の売買に従事していた73歳の男性であり、現在、地壇病院にて加療中とのことです。なお、同報道によると1月23日に報告のあった感染患者は、1月30日に亡くなった旨報道しております。また、湖南省では、本年に入り5人の患者が報告されており、そのうち1名は2月3日に亡くなった旨報道されております。
なお、在中国各公館からの報告によれば, 1月29日以降2月3日までに,浙江省,広東省,福建省,江蘇省,江西省,広西チワン族自治区において,計20名(2名の死亡例を含む)の新規の鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例の報告がありました。
中国では春節(旧正月)後も、帰省客等により、人の移動が活発になることから、リスクが高まる可能性もありますので、十分にご注意願います。また、北京市衛生局は、人から人への感染の能力は確認されていないものの、春節の後も人の移動が多いことから、手洗い等を励行し、発熱等の症状がある場合はできるだけ早くマスクをかけた上で病院に行くよう注意喚起を行っています。

中国,特に上記の感染症例が確認されている地域に滞在中の方,及び渡航・滞在を予定されている方は,在中国大使館及び各総領事館等のホームページを含め,最新情報を随時確認の上,以下の注意事項を参考に行動することをお勧めします。
生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
手洗い,うがいにつとめ,衛生管理を心がける。
外出する場合には,人混みは出来るだけ避け,人混みではマスクをする等の対策を心がける。
突然の発熱や咳など,呼吸器感染症の症状が現れた場合には,速やかに最寄りの医療機関を受診する。

参考情報:

2013年10月以降2014年2月3日までの鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例(外務省集計)
感染者数: 135名(うち死亡15名)
感染例が確認された都市・地域名は,中国3市7省1自治区(北京市、上海市、広東省、福建省、浙江省,江蘇省,貴州省,湖南省,江西省,香港特別区及び,広西チワン族自治区)。
※昨年12月末に台湾で確認され,その後死亡した86歳男性輸入症例の感染者は,江蘇省在住の旅行者であったことを踏まえ,江蘇省における感染者として整理しています。

2013年3月31日以降8月13日までの鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例:感染者数135名(うち死亡45名)。

海外安全ホームページ:
「海外渡航者のための新型インフルエンザに関するQ&A」
www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/influ_qa.html
「海外渡航者のための鳥インフルエンザに関するQ&A」
www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/sars_qa.html
鳥インフルエンザ(H7N9)について(厚生労働省)
www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9.html
海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所)
www.forth.go.jp
インフルエンザA(H7N9) (国立感染症研究所感染症情報センター)
www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/a/flua-h7n9/3395-n7n9top.html
「鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染事例に関するリスクアセスメントと対応」(11月5日付)
www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/a/flua-h7n9/2276-a-h7n9-niid/4076-riskassess-131105.html
鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)
www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/index.html
世界保健機関(WHO)
Human infection with influenza A(H7N9) virus - update
www.who.int/csr/don/2013_11_06/en/index.html
国際獣疫事務局(OIE)
www.oie.int/eng/en_index.htm
中国疾病予防控制中心「人感染H7N9禽流感」※中国語サイト
www.chinacdc.cn/jkzt/crb/rgrgzbxqlg_5295/
台湾衛生福利部疾病管制署
http://www.cdc.gov.tw

(問い合わせ窓口)

外務省領事サービスセンター
住所: 東京都千代田区霞が関2-2-1
電話: (代表)03-3580-3311(内線)2902

(外務省関連課室連絡先)

外務省領事局政策課(海外医療情報)
電話: (代表)03-3580-3311(内線)2850

外務省 海外安全ホームページ: www.anzen.mofa.go.jp/
(携帯版) m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp

(現地公館等連絡先)

在中華人民共和国日本国大使館
住所: No.1 Liangmaqiao Donjje,Chaoyang District, Beijing 100600, People’s Republic of China (北京市朝陽区亮馬橋東街1号)
電話: 8531-9800 国外からは(国番号86-10)8531-9800
FAX : 6532-7081 国外からは(国番号86-10)6532-7081
ホームページ: www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm

