【日本音楽療法情報】 MT伊賀メールマガジン2月号
伊賀音楽療法研究会(三重県の伊賀市社会福祉協議会)から、2011年の音楽療法メールマガジン2月号が送られてきました。ありがとうございます。(美幌音楽人 加藤雅夫)
日本音楽療法情報
日本音楽療法学会近畿支部 第9回近畿学術大会
【日時】2011年3月12日(土)~13日(日)
【会場】京都文教大学・京都文教短期大学(京都府宇治市槇島町千足80)
【講習会内容】
講習会A タイトル:発達障害の理解と対応
講師:杉山登志郎 浜松医科大学児童青年期精神医学講座教授
講習会B タイトル:自然の中の音、心に流れる音楽~民族楽器を使ったワークショップ 定員:150名
講師:ロビン・ロイド(Robbin Lloyd)
講習会C タイトル:音楽で心ゆたかに~生きる喜び~
講師:田中喜代子 あしや喜楽苑施設長
講習会D タイトル:音と気でつなぐ「場」づくり ワークショップ定員150名
講師:馬場雄司、八田勘司、濱野清志
講習会E タイトル:在宅医療の現況─音楽療法も含めて
講師:松尾美由起 医療法人 松尾クリニック院長
講習会F タイトル:即興の空白 ワークショップ 定員150名
講師:キース・ヒルズ (Keith Hills)
※大会情報HP URL http://www.jmtak.com/rally.html
ミュージック・プレイ・セラピィ研究会2011
第14回公開学習会 音楽療法と『あそび』~子どもの発達の視点から~
【講師】勅使千鶴氏(名古屋大学大学院教育学研究科修士課程修了 日本福祉大学教授) 下川英子氏(東京藝術大学作曲科大学院修了 日本音楽療法学会認定音楽療法士)
【日時】2011年4月2日(土)10:00~16:00
【場所】国立オリンピック記念青少年総合センター
【会費】6000円
【定員】60名程度
【講師プロフィール】
勅使千鶴(てし ちづ)名古屋大学大学院教育学研究科修士課程修了 日本福祉大学教授 幼稚園や保育所で保育実践を観察しながら、研究を続けています。主な著書:『韓国の保育・幼児教育と子育て支援の動向と課題』新読書社、2008年。『韓国の保育・幼児教育と子育ての社会的支援』新読書社、2007年。『子どもの発達とあそびの指導』(単著)ひとなる書房、1999年。『3歳児のあそび』(共著)旬報社、1994年。『3歳「いれて」「いいよ」っていえるよ』旬報社、1992年。『子どもたちの四季』(共著)ひとなる書房、1990年。
下川 英子(しもかわ えいこ)東京藝術大学作曲科大学院修了。日本音楽療法学会認定音楽療法士。病院や療育施設の音楽療法士をつとめる傍ら、朝霞市公立保育園巡回相談員など、保育の現場に音楽療法をいかした活動を続ける。主な著書:『音楽療法・音あそびー統合保育・教育現場に応用する』音楽之友社『音楽療法・レッスン・授業のためのネタ帳』音楽之友社。主な勤務先:埼玉療育園リハビリテーション科、埼玉県筋ジストロフィー協会黒浜訓練センター、さいたま市総合療育センター、塩尻市中村病院小児科。
【講座内容】
勅使千鶴氏 《子どもの発達とあそびの指導》
子どもにとって「あそび」とは何か。発達に沿って、「あそび」はどう
発展していくのか。保育園でのあそびの映像や実践記録を手がかりにして、子どもの発達とあそびの関係、及びあそびの指導について考えます。
下川英子氏 《0歳からの音・楽器を使ったコミュニケーションと遊び》
保育園や子育て支援センターの音あそび、保健センターや病院(小児科)の音楽療法、それぞれに共通する発達に応じた楽器や音の使い方を映像で紹介します。実技では、実際に保育園や、小学校の特別支援クラスで行っている音楽療法を生かした音あそびを体験します。
※お問合せ先HP URL http://www5f.biglobe.ne.jp/~MPT/
[編集後記]
日本音楽療法学会の理事長でいらっしゃる日野原重明先生は、明治44年10月のお生まれと言うことは、御年99歳で、今年100歳を迎えられる白寿でいらっしゃいます。今年9月に富山県で開催される第11回日本音楽療法学術大会では、日野原理事長による100歳記念基調講演が予定されています。また、来年9月に宮崎県で開催が予定されている第12回学術大会の大会長は日野原先生自らがつとめるとのこと。
