2014年1月10日に受信 「イスラエル関連の文化事業の案内」
- 2014年01月12日(日) 7:21
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東京にあるイスラエル大使館文化部からのメールマガジンです。
イスラエル関連の文化事業の案内
2014年1月10日に配信
イスラエル関連文化事業案内(2014年1月10日)
Culture sec-Embassy Of Israel In Tokyo平素よりイスラエルの文化事業にご理解・ご協力いただき誠に有難うございます。
テレビ放送案内…見逃しちゃった方のために!
バレンボイム指揮 「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」
放送日:1月12日(日)午前1時25分~(土曜深夜/再放送)
世界で最も注目されているクラッシックコンサートのひとつ「ウイーン・フィル ニューイヤーコンサート」。ウインナ・ワルツやポルカなどで構成される華やかな祝祭が、毎年元旦に世界中で生中継されています。
今年のお正月にうっかりスルーしてしまったイスラエルファンの皆様、元旦の生放送では「バレンボイムが指揮を途中でやめて、団員たちとひとりひとり握手し始めたりして大ハッスル!」と聞いたら、クラッシックファンならずともちょっと観てみたいと思いませんか?因みに噂によると、このコンサートの来年の指揮はメータらしいです。でも、メータは今年イスラエルフィルと一緒に来日しますので、生メータとイスラエルフィルも是非お楽しみくださいネ!
NHKオンライン:www4.nhk.or.jp/P2992/ダニエル・バレンボイム Daniel Barenboim
現代屈指の巨匠指揮者、ピアニスト。1942年アルゼンチンのブエノスアイレス生まれのロシア系ユダヤ人。1952年イスラエルへ移住。1954年ザルツブルクでマルケヴィチの指揮法のマスタークラスに参加。同年フルトヴェングラーに絶賛される。1955年パリでナディア・ブーランジェに師事。現在、ベルリン国立歌劇場音楽総監督、ミラノ・スカラ座客演指揮者。また親しい友人でパレスチナ系アメリカ人学者のエドワード・サイードに共鳴して設立した、イスラエルとアラブ諸国の才能ある若手音楽家から成るウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団創立者兼指揮者。…その政治的な発言、パレスチナ問題との関わり、ワーグナー演奏問題など、とにかく絶大な行動力と影響力で、音楽家というよりは現代国際社会の“スター”(ロンドンオリンピックの開会式にも出ていたし)とも言えるバレンボイム。初めてこの名前を見る方、この機会に是非お見知りおきを!では今月のイベントのを以下に。
アヴィシャイ・コーエン・トリオ 来日公演(ベーシストのほうです)
真打登場!…イスラエルジャズメン・ブームのきっかけになった出世頭が、ついに日本上陸。
『about Israeli Jazz 哀愁のメロディ+うねるリズム+図太い音色が興奮と感動を生む』
「哀調を帯びたメロディ・ライン」「渦を巻くようにうねるリズム」「ミュージシャンの図太い音色」。
これがぼくの考えるイスラエル・ジャズの魅力だ。現在のジャズ・シーンを牽引する同姓同名のトランペット奏者アヴィシャイ・コーエンを含む4人組“サード・ワールド・ラブ”、類い稀なるテクニックで観客を魅了するオメル・クライン(ピアノ)、ハービー・ハンコックのバンドでも活動したエリ・デジブリ(サックス)、来日回数も多いオズ・ノイ(ギター)など数多くの才人がイスラエルから世界に飛び立った。この1月に来日するベース奏者アヴィシャイ・コーエンは、そんなイスラエル・ジャズ・コネクションの“長兄”ともいえる存在。彼の感情豊かで力強いサウンドとメロディアスな音色に魅了され、イスラエル・ジャズの幅広さを知ったファンも多いのではないだろうか。若手の発掘にも抜群のセンスを持っていて、今をときめくシャイ・マエストロ(ピアノ)の才能をいち早く日本のリスナーに紹介したのもアヴィシャイだった。イスラエル人としてのアイデンティティを反映させながら、独自のジャズを追及し続ける彼の雄姿を目に焼き付けようではないか。」
(文・原田和典/『ブルーノート東京フリー・ペーパー』最新号より/東京メトロ各駅や大型CDショップで配布中)
全文はこちらに↓
saas.startialab.com/acti_books/1045176252/19381/_SWF_Window.htmlアヴィシャイ・コーエン・トリオ Avishai Cohen Trio
アヴィシャイ・コーエン(b) / ニタイ・ハーシュコヴィッツ(p)/ダニエル・ドール(ds)
Avishai Cohen (b), Nitai Hershkovits(p), Daniel Dor (ds)
1/21(火)~1/22(水) コットンクラブ/ 丸の内 http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/avishai-cohen/ ミュージックチャージ 7,800円(税込)
1stステージ:17:00開場 18:30開演