在上海日本国総領事館
住所: 8 Wan Shan Road, Shanghai, People’s Republic of China (上海市万山路8号)
電話: 5257-4766 国外からは(国番号86-21)5257-4766
FAX : 6278―8988 国外からは(国番号86-21)6278―8988
ホームページ: www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/

在広州日本国総領事館
住所: Garden Tower, 368 Huanshi Dong Lu, Guangzhou, People’s Republic of China (広州市環市東路368号花園大厦)
電話: 8334-3009, 8334-3090 (領事・査証班) 国外からは(国番号86-20) 8334-3009,または8334-3090 (領事・査証班)
FAX : 8333-8972 国外からは(国番号(86-20) 8333-8972
ホームページ: www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/

在重慶日本国総領事館
住所: 37/F, Metropolitan Tower, No.68 Zourong Road, Central District, Chongqing, 400010, People’s Republic of China (重慶市渝中区鄒容路68号大都会商廈37F)
電話: 6373-3585 国外からは(国番号 86-23 )6373-3585
FAX : 6373-3589 国外からは(国番号 86-23 )6373-3589
ホームページ: www.chongqing.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm

在香港日本国総領事館
住所: 46th & 47th Floors, One Exchange Square, 8 Connaught Place, Central, Hong Kong
香港中環康楽廣場8號交易廣場第一座46樓及47樓
電話: 2522-1184 国外からは(国番号(85-2) 2522-1184
FAX : 2868-0156 国外からは(国番号(85-2) 2868-0156
ホームページ: www.hk.emb-japan.go.jp/

交流協会台北事務所
住所: 台北市松山区慶城街28号通泰商業大樓
電話: (02)-2713-8000(領事室内線2100,2102) 台湾域外からは(地域番号886)-2-2713-8000 (領事室 内線2100,2102) 0937-043-408(夜間・土日祝祭日24時間)
ホームページ: www.koryu.or.jp/taipei/

交流協会高雄事務所
住所: 高雄市苓雅区和平一路87号 南和和平大樓9F
電話: (市外局番07)-771-4008(内線20,56) 台湾域外からは(地域番号886)-7-771-4008(内線20,56) 0929-228-458(夜間・土日祝祭日24時間)
FAX : (市外局番07)-771-2734 台湾域外からは(地域番号886)-7-771-2734
ホームページ: www.koryu.or.jp/kaohsiung/

ご意見やご提案については、こちらへアクセスして下さい。 www.cn.emb-japan.go.jp/aboutus_j.htm
【在中国日本国大使館】

在中国日本国大使館 · www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/birdflu140207_j.htm

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関連サイト

日本国驻华大使馆
cn.emb-japan.go.jp

中華人民共和国駐日本国大使館 – 中华人民共和国驻日本大使馆
china-embassy.or.jp/jpn

外務省: 中華人民共和国 – Ministry of Foreign Affairs of Japan
mofa.go.jp/mofaj/area/china/index.html

外務省 海外安全ホームページ – Ministry of Foreign Affairs of Japan
anzen.mofa.go.jp

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6 件のコメント

  1. インフルエンザの患者急増

    今冬2度目の注意報を発令
    北見保健所管内でインフルエンザ患者が急増し、今冬で2度目となる注意報が発令された。昨年12月初旬発令の注意報は年明けに解除されたが、1月下旬から患者が急増。患者の8割は高校生以下で、北見市内の小中学校では学級閉鎖が相次いでいる。2月に入ってさらに患者が増えており、同保健所は予防の徹底を呼び掛けている。