音楽療法が長寿の要因であることを、これから先もずっと証明し続けていってほしいものです。
伊賀音楽療法研究会 http://www.hanzou.or.jp/music/top-page.htm
日野原重明 – Wikipedia
日野原 重明(ひのはら しげあき、1911年(明治44年)10月4日 – )は日本の医師。医学博士(京都帝国大学)。聖路加国際病院理事長。同名誉院長。 趣味の一つにピアノがある。結核を患い、闘病生活を送っていた当時、「ノクターン」を作曲した。この曲は、2008年2月17日放送の「N響アワー」(NHK教育テレビ)で日野原がゲスト出演した際、池辺晋一郎によってごく一部ではあるが披露された。
日本音楽療法学会:公式サイト http://www.jmta.jp/
音楽療法 カテゴリのアーカイブ http://masaokato.jp/blog/music/music-therapy
@bihorokato 美幌音楽人 加藤雅夫(北海道美幌町)
昭和44年、アスペルギルス症で両肺半分を切除する(主治医は札幌医大の和田教授)。 Juliette Alvin(ジュリエット・アルヴァン)の英文著書「Music Therapy」(音楽療法)を読む。その後何度か、日本バイオミュージック学会(日本音楽療法学会)の日野原重明さんと電話でお話をして、北海道の栗林文雄さんのことを教えていただく。平成10年、当別町にあるギター工房で栗林文雄さんとお会いした。
「北国に 春の訪れ 雲間草」(美幌白雲)
加藤 雅夫(bihorokato) on Twitter http://twitter.com/bihorokato
- 一つ新しい記事: イランカラプテ川柳(平成23年3月)
- 一つ古い記事: JMTSPアメリカ音楽療法だより2月号(松本真実)
4 件のコメント
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伊賀音楽療法研究会の活動とともに、「癒される音楽」を聴かせていただきました。一瞬、体が楽になったように感じます。実にメンタルですね。こうした取り組みの中から、視床痛のような難病に苦しむ人々にふさわしい音楽療法を生み出されることを期待して。
美幌加藤様:1週間交替してもよい・・そのお気持ちだけで十分感謝です。
なりひら より 2011 年 2 月 27 日 16:31
私の特技:
たくさんの音楽とメトロノームが心の中にあります。
カップラーメンを作るときには3分間イメージ(ギター演奏)します。
散歩15分のときには3曲×5分間イメージ演奏できます。
なりひらさんもビートルズ“Let It Be”の関西弁訳で試してご覧。
余談:
主治医の高正さん(美幌町国保病院)に注文。
* 1錠で1日栄養満天の薬をください。
* 1錠ですべての病気が治る薬をください。
* 1錠で死ぬまで目を覚まさない薬をください。
高正医師が「そんな便利な薬があったら、私が欲しい!」とおっしゃいました。
加藤 雅夫 より 2011 年 2 月 27 日 19:39
余談2:
病院の診察室で主治医が「ギタリストさん、検査結果は良好です」と言った。
ギタリストは「病院の薬よりも音楽療法が効いたのです」と返事をした。
主治医は、本当に納得してくれました。
日本および世界各国の音楽療法士へ、
「笑いに勝る 良薬なし」 頑張れ!
(美幌音楽人 加藤雅夫)
加藤 雅夫 より 2011 年 2 月 27 日 20:41
本音:
歌を歌う、生きるために
歌を歌う、明日のために
わたしは祈る、あなたのために
いのちを懸けてあなたを守る
光は闇に輝いている
闇はこれに勝てない
大和田広美さんの「明るい歌声」に、祝福を!
┗ http://masaokato.jp/2009/06/12/155827
(美幌音楽人 加藤雅夫)
加藤 雅夫 より 2011 年 2 月 28 日 00:56