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「広島デー」に改めて原子力を考える

「広島デー」に改めて原子力を考える

2011年08月06日(土) 8:16
カテゴリ: Twitter, e-nikka, お知らせ, カナダ, トロント, 北米, 国際, 地震, 日本, 観光
この記事へのコメントは 3 件あります。

トロント（カナダ）の e-nikka編集長・色本信夫さんから、e-nikkaメールニュース配信 2011年（平成23年）8月4日号が送られてきました。日本の皆様にご案内いたします。

原子力のニュース（Google）原子力についてのブログ（Google）

今週のe-nikkaから　2011年（平成23年）8月4日号
編集長　色本信夫

▲カリビアン・カーニバルのパレード風景（７月30日、トロント市レイクショア通り）撮影：平田誠　【「今週のトピックス」をご覧ください】

▲ＢＣ州バンクーバー島カンバーランド村の日系人墓地で一足早いお盆。墓前で読経する浄土真宗本願寺派カナダ開教区総長、生田グラント真見師（７月30日）撮影：ヒル厚子　【「コミュニティーニュース」をご覧ください」】

▲カルガリー総領事公邸で行われたＪＥＴ参加者の壮行会。最前列右から３～４人目が福田進総領事夫妻（７月29日）撮影：奈良由貴子　【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

▲バンクーバー総領事公邸で開かれたＪＥＴプログラム参加者歓送レセプションで若者たちと歓談する伊藤秀樹総領事（右から３人目）（７月29日）撮影：妹尾翠　【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

▲トロント総領事館管轄のＪＥＴ参加者歓送会で激励のスピーチをする山本信明首席領事（右）（７月29日、パークハイヤットホテル）撮影：平田誠　【「コミュニティーニュース」をご覧ください】

▲木版画家・松原直子さんが米国のボストン・パブリックライブラリー・ウイギン画廊で開いた個展のポスター（1970年）　【「今週のトピックス・アートエッセー」をご覧ください】

▲オールドモントリオールのミニクルーズ船「バトー・ムッシュ」から見る SAINTE-HELENE 島の球形 BIOSPHERE　【「今週のトピックス・観光」「e-nikkaムービー」をご覧ください】をご覧ください】

■「広島デー」に改めて原子力を考える
今年もこの日がやってくる──８月６日。66年前、広島に投下された原爆の記念日だ。日本では６日に広島市、９日に長崎市でそれぞれ平和を祈願する大規模な式典が行われる。
カナダでも平和運動家らが中心となり一般市民も加わって各地で「Hiroshima Day」が開催される。トロントでは「The Toronto Hiroshima Day」が８月６日（土）午後６時30分からイートンセンター横のホーリートリニティー教会（10 Trinity Square, Toronto）で開かれる（今年はいつもの市庁舎前広場「ピース・ガーデン」が改修工事中のため会場を変更）。
「トロント・ヒロシマデー連合」のアントン・ワグナー氏（ヨーク大学美術学部）らが企画・開催している毎年夏の恒例イベントで、広島と長崎で原爆投下のため犠牲となった人々を追悼するとともにこの世から核兵器を廃絶する宣言を発表する。
さらに、今年は３月11日の東日本大震災で大事故を起こした福島第一原発にも言及し、放射能汚染の恐怖にさらされている住民たちに思いを馳せ、「核兵器」と「原子力」に反対する立場「No Nuclear Weapons, No Nuclear Power」を表明する予定だと言っている。
従来、反核運動は、原爆や水爆といった核兵器に反対するものであったが、今回の福島原発事故を契機に核エネルギーに関する問題も重要視されるようになった。運動のスローガンとして放射能を出すものはすべて反対とするグループもある。しかしその一方で、核兵器には反対しても原発事故をテーマにしないという原子力の平和利用容認派もいる。いわく、「原子力発電がなければ電力不足となり、経済や人々の生活が衰退する。放射線は癌（がん）治療に役立っている」と。
８月６日の「トロント・ヒロシマデー」で、これらの意見を聞く機会があるかも知れない。あなたも、参加してみませんか？
【編集部より】広島・長崎の原爆記念日にあたり、核兵器、原子力、福島原発事故に関するあなたのお考えを編集部までお寄せください。

それでは今週も「e-nikka」をご愛読ください。

e-nikka今週号 www.e-nikka.ca

3 件のコメント

今年は原発が暴走した年の原爆忌ということで、思いも一層複雑なものになりました。

なりひらより 2011 年 8 月 6 日 11:46
後世に語り継ぎたい戦争の記憶（なりひらの部屋）を拝読してきました。

「戦後」６６年、戦争を知らない世代が、後世に語り継いでいかなればなりませんね。

加藤雅夫より 2011 年 8 月 6 日 12:09
ＫＡＮ－ＦＵＬＬ　ＢＬＯＧのお知らせ（2011/08/16)

「第２６話【平和】「非核特使」創設から１年　広島・長崎で総理に活動報告会」
　世界に被爆体験を語り継ぐ、政府委嘱の「非核特使」。昨年の広島平和祈念式での挨拶で、菅総理が提唱して始まったこの制度は、１年で確かな成果を上げました。そして、報告会で特使たちが口々に語った、３月１１日以降の海外の聴衆たちの質問とは―――
※　続きはこちらから
http://kanfullblog.kantei.go.jp/2011/08/20110815.html

発行：内閣官房内閣広報室（〒100-8968　東京都千代田区永田町1-6-1）
ＫＡＮ－ＦＵＬＬ　ＢＬＯＧ
http://kanfullblog.kantei.go.jp

加藤雅夫より 2011 年 8 月 16 日 22:36

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