    北見保健所管内
    うがい、手洗いなど予防徹底を
    同保健所は7医療機関から患者数の報告を受け、月~日曜の1週間単位で集計している。1医療機関当たりの平均患者数が10人を超えると注意報、30人を超えると警報発令となる。
    昨年第49週(12月2~8日)に10.57人となり注意報が発令されたが、今年第1週(昨年12月30日~今年1月5日)に3.57人となり解除された。しかし、4週(1月20~26日)に10.86人となり再び注意報発令。5週(1月27日~2月2日)にはさらに増え22.57人となり、警報レベルに迫っている。
    同保健所によると、ワクチンは感染と重篤化を抑える効果が期待できるが感染の可能性はあるため、接種者も予防は必要。「予防はうがい、手洗いが基本。特に人込みに入る時はマスクの着用など、細心の注意を」と呼び掛けている。 (匡)

    北見 網走 オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩
    2014/02/08掲載(北見市/健康)
    http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=76286

    ※ 保健環境部北見地域保健室のページ – オホーツク総合振興局 http://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kth/

    加藤 雅夫 より 2014 年 2 月 8 日 18:13

  2. メール配信サービス
    在中国日本国大使館からのお知らせ

    鳥インフルエンザ関連情報(2月11日)
    (江蘇省、浙江省、湖南省などにおける新たな感染例の確認などについて)

    在中国日本国大使館
    2014年2月11日

    鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例
    中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の流行状況として、2月7日以降10日までに、北京市(※当館HP2月7日に掲載済み)、江蘇省、浙江省、湖南省、広東省、福建省、安徽省において、計22名(3名の死亡例を含む)の新規の鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例が報告されています。このうち、安徽省は、昨年11月以降初の感染例発生となります。

    感染者が確認された省は次のとおりです(括弧内は感染者数)。
    広東省(6名、うち1名死亡)、浙江省(6名)、江蘇省(3名)、湖南省(3名)、安徽省(2名、うち1名死亡)、福建省(1名、のち死亡)、北京市(1名)
    また、これまで感染が報告されていた患者のうち、北京市の1名(※当館HP2月7日に掲載済み)、江蘇省の1名、計2名が死亡したとのことです。
    これまでに一部で限定的で継続性のないヒト-ヒト感染例が見つかっていますが、専門家によれば、現時点では、ウイルスの変異状況から、恒常的なヒト-ヒト感染は見られないとしています。しかしながら、依然、感染拡大が懸念されておりますので、引き続き、十分な注意が必要です。

    中国、特に上記の感染症例が確認されている地域に滞在中の方、及び渡航・滞在を予定されている方は、在中国大使館及び各総領事館等のホームページを含め、最新情報を随時確認の上、以下の注意事項を参考に行動することをお勧めします。
    生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
    死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
    鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
    手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
    外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
    突然の発熱や咳など、呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

    参考情報:
    2013年10月以降2014年2月10日までの鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例(外務省集計)

    感染者数:198名(うち死亡43名)

    感染例が確認された都市・地域名は、中国2市7省1自治区1特別区(北京市、上海市、広東省、福建省、浙江省、江蘇省、貴州省、湖南省、安徽省、広西チワン族自治区、及び香港特別区)。

    ※昨年12月末に台湾で確認され、その後死亡した86歳男性輸入症例の感染者は、江蘇省在住の旅行者であったことを踏まえ、江蘇省における感染者として整理しています。

    2013年3月31日以降8月13日までの鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例:感染者数135名(うち死亡45名)。

    在中国日本国大使館 · http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/birdflu140211_j.htm

    加藤 雅夫 より 2014 年 2 月 11 日 19:51

  3. メール配信サービス
    在中国日本国大使館からのお知らせ

    鳥インフルエンザ関連情報(2月17日)
    (湖南省などにおける新たな感染例の確認などについて)

    在中国日本国大使館
    2014年2月17日

    鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例(2月11日以降13日まで)

    中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の流行状況として、2月11日以降13日までに、浙江省、湖南省、広東省、福建省、及び香港特別区において、計13名の鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例が報告されています。感染者が確認された省は次のとおりです(括弧内は感染者数)。浙江省(7名)、広東省(4名)、湖南省(1名)、香港特別区(1名)

