2010 敬老週間、美幌窯の工房で父子展

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美幌町の陶芸家 塩入稔さん親子が作品展を開く。ぜひご覧ください!

写真: 美幌窯「オホーツク焼」(塩入 稔) 北海道の美幌窯「オホーツク焼」は、極北の波涛を焼き込めた、コーヒーカップ、ソーサー、湯飲… ウルトラマリンブルーの詩の世界

美幌窯の父子展

親父の仕事知って
 美幌町田中に「美幌窯」を構え「オホーツク焼」を制作する男性(57)と、父親(84)が、18(土)〜20(月)の3日間、工房で父子展を開く。父親は長く男性の作業を手伝ってきたが、近年は認知症に苦しんでいる。男性は「自分にとって縁の下の力持ち。親父のこれまでの仕事を知ってもらいたい」と話している。

介護中の父と18〜20日に
 男性は高校時代に陶芸に目覚め、卒業後、岩見沢や秋田の窯元で修行を積み、昭和51年に工房を開設。オホーツクの海や空を思わせる青と、流氷や雪を連想させる白を使い、生活に密着した食器などを生み出し続けている。

 父親は昭和60年ごろから男性の作業を手伝い、陰で支えてきたが、5年前に妻を亡くしたころから認知症の症状が見え始めた。男性は「母が亡くなったショックで、症状が進んでしまったようでした」と振り返る。

 男性は介護で仕事に費やす時間が減る一方、父親に頼む仕事は増やした。「仕事は忘れていないし、楽しそうにいきいきとやってくれるので、そんな顔が見たくて。親父にとっても生きがいなんだと思います」

 父子展は窯の35周年を記念して開催。男性が皿、器など大きな作品、父親がはし置きなど小さな作品を中心に合計80種類ほどを並べる。男性は「二人三脚でやってきた親父のこれまでの仕事を知ってもらいたい」と話している。

 父子展は3日間とも午前10時から午後6時まで。 (浩)

伝書鳩Web 2010/09/14掲載(美幌町/行事・文化)

オホーツク文化 – Wikipedia
オホーツク文化(オホーツクぶんか)は、3世紀から13世紀までオホーツク海沿岸を中心とする北海道北半、樺太、南千島の沿海部に栄えた古代文化である。 海獣狩猟や漁労を中心とする生活を送っていたオホーツク文化の担い手を、オホーツク文化人、また単にオホーツク人とも呼ぶ。
 
関連リンク : 北海道の美幌窯「オホーツク焼」のホームページ
極北の波涛「オホーツク焼」 http://homepage3.nifty.com/~mariko/oho.htm
オホーツク焼(稔)のブログ http://plaza.rakuten.co.jp/ms7887/
 
関連エントリー: 美幌音楽人 加藤雅夫
美幌町 カテゴリのアーカイブ http://masaokato.jp/blog/bihoro
オホーツク カテゴリのアーカイブ http://masaokato.jp/blog/diary/okhotsk
 

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6 件のコメント

  1. middle_1265988833.jpg

    9月15日って、昔の敬老の日。両親のことを思いました。
    とても及びませんが「猫十景」ブログにアップしましたので、お時間あればお越しいただき、ご批評下さい。

    なりひら より 2010 年 9 月 16 日 01:46

  2. 158b13d1439ff5ac8362027dec40da1b.jpg

    なりひらさん、「猫十景」 ありがとう ♪

    「ネコ十景」で、金沢八景を思いだしました。新堀ギター講習会(伊豆韮山)に行く途中で、兄の所(横浜金沢区)に寄り道しました。33年前です。その頃、美幌窯の塩入稔さんにオホーツク焼で「オカリナ」を作ろう! と相談したこともなつかしくかしく思います。

    ここほれ、「ワンワン」 (イヌ十戒)
    ここほれ、「ニャンニャン」 (ネコ十戒)

    菅・小沢 犬猫の仲 民主サル (十善戒
    不殺生、故意に生き物を殺しません。
    不偸盗、与えられていないものを取りません。
    不邪淫、みだらな性的関係を持ちません。
    不妄語、嘘をつきません。
    不綺語、無駄な噂話をしません。
    不悪口、乱暴な言葉を使いません。
    不両舌、他人を仲違いさせるような言葉をいいません。
    不慳貪、異常な欲を持ちません。
    不瞋恚、異常な怒りを持ちません。
    不邪見、間違った見解を持ちません。

    関連エントリー(美幌音楽人 加藤雅夫)
    迷い犬(保護犬)からの手紙 / 美幌町の役場
    http://masaokato.jp/2010/04/28/072545
    “I Am a Cat” 今日は猫の日である
    http://masaokato.jp/2010/02/22/093546

    加藤 雅夫 より 2010 年 9 月 16 日 07:48

  3. 昔の敬老の日というのは僕の誕生日で、それこそ嫌な日と感じたのですが、いざ無くなってこの年になると寂しいような・・。さて9月末に松浦武四郎の足跡を追いかけて美幌と弟子屈に行く予定です。美幌博物館にも。

    hiro より 2010 年 9 月 16 日 09:55

  4. hiroさん、すっかりご無沙汰… コンテンツ満載の貴サイトを訪問して、リンク集の拙サイトを確認いたしました。ありがとうございます。

    1991年夏、樺太敷香(ポロナイスク)訪問で松浦武四郎のことを少しだけ耳にしました。松浦武四郎のことは北方民族の方たちの伝説になっているようです。(岡田嘉子のことも…) http://masaokato.jp/bihoro/kussie

    百田宗治は昭和23年に「美幌中学校校歌」を作詞。作曲は堀内敬三

    加藤 雅夫 より 2010 年 9 月 16 日 13:04

  5. ポロナイスクより少し南のタランナイと云うところが私の生まれたところです。武四郎の紀行文に此辺の詳しい記録があり興味深く見ました。タランナイには有名な豪傑がいたと云う事です。百田宗治が美幌町の校歌を作詞されたことは知りませんでした。来月は愛別の安足間で百田宗治祭が有ります。

    hiro より 2010 年 9 月 21 日 10:12

  6. 1923(大正12)年8月、宮沢賢治が樺太訪問。

    1991(平成3)年7月、オホーツク マンドリンアンサンブルがサハリン訪問。真岡(ホルムスク)から乗用車で10時間かけて敷香(ポロナイスク)に移動。夜中の走行なので多蘭内(タラナイ)は気付かなかった。 1991年12月、ソ連崩壊。

    スミルヌイフ(気屯)小学校と上美幌小学校は姉妹校だった。
    2007(平成19)年3月31日、上美幌小学校閉校。

    今日は、宮沢賢治忌 1896(明治29)年8月27日- 1933(昭和8)年9月21日

    加藤 雅夫 より 2010 年 9 月 21 日 17:05

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