2ndステージ:20:00開場 21:00開演
予約:TEL 03-3215-1555 コットンクラブ(ネット予約可能)
1/23(木)~1/24(金) ブルーノート東京 / 青山 http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/avishai-cohen/ ミュージックチャージ 8,400円(税込)
1stステージ:17:30開場 19:00開演
2ndステージ:20:45開場 21:30開演
予約:TEL 03-5485-0088 ブルーノート東京(ネット予約可能)
*ブルーノート東京では、イスラエルワインとフードも登場予定です。アヴィシャイ・コーエン Avishai Cohen (ベース)
1970年北部のキブツ生まれ。1992年にオメル・アヴィタルらと時を同じくしてニューヨークに渡り、グリニッジ・ヴィレッジのジャズクラブなどでジャズを学ぶ。1997年から2003年にかけてはチック・コリア&オリジンのベーシストとして活躍し、一躍その名が知れ渡った。1998年にはチックのStrechレコードから『Adama』でリーダー・デビュー。同レーベルからは、『Devotion』、『Colors』、インターナショナル・ヴァンプ・バンドを率いた『Unity』をリリース。2003年には自身のレーベル Razdaz Recordzを設立。第1弾アルバム『Lyla』は、ワールドワイドなジャズ・シーンにおいて最も才気溢れるジャズ・プレイヤーの登場として注目を集めた。その後リリースした2008年の『Gently Disturbed』、2009年のBlue Note移籍第1作目『Aurora』、2011年リリースの『Seven Seas』はいずれも現代ジャズの最高峰アルバムとして高い評価を得ている。日本で現在発売中の最新リーダー作は、ピアニスト、ニタイ・ハーシュコヴィッツとのデュオ・アルバム『Duende』。現在は母国イスラエルに戻り、テルアビブを拠点に活動中。ニタイ・ハーシュコヴィッツ Nitai Hershkovitz(ピアノ)
イスラエル生まれの25歳。ユダヤ教の神学校に学び、12歳のときからクラリネットを、15歳のときにピアノを始める。17歳のときにテルアビブに移り、クラッシックとジャズの幅広い音楽に出会い才能が開花。クラッシック音楽や音楽理論を学ぶ傍ら、高校の選択科目のピアノの授業で、イスラエルジャズメンの“父”的存在である伝説的なジャズ教育者アミット・ゴランや、“3コーエンズ”のアヴィシャイ(トランペット)とアナット(クラリネット)の長兄であるユヴァル・コーエンから指導を受ける。その後様々な著名ミュージシャンと共演を重ね、アヴィ・レイボヴィチやダニエル・ザミールらのレコーディングに参加。アメリカ・イスラエル文化財団の奨学金を2004年から2010年までの4期に渡って獲得、また2009年にはエルサレムのルービン音楽アカデミーのチェイス奨学金も獲得した。紅海(レッドシー)ジャズフェスティバルやテルアビブ・ジャズフェスティバルなど国内の有名ジャズフェスのほか、南米や欧州、オーストラリアなどにもツアー。ここ数年はベーシストのアヴィシャイ・コーエンとの共演が続いている。二人の好相性は2012年にリリースした『Duende~聖霊』で堪能できる。ダニエル・ドール Daniel Dor (ドラム)
来日が決まっていたオフリ・ネヘミヤ(ds)と急遽交代。最近アヴィシャイがまたもや発見した「ダイヤの原石?」との噂。ここ最近(先月のギリシャ、ロシアツアーあたりから)アヴィシャイにジョインしている。出身高校は、テルマ・イエリン芸術高校という説と、イスラエル最大のロックスター、アヴィヴ・ゲフェンを輩出したリモン・ミュージックスクールという2説があるが、とりあえずその後は、オメル・アヴィタルなど、こちらも多くのイスラエルジャズメンが通る道、NYのニュースクールへ。シャイ・マエストロやニタイ・ハーシュコヴィッツのように、アヴィシャイの研磨(?)によって、今後の大躍進が大いに期待できる、かも。新譜紹介
「New Song」 / オメル・アヴィタル Omer Avital(ジャズ・ベース)
2300円/ 2014年1月11日発売予定 [商品番号 : KKE-031][原盤番号:PL-4568] [直輸入盤・日本語帯解説付]
(Amazon サイトより )
★今や、NYのシーンを語る時、避けては通れないというほど、才能あるアーティストが生まれるイスラエル。今年も数々の作品が話題になりましたが、2014年はオメル・アヴィタルの新作が登場!早々から決定盤の登場です。
★アヴィシャイ・コーエンと共に、イスラエルの二大ベーシストと語られるオメル。既にファンの間では、アヴシャイの待望の来日が話題になっている昨今でもあり、本リリースは、これ以上にないグッド・タイミングであり、ビッグな贈り物と言えましょう。
★しかし、そんなエピソードやリリース事情など関係なく、本作は現代ジャズ・シーンにおける注目の作品と言えます。一言でいえば、“イスラエル出身者としてのルーツをめぐる音楽”と、“ジャズ”との揺るぎない融合。オメル・アヴィタルOmer Avital
“イスラエル出身者としてのルーツをめぐる音楽”と、“ジャズ”との揺るぎない融合!