    また、これまで感染が報告されていた福建省の感染者1名が死亡したとのことです。さらに、中国当局の10日付けの発表により、地域が公表されていない感染後の死亡例数が9例となりました。

    13日、マレーシア・コタキナバル市において、マレーシア旅行中の中国人女性1名が鳥インフルエンザA(H7N9)に感染していることが確認されたと公表されました。患者は67歳の女性で、30日から高熱、咳、関節痛等の治療を受けていましたが、今月3日に広東省からマレーシアへの旅行に出発しました。マレーシア到着後はクアラルンプール、サンダカン、コタキナバルを訪問しましたが、7日に体調が悪化し、コタキナバル市内の病院に入院、9日に検査したところ、11日に鳥インフルエンザA(H7N9)感染が確認されたとのことです。現在、女性の病状は安定しています。マレーシア保健省は、女性と接触した同行家族及び旅行者16名、旅行社のスタッフ4名、女性と同便の旅客機の搭乗者や宿泊先のホテルの従業員などの濃厚接触者を検査しましたが,現在のところ、他の感染者は確認されていません。

    湖南省における鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例(2月15日)

    湖南省衛生庁は、15日新たに鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例が確認されたことを公表しています。感染者の顔氏は46歳のロウ(米の下に女)底漣源市在住の男性であり、現在はロウ(米の下に女)底市のある病院で治療を受けています。この結果、1月27日以降2月15日までの湖南省における感染症例数は、合計10件となっています。

    これまでに一部で限定的で継続性のないヒト-ヒト感染例が見つかっていますが、専門家によれば、現時点では、ウイルスの変異状況から、恒常的なヒト-ヒト感染は見られないとしています。しかしながら、依然、感染拡大が懸念されておりますので、引き続き、十分な注意が必要です。

    在中国日本国大使館 · http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/birdflu140211_j.htm

    加藤 雅夫 より 2014 年 2 月 17 日 21:26

  4. 鳥インフルエンザ関連情報(2月18日)
    (湖南省などにおける新たな感染例の確認などについて)

    在中国日本国大使館
    2014年2月18日

    鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例(2月14日以降17日まで)

    中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の流行状況として、2月14日以降17日までに、広東省、江蘇省、安徽省、湖南省において、計12名(うち死亡3名)の新たな鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例が報告されています。感染者が確認された省は次のとおりです(括弧内は感染者数)。

    広東省(5名、うち死亡1名)、江蘇省(3名、うち死亡2名)、安徽省(2名)、湖南省(2名(※))

    これまでに一部で限定的で継続性のないヒト-ヒト感染例が見つかっていますが、専門家によれば、現時点では、ウイルスの変異状況から、恒常的なヒト-ヒト感染は見られないとしています。しかしながら、依然、感染拡大が懸念されておりますので、引き続き、十分な注意が必要です。

    (※ 当館HP2月17日に掲載済みの1名と、同日新たに発生した1名の計2名。新たに発生した症例は、64歳の邵陽市邵東県在住の男性(孫氏)で、現在は長沙市のある病院で治療を受けています。この結果、1月27日以降2月17日までの湖南省における感染症例数は、合計11件となっています。)

    中国、特に上記の感染症例が確認されている地域に滞在中の方、及び渡航・滞在を予定されている方は、在中国大使館及び各総領事館等のホームページを含め、最新情報を随時確認の上、以下の注意事項を参考に行動することをお勧めします。

    ● 生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
    ● 死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
    ● 鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
    ● 手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
    ● 外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
    ● 突然の発熱や咳など、呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

    参考情報:
    2013年10月以降2014年2月17日までの鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例(外務省集計)

    感染者数: 224名(うち死亡51名)
    感染例が確認された都市・地域名は、中国2市6省1自治区1特別区(北京市、上海市、広東省、福建省、浙江省、江蘇省、湖南省、安徽省、広西チワン族自治区、及び香港特別区)

