新型コロナウイルス感染 北海道網走市役所
新型コロナウイルス感染 北海道網走市役所
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市職員のPCR検査伏せられていた? 2020/12/18掲載(網走市/社会) 網走市議会 市議が指摘、市に説明求め / 12月16日の網走市議会定例会・一般質問で小田部照市議は、今年10月に市内で開催されたスポーツ体験イベントの講師3人(市外在住)が新型コロナウイルスに感染したことに伴い、イベント運営に関わった複数の市職員が濃厚接触者の可能性が高いと判定され、PCR検査を受けていたことを確認したとして、市側に説明を求めた。小田部氏は、7月の陸上合宿でも同様のケースが発生し、複数の市職員がPCR検査を受けていたと指摘した。市職員はいずれも陰性だったという。小田部氏の質問に対し、水谷洋一市長をはじめ幹部職員は明確に否定しなかった。(大)
7、10月のスポーツ合宿・イベントで濃厚接触者に 水谷市長、幹部職員は明確に否定せず / 小田部氏の情報は、6人の市議が超党派で結成した有志グループの調査で判明したという。16日の小田部氏の質問内容によると、スポーツ体験イベント(約130人参加)と陸上大会の運営に関わった複数の市職員が濃厚接触者の可能性が高いと判断され、PCR検査を受けた。複数の職員は検査後、保健所から自宅で待機するよう指導されたという。 議員有志グループは、10月のスポーツ体験イベントの講師3人がコロナに感染したことが公表されたにもかかわらず、市は参加した130人の市民に報告しなかったことを問題視。関係者や関係機関への調査を続けてきたという。 小田部氏の質問に対し、市企画総務部長は、7月と10月のスポーツイベント・陸上合宿に関わった市職員をコロナ感染拡大防止を目的に自宅待機を命じていたことを明らかにした。ただ、PCR検査の受検有無についてはふれなかった。 市職員の濃厚接触についての質問に対し、水谷市長は答弁しなかった。
…………………… もし、小田部氏の指摘通りに市職員が濃厚接触者の可能性が高いためにPCR検査を受け、自宅待機していたことが事実なら、市は公表すべきであろう。なぜなら、民間人と市職員の立場は大きく異なるからで、多数の市民が訪れる市役所(公共施設)内でクラスターが発生し、機能不全に陥ってしまったら大変なことになるからだ。 小田部氏の質問に対する市側の答弁と、本紙の取材結果は食い違う部分が多く、議員調査グループも同様なようだ。 水谷市長は、市職員が濃厚接触者としてPCR検査を受けていたという指摘が事実でないならば、明確に否定すべきであろう。
※本紙は後日、新型コロナウイルス感染症に対する自治体の取り組みや首長の姿勢などをテーマにした連載を始める予定です。 (市職員のPCR検査伏せられていた? – 経済の伝書鳩)
水谷市長、動画で謝罪 2020/12/04掲載(網走市/社会) 網走で開催のスポーツイベント講師の新型コロナ感染で / スポーツ体験イベントの講師が新型コロナウイルスに感染した事実を主催者が公表したにもかかわらず、参加した網走市民への報告が遅れたことについて、網走市の水谷洋一市長は動画共有サイトを通じて改めて謝罪した。今回の不手際を水谷市長自身が動画で謝罪するのは初めて。また、この動画では水谷市長の新型コロナに関する情報公開に対する考えも説明。自ら手話を使った別バージョンの動画も同時に公開した。(大) 市の対応遅れ認める 自ら手話でも理解求め / 動画は11月30日に、網走市の公式YouTubeチャンネルで公開。動画の中で水谷市長は10月17日に市内で開催されたスポーツ体験イベント(市内小学生と保護者が参加)の講師3人がコロナに感染した件についてふれ、「その対応に当たり、ご参加されていた皆さまにご連絡の遅れがあったことで、ご不安の思いをさせてしまったことに、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。 同イベントの主催者は網走市と日本トップリーグ連携機構。講師3人が感染した事実は同機構が公式HPなどで公表した一方、網走市は参加した市民へ報告していなかった。 この件について、複数の網走市議が問題視し、市に対して早期の報告を要望していた。 動画で水谷市長は、コロナ関連の情報公開に対する考え方も説明。関連する法律に基づき、「一般市である網走市で感染者が確認された場合は、北海道が公表することになります」との見解を示した。 手話バージョンは「水谷市長自らの発案だと思います」(市役所)。手話の専門家の手ほどきを受け、動画撮影の数日前から練習を重ねたという。 これらの動画は、網走市の公式HPトップページの「網走市長から市民の皆さまへ」をクリックすると閲覧できる。 問い合わせは市企画調整課(0152・44・6111)へ。;(水谷市長、動画で謝罪 – 経済の伝書鳩)