中東ユダヤ系のモロッコ人の父親とイエメンの母親の間に生まれたオメルは、イエメン系のユダヤ人独特の聖歌を小さいころから耳にして育ったとのこと。高校生になった頃には、大の音楽好きだったという父親の影響でジャズにも目覚め、同時にカントリー&ウエスタン、イスラエル民謡、アラブ音楽など様々な音楽を聴いたのだとか。そんなオメルは92年、夢のNYに渡り、ジャズ・レジェンズと言われるアーティストたちの音楽を聴き、一方で新しく生まれつつあったNYジャズのムーヴメントの中で演奏を繰り広げていきますが、注目すべきは、再びイスラエルに戻ったことでもありましょう。Smallsにレギュラー出演するなど、頭角を現しつつ、帰国。ヘブライ大学の作曲科に通いヨーロッパの古典音楽を専門的に学ぶと同時に、古来の文化を形成するフォーク・ソングや踊りにおけるリズム、伝統的儀式といったものに向き合っていったのだとか。そうした変遷が音楽のイマジネーションを養ったのはいうまでもありませんが、再び、NYに戻って音楽は一気に花開き、ここに至っては、一つの“確固たるオメル・アヴィタルの音楽”を確立したといっても過言なしと言えそうです。
メンバー:Omer Avital(b), Avishai Cohen(tp), Joel Frahm(ts), Yonathan Avishai(p), Daniel Freedman(ds) Lead voice on “Tsafdina” and Karkabas on “Maroc”: Mehdi Chaib. Choir on “Tsfadina” and “Small Time Shit”: Omer Avital, Avishai Cohen, Joel Frahm, Yonathan Avishai, Daniel Freedman, Mehdi Chaib, Pini Shavit.
(以上)「Debut」 / デュオ・アマル Duo Amar
品番: CMCD-28297/ 税抜価格: 2,800円 /発売日: 2013年12月25日 (ピアノ・デュオ/クラッシック)
(Camerata Tokyoサイトより)
“アマル”(アラビア語で“希望”の意)の名のもと、デュオを結成したイスラエル出身のヤロン・コールベルクとパレスチナ出身のビシャラ・ハロニ。“最高の演奏は政治や国家の壁を越える”という信念のもと、世界各国でリサイタルを開催。バレンボイム、メータ、ラトルをはじめとした多くの巨匠、有名オーケストラとの共演を果たし、躍進を続ける若き名手による待望のデビュー盤です。最新刊の『レコード芸術』誌(2014年1月号)の「先取り! 最新盤レヴュー」コーナーでもとりあげられるなど、各方面から注目されるデュオ・アマル。世界が認めたふたりの躍動するピアニズムを堪能できる必聴盤です。
内容解説
D.ショスタコーヴィチ:
[1] 2台ピアノのためのコンチェルティーノ 作品94
I.ストラヴィンスキー:
ペトルーシュカ~2台ピアノ版
[2] 第1部:謝肉祭の市場
[3] 第2部:ペトルーシュカの部屋
[4] 第3部:ムーア人の部屋
[5] 第4部:謝肉祭の市場(夕景)
S.ラフマニノフ:
組曲 第1番「幻想的絵画」作品5
[6] I. 舟歌
[7] II. 夜と愛と
[8] III. 涙
[9] IV. 復活祭
■演奏者
デュオ・アマル
ヤロン・コールベルク(ピアノ)
ビシャラ・ハロニ(ピアノ)
■録音
2013年8月/武蔵野市民文化会館小ホール(東京)
(以上)ヤロン・コールベルク Yaron Kohlberg
1983年生まれ。クリーブランド国際コンクール第二位、ショスタコーヴィチ・コンクール優勝、パルナッソス国際コンクール優勝など受賞歴多数。イスラエルフィルをはじめ世界の著名なオーケストラと共演。ピアノはルイーズ・ヨッフェ、エイタン・グローバソン、アリエ・ヴァルディに師事。
ビシャラ・ハロニ Bishara Haroni
