トロント紅白歌合戦リユニオンを成功させよう!
- 2011年10月07日(金) 23:54
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トロント(カナダ)の e-nikka編集長・色本信夫さんから、e-nikkaメールニュース配信 2011年(平成23年)10月6日号が送られてきました。日本の皆様にご案内いたします。
今週のe-nikkaから 2011年(平成23年)10月6日号
「今週のトピックス」をご覧ください: Nuit Blanche(白夜祭=10月1日~2日)の夜、カサロマ・ステーブルで繰り広げられたWWVPデジタルイベントで、「デジタル掛け軸」の幻想的なシーン Photo:Chiharu Miura
「コミュニティーニュース」をご覧ください: 在バンクーバー日本国総領事公邸で行われた「和楽器演奏会」メンバー4人によるミニコンサート風景(9月27日)撮影:妹尾翠
「コミュニティーニュース」をご覧ください: 「一世デー」に103歳の誕生日を迎えた上高原フミさんとフミさんの娘イクコさん、夫のテッド・テシマ氏(10月2日トロント日系文化会館小林ホール「一世デー」会場にて)
「コミュニティーニュース」をご覧ください: 自慢の大根を手に、蔵本勉(くらもと・つとむ)さん(10月1日オンタリオ州南部リーミントンの蔵本農園にて)
「今週のトピックス」「e-nikkaムービー」をご覧ください: エリー湖畔のワイナリー 「Burning Kiln Winery」で同社製ワインの 特色について説明するオーナーのひとり、マイク・マッカーサーさん(10月1日オンタリオ州南部ターキーポイントにて)
「今週のトピックス、アート・エッセー」をご覧ください: 1963年、東京の白木屋デパートで開催された棟方志功主催「日本板画院展」に初出品し、華厳賞を受賞した木版画家・松原直子さん。右は棟方志功氏
トロント紅白歌合戦リユニオンを成功させよう!
「トロント紅白歌合戦」の出演者、裏方、審査員など歴代関係者らが再会するイベント「リユニオン」の企画が進んでいる。「コミュニティーニュース」でもお知らせの通り、11月20日(日)トロント日系文化会館(JCCC)で参加者数300名を見込んだ大規模なリユニオンを計画しているのだ。
今をさかのぼること34年前の1977年、トロント紅白歌合戦は誕生した。当時、トロントの日系人野球連盟に7つの野球チームがあってリーグ戦を行っていた。選手は新移住者、日系三世、日本企業の派遣社員などが中心となり、熱戦を繰り広げていたのだが、連盟の台所は火の車であった。その資金難の解決策として思いついたのが、NHK紅白歌合戦形式の催しをトロントにもスタートさせて入場料などで資金をかせごうというアイデアだった。
最初はステージで歌ってくれる歌手や裏方など協力者を集めるのに苦労したが、ようやく1977年12月、第1回の開催にこぎつけた。今とはちがって娯楽が少なかった時代。これが大いに受けた。出演歌手がふだん身近にいる仲間だということも親近感を深めたようだ。人気が人気を呼んでトロント日系社会の年末の最大行事に定着。野球連盟の会計は黒字に変わる。だが、毎年ショーの規模も大きくなり、野球連盟の1団体だけでは運営が困難になってきた。
スタート4年目に、トロント新移住者協会、日系文化会館、日本商工会、トロント日系市民協会の4つの団体が引き継ぎ、共催でチャリティーショーとして開催するようになる。このため規模がますます拡大、会場の日系文化会館(旧館)は1回だけの公演では観客を収容しきれなくなった。1984年からは昼夜2回に分けての公演に。この催しがいかに人気があったか、うかがい知ることができよう。日本のメディアも取材に訪れた。1983年、日本経済新聞に記事掲載。1984年にはNHKがトロント紅白の話題を放送した。
1999年、トロント日系文化会館は旧館から現在の会館に移転、その後、休演していた「紅白」が再開された。
トロント紅白関係者は、「昨年は事情があって開催できなかったが、この紅白開催を永続的なイベントにするために情熱をつぎ込んできた故田中勉さんの遺志を引き継ぎ、来年は開催する方向で紅白コミッティーが活動を再開することになりました。しかし再開には日系社会のご支援とスポンサーや広告主のご援助がなくてはできません」と訴えている。
紅白再開には、財政的問題だけでなく、実行委員など関係者たちのボランティア精神が不可欠である。道のりは険しいが、11月のリユニオンを機に、なんとかトロント紅白を維持・存続していく手立てがないものか、糸口をつかめたらいいなと思う。【編集部より】トロント紅白歌合戦の存続について、あなたのご意見をお寄せください。
それでは今週も「e-nikka」をご愛読ください。(編集長 色本信夫)
e-nikka今週号 http://www.e-nikka.ca
関連エントリー:
次期オンタリオ州首相は誰?(e-nikka)
http://masaokato.jp/2011/09/30/185446
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