北海道 北見工業高等学校 (ものづくり研究部)
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製作した運搬車が活躍(北見市/社会・話題)北見工業高校ものづくり研究部 / 北見工業高校ものづくり研究部(20人)が部活で製作した、リモコンで動く投てき運搬車が高体連陸上競技北見支部大会(24~26日、北見市東陵公園陸上競技場)で活躍した。やりや円盤を乗せてフィールド内を無人で走り、競技補助員役を務め運営を支えた。中心となってミッションを成功させた、部長(電子機械科3年男子生徒)は「先輩達から受け継いだ、ものづくりの楽しさを後輩達にも伝えていきたい」。
高体連陸上大会で 投てき競技の道具を無人で運び 部長「ものづくりの楽しさ繋げていきたい」 / 同校が大会の当番校を務めることになり、同部は運営を支える補助員を担当することになった。よい機会なので「北見工業高校らしい大会へのかかわり方を」というのがミッション。同部顧問の教諭によると「生徒達が自主的に考えて、取り組んだ」そう。 駆動部と荷台部に分け、連結させて走る。当初、操舵性が悪かったが、顧問の教諭の助言を受けトラックの構造を参考に、連結軸を移動させ「動きがよくなった」。 頭脳にあたる基盤のうち、リモコンの信号を解析するCPU(中央演算処理装置)は「先輩方がロボット相撲用にプログラミングした基盤を利用した」。ここからの命令を駆動輪に伝える基盤は「当初の後輪駆動を替え、前後のタイヤが左右別々に動くよう変更してみた。すると操舵が改善した」と現部員がアイデアを出し合った。長時間動かすとモーターが過熱するので、単三電池で動く小型扇風機を据え付けて対策とした。 CPUの配置や過熱対策などは、3千万ドルの賞金を懸け全世界の民間グループが競い合い、結局どこも果たせなかった月面探査ロボットコンテスト(今年3月31日終了)の日本チームの対策にも似ている。でもこちらは材料費1万円以下の予算でまさしく北工版ミッションへの挑戦だった。 部員達は大会期間中も連日、競技終了後にメンテナンスを行い改良。芝生での適正なトルクやバッテリー容量などの課題は「後輩達がさらに進化した運搬機を作ってくれるよう、伝統の技術をバトンタッチしていきたい」。 部長は中学時代は陸上部で、出場選手の頑張っている姿に感激し「見てると久しぶりに走りたくなりました」。実家は北見市豊田の農家。「将来は農業機械の開発を通じて農業にたずさわりたい」(寒) (オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩)
全日本ロボット相撲大会へ(北見市/社会・教育) 初の2部門出場 北見工業高ものづくり研究部 / 北見工業高校のものづくり研究部が、23日に福島県で開かれる第30回全日本ロボット相撲大会に出場する。10月18日に札幌市で開かれた北海道大会高校生の部のラジコン型部門で優勝、自立型部門で2位になり、全国大会出場を決めた。同校が2部門で全国大会に出場するのは初めてで、部長(2年男子生徒)は「2部門で全国に行けるなんて、すごくうれしいです」と喜んでいる。
道大会ラジコン型部門で優勝、自立型部門で2位に 整備、調整重ねてベスト8以上に いざ全国へ / ロボット相撲は、規格にそって制作されたロボット同士が円形の土俵の中で対戦。土俵の外に出されるか、ひっくり返されるかで勝負が決まる。ラジコン型は送信機で操縦、自立型は事前に組んだプログラムで動作する。 同校は10年ほど前から大会に挑戦。昨年はラジコン型部門で全国大会出場を果たした。 今年はこれまでのデータを参考にアイデアを出し合い、1月に制作を開始。ロボットの前面下部に取り付けた攻撃用のブレードを、相手ロボットと土俵の隙間に入るように薄く平らに整備し、土俵との密着性を強化。制作したロボット同士を対戦させ、腕を磨いた。 北海道大会には2部門に2台ずつエントリー。各ロボットに整備と操縦の2人が付き、部門別トーナメントに挑んだ。 試合は3分3本勝負。強化したブレードが力を発揮し、対戦相手を次々と撃破した。ラジコン型部門では、新作の「東雲ちゃんこ」が優勝して全国大会出場を決めたほか、昨年の全国大会出場ロボットを基にした「たいちゃんこ」も3位に入った。自立型部門でも「本音ちゃんこ」が2位になり、同部門の全国大会初出場を決めた。 部長は「全国大会までにさらにロボットの整備、調整を重ね、ベスト8以上を狙いたい」と闘志を燃やしている。(菊) (オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩)
全日本ロボット相撲大会(ぜんにほんロボットずもうたいかい)とは、1989年(平成元年)より富士ソフト株式会社主催のロボット競技の1つ。 (全日本ロボット相撲大会 – Wikipedia)
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