1983年生まれ。マゼール指揮ロンドンフィル、メータ指揮イスラエルフィルと、またバレンボイムとは室内楽で共演など世界的なオーケストラと共演。またガイ・ブラウンシュタイン、樫本大進という二人のベルリン・フィルのコンサートマスターとも共演。今シーズンはサイモン・ラトルの招きにより、ベルリンフィルの首席奏者たちと室内楽シリーズに出演することが決まっている。またバレンボイムとはザルツブルク音楽祭で共演し、BBCプロムスで室内楽を演奏することも決まっている。巻末ミニ・ニュース
イスラエルで活躍する日本人ダンサーたち特集!Sensational Japanese Dancers @ Tel Aviv
毎年11月から12月にかけて行われる「インターナショナル・エクスポージャー」。
早い話がイスラエルの才能を世界の芸術祭や劇場に売り込もうと、世界中からプロデューサーやフェスティバル・デレクター、メディアや評論家を招いてイスラエルの才能を披露するという“公演見本市”。ジャズ、ワールド・ミュージック、ポップスとインディロック、演劇、脚本など様々なジャンルのものがありますが、何と言ってもコンテンポラリーダンスの部はイスラエルが既に国際的な評価を不動にした分野。よって会場となるテルアビブ市のスザンヌ・デラール・センターは、埼京線のラッシュ時のごとく来場者があふれ、毎年活況を呈しています・・・そこに今年はなんと日本人ダンサーが5人も出演してたとか。イスラエルの才能を披露するショーケースにですよ?史上類をみない大快挙!もちろんイスラエルのダンスカンパニーは国際色豊かですが、かつてアジア系はあまり見たことがありませんでした(日本人は若干おりましたが)。…まさか今こんなに日本人ダンサーたちがイスラエルでブレイクしてるとは思いもよりませんでした。森山未來 『彼方からの手紙 Letter from Tel Aviv』
テルアビブに単身留学中の俳優が、その日常を自らの言葉と写真で綴る
(雑誌『Switch』Jan.2014.vol.1=今月号から連載が始まりました)
http://www.switch-store.net/SHOP/SW3201.html
森山未來(もりやま みらい)
1984年生まれ。兵庫県出身。俳優として『モテキ』『苦役列車』『夫婦善哉』など、数々の映画やドラマに出演する一方、幼少からのダンスの経験を活かし『テヅカ TeZukA』『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』『100万回生きたねこ』などの舞台でも活躍。2013年10月より、文化庁の文化交流使として1年間の海外留学を行うことを発表。現在、イスラエルのテルアビブに単身渡航し、インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンス・カンパニーを拠点に活動中。演劇・ダンスの共同制作や公演等を行っていく予定。
発売中の号は、森山君撮影によるカンパニーの仲間たちのご紹介もでています。
因みに、皆川まゆむさん(森山くんと同じくピントとアヴシャロムのカンパニーで活躍する日本人ダンサー)もご自身のサイトのブログで、テルアビブでのダンスライフを更新されています。
http://mayumu.net/
こちらのサイトには、イスラエルでの公演スケジュールもアップされてます。イスラエルに行かれる方はチェックされるといいかも。
皆川まゆむ(みながわ まゆむ)
新潟県出身の28歳。11歳でミュージカルに出会って以来、クラシックバレエ、ジャズダンス、モダンバレエのみならず、マイムや演劇も学ぶ。その経験を活かして、数々の舞台で主役や主要ダンサーを務め、09年にはスポーツブランドのREEBOKの専属モデル、グローバルインストラクターとして活躍。現在はコンテンポラリーダンスを主な活動としている。昨年1月に日本で公演されたミュージカル『100万回生きたねこ』に出演後、この作品の演出や振付を担当したインバル・ピントとアヴィシャロム・ポラックから彼らのカンパニーへの入団を依頼され、昨年8月下旬にイスラエルに渡った。
*二人の出演する舞台は、こ~んな感じ(写真があります)/ 『AVAK』の新聞評:http://www.habama.co.il/Pages/Description.aspx?Subj=2&Area=1&ArticleId=21407
