北海道美幌町「エゾヒグマ」名古屋市立東山動植物園

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名古屋市立東山動植物園のヒグマ「ピポロ」(昭和23年来園~昭和61年)が世界最長寿記録を達成して死亡した。その後、北海道美幌町からエゾヒグマ2頭を送った。オスは「ピポロⅡ世」メスは「美幌Ⅱ世」と名付けられた。

参考サイト:動物園の歴史|東山動植物園

写真:美幌Ⅱ

エゾヒグマの美幌IIが死亡しました

1986年の来園以来、24年という長い間皆様に可愛がっていただきました。3ヶ月ほど前から闘病のため、みなさまにはお目にかかれない部屋で過ごしていましたが、薬石効果なく息を引き取りました。人懐っこく、闘病中食欲がないときでも飼育員の手からならわずかに食べてくれ、最後まで愛嬌のある子でした。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

■エゾヒグマ 美幌IIについて
来園日 1986年4月24日
性別 メス

エゾヒグマの美幌IIが死亡しました|東山動植物園

動物園 | 東山動植物園 (2010年12月22日)

エゾヒグマの美幌Ⅱ世が死亡しました

本日(12月22日)東山動物園クマ舎内(千種区東山元町3-70)で、エゾヒグマの美幌Ⅱ世の死亡を確認しましたのでお知らせします。

1 死亡個体
・名 前:美幌Ⅱ世(びほろにせい)
・性 別:メス
・年 齢:推定24歳
・来園日:1986年4月24日(北海道美幌町より来園)
・大きさ:体長2m、体重167kg

2 死亡状況
平成22年12月22日(水)午前8時00分に、飼育員が室内で横たわった状態で死亡しているのを確認しました。美幌Ⅱ世は9月より体調を崩し、抗生剤等で治療中でしたが2週間前より食欲がなくなり、ここ数日は全く餌を食べませんでした。死因は敗血症でした。

3 美幌Ⅱ世について
「美幌Ⅱ世」は 1986年3月に死亡した「美幌」の後継として北海道美幌町からオスの「ピポロ」とともに東山動物園に寄贈されました。その縁で美幌町とは交流を深め、美幌町からは小学生が東山動物園を訪れたり、好物のハチミツやジャガイモなどの餌を贈呈していただきました。

【参考】
■東山動物園のエゾヒグマ飼育状況
名前 ピポロⅡ世
性別 オス
年齢 推定15歳
備考 1997年9月8日来園

■エゾヒグマ
北海道の森林原野に生息する日本最大の陸上動物。体長は2~2.3m、体重は150~250kgでオスのほうがメスより大きい。雑食性で植物や果実、アリやハチなどの昆虫、小動物や魚を食べる。なお、野生下では 12月~4月頃まで冬眠し、メスはこの間に1~2頭の仔を出産する。野生下には2,000~3,000頭生息していると言われている。寿命は約30年。

(平成22年12月22日付)エゾヒグマの美幌II世が死亡しました|東山動植物園

プレスリリース | 東山動植物園

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関連サイト
美幌町 みどりの村 森林公園キャンプ場
美幌みどりの村

関連記事
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加藤 雅夫
@bihorokato 美幌音楽人加藤雅夫(北海道美幌町)のツイート
美幌生まれのエゾヒグマ、安らかに眠ってください。
加藤 雅夫 (bihorokato) on Twitter http://twitter.com/bihorokato

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4 件のコメント

  1. 美幌町から名古屋の動物園に贈られたエゾヒグマ2世が24年間の役目を終えて昇天されたのですね。御苦労さまでした。3世は実現するのでしょうか。北海道のヒグマ生息頭数は今どれくらいなのでしょうか?

    なりひら より 2010 年 12 月 30 日 16:07

  2. 800px-Chengdu_pandas_eating.jpg

    名古屋の東山動植物園クマ舎で美幌音楽人加藤雅夫が美幌3世(大熊猫・パンダぬいぐるみ)になってギター演奏します。名古屋っ子たちとなりひらさんはビックリ仰天?!

    参考サイト
    ヒグマの保護管理(自然環境課)
    北海道の自然北海道のホームページ

    関連エントリー
    網走山岳会の「もっと知ろう、ヒグマのこと」講演会
    http://masaokato.jp/2010/04/20/073438
    あっ! 美幌でクマが国道横断
    http://masaokato.jp/2010/07/19/204550

    加藤 雅夫 より 2010 年 12 月 30 日 17:01

  3. 東山動物園のゴリラ「オキ」が死ぬ 国内最長寿、53歳

     名古屋市千種区の東山動物園で飼育されていた国内最高齢のゴリラ「オキ」(雌、53歳)が30日、老衰のため死んだ。人間なら100歳以上で、飼育されているゴリラでは世界で2番目の長寿だった。 (中日新聞)

    加藤 雅夫 より 2010 年 12 月 31 日 14:50

  4. 美幌町寄贈のヒグマ死ぬ 美幌-北海道新聞[道北・オホーツク]

    【美幌】名古屋市の東山動植物園で飼育されていた雌のヒグマ「美幌☆(びほろにせい)」が昨年末、死んだ。24年前、美幌町が寄贈した2頭のうち生き残っていた1頭だった。当時、寄贈の準備に当たった町OBの男性は「本当に、めんこかったな」と、しんみりと振り返っている。 (中原洋之輔)

    加藤 雅夫 より 2011 年 1 月 4 日 17:43

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