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Masa Inokuchi & Miki Inokuchi （Violin Makers）

Masa Inokuchi & Miki Inokuchi （Violin Makers）

2014年02月28日(金) 9:03
カテゴリ: Facebook, Twitter, e-nikka, お知らせ, オリンピック, カナダ, スポーツ, ソチ, トロント, フラメンコギター, 北海道人, 北米, 国際, 日本, 日本映画, 映画, 観光, 音楽
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トロントから、
e-nikkaメールニュースが配信されました。
日本と世界各地の皆様へご案内いたします。

日加タイムス e-nikkaのメールニュース。（2014年2月27日の配信）

今週のe-nikkaから
2014年（平成26年）2月27日号

日加タイムス e-nikka
編集長・色本信夫

ソチ冬季オリンピック男子スノーボードクロスで奮闘するカナダ選手（２月18日）　Photo Credit COC
【「ソチ冬季五輪カナダ選手写真集」をご覧ください】

カーリング女子決勝でプレーするジェニファー・ジョーンズ選手。カナダはスウェーデンを破り金メダルを獲得（２月20日） Photo Credit COC

決勝の対アメリカ戦で「奇跡の勝利」を果たし金メダルを手に喜びの女子アイスホッケー・カナダチーム（２月20日） Photo Credit COC

トロントのバイオリン製作者、猪口美樹（いのくち・みき）さんの工房。ずらり並んだ自作のバイオリンを見つめる猪口さん（右端）
【「ひと・インタビュー」をご覧ください】

バンクーバー総領事館で開幕したドクター・ヘンリー清水絵画展「追憶の収容所～ニューデンバー収容の日々」に展示されている作品のひとつ「プリンスルパートからの旅立ち」（リポート・妹尾翠）
【「今週のトピックス」をご覧ください】

【視点】

10月の市長選挙まで居座り続けるか、フォード市長

「トロント市民よ、何故フォードは今だにあなた方の市長でいるのか？」──こんな見出しの記事が先日のトロントスター紙に載った。英国ロンドンのジャーナリスト、ジェフリー・コフマン氏の寄稿である。彼はトロント出身で、CBC、CBSニュース、ABCニュースなど米加で報道にたずさわっていた。
「この17年間トロントに住んでいないが、トロントは今でも私にとって心の古里だ。ホームタウンの市長が度重なるスキャンダルで世界中の笑い者になっているのが、どうしても我慢できない」と述べる。
そのロブ・フォード市長は、昨年11月５日、トロント市庁舎での記者会見で、かねてから疑惑が持たれていたコカイン使用に関して「市長在任中にコカインを吸った」と自らその事実を認めた。じつは、その５日前の10月31日にトロント市警のビル・ブレア警視総監が「警察が入手した麻薬取引人が絡むビデオにフォード市長が映っているのを見た」と公表していたのである。
違法の麻薬を吸うことはまぎれもなく犯罪である。フォード氏は、このほかにも飲酒運転、深夜の大通りで酔って大声を発する、タクシー運転手に人種差別の言葉を吐く、自分の部下の女性にセクハラ発言、さらに市議会の議場で醜態を見せつけたりと、品のない行為が次々と挙げられている。これで市長辞職か、と思いきや、「たしかに過ちを犯した。謝罪する」と言いながら辞める気配はない。
11月13日、市議会はフォード市長への辞職勧告決議案を賛成37票、反対５票（うち２票はフォード市長と彼の兄ダグ・フォード市議）で可決した。しかし、それでも動じない。同月15日には市議会がフォード氏から市長の権限をはく奪、副市長のノーム・ケリー氏に事実上の市長としての権限を与えることを決議した。フォード氏は「名ばかり市長」となったが、居座りを決め込み、現在にいたっている。
ジャーナリストのコフマン氏は、イギリスの内閣の移民大臣マイク・ハーパー氏を引き合いに出す。有能な人だったが、この２月中旬に辞任した。彼が雇っていた外国人クリーニングレディーが虚偽の書類をハーパー氏に見せてイギリスに違法滞在していたことが判明したとして、責任を取って大臣の職を辞する決断をしたというのだ。フォード氏にはこうした政治家としての潔（いさぎよ）さがないと、コフマン氏は嘆く。
「名ばかり市長」と「事実上の市長」の二人の市長が市政をつかさどるという異常事態に陥っているトロント。この状態はいつまで続くのだろうか。
フォード市長（44歳）はトロント市エトビコー地区選出の市議会議員から、2010年の市長選挙で初当選し、同年12月１日から市長に就任した。４年の任期が切れる今年は、10月27日（月）に市長選挙が実施される。現在、立候補届け出を受け付け中。
フォード氏はいの一番に立候補登録を済ませた。「市民はおれに票を入れてくれる」と再選に自身満々の様子である。
そうはさせじとばかり、対立候補が何人か名乗りを挙げた。２月26日付のメディアは、元オンタリオPC（進歩保守党）党首のジョン・トーリー（John Tory）、元TTC（トロント交通局）委員長のカレン・スティンツ（Karen Stintz）、元トロント市議でビジネスマンのデービッド・ソクナツキー（David Soknacki）の３氏を紹介した。
これに加えて、最有力候補とみられるNDP（新民主党）連邦議員のオリビア・チャウ（Olivia Chow）氏が３月末までには出馬を明らかにするだろうとの観測が飛び交っている。
フォード氏が再選を果たすのか、はたまた別のどの候補者が当選するのか、今のところ予測はむずかしい。いずれにせよ、トロント市民は10月の選挙で次期市長が決まるまで、二人の市長のもとで暮らしていかなくてはならない。

それでは、今週も「e-nikka」をご愛読ください。

＜今週のトピックス＞

【ひと・インタビュー】
生まれ育った環境から自然な流れで・・・
バイオリン製作者、猪口美樹さん

【雪と氷と情熱】２月18日～２月23日
ソチ冬季五輪のカナダ選手たち
カナダ・オリンピック委員会提供の写真集

【カナダ事件簿】
カナダで最初に成功した航空機ハイジャック〈前編〉
サンダーベイからキューバに向かった米国人男

【バンクーバー総領事館125周年】
ドクター・ヘンリー清水絵画展開幕
「追憶の収容所～ニューデンバー収容の日々」

【今週のおすすめ本】
ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで！
長尾和宏、丸尾多重子
ブックマン社

＜読者ひろば＞

戦前の日系人野球チーム「朝日」が映画化
「バンクーバーの朝日」撮影スタート！

JCCC「フラメンコ初心者クラス」
３月20日から開講、生徒募集中！

「アースアワー」3月29日（土）夜
WWF「１時間消灯に協力を・・・」

【訃報】
JIT オートメーション経営者
大石サム修さん死去、79歳

＜コミュニティー・ニュース＞

福田進カルガリー総領事
２月末で任期満了、離任レセプション開く

山本博墨絵展「時を超えて・・・」
３月８日～４月６日、タオサンガセンター

３月の日本映画上映会、３月３日～19日・交流基金
「ロボジー」「ハラがコレなんで」「ALWAYS 三丁目の夕日’64」

「環太平洋国際柔道大会」バンクーバーで開催
日本・米・チェコ・カナダ全国から参加、技を競う

オタワ地区日本語弁論大会
３月１日（土）午後、日本大使館

＜暮らしインフォ＞

３月９日（日）から夏時間に変わります

＜おでかけガイド＞

宮崎駿監督の話題作「風立ちぬ」
シネプレックス系ヤング×ダンダスで上映

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