↑↑このヘブライ語の記事の内容は以下のような内容です。
「日本語で「ホコリ」というこの作品、誰もが何かしら記憶に持っている教室(おそらく孤児院?)での人間模様を、ピント=アヴシャロム・ワールドで展開したもの。先生役のダンサーとデュエットを踊る森山未来のダンスが際立っている。今年日本から文化特使として派遣された、日本では有名なダンサー・俳優である。作品をひとことで言い表すならば、「もう一度観たくなる、魔法のような作品」である。」
アーティスト・インタビュー『新体操からダンスへ バットエシェバ・アンサンブルの柿崎麻莉子』
国際交流基金のwebサイト、「パフォーミングアーツネットワーク」に掲載中。インタビュアーは舞踊評論家の石井達朗氏。
全文はこちら↓
http://performingarts.jp/J/art_interview/1310/1.html
(以下、一部をご紹介します↓)
(石井氏)公演直前にガザ地域に攻撃があり、反対運動が盛り上がっていた時期でした。そういう事態に直面して、どう感じましたか
私は日本でのダンサー活動は少ないですが、それでも社会との関係が見えないなと思っていました。ダンスがニュースになることはほとんどないし、政治にもそんなに関係していない。打っても響かないところにもどかしさを感じていました。でもイスラエルでは逆に、アートは政治とは別のところでやっているはずなのに、どうしてもイスラエルの代表として政治に絡め取られてしまうのが現状です。ダンサー仲間でも軍隊に行っている若い子もたくさんいます。朝、電話で「今日はパレスチナ自治区に入っていくんだ」と話し、夜はまた電話で「今日は無事だった」という日常。テルアビブにロケット弾が落ちたからと心配して、本番直前に家族へ電話をしたり。そういう姿を見てショックを受けた部分があります
(石井氏)バットシェバの活動ですごく良いなと思うことのひとつが、アンサンブルが小学校や中学校を回って公演を行っていることです。イスラエルの子どもたちは、小さい頃から自分の国を代表する舞踊団のコンテンポラリーダンスに接している。ダンスというものがすごく身近にあります。
そうですね。街を歩いていても「バットシェバのダンサーでしょ?」と声をかけられたり、バットシェバを見た話を楽しそうにしてくれたりしますイスラエルの人々にとっては、ダンスだけではなく音楽や演劇もすごく身近な存在です。国から各学校にバットシェバ、インバル・ピント、演劇、音楽……といった団体のリストが配られて、そのカンパニーを呼ぶための費用も明記されているそうです。私たちは平均で週に 2 回は学校を回っていますが、去年は 3 回だけアラブ系の学校でもパフォーマンスをしました。もちろん生徒は楽しく見てくれました。面白かったのは先生の反応で、肌の露出が多い女性は見てはいけないので初めは下を向いているものの、最後のほうは前を見て笑っていました。アンサンブルの若いダンサーも初めてアラブ系の学校に行って、「あの子たち全然良い子じゃん」「初めてアラブ系の人とこんなに近くで喋ったよ」とか反応がとても新鮮でした。
柿崎麻莉子(かきざき まりこ)
1988 年、香川県生まれ。幼少期より新体操とバレエに励む。筑波大学入学後コンテンポラリーダンスと出会う。平原慎太郎Carmen Werner、山田せつ子等の作品に出演。2011 年、韓国国際ダンスフェスティバル(KDMC) に て 金 賞 受 賞。2012/2013 season Batsheva Dance Company Ensemble dancer。瞬projectメンバー。
このほかにも、河原田隆徳くん、井田亜彩実さん、塩野入一代さん、曽根知さん、島崎麻実さん、中村恵理さんなど、テルアビブで日本人ダンサー多数活躍中(私がお名前を存じ上げない方ももっといるはず。すみません・汗)。
みなさん、体に気をつけて、これからも頑張ってください~!『マックスブレナー チョコレートバー』2号店が東京スカイツリーの「ソラマチ」にオープン!
