米良美一 谷川俊太郎を歌う ~武満徹さんの思い出に~

北海道オホーツクの紋別郡湧別町と網走市で、「武満徹さんの思い出」コンサートが開催される。出演はカウンターテノール歌手・米良美一、詩の朗読・谷川俊太郎、ピアノ演奏・谷川賢作、心に響く新たな空間を創る企画構成・武満真樹。

《平成21年度 オホーツク・文化交流センター 芸術文化事業》
 米良美一 in 網走
 谷川俊太郎を歌う ~ for the memory of Toru Takemitsu ~

 と き: 9月2日(水) 午後7時開演
 ところ: エコーセンター2000 エコーホール

 出 演 : 米良美一/歌
       谷川俊太郎/朗読、谷川賢作/ピアノ演奏
 企画構成:武満真樹

 主催:オホーツク・文化交流センター
 共催:財団法人北海道文化財団
 後援:北海道 北海道教育委員会  
 協力:オホーツク文化事業ネットワーク会議
 問合先:網走市教育委員会 生涯学習係
       ℡0152-43-3705

 
 

《平成21年度 湧別町教育委員会 芸術文化事業》
 米良美一 in 湧別
 谷川俊太郎を歌う ~ for the memory of Toru Takemitsu ~

 日時: 平成21年9月3日(木)開場18:30 開演19:00
 会場: 湧別町文化センター さざ波大ホール 

 出 演 : 米良美一/歌
       谷川俊太郎/朗読、谷川賢作/ピアノ演奏
 企画構成:武満真樹

 主催: 湧別町教育委員会
 協力: 網走市教育委員会・オホーツク文化事業ネットワーク会議
 お問い合わせ: 湧別町教育委員会(01586-5-3132)

出演者プロフィール:

歌 米良美一 Vocal Yoshikazu Mela
宮崎駿監督作品「もののけ姫」で一世を風靡し、その類まれな美声と音楽性で欧米でも高く評価されている。また、テレビ・ラジオにも多数出演し、親しみやすい人柄と個性豊かな語り口は、世代を超えて人気を集めている。
洗足学園音楽大学を首席で卒業。1996年よりオランダ政府給費留学生としてアムステルダム音楽院に留学。CDは「ノスタルジア―ヨイトマケの唄」など、キングレコードやスウェーデンのBISレーベルより発売され話題となっている。2005年8月、ドイツのシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン音楽祭に参加、大好評を博した。2007年7月、大和書房から自叙伝「天使の声~生きながら生まれ変わる」を出版し、これまでの人生から得た経験をもとに、全国で講演会も精力的に行っている。第12回日本ゴールドディスク大賞、第21回日本アカデミー賞協会特別賞として主題歌賞をそれぞれ受賞。
米良美一オフィシャル・ホームペジ http://www.lamela.co.jp

朗読 谷川俊太郎 Reading Syuntarou tanikawa
1931年東京生まれ。都立豊多摩高校卒。1952年、第一詩集「二十億光年の孤独」出版。以後詩、エッセー、脚本、翻訳などの分野で文筆を業として今日にいたる。詩集に「夜中の台所でぼくはきみに話しかけたかった」「落首九十九」「ことばあそびうた」「定義」「みみをすます」「日々の地図」「はだか」「世間知ラズ」「minimal」など多数。エッセー集に「散文」「ひとり暮らし」、絵本に「わたし」「ともだち」「もこ もこもこ」など、翻訳には「ピーナッツ(スヌーピーシリーズ)」がある。谷川賢作との共演も多く、CD「クレーの天使」「家族の肖像」などが出ている。最新刊は詩集「すき」「歌の本」「詩人の墓」「写真ノ中ノ空」「私」など。

ピアノ 谷川賢作 Piano Kensaku Tanikawa
1960年東京生まれ。ジャズピアノを佐藤允彦に師事。演奏家として、現代詩をうたうばんど「DiVa」ハーモニカ奏者続木力とのユニット「パリャーソ」、また父である詩人の谷川俊太郎と朗読と音楽のコンサートを全国各地で開催。80年代半ばより作・編曲の仕事をはじめ、映画「四十七人の刺客」「竜馬の妻とその夫と愛人」NHK「その時歴史が動いた」テーマ曲等。88、95、97年に日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。近年では、06年びわ湖ホール制作「雷の落ちない村」の音楽監督(09年再演)ピアニスト舘野泉に組曲「スケッチ・オブ・ジャズ」を献呈。画家、山本容子の絵とエッセイで綴る「Jazzing」の音楽プロデュース。兵庫県立芸術文化センター制作の音楽劇「赤毛のアン」09年横浜開港150周年記念事業「DO-RA-MA YOKOHAMA150」の音楽監督。富山県文化振興財団委嘱作品「少年少女のための交響詩~めざめる羽ばたく四季」(作詞/覚和歌子)初演。映画音楽の最新作は「ソロコンテスト」(監督/下條岳)。最新CDはバリャーソウィズフレンズ「セレッソ」、DiVa「うたをうたうとき」
谷川賢作オフィシャルサイト http://tanikawakensaku.com