速報 水谷市長が動画で謝罪 2020-12-03/網走市 講師のコロナ感染、不手際認める / スポーツ体験イベントの講師が新型コロナウイルスに感染した事実を主催者が公表したにもかかわらず、参加した網走市民への報告が遅れたことについて、網走市の水谷洋一市長は動画共有サイトを通じて改めて謝罪した。今回の不手際を水谷市長自身が動画で謝罪するのは初めて。また、この動画では水谷市長の新型コロナに関する情報公開に対する考えも説明。自ら手話を使った別バージョンの動画も同時に公開した。 これらの動画は、網走市の公式HPトップページの「網走市長から市民の皆さまへ」をクリックすると閲覧できる。 ※詳細は近日中の『経済の伝書鳩』紙面とWEBサイトでお伝えします (速報 水谷市長が動画で謝罪 – 経済の伝書鳩)
コロナに講師感染、文書で報告 2020/11/27掲載(網走市/スポーツ) 10月開催のスポーツイベント / 網走市内で今年10月に開催したスポーツ体験イベントの講師3人(市外在住)が新型コロナウイルスに感染し陽性反応が確認されていた事実を、網走市教育委員会は先日、イベントに参加した市民に文書で報告した。また、市民への報告の遅さなどを問題視する複数の網走市議会議員は、所属会派の垣根を超えた超党派の有志グループを結成し、市の担当部署などへの独自調査を進めていることがわかった。 網走市教委が参加者に 対応の遅さに市議4人がグループ結成 担当部署などへの独自調査進める / イベント参加者の約300人(市内小学生と保護者)への報告書は今月17日付けとなっており、同市教委の三島正昭教育長名で送付。講師3人が帰郷後に感染したことや、市民参加者に濃厚接触者はいないとする同機構の発表内容を記しつつ、参加者に対して「連絡が遅くなったことについて、深くお詫びを申し上げます」と謝罪している。 スポーツ体験イベントは今年10月17日に開催され、主催者は網走市役所と日本トップリーグ連携機構。講師の感染が判明した際、同機構は同27日に公式HPで公表した。一方の主催者である網走市役所から参加者への報告はなく、複数の市議はこの点を問題視し、市役所へ早急の対応を求めていた。 網走市議会の超党派による有志グループは、小田部照氏(志誠会=2期)、石垣直樹氏(同=1期)、古田純也氏(同=1期)、川原田英世氏(民主市民ネット=2期)、松浦敏司氏(日本共産党議員団=6期)、村椿敏章氏(同=1期)の6人。 本紙の取材では、市のコロナ対策本部やイベントを担当した市役所内の部署、保健所などへの調査を進めている。グループメンバーの市議は「役所が保管しているイベントに関する資料や担当職員の証言などを基に、市民に報告が遅れた原因を探り、今後、コロナ禍においてのイベント運営などに役立てたい」と話していた。 超党派グループの数人は、12月の定例市議会の一般質問で、水谷洋一市長を中心に新型コロナ対策についての考えを尋ねるという。また、超党派グループに所属はしていない市議数人も問題視しており、12月8日に開会する定例会での議論の行方が注目される。(大) (コロナに講師感染、文書で報告 – オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)
沈黙の網走市役所 ㊤ 2020/11/12掲載(網走市/社会) イベント講師コロナ感染に 参加者に知らせぬ理由は? / 網走市で10月に開催された、スポーツ体験イベント。開催後、招かれた講師の3人(市外在住)が新型コロナウイルスに感染していたことが公表されたものの、主催者でもあった網走市役所はいまだにイベント参加者をはじめ市民にこの事実を報告していない。なぜ、報告しないのか?-。調べてみた。(大) 「保健所の指示ない」繰り返す / 主催者 / スポーツ体験イベントは10月17日に開催され、主催者は網走市役所と国内球技リーグが加盟するトップリーグ連携機構の双方。市内の小学生と保護者約130人が参加した。 同機構は同27日、講師の3人が新型コロナに感染し陽性反応が確認されたことを公式HPで公表。記者はこの事実を、新聞報道で知った。 一方の主催者である網走市役所からの情報発信は、11月10日の時点で何もない。