乳がん闘病記「4分の3の乳房」(北見市、佐藤りかこ)発行
冬来たりなば春遠からじ(秋去冬来春不遠)
冬の厳しさの中に、すでに春は来ているんだね。そうさ、希望ひとつで生きるのさ。 家庭・学校・社会・経済そして健康生活の挫折は、人生の挫折ではないんだね。そうさ、絶望しないで一歩前進してごらん。あなたの人生がチョッピリ? いや、大きく変わるかも! (美幌の残疾人)
画像: ピンクリボンとイエローリボン(Wikipedia)
音楽: クロマチックハーモニカで「おひさま~大切なあなたへ」(southrachel)
北見の女性が闘病記「4分の3の乳房」発行
乳がん宣告、術後の思いなど揺れる心を赤裸々に
北見市の佐藤りかこさん(47)が、乳がん闘病記『4分の3の乳房』を発行した。しこりを見つけた時や、乳がんを宣告された時の心境などを赤裸々につづっており、がん患者に対して「独りじゃない」、読者に対して「検診に行ってください」とのメッセージを送っている。104ページ、千円。市内のブックキャビンなどで販売している。「検診受けて」と読者にメッセージ
『37歳の時にみつけた左乳房のしこり。「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。視触診だけで簡単に下された診断。4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。病理検査の結果は悪性-乳がんだった』
佐藤さんは、がんサロンを開設している病院から会報への体験記の投稿依頼を受け、一昨年から執筆を続けている。昨年8月、出版を支援する「北見・オホーツク地域出版協会」に書籍化を相談。発行準備を進めてきた。「がんで苦しんでいる人達を勇気付けることができたら」と、実名での執筆を決意。医師に対する不信感や憤り、がん宣告を受けた時の絶望感、死の恐怖、家族への思いなど、激しく揺れる心を赤裸々につづった。
「書くことで気持ちが整理された部分もあります」と佐藤さん。図書の最後を『病気になったことは悲しいことだけど、それと引き換えに、目には見えないかけがえのないものをたくさん与えられた。だから今は「ありがとう」と「感謝」の気持ちでいっぱいだ』と結んでいる。
この本の問い合わせは、同協会の伊藤悟代表(TEL 090-3892-7240)へ。 (匡)
オホーツクのフリーペーパー伝書鳩 2011/09/02掲載(北見市/話題)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=55218
関連記事:
母娘で絵本出版 – オホーツクのフリーペーパー伝書鳩(2010/07/19)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=45133
「ひろしくんの夏休み−木は人間のおかあさん」. 北見市の母親(72)と娘(48)が、森林の大切さを訴えた絵本「ひろしくんの夏休み−木は人間のおかあさん」を出版した。手作り絵本の会に助言を求めたり、今後も希望者が本を出版できるようにと友人達が北見・オホーツク地域出版協会を立ち上げ、協会第一号の出版物として完成した。
参考サイト:
広がる「がんサロン」の効用と課題は:がんナビ
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/200909/100364.html
関連エントリー:
オホーツク カテゴリのアーカイブ
http://masaokato.jp/blog/diary/okhotsk
健康・福祉 カテゴリのアーカイブ
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http://youtu.be/ld38NS4YKQI
今日(9月4日)は、
クラシック音楽の日(日本) 「ク(9)ラシ(4)ック」
くしの日(日本) 「く(9)し(4)」
クッシーの日(美幌峠、屈斜路湖) 「ク(9)ッシ(4)ー」
美幌音楽人 加藤雅夫 より 2011 年 9 月 4 日 07:21
心ない藪医者の一言が彼女の手当てを遅らせたわけで、明らかな人災ですね。でも、彼女は何とか生きようと思い直して、自らの乳がんを告白して、同じような悩みにある人に連帯を呼びかけたのですね。彼女の勇気に拍手を送ります。
なりひら より 2011 年 9 月 4 日 15:02
ありがとう! なりひらとねこたち:
◎幸せは 持たざる者に 降り注ぐ (なりひら)
◎光は闇に輝いている 闇はこれに勝てない (大和田広美)
9月26日は、招き猫の日。「くる(9)ふ(2)く(9)」(来る福)
加藤 雅夫 より 2011 年 9 月 4 日 16:24