企画構成 武満眞樹 Produce Maki Takemitsu
上智大学外国語学部比較文化学科卒業。在学中より洋画翻訳(字幕・吹き替え)を始める。最新作は字幕作品が「スパイ・ゾルゲ」、吹き替え作品が「エス」。また、NHKFM「海外クラシックコンサート」の進行役、NHKBS「クラシック倶楽部 ジャパン・シリーズ」のインタビュアーとしても活躍。2005年からクラシック・ジャパン副社長。現在は翻訳業のほかにコンサートの企画、司会、テレビ・ラジオの音楽番組の進行役・インタビュアー、エッセイ執筆など幅広く活躍中。2006年には米国ワシントンD.C.ケネディーセンターにおける「ジャパンフェスティバル」において”Tribute to Toru Takemitsu”の企画構成や、白寿ホールで行われた“米良美一、谷川俊太郎を歌う”の企画構成も行った。月刊誌「ミセス」で、様々なジャンルの著名人をゲストに招きインタビューを行うという「異色の芸術家」を連載(2007年11月から2008年12月)した。武満徹(娘・武満真樹) 


Toru Takemitsu – All that the man left behind when he died
Words by Shuntaro Tanikawa.
English text by Ella Louise and Kirsti Kaldro
Dominique Visse (Ct) François Couturier (Pf) 

【関連記事】
2009年は、武満徹さん生誕79年・没後13周年です。そして、日本の反戦歌「死んだ男の残したものは」(作詞・谷川俊太郎、作曲・武満徹)が誕生してから44年も経過しました。一日も早く、世界の平和と安定が実現することを祈ります。
死んだ男の残したものは」(All that the Man Left Behind When He Died, 1965年)

美幌音楽人 – 浜松でのDiVa

美幌町の歌「美幌小唄・美幌観光音頭」美ち奴
ヴィラ=ロボス没後50年記念「ブラジル風バッハ」全曲演
テレビ番組「映画音楽」お知らせ・ニュース

Toru Takemitsu Composition Award 2009
http://masaokato.jp/2009/06/08/132608

美幌町の歌(町歌と校歌)(武満徹と團伊玖磨)
http://masaokato.jp/bihoro/song

武満徹さんの美幌町町歌 ~ Toru Takemitsu, Bihoro song ~
http://masaokato.jp/bihoro/bihoro

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2 件のコメント

  1. 加藤雅夫様 コンサートのお知らせを掲載して頂きまして心からありがとうございます。我々出演者一同、北の大地での初舞台、心から楽しみにしております。特に俊太郎の息子ということで運良く選抜されている私は、この機会をいただき、偉大なお二人のサポートをしっかりとつとめさせていただこうと思います。御礼が遅くなりまして申し訳ありませんでした。

    谷川賢作 より 2009 年 8 月 29 日 10:11

  2. 谷川賢作さま: コメントありがとうござます。北海道のオホーツクブルーは、今が最高に冴え渡っています。カウンターテナーの米良美一が歌う谷川俊太郎の詩、谷川賢作のピアノは北海道オホーツクブルーの海と空に響き渡ることでしょう。
    (朝夕は、寒いですよ)

    今日は、「死んだ男の残したもの」動画をアップしました。
    Toru Takemitsu – All that the man left behind when he died 

    武満徹の残したもの「美幌町町歌」について:
    映画・テレビ・放送などの音楽で活躍された作曲家・武満徹さんは22歳のときに美幌町の町歌を作曲されました。数年前、谷川俊太郎さんは美幌町役場のオルゴール(武満徹さん作曲の美幌町町歌のメロディー)を聴いて感激していました。また、東京都東村山市久米川東小学校の校歌作詞は谷川俊太郎さんで校歌作曲は武満徹さんですね。当時、武満徹さんは東村山市に在住で美幌町町歌を作詞した大下孝一(美幌郵便局・郵便配達人)の息子さんは東村山市の郵便局長でした。不思議なご縁ですね。
    泉谷むったんコメント返信より

    加藤 雅夫 より 2009 年 8 月 31 日 12:41

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