北見で失語症友の会(北海道北見市)

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失語症
失語症(しつごしょう、aphasia)とは、主には脳出血、脳梗塞などの脳血管障害によって脳の言語機能の中枢(言語野)が損傷されることにより、一旦獲得した言語機能(「聞く」「話す」といった音声に関わる機能、「読む」「書く」といった文字に関わる機能)が障害された状態。高次脳機能障害のひとつ。 「聞く」「話す」「読む」「書く」全てのモダリティが障害される。よって、構音器官の麻痺などによる運動機能障害、先天的な構音器官の奇形などによる器質性障害など所謂構音障害とは異なる。また、声の出なくなる失声症などとも異なる。 発症原因は脳血管障害による言語野の損傷が大多数を占めるが、被殻、視床など言語野以外の損傷によるもの、重度の脳炎、大脳の変性疾患(アルツハイマー病、ピック病など)など様々な原疾患が報告されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/失語症

言語聴覚士
言語聴覚士(げんごちょうかくし、英: Speech-Language-Hearing Therapist (ST))は、医療従事者(コ・メディカルスタッフ)の一員であり、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、視能訓練士(ORT)と共に、リハビリテーション専門職と称されるうちの一つである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/言語聴覚士

北見で失語症友の会(北海道北見市)

失語症の交流組織設立へ

北見の夫妻「気軽に連絡を」と仲間募る

北見市在住の夫(61)と妻(61)は、失語症の人と家族の交流組織の設立を目指し、仲間を募っている。夫は平成12年に失語症になった。病気に対する周囲の理解が得られず、つらい思いを重ねてきたため「患者同士、家族同士で楽しむ場をつくりたい」というのが2人の願い。管内に交流組織はないと言い「気軽に連絡をください」と呼び掛けている。

管内にはなく、これまでは札幌へ…
理解得られずつらい思い重ね…「楽しむ場をつくりたい」

夫は脳内出血で半身不随になり、失語症になった。当時は医師から歩くことも難しいと言われていたが、奇跡的に病状が回復。杖を使って歩けるようになった。

妻によると、夫は言葉を理解することや話しをすることが困難な状態。記憶や感情は病気の前と変わらないが、外出先では失語症に対する周囲の理解が得られず、つらい思いを重ねた。

「介護施設に行くと、赤ちゃん言葉で話しかけられたり、必死に話そうとすると『怒りっぽい』『乱暴者』などと誤解されて利用を拒否されたこともありました」と妻。夫は絶望して5年間、自宅に引きこもってしまった。

立ち直るきっかけになったのは、平成17年に沖縄県で開かれた失語症友の会の全国大会。引きこもりを続けていた夫だが、好きな沖縄なら出掛けたいと夫婦で参加した。生き生きとしている多くの患者や家族、失語症を理解する医師と出会い、希望を取り戻した。

翌年には道内で唯一の友の会組織「北海道失語症友の会北の会」(札幌)に入会。症状について学び、仲間と海外旅行に出掛けるなど人生を謳歌している。管内にも失語症の患者はいるが、札幌の例会に管内から参加しているのは夫婦のみ。2人は北見での交流組織設立を決意した。

妻は「私も最初は失語症に理解がなく夫との接し方を間違えていましたが、友の会で症状や接し方を学び、人生を楽しめるようになりました。他の失語症の人と家族に同じ苦しみを味わってほしくないですし、みんなで楽しみたいです。気軽に連絡をください」と訴えている。 (匡)

北見 網走 オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩
2013/05/07掲載(北見市/社会)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=69769

北見で「失語症友の会」設立へ

27日に準備会

「失語症友の会」の設立準備会が27日(火)午後1時から、北見市公園町のぷらっとホームで開かれる。発起人は北見市在住の夫妻。管内の患者と家族に「気軽に参加してください」と呼び掛けている。

「気軽に参加を」

夫は平成12年に失語症になった。病気に対する周囲の理解が得られず、つらい思いを重ねたため「失語症について理解を深め、患者同士、家族同士で楽しめる場をつくりたい」と北見を拠点とする友の会の設立を目指し、今年から仲間を募った。

