市民フォーラム / 北海道北見市の北見医師会

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北見医師会の市民フォーラム 2019/12/11掲載(北見市/社会)終末期のケア「事前に家族で話し合いを」 / 終末期のアドバンス・ケア・プランニング(ACP)について考える北見医師会主催の市民フォーラムが7日、北見芸術文化ホールで開かれた。医師や看護師、介護関係者5人がそれぞれの取り組みや思いを語った。ACPとは、人生の最終段階に自らが希望する医療・ケアを家族や医師、専門家と共有すること。会場には約250人が集まり、熱心に耳を傾けた。医師会会長の今野敦氏は終末期医療で起こりうるトラブルなどを紹介。「患者の病状は常に変化し、豊富な専門知識を持つ医療関係者と患者・家族側には“情報の非対称性”が生じる」とし「病状の変化に合わせて双方が合意形成をすることが大切」と呼びかけた。北見赤十字病院第一消化器内科部長の上林実氏は救命救急センターの現状を説明。昨年は3555人が救急搬送され、入院した2172のうち1割にあたる211人が退院できずに院内で亡くなったという。「事が起きてからでは家族で話し合う時間がないケースもある。家族が集まる機会などに前もって話しておくべき」と求めた。本間内科医院理事長の本間栄志氏は、在宅訪問診療での看取りについて具体例を示しながら説明。「事前に本人の意思を確認しておくことで患者が望まない過剰医療を抑制し、家族と医療者の悩み、迷いの軽減につながる」と訴えた。このほか北見地域訪問看護ステーション所長、特別養護老人ホームこもれびの里の介護福祉士が看取りケアの取り組みなどを紹介した。(柏) (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩)

7日・北見医師会が市民フォーラム 2019/12/02掲載(北見市/告知)終末期医療・ケアテーマに講演など / 北見医師会主催の市民フォーラムが、7日(土)午後2時から、北見芸術文化ホールで開かれる。参加無料。直接会場へ。テーマは「人生の最終段階に自らが希望する医療・ケアを受けるために」。本人や家族、医療スタッフが、あらかじめ終末期医療・ケアの方向性を共有する「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」を考える。同医師会会長の今野敦氏をはじめ医療・介護関係者5人が講演。パネルディスカッションも行われる。問い合わせは同医師会(0157・23・2787)へ。 (オホーツクの日刊フリーペーパー経済の伝書鳩

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