    ※ 昨年12月末に台湾で確認され、その後死亡した86歳男性輸入症例の感染者は、江蘇省在住の旅行者であったことを踏まえ、江蘇省における感染者として整理しています。

    ※ 貴州省で死亡後に感染が確認された男性感染者1名は、直前まで浙江省において活動、同省滞在中にすでに発症して病院で治療を受けていたことが判明しましたので、浙江省における感染者として整理しています。

    ※ マレーシア旅行中に感染が確認された67歳女性の感染者は、出発前に発症していたと見られるため、中国・広東省における感染者として整理しています。

    2013年3月31日以降8月13日までの鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例:感染者数135名(うち死亡45名)。

    在中国日本国大使館 · http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/birdflu140211_j.htm

    加藤 雅夫 より 2014 年 2 月 18 日 18:05

  5. 鳥インフルエンザ関連情報(2月19日)
    (湖南省における新たな感染例の確認などについて)

    在中国日本国大使館
    2014年2月19日

    鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例

    2月18日、湖南省において、鳥インフルエンザA(H7N9)のヒトへの感染症例が1件新たに報告されました。感染者の劉氏は29歳の長沙市長沙県在住の女性で、現在は長沙市のある病院で治療を受けています。この結果、1月27日以降2月18日までの湖南省における感染症例数は、合計12件となっています。

    これまでに一部で限定的で継続性のないヒト-ヒト感染例が見つかっていますが、専門家によれば、現時点では、ウイルスの変異状況から、恒常的なヒト-ヒト感染は見られないとしています。しかしながら、依然、感染拡大が懸念されておりますので、引き続き、十分な注意が必要です。

    在中国日本国大使館 · http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/birdflu140211_j.htm

    加藤 雅夫 より 2014 年 2 月 19 日 20:58

  6. 鳥インフルエンザ関連情報(2月21日)
    (鳥インフルエンザA(H7N9)、A(H10N8)及びA(H9N2)の感染例の確認について)

    在中国日本国大使館
    2014年2月21日

    鳥インフルエンザのヒト感染症例

    鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例
    中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の流行状況について、2月17日以降20日までに、広東省、安徽省、湖南省、江蘇省において、計11名(うち死亡1名)の新たな鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例が報告されています。感染者が確認された省は次のとおりです(括弧内は感染者数)。 広東省(7名、うち死亡1名)、安徽省(2名)、湖南省(2名(※))、江蘇省(1名)(※当館HP2月18日及び19日に掲載済み)
    また、これまで感染が報告されていた江蘇省の感染者2名が死亡したとのことです。 鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例では、一部で限定的で継続性のないヒト-ヒト感染例が見つかっていますが、専門家によれば、現時点では、ウイルスの変異状況から、持続的なヒト-ヒト感染は見られないとしています。

    その他の鳥インフルエンザのヒト感染症例報告

    鳥インフルエンザA(H10N8)
    鳥インフルエンザA(H10N8)は、鳥インフルエンザA(H7N9)と同様、鳥類における病原性は低く、これまで鳥-ヒト感染例報告はありませんでしたが、2013年12月、江西省南昌市において世界初の感染例が確認・報告されました。2月20日現在、計3例の感染例(うち2名死亡)が報告されています。3名の感染者はいずれも江西省南昌市在住の55歳以上の男女です。なお、感染者との濃厚接触者に対する検査では、感染は確認されていません。

    鳥インフルエンザA(H9N2)
    鳥インフルエンザA(H9N2)は、1999年に香港で2件の鳥-ヒト感染例が報告されていましたが、2013年12月に、香港市民で広東省深セン市在住の86歳の男性及び湖南省在住の7歳男児の感染例2例が報告されました。このウイルスは、アジア及び中東において家禽の間で循環しているとされており、2009年12月にも香港で2名の感染例が報告されています。いずれも感染した患者のほとんどは軽症であり、このウイルスが地域レベルで拡大する公衆衛生上のリスクは依然として低いとされています。

    在中国日本国大使館 · http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/birdflu140211_j.htm

    加藤 雅夫 より 2014 年 2 月 21 日 19:44

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