友の会は患者と家族の交流組織。交流事業をはじめ、失語症の症状や患者との接し方を学ぶなど全国各地で運営されているが、道内で組織が設立されているのは札幌など一部の地域のみという。

妻によると、管内の複数の患者と家族から問い合わせがあり、準備会には現段階で3組が出席する予定。引き続き、一緒に活動する仲間を募っている。

準備会の参加費は100円。問い合わせは市介護福祉課(TEL 0157-25-1144)へ。 (匡)

北見 網走 オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩
2013/08/24掲載(北見市/社会)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=72421

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関連動画

失語症と戦う(1)ある日、言葉を失ったら・・・ – YouTube
失語症と戦う(2)「会話パートナー」がもたらすもの – YouTube

関連サイト

介護福祉課 | 北見市
http://www.city.kitami.lg.jp/soshiki/kaigohukushi/

社会福祉法人 北の大地 | 共生型施設「ぷらっとホーム」
http://www.fukusi-sien.jp/facility/facility06

リカバリーキャラバン
Yes,We are the Recovery Caravan!
http://recoverycaravan.blogspot.jp/

北海道失語症友の会「北の会」
http://members3.jcom.home.ne.jp/kitanokai/

全国失語症友の会連合会
http://www.japc.info/

おだやかで悠然とした人生 – 編:編集長のフォトエッセイ – 週刊・東京流行通訊 – Tokyo-Fashion.net
http://www.tokyo-fashion.net/content/Article/JPphotoessay/3475.shtml

関連エントリー

TOKYO流行通訊編集長「ヘレン・ケラー+加藤さん」 – 美幌音楽人 加藤雅夫
http://masaokato.jp/2011/10/24/000920

老老介護 – 施設や施策が十分ではない – 美幌音楽人 加藤雅夫
http://masaokato.jp/2013/07/25/004340

言語聴覚士 の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫
http://masaokato.jp/?s=言語聴覚士

失語症 の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫
http://masaokato.jp/?s=失語症

失語症友の会 の検索結果 – 美幌音楽人 加藤雅夫
http://masaokato.jp/?s=失語症友の会

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1 件のコメント

  1. 北見で「失語症友の会」発足

    月1回ペースで例会開催へ

    北見を拠点とする失語症患者と家族の交流組織「失語症友の会」が27日、発足した。9月から月1回ペースで例会を開く。この日、北見市内で開かれた会合に参加した12人は「旅行したい」「リハビリについて学びたい」などと夢を膨らませた。同会は会員を募集している。

    旅行、リハビリ学習…夢膨らませる

    発起人は市内の男性(61)と女性(61)の夫婦。男性は平成12年に失語症になり、病気に対する周囲の理解が得られずつらい思いを重ねたため「失語症について理解を深め、患者同士、家族同士で楽しめる場をつくりたい」と仲間を募っていた。

    会合に参加したのは管内の患者5人、家族6人、ボランティア1人。発起人夫妻が「道内には札幌にしか友の会がありません。地元でみんなで気軽に交流できる場にしましょう」と呼び掛けた。

    参加者達は自己紹介に合わせて、失語症になった経過や時期、つらい思いをした体験などを発表。患者同士、家族同士だからこそ分かり合えることが多く、自然と表情が緩んだ。「年に1回はみんなで旅行したい」「言語聴覚士に協力をお願いして、リハビリや支援方法について学習したい」などと、夢が広がった。

    会の名称や会費は決められなかったが、9月から毎月1回のペースで例会を開くことを決定。例会の日時は第4火曜の午後1時から3時までを基本とし、具体的な活動内容を含む会則の協議を継続していくことにした。

    次回は9月24日の予定。管内の患者、家族、失語症に興味があるボランティアに広く参加を呼び掛けている。女性は「失語症について分からないことを解決できる場にしたい。みんなで一緒に楽しみ、勉強していけたら」と話している。

    問い合わせは市介護福祉課(TEL 0157-25-1144)へ。 (匡)

    北見 網走 オホーツクのフリーペーパー経済の伝書鳩
    2013/08/31掲載(北見市/社会)
    http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=72575

    加藤 雅夫 より 2013 年 8 月 31 日 12:40

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