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日本野鳥の会、オホーツク支部が、ロングラン野鳥観察。（北海道チミケップ湖で）

日本野鳥の会、オホーツク支部が、ロングラン野鳥観察。（北海道チミケップ湖で）

2014年07月10日(木) 0:31
カテゴリ: Facebook, Twitter, お知らせ, オホーツク, 北海道, 国際, 日本, 津別町, 環境
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日本野鳥の会、オホーツク支部が、ロングラン野鳥観察。（北海道チミケップ湖で）
Wild Bird Society of Japan, Okhotsk Branch, birding long run. (Hokkaido Chimikeppu lake)

連載「ロングラン探鳥会」（上）
2014/07/04掲載（津別町／行事）

日本野鳥の会オホーツク支部が初企画
津別町のチミケップ湖畔で

日本野鳥の会オホーツク支部（川崎康弘支部長）主催の「ロングラン探鳥会」が津別町のチミケップ湖畔を会場に開かれました。

顧問・花田行博さんの報告より

6月14日夜、そして15日早朝、さらには日中と通常単発の探鳥会を3回続けて開催するもので初企画。一般参加者を交えて野鳥のいる自然環境を満喫しました。案内役を務めた同支部顧問・男性＝北見市＝の報告により、夜～翌日の3回それぞれを紹介します。 (寒)

6月14日午後7時～8時半「夜の部」

名づけて「夜の探聴会」

フクロウの鳴き交わしに拍手

津別町のチミケップ湖畔をキャンプ場から鹿鳴の滝方向へと車で約500メートルずつ移動し、車から降りてはその場その場で数分間、どんな鳥の声が聞こえるか聴きました。いつ熊が出ても避難できるよう、常に車のそばから離れません。

昨年録音したアオバズクの音声を流してみましたが、鳴き返してきません。しだいに辺りが暗くなってきた頃、この湖に一軒あるペンションの近くで車を止めたとき、三方向からエゾフクロウが鳴き交わしをしていました。誰からともなく一斉に拍手が起こりました。皆さんこのフクロウの声に大満足です。

次いで500メートル進んだところでは、すぐそばでフクロウが鳴いていました。結局4カ所にフクロウがいました。ふと周りを見ると、隣の人の顔も見えないくらい真っ暗。この日の探鳥会はここで終了しましたが、キャンプ場で野営しながらさらに深夜の「探聴会」を堪能する人もいました。

【確認種】
ツツドリ、アカハラ、キジバト、ウグイス、ヤマシギ、コルリ、センダイムシクイ、キビタキ、トラツグミ、ハリオアマツバメ、フクロウ、ハシブトガラス、クマゲラ、アオジ、マガモ、オシドリ、ヤマゲラ、オオジシギ（以上18種＝出現順）＝日本野鳥の会オホーツク支部ホームページの情報ブログ欄に掲載されています。

【参加者】
13名

連載「ロングラン探鳥会」（上） – 経済の伝書鳩
denshobato.com/BD/N/page.php?id=79549

連載「ロングラン探鳥会」(中)
2014/07/07掲載（津別町／行事）

日本野鳥の会オホーツク支部が初企画

6月15日午前5時～6時半「早朝の部」
風もなくさわやかな湖畔
クマゲラが鳴きながら頭上を

昨夜のフクロウの声の興奮も冷めやらず、風もなくさわやかな湖畔の早朝探鳥会でした。

クマゲラが遠くで鳴いています。枯れ木に止まった後、私たちの頭上を鳴きながら通過していきました。湖の対岸にはオジロワシが悠々と飛びまわっていましたが、そのうち見やすい場所に止まってくれました。生まれたばかりのトビが親からえさをもらっています。湖一面、トビやクマゲラの声が響き渡っていました。

【確認種】
キジバト、ハシブトガラス、キビタキ、アカハラ、ツツドリ、ウソ、センダイムシクイ、アオバト、ウグイス、ヒガラ、アカゲラ、クマゲラ、コゲラ、オジロワシ、コルリ、ハシボソガラス、トビ、アオジ、マガモ、ハリオアマツバメ、キバシリ（以上21種、確認した種名は出現順）

報告…日本野鳥の会オホーツク支部顧問・男性

【参加者】
14名

（掲載写真）
チミケップ湖畔で

連載「ロングラン探鳥会」(中) – 経済の伝書鳩
denshobato.com/BD/N/page.php?id=79589

連載「ロングラン探鳥会」 (下)
2014/07/09掲載（津別町／行事）

日本野鳥の会オホーツク支部が初企画

湖畔の駐車場向かいのトイレがある付近で、湖と森を見ながらそれぞれ持参した椅子に座ってのんびりと探鳥会が始まりました。場所を移動しなければ鳥の方から近づいてくれます。

6月15日午前8時～9時半「チミケップ湖」
椅子に座ってのんびりと
場所を動かなければ鳥の方から近づいて

ときおり小雨が少し降りましたが、太い大きな木の下で雨宿り。ほんの少し肌寒い程度の気温だったため、エゾハルゼミの鳴き声がありませんでした。北網圏北見文化センターの学芸員の方が参加していて、その場で挙がった昆虫の生態の質問に答えてくれるオマケもありました。

森と湖にいろいろな鳴き声が響き渡り、皆さん満足な探鳥会だったと思います。

【確認種】
センダイムシクイ、アオバト、トビ、ウグイス、ツツドリ、アカゲラ、オジロワシ、ハリオアマツバメ、オシドリ、アカハラ、ベニマシコ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、クマゲラ、キジバト、オオアカゲラ、コマドリ、キビタキ、コルリ、ハシブトガラス（以上20種＝出現順）＜完＞(寒)

※日本野鳥の会オホーツク支部のホームページ情報ブログ欄に掲載されています。

【参加者】
16名