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北見藤女子高校開校60周年ラーメン開発プロジェクト

北見藤女子高校開校60周年ラーメン開発プロジェクト

2015年01月14日(水) 0:21
カテゴリ: Facebook, Twitter, お知らせ, オホーツク, 北海道, 北見市
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北見藤女子高校開校60周年ラーメン開発プロジェクト
Kitami Fuji Girls’ High School 60th anniversary ramen development project

北見藤女子高開校60周年プロジェクト
2015/01/10掲載（北見市／社会）

オリジナルラーメン企画開発
開校60周年プロジェクトとしてオリジナルラーメンの企画開発に取り組んでいる北見藤女子高校。「思い出づくりじゃないんです。ヒット商品づくりなんです」をコンセプトに、一昨年12月から生徒会、科学部、調理部、美術部がタッグを組み、今年9月の完成をめざして活動している。生徒会の会長（2年）は「みんなで力を合わせてヒット商品を作りたい。普通科の女子高でもヒット商品を開発できるということを示したい」と話している。 (菊)

思い出じゃない！ヒット商品つくりたい！
4つの部会が力合わせ今年9月の完成目指す
同校は平成28年度に開校60周年を迎え、27年に式典を予定している。これに合わせて地域の食材を生かした商品作りをしようと、一昨年12月から“国民食”とも言えるラーメンの開発に着手した。「地産地消」をテーマに、生徒達がオホーツク産の小麦「つるきち」を使った麺づくりなどに挑戦。株式会社菊水、ベル食品株式会社、江別製粉株式会社などの協力でラーメン作りを、北見市出身のコピーライター・池端宏介さんらのアドバイスでパッケージデザインや宣伝方法など学びながら「ヒット商品」の完成をめざしている。ラーメンは箱入りの乾麺で、4千食作り、市内のスーパーなどで販売する予定。

科学部
部長（2年）
「つるきち」の弾力のある歯ごたえを生かしつつ、ラーメンに適した伸びのあるつるつるの食感にしようと、数々の小麦粉のブレンドを研究。校内や学園祭で試食とアンケートを実施し、好まれる配合を割り出した。今年はスープの味に合わせて麺を微調整し、調理部とともにスープの開発も手掛ける。「科学の知識を生かしておいしいラーメンを作りたい」と話す。

美術部
部長（2年）
同部の校外展や学園祭に部員がそれぞれ考えたパッケージを展示し、アンケートを実施、好まれるデザインを調査している。第一は女子高らしいもの。そして商品が店頭に並んで目立ち、おいしそうに感じるもの、とクリアすべき課題も多い。パッケージが可愛すぎると手に取る人が限られてしまうと考え、「女子高らしさを残しつつ幅広い人達に買ってもらえるパッケージデザイン」をめざす。

調理部
部長（2年）
スープ担当の調理部。「あっさりしながら、コクのあるおいしいスープ」をめざす。トンコツと鶏がらを使い、しょうゆベースのスープ作りを進めている。「地元の食材をどのくらいどうやって使うか」をテーマにさまざまな食材を試した結果、玉ねぎとホタテの稚貝使用を決めた。理想の味になるように科学部と協力し、さらにプロの料理人にも意見を聞き、完成度を高める。

生徒会
会長（2年）
宣伝担当の生徒会が本格的に動き出すのは商品完成後。発売に備えて菊水本社でプレゼンテーションをするなど“伝える”ためのノウハウを学んでいる。昨年、現3年生からプロジェクトを引き継いだ。「ラーメンの完成は、先輩達と自分達の取り組みの集大成」と受け止める。「みんなが頑張ってきたことが伝わるような宣伝をして、心に残る愛される商品に」と力を入れる。

（掲載写真）
左から科学部、生徒会、調理部、美術部
平成26年7月初の一般試食会
平成25年12月オープニングセレモニー

北見藤女子高開校60周年プロジェクト – 経済の伝書鳩
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=83642

北見藤女子高等学校
Kitami Fuji Girls’ High School
北見藤女子高等学校（きたみふじじょしこうとうがっこう）は、北海道北見市のミッション系の女子高等学校である。札幌市にある藤女子中学校・高等学校、旭川市にある旭川藤女子高等学校は姉妹校にあたる。学校法人・藤学園が運営している。歴史： 1956年 – 開校。（http://ja.wikipedia.org/wiki/北見藤女子高等学校）