市役所が新聞折り込みで市民に届けている、新型コロナに関するお知らせチラシの最新号(第27号=今月10日前後に配布)でも一切ふれていない。 保健所の指示待ち / 網走市役所がイベント参加者や市民に報告しない理由は何か? 同市役所に設置される新型コロナ対策本部、そして今回のイベントを担当した網走市教委社会教育部、関係者への取材内容を統合すると、「保健所からの指示がないから」となる。 本紙の取材に対して、市役所の担当職員が繰り返すのは「保健所から何も言われていない」である。 名簿 / 参加者に報告がない問題については、トップリーグ連携機構へも取材した。事務局の返答は「参加者名簿は網走市役所が保管しており、同機構にはない。参加者へ報告したくてもできないのです」だった。 道庁の新型コロナ感染症対策本部の関係者へも電話取材し、今回の網走のようなケースにおいての参加者への報告の是非について聞いた。 関係者は「一般論」と前置きした上で「参加者へは報告する」とし、「そのためにも主催者は参加者名簿を作成しているはずです」との考えを示した。 網走市役所の対応(参加者へ報告しない)については、市議の数人も問題視している。「市民の生命と財産を守る」という重要な役目を担う市議として、当然の感覚だろう。 次回は、網走保健所や問題視する市議の“考え方”などについて紹介する。 (沈黙の網走市役所 ㊤ – オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)
沈黙の網走市役所 ㊦ 2020/11/13掲載(網走市/社会) イベント講師コロナ感染に / 講師3人(市外在住)が新型コロナに感染し陽性反応が確認された事実を主催者が公表したにもかかわらず、参加した約130人の市民(小学生と保護者)には報告をしない網走市役所。報告しない理由について、市の幹部職員は「保健所が何も言ってこないから」と繰り返すため、本紙は網走保健所、そして市役所の対応を問題視する網走市議会議員を取材した。(大) 網走保健所の見解 複数の市議、明確に批判 / 管轄外 / スポーツ体験イベントの主催者は、網走市役所と日本トップリーグ連携機構だ。本紙は網走保健所に対して、講師3人の感染確認を受けて同機構がHPで公表した経緯、その後の網走市役所の対応や幹部職員の見解を伝えた上で、取材を始めた。 今回のケースについて同保健所は「参加者に報告するか、しないかについての判断は保健所の管轄ではない」とした。この考えは、前回の連載でも書いたが、道庁の新型コロナ対策本部とまったく同じだ。 網走保健所と道庁などへの取材を経て、網走市の幹部職員が繰り返す「保健所から何も聞いていない」という理由の根拠は、とても乏しいことがわかった。取材では、水谷洋一市長も“同じセリフ”を繰り返していることも判明した。 3人の市議 / 講師3人の感染が公表された直後から、網走市役所の対応を問題視しているのは本紙だけではない。 小田部照市議(2期)は今月10日、自身のフェイスブック(FB)で、網走市教委教育長に直接、イベント参加者に報告するよう要請していたことを公表。加えて、要請したにもかかわらず、なんら進展がないことも明らかにし、「このような網走市の体制を作っているのは我々議員の責任でもあると痛感しています」と記した。 小田部氏のFB内容に即座に賛同の意を表明した、石垣直樹市議(1期)。本紙の取材に対し「参加者の中で不安を感じている市民は多いはず。イベント当日は、子どもと講師がハイタッチする場面もあった。市役所から参加者に何も報告がないのは問題だと感じている」とした。 古田純也市議(1期)は、小田部氏のFBに「同感です」とコメントを寄せた。本紙の取材に対し「イベント参加者の動員を手伝った立場でもあり、小田部氏の考えには同感する。(市は)参加者に報告すべき」との考えを示していた。 「保健所から何も言ってこないから」-。このフレーズは何度も聞いた。一方、網走保健所の返答は明確で、根拠がしっかりしていた。3人の市議の考えも、網走保健所や道庁のコロナ対策本部の見解とほぼ一致する。 一体、網走市役所では今、何が起きているのだろうか? (沈黙の網走市役所 ㊦ – オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)
関連サイト
網走市公式サイト – 豊かな自然にひと・もの・まちが輝く健康都市
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