あしなが学生募金 (北海道オホーツク)
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進学あきらめかけている人達の力に 2019/05/22掲載(網走市/社会)
あしなが学生募金の北見拠点責任者 東農大オホーツクキャンパス・男子学生 / 自身の体験を元に支援活動展開 勉強する希望があることを一人でも多くの人に 人ひと240度 / 災害や事故、病気などで親を亡くした子ども達の進学支援のために活動する、あしなが学生募金の北見拠点責任者、男子学生(19、東京農業大学オホーツクキャンパス・2年)は「支援を受け、大学に進めたことで将来の夢が広がった。自分と同じように進学をあきらめかけている人達の力になりたい」と話す。
親を亡くしたり、親が重度の障がいを持って働くことのできない、日本やアフリカの子ども達の進学を支援するため、無利子で奨学金を貸与する「あしなが育英会」。あしなが学生募金は、育英会の支援を受ける学生らによる団体で、集めた募金全額を同育英会に寄付している。
男子学生が小学生の時、母親が病気になり、入退院を繰り返すようになった。父親は母の入院費と治療費を工面するのに精一杯で「自分も家計を助けるためにすぐに働かなくてはならないと思い、大学進学はあきらめかけていました」。
そんな時あしなが育英会を知り、大学進学の夢をつないだ。「給付型の支援も始まり、とても助かっています。あしなが育英会の奨学金がなければ、進学し、生活することは絶対にできなかった」と断言する。
春休みに地元に帰ると、学費が払えずに大学を中退した友人が何人もいることを知った。「あしなが学生募金の活動で、友人達と同じように学校を辞めなくてはならない人達を少しでも減らしたい」と感じたという。
今年度初めての街頭募金活動がこのほど、北見市内で実施された。ボランティアの高校生らとともに募金箱を手にした男子学生は「進学をあきらめるのは親の夢を奪うことでもあると知った。勉強する希望があること、1人でも多くの子ども達にこの声が届くことを願っています」と声を振り絞って呼び掛けた。(菊) (オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩)
一般財団法人あしなが育英会(あしながいくえいかい、英: Ashinaga Foundation)は、東京都千代田区平河町に本部を置き、さまざまな国内外の遺児を支援している非政府組織(NGO)。交通遺児の“恩返し”活動によって発足した団体であるが、公益財団法人交通遺児育英会とは別の組織である。
設立以来任意団体として活動していたが、2019年4月に一般財団法人に移行した。法律上、収支の公開は義務付けられておらず(公開はされている)、また、同会への寄付は所得税法上の寄附金控除の対象とはなっていない。
あしなが学生募金 / あしなが育英会から奨学金を受けている遺児学生によって組織される「あしなが学生募金事務局」によって実施される募金活動。募金のスタイルとしては、“手を振って応える足の長い紳士の後ろ姿”のイラストを描いた旗と募金箱を持ち、学生が街頭で“遺児の進学支援のための募金を訴える”ことで知られている。 (あしなが育英会 – Wikipedia)
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