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北見市武道館で11月3日、「国際演武大会」（合気武道至誠館）

北見市武道館で11月3日、「国際演武大会」（合気武道至誠館）

2013年10月29日(火) 0:24
カテゴリ: Facebook, Twitter, お知らせ, アジア, イスラエル, イタリア, オホーツク, スポーツ, ロシア, 中東, 北海道, 北見市, 南欧, 国際, 日本, 東アジア, 東欧
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合気（あいき）とは、武術、武道の用語。合気道や大東流においては相手の身体の自由を奪う技術。近現代に合気道等で現在有名な合気は、大東流合気柔術の武田惣角によって明治時代から衆目の前に現れた。大東流では、技を行う上での根幹的技法群のいくつかを指して「合気」と名付けて、それを探求する傾向があるが、大東流から派生した合気道においては、合気は精神的な意味合いを持つ言葉として使用されることがある。
ja.wikipedia.org/wiki/合気

大東流合気武道至誠館（北見）
Daito-ryu Aiki budo Kitami Shisei-kan

ロシア人門下生が練習開始

大東流合気武道至誠館

北見市に本部がある大東流合気武道至誠館の国際交流大会が11月3日午後1時から市の武道館で開かれる。これに合わせてロシアの門下生2人が22日、来北し、練習を始めた。大会にはロシア、ドイツ、イスラエルから合わせて7人が参加して演武などを披露する。

11月3日・北見市武道館で国際交流大会
海外から7人が参加

大東流合気武道は江戸時代まで会津藩の御殿術として藩外不出の伝統を守った武術。広く普及することはなかったがその技法は逮捕術など様々な格闘技に取り入れられている。

北見に本拠のある至誠館は毎年演武大会を開催しており今回が第10回の記念大会となることから、海外の門下生を招いた。

22日に来北したのは、グリゴリエフ・デニスさん（41）とゴゴルヒン・ユリさん（35）。ともに初段で、首都モスクワの東約400キロにあるニズニ・ノーズゴロット（人口約130万人）に住んでいる。

2人は初来日だが、北見到着後、さっそく完成したばかりの武道館で至誠館の師範から手ほどきを受けながら練習に汗を流した。

2人は、ニズニでは大人15人、子ども15人の師匠。国際交流大会より2週間も早く来北したのは「大会に出ることだけでなく、至誠館本部で学びたい」という願いから。

「日本が好きで人生のひとつ。憧れていた」とデニスさん。ユリさんも「北見はまちも武道館もとてもきれい」と話していた。

国際交流大会に参加する外国人5人も近く来北し、直前の練習を行って大会に臨む。大会では大東流合気武道の演武だけでなく、居合道、空手の試し割り、剣道型、詩吟、能も披露する。

至誠館では「これを機会に合気武道を多くの人に知ってほしい」と話している。 (粟)

北見網走オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩
2013/10/25掲載（北見市／スポーツ・告知）
denshobato.com/BD/N/page.php?id=73960

シリーズ TALK・トーク・とーく

大東流合気武道・至誠館館長男性（84）

大東流合気武道・至誠館の第10回演武大会が11月3日、北見市武道館で開かれる。大東流合気武道は会津藩から伝わった日本の古武道。館長の男性（84）は「護身とは我が心の構え。愛と和の心を多くの人に伝えたい」と、言う。大会を前に市常盤町の至誠館本部を訪ねた。

11月3日・北見市武道館で演武大会
愛と和の心を伝えたい
相手を傷つけず矛を止める護身術

－大東流合気武道とは

「甲斐武田家の秘術として伝えられ、後に会津藩御留術として重臣、側近者に密かに伝えられた武術です。その後、中興（復興の意）の祖、武田惣角翁によって全国に普及するようになりました」

－至誠館のルーツは

「武田先生の嫡子、武田時宗宗家が昭和27年に網走市に大東流合気道大東館を開きました。私はそこで時宗先生から教わりました。至誠館は昭和44年に北見支部として認可され、平成15年に至誠館本部として独立しました」

－北見支部開設当時は

「施設がなかったので屋外で稽古をしました。冬は雪上ですることもありました。北海道糖業北見製糖所などの企業や市の施設を借りて稽古をしましたね。今は市内の小泉に道場があります」

－これまでに心に残る体験は

「若いころ、正拳突きの練習をしていた時、時宗先生が『手刀を鍛えなさい』と、静かにおっしゃいました。相手を傷つけるのではなく相手の矛を止めるよう鍛錬しなさい、という意味でした」

－大東流合気武道はどんな武道ですか

「護身術ですが、護身とは自らの心の構えのこと。そこのところが大切です。究極は愛と和」

－演武大会は10回記念ですね

「それだけでなく、市の武道館が完成しましたので感慨深いものがあります。これを機会に合気武道を多くの人に知ってほしい。合気武道を通して次の世代に技と心を伝えたい」

－どんな大会ですか

「外国の支部から7人が参加する国際交流演武大会になります。午後1時から各種演武を披露して、その間には護身術の体験講座を開きます。女性の方はぜひご参加ください」 (粟)