昨年末の12月20日にチョコレートバー「マックス ブレナー(MAX BRENNER)」が、東京スカイツリータウン・ソラマチに国内2号店をオープンしました。イスラエルで創業し、NYをはじめ世界で人気を集める「マックス ブレナー」。昨年11月に東京・表参道にオープンした1号店には400人近くの行列ができ、今も連日多くの人々で賑わっているようです。展開されるメニューは今の季節にぴったりの「ホットチョコレート」やオリジナルアレンジの「ストロベリーヘーゼルナッツクレープ」などまさにチョコレート尽くし。その中でも「チョコレートチャンクピザ」はNYの大人気メニュー。ピザ生地にホワイト&ミルクチョコレートのチャンクやマシュマロがトッピングされており、チョコファンにはたまらない一品。「643(むさし)セット」や日本限定の抹茶のホットチョコなどもあり、1号店同様こちらもチョコレートのテーマパークのような店内に、五感を刺激するインテリア、ユニークな食器、ポップなパッケージが並ぶほか、ギフト用のチョコレートやグッズも販売しており、イートインはもちろんテイクアウトでも十分楽しめマス。
MAX BRENNER CHOCOLATE BAR 東京ソラマチ店
住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ1F 8番地
電話番号:03-5610-6400(※2013年12月20日(金)より)
営業時間:10:00〜22:00(ラストオーダー21:30)
※年末年始は12/31(火) を除き、通常通りの営業となる。12/31(火) 10:00〜21:00
座席数:47席(予約不可)
10:00〜21:00)
WEBサイト:www.maxbrenner.co.jpいつもイスラエルの芸術や文化にご興味をもってくださり、ありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
今月のメインはアヴィシャイ・コーエンだけですが、2月は頭からドドド~っとたくさんイベントが続きます。
映画、ダンス、クラッシック音楽、そしてヨタムとシャイという昨年来日を果たした二人のジャズメンが、大好評に応えて再来日。
特に、昨年の東京ジャズに参加したギタリストのヨタム・シルバーステインは、(私の記憶する限り)大使館文化部史上最速で再来日となります。次号で詳しくご案内しますので是非応援してください。
クラッシック音楽、映画、コンテンポラリーダンスに続き、日本で好評価の芸術ジャンルとして、目下イスラエル大使館文化部はジャズを集中的かつ継続的に支援しています。というわけで、今年も「Sensational Israeli Jazzmen」をどうぞよろしくお願いいたします。そういえば、年末の大使館でのジャズイベントも、一般公募招待枠に多数のお申込みをいただき本当にありがとうございました。是非またやりましょう!それから来月末は、久しぶりの文学イベントも準備中。まだ言えないけど“イスラエルの村上春樹”と言われてる、あの大人気作家が来日する予定。乞うご期待!
ところで音楽評論家・原田和典さんの「about Israeli Jazz」を読んで思ったのですが、「哀調を帯びたメロディ・ライン」「渦を巻くようにうねるリズム」「ミュージシャンの図太い音色」って、イスラエルのコンテンポラリーダンスにも共通する点があるのでは?と思ってしまいました。突き抜けた斬新さと土臭い野性、大地に近い重心、逞しい下半身、感情移入しやすい不思議な懐かしさ…。2012年の日イ60周年事業で4大ダンスカンパニーを一気に招聘したリバウンドもあって、2013-2014シーズンはビッグカンパニーの来日は皆無ですが、ふと気がついたら、日本人の若いダンサーがテルアビブにいっぱいいるじゃないですか!在住もいれば、オーディションや研修を受けに行く人たちも多いです。おそらく、10~15年かけて毎年のようにイスラエルのダンスカンパニーを日本に招聘し続けた結果の現象だと思います。彼らはきっと持ち帰ってくるでしょう、イスラエルの仲間やイスラエルで受けた影響を日本に。そこから、日本とイスラエルのコンテンポラリーダンスの新たなフェイズが始まるのではないかと思います。
今後とも引き続きご指導・ご支援のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
文化部・内田由紀〒102-0084
東京都千代田区二番町3
イスラエル大使館文化部
内田由紀
駐日イスラエル大使館 – Israeli Missions Around The World
embassies.gov.il/tokyo/Pages/default.aspx
関連動画
Israel: 65 Years of Achievement – YouTube
Israel – YouTube
youtube.com/Israel
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内田由紀(イスラエル大使館文化部) – Performing Arts Network Japan
performingarts.jp/J/pre_interview/1109/1.html
関連サイト
Embassy of Japan in Israel שגרירות יפן בישראל
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