知事のコラム 「愛別町の あいちゃんマン」 (北海道から)
知事のコラム 「愛別町の あいちゃんマン」 (北海道から)
Column of the governor “Aichan-Man of Aibetsu-cho” (from Hokkaido)
北海道のメールマガジン「Do・Ryoku(動・力)」(第429号)が送られてきました。
日本および世界各地、北海道各地の皆様にご案内いたします。(一部掲載)
知事コラム~「愛別町のあいちゃんマン」
イランカラプテ、高橋はるみです。 大雪山系が初冠雪し、道内各地では、実りの秋ならではのイベントが繰り広げられています。 食のフェアが行われている道庁赤れんが庁舎前からも、根室のサンマを焼く良い香りが漂ってきていました。こうして秋が深まるとともに、北海道では朝夕の気温がぐっと下がる時期です。皆さん、体調管理にはくれぐれも気をつけて、秋の味覚を楽しんで下さい。
さて今月の10日には、愛別町にある北海道美深高等養護学校あいべつ校にお邪魔してきました。今年開校したばかりのこの学校の生徒さんは皆1年生。そんなフレッシュな皆さんが、パソコンを使い学校生活や授業内容を紹介したプレゼンで歓迎して下さいました。 何人もの生徒さんが分担して、お互いに声を掛け合いながらの説明で、その内容はとてもわかりやすく、また協力しながらプレゼンする姿を見ていて、仲間と一緒に充実した学校生活を送られていることが伝わってきました。 プレゼンの後には、皆さんが製作されたウッドコースターをいただきました。コースターには愛別町の特産品「きのこ」のキャラクターが描かれていて、私がつい「キノコマン?」と口にすると、「(愛別町のキャラクターの)あいちゃんマンです」と訂正が入る一幕も(笑)。 生徒の皆さんからは「社会人となって働くのが夢」と伺いました。 「働く力」を身に付けようと頑張っている皆さんの夢が実現するよう、地域の方々と連携して、しっかり支えていきたいと思います。
今月の21日から30日まで「秋の全国交通安全運動」が展開されています。 秋分を過ぎて、これからは日没がどんどん早まりますので、早めのライト点灯や周囲から見えやすい服装を心がけるなど、皆さん、交通事故の防止に努めていただくようよろしくお願いします。道政広報コーナー・広報番組情報等のご案内
NHK連続テレビ小説『マッサン』いよいよ来週から放送開始!
NHK連続テレビ小説『マッサン』が来週月曜日から、いよいよ放送開始になります。 シャーロット・ケイト・フォックスさんが演ずるヒロインのエリーは、スコットランドで日本男児と恋に落ち、家族の大反対を押し切って海を渡り、夫の夢を支えながら、懸命に“日本人”になろうとがんばります。
玉山鉄二さんが演ずる、その夫マッサンこと亀山政春は、まだ世間では誰もウイスキーなど飲んだことのない時代に、「やがて日本にも必ずウイスキーの時代が来る」と信じ、本場に負けない国産ウイスキーをつくる夢を追い続けます。
「国際結婚」と「国産ウイスキー」。ともに一途で不器用な二人は純粋さゆえ、時にぶつかり合い、慰め励まし合いながら、少しずつ本物の夫婦になっていきます。北海道が主要な舞台となっている「国境を超えた壮大な愛の物語」に、どうぞご期待ください。
放送期間:
平成26年9月29日(月)~平成27年3月28日(土)
放送時間:
<NHK総合> (月~土)8:00~8:15/12:45~13:00[再]
<NHK BSプレミアム> (月~土)7:30~7:45/11:00~11:15[再] (土)9:30~11:00[1週間分]
詳しくは、番組ホームページをご覧ください。 http://www.nhk.or.jp/massan/
総合政策部広報広聴課(011)204-5111お出かけ!観光・イベント情報
道内各地の観光・イベント情報【第20回北見オクトーバーフェスト】北見(きたみ)市
「北見にいながら」60銘柄の世界の地ビールと日本の地ビールを楽しめるイベントです。ビールにぴったりの地元食材を使ったフードメニューも充実。ビールの他にも、カクテルやノンアルコールもご用意しますので、お酒の苦手な方もぜひ、ご来場下さい。ステージゲストとドイツの「乾杯の歌」を歌いながら、オホーツクの秋の収穫祭を一緒に楽しみましょう!
