大正琴で生きがいを見つけた男(北海道北見市)

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大正琴(たいしょうごと、Taishogoto)は、1912年(大正元年)、名古屋の森田吾郎が二弦琴をもとにタイプライタにヒントを得て発明した。家庭用楽器として大正時代に大流行した。大正琴用の数字譜があるため五線譜の読めない人でも演奏可能となっている。音楽学者小泉文夫は「大正琴は日本人の作り出した唯一のオリジナルな楽器」という。音色を変えられる電子大正琴も存在する。独奏合奏の両方の用途に使用されている。日本以外に東南アジア等でも演奏されることがある。(Wikipedia)

※タイプライターは視覚障害者が文章を書く上で強力な助けにもなった(タッチタイピング)。

音楽動画: 感動大正琴Hokkai Do (ikeikegogo100

大正琴についてのニュースブログ記事 (Google)
生きがいについてのニュースブログ記事 (Google)

大正琴は生きがい、ずっと続けたい
北見・男性(74)

 北見市の男性(74)は大正琴歴12年。今年、体調を崩して手術を受けながらも、日本武道館での大正琴全国大会という大きな舞台に挑んだ。「大正琴は生きがい。ずっと続けていきたい」と情熱を傾けている。

手術受けながらも武道館での全国大会で演奏
 「拍手が1番のごちそう。これからも挑戦を」
 62歳の時に老人クラブでソプラノ、テナー、アルト、ベースのアンサンブルで演奏する大正琴を聞いて素晴らしさに衝撃を受けた。アコーディオンの演奏経験はあるが、アコーディオンは右手で鍵盤を弾くのに対して、大正琴は左手で鍵盤に当たるボタンを押す。左右が逆になるため最初は苦労したという。

 グループではアンサンブル演奏の要ともなるベースを担当する。「リズムが狂ったら大変」と力を入れる。

 今年9月の武道館での演奏を前に手術せざるを得ない状況になった。「練習もあまりできず、仲間に迷惑をかけるくらいなら出場を止めた方がいいのか」と悩んだ時期もあった。しかし「具合が悪くなっている場合ではない」と自らにはっぱをかけ、手術後のつらい体調も乗り越え、大会に出場。「完璧とはいかないけれど、今までで1番良い演奏ができた」と笑顔を見せる。

 数少ない男性メンバーの一人で会の代表を務める。「大正琴は女の人だけの世界じゃない。男も自分の趣味を持つことが大事」と考える。

 「みんなで練習して曲が出来上がっていく過程が好き。拍手が1番のごちそう。これからも挑戦していきたい」と目を輝かせている。 (菊)

伝書鳩 2011/10/22掲載(北見市/本紙連載)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=56459

音楽動画: おまけ


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