5月12日(日)に中国映画(DVD)上映

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チンギス・カン(モンゴル語:Cinggis qagan.svg、キリル文字:Чингис хаан、ラテン文字化:Činggis Qan または Činggis Qa’an、漢字:成吉思汗、 1162年頃? – 1227年8月18日頃)は、モンゴル帝国の初代皇帝(在位:1206年 – 1227年)。

東京都文京区にある現代中国映画上映会(現中映)から 2013年5月上映会のニュースレターが送られてきました。映画ファンにご案内します。

現代中国映画上映会です。今月の上映会は、5月12日(日)に5作品をDVD上映します。上映作は次の通りです。

《紅いコーリャン》
ノーベル賞受賞作家・莫言の原作を張藝謀監督が映画化した作品

《芙蓉鎮》
《紅色娘子軍》や《阿片戦争》などで有名な往年の名監督・謝晋の名作

《桃源鎮》
四川省の山村に巻き起こった小さな騒動を描いた文芸作

《五人の娘》
雲南省の白族のほほえましいラブストーリー

《草原の覇者~ジンギスカン》
モンゴルの英雄チンギス・ハーンの誕生を描いた作品

上映会場は文京シビックセンターの3階にあるシビックホール会議室です。この機会をお見逃しないようご覧下さい。皆様のご来場をお待ち申し上げております。現代中国映画上映会

第491回現代中国映画上映会(DVD上映会)
上映作品

劇映画《桃源鎮》
1996年/峨眉映画制作所/カラー/ビスタサイズ/DVD/92分
標準中国語/日本語字幕スーパ
原題◎桃源鎮(Shangri-La Town)
原作◎徐孝魚(シュィ・シァオユィ)『山風』
監督◎熊郁(シォン・ユィ)
脚本◎先子良(シェン・ヅーリァン)、熊郁(シォン・ユィ)
撮影◎寧嘉昆(ニン・ヂアクン)
美術◎程金昶(チェン・ヂンチャン)
録音◎羅国華(ルォ・グォホァ)
音楽◎張龍(ヂャン・ロン)
主演◎戈治均(グー・ヂーチン)、杜寧林(ドゥ・ニンリン)
雷恪生(レイ・ルォシェン)、李丁(リー・ディン)
王曉瑩(ワン・シァオイン)、陳慧娟(チェン・フイヂュェン)
巴登(バー・ドン)、廖琪(リァオ・チー)、蘭嵐(ラン・ラン)
李軍(リー・ヂュィン)

劇映画《芙蓉鎮》
1986年/上海映画制作所/カラー/シネスコ/DVD/165分
標準中国語/日本語字幕スーパー
原題◎芙蓉鎮(Hibiscus Town)
原作◎古華(グー・ホァ)『芙蓉鎮』
監督◎謝晋(シエ・ヂン)
脚本◎阿城(アーチェン)、謝晋(シエ・ヂン)
撮影◎盧俊福(ルー・ヂュンフー)
主演◎劉暁慶(リゥ・シァオチン)、姜文(ヂャン・ウェン)
鄭在石(ヂェン・ヅァイシー)、祝士彬(ヂュー・シービン)
徐松子(シュィ・ソンヅ)、張光北(ヂャン・グァンベイ)
徐寧(シュィ・ニン)、劉利年(リゥ・リーニェン)

劇映画《紅いコーリャン》
1987年/西安映画制作所/カラー/シネスコ/DVD/95分
標準中国語/日本語字幕スーパー
原題◎紅高粱(Red Sorghum)
原作◎莫言(モー・イェン)『紅高粱家族』
監督◎張藝謀(ヂャン・イーモゥ)
脚本◎陳剣雨(チェン・ヂェンユィ)、朱偉(ヂュー・ウェイ)
莫言(モー・イェン)
撮影◎顧長衛(グー・チャンウェイ)
音楽◎趙季平(ヂャオ・ヂーピン)
主演◎鞏俐(ゴン・リー)、姜文(ヂャン・ウェン)
滕汝駿(トン・ルーヂュィン)、劉継(リゥ・ヂー)
銭明(チェン・ミン)、計春華(ヂー・チュンホァ)

劇映画《五人の娘》
1959年/長春映画制作所/カラー/スタンダード/DVD/95分
標準中国語/日本語字幕スーパー
原題◎五人の娘(Five Golden Flowers)
監督◎王家乙(ワン・ヂアイー)
脚本◎趙季康(ヂャオ・ヂーカン)、王公浦(ワン・ゴンプー)
撮影◎王春泉(ワン・チュンチュェン)
作曲◎雷振邦(レィ・ヂェンバン)
主演◎楊麗坤(ヤン・リークン)、莫梓江(モー・ヅーヂアン)
王蘇婭(ワン・スーヤー)、朱一錦(ヂュー・イーヂン)
譚堯中(タン・シァオヂョン)、孫静貞(スン・ヂンヂェン)
黄鍾(ホァン・ヂョン)

劇映画《草原の覇者~ジンギスカン》
1997年/内蒙古映画制作所/カラー/シネスコ/DVD/110分
モンゴル語/日本語字幕スーパー
原題◎一代天驕成吉思汗
監督◎塞夫(サイフー)、麦麗絲(マイリース)
脚本◎冉平(ラン・ピン)
撮影◎穆德遠(ムー・ドゥユェン)、陳厳(チェン・イェン)
音楽◎曹・道爾吉(ツォ・ドルジ)
主演◎艾麗婭(アイリーヤ)、涂們(トゥメン)、巴森(バーセン)
巴雅爾圖(バヤルト)、阿斯茹(アスル)
契・那日圖(チー・ナリトゥ)、斯琴畢力格(スチンビリグ)
査干朝魯(チャガンチャオル)

上映日時:5月12日(日) 開場は各回開始の10分前
10:20 桃源鎮
12:10 芙蓉鎮
15:10 紅いコーリャン
17:00 五人の娘
18:50 草原の覇者~ジンギスカン
上映会場:シビックホール会議室
(文京区役所がある文京シビックセンター3F)
東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅 直結
都営地下鉄三田線・大江戸線 春日駅 直結
地図: http://www1.parkcity.ne.jp/gentyuei/civic.htm
会場費:700円(毎回入れ替え制=作品毎に必要)
※非会員の方はその場でご入会いただく必要があります。
※《草原の覇者~ジンギスカン》は無料上映です。
入会金:600円(一般会員、同時入会可、有効期間1年)
8100円(フリーパス会員、同時入会可、有効期間1年)

《桃源鎮》
ここは四川省にある桃源鎮という名の閉鎖的な山村。突然この村に町から鍛冶屋の海(ハイ)が帰ってきた。村長命令でやむを得ず閉じた店を再開するつもりなのだ。ここでは村長の許可を得ないと何もできない。鍛冶屋は