日時:10月15日(水)~18日(土)17:30~21:30 ※最終日のみ16:30開始
場所:コミュニティプラザパラボまちきた大通りビル5階 (北見市大通西2丁目1番地)
料金:前売り券2,000円/ビール4杯分(当日券2,200円)
詳しくは、こちらをご覧ください。 http://www.kitamikanko.jp/event/event13.html
北見観光協会(0157)32-9900アイヌ文化発信!コラム~アイヌ文化あれこれ~
アイヌ文化あれこれ Vol.32
アイヌの儀式「カムイノミ」(その3)~火のカムイに対する言葉~
こんにちは! 北海道立アイヌ民族文化研究センターです。 このコラムでは、この秋、アイヌの儀式「カムイノミ」について紹介しています。カムイノミとは、「カムイ(神)」「ノミ(~に祈る)」、すなわち人々が生活する上で必要なさまざまなことを神(カムイ)に祈る儀式のことです。
今回は、儀式のなかで、実際にカムイにどのように祈りのことばを語っているのか、カムイへの呼びかけ方やその心構えなどについて紹介します。 カムイノミでは、十分な経験を積み、しきたりをよく知る男性が祭司をつとめます。 祭司は、まず火のカムイに祈ります。火のカムイは、様々なカムイの中でも、大切なカムイとされるものの一つです。火は、人間に温もりや灯りを与えてくれるだけでなく、その熱で煮炊きをさせてくれます。そして、人間の願い、訴えを聞いて、他のカムイへ伝えてくれると考えられています。もし、人間の祈り言葉に足りないところがあれば、それをうまく補う役目も果たしてます。火のカムイは、媼(おうな=年取った女性)、あるいは老夫婦だと考えられていることが多いようです。
火のカムイへの祈り言葉は、地域や人によってさまざまです。実際の記録などから、最初の部分の言葉について、いくつかの例を見てみると・・・
モシリコロフチ シパセカムイ… (大地を司る媼(おうな)、真の重たい(尊い)神よ)
イレスフチ シオイナカムイ… (育ての神、真の尊き神よ)
ロロワエカシ ウサラワウチ… (上座の火の翁(おきな)よ、下座の火の媼よ)
・・・というような場合があります。
尊敬と親しみを込めた言葉が、対句のように美しく繰り返されていくのです。昔から言われていることであり、どの民族の儀式でも同じことだと思いますが、カムイノミで大切なのは、言葉を流ちょうに唱えるだけではなく、その祈りに込める心のあり方であるとされています。火のカムイは、人間の祈り言葉に、その気持ちを感じて行動してくれると考えられているからです。
次回は、カムイノミの実際の手順~準備から終わった後のことまで~について紹介しま
す。
アイヌ民族文化研究センター発行アイヌ文化紹介小冊子 第5巻「祈る」
http://ainu-center.pref.hokkaido.jp/HacrcHpImage/05/pdf/05_005_05.pdf
※11ページに火のカムイについての説明が、24~25ページに儀式の流れが、それぞれ掲載されています。
アイヌ民族文化研究センターのホームページはこちらです。 http://ainu-center.pref.hokkaido.jp/
北海道立アイヌ民族文化研究センター(011)272-8801編集後記
今週のメールマガジンでも取り上げました、来週から始まるNHK連続テレビ小説「マッサン」。主人公のモデルとなった竹鶴政孝さんを支えたのは、スコットランド人の妻「リタ」さんです。大正時代に日本人と結婚し、故郷のスコットランドを離れて、日本に来た決心や、夫の夢をサポートするため、日本での生活に溶け込もうと努力を重ね続け「日本人以上に日本人らしい」とまでいわれたそうです。インターネットなどで簡単に情報を得ることができない時代に、リタさんはどのような思いで過ごしていたのでしょうか。リタさんからも並々ならぬ情熱と行動力を想像すると、頭が下がる思いです。
余市(よいち)町では、今なおリタさんが地域に根付いていることを感じさせる幼稚園(リタ幼稚園)や道路(リタロード)があります。余市町にお越しの際は「ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所」や特産品の「リンゴ」などだけではなく、地域に根づくリタさんも感じていただければと思います。
次回は、10月3日(金)の配信です。どうぞよろしくお願いします。 (マガモ)北海道メールマガジンの登録者を募集しています。お友達や知人の方にぜひご紹介ください!!
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- 一つ新しい記事: 美幌博物館の所蔵リストを手軽に検索することができます。(サイエンスミュージアムネット)
- 一つ古い記事: 冬が来る前に。(網走警察署)
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◎ 連続テレビ小説「マッサン」応援推進協議会が設立されました!~余市(よいち)町後志管内余市町が舞台のNHK連続テレビ小説「マッサン」が、9月29日から絶賛放送中です。このたび、ドラマの舞台である余市町では、放送に先駆けて町役場や商工会議所などが中心になり『連続テレビ小説「マッサン」応援推進協議会』を立ち上げました。この協議会では、日本ウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝氏と、その妻リタ夫人のエピソードをモチーフにした独自のロゴ作成や、政孝氏・リタ婦人の足跡や町の魅力を紹介する町民講座を開催するなど、町一丸となって精力的にPRをしています。
後志総合振興局においても、余市町と協議会にご協力をいただき、10月8日(水)10時30分から余市町自然観察の森で記念植樹祭を開催するなど、PR活動に取り組んでいます。
「マッサン」をご覧になった後は、竹鶴夫妻ゆかりの地である余市町を巡ってみてはいかがでしょうか。
詳しくは、こちらをご覧ください。 http://massanyoichi.com/
☆ 後志総合振興局地域政策課 (0136)23-1419
北海道のメールマガジン http://www1.hokkaido-jin.jp/mail/magazine/
加藤 雅夫 より 2014 年 10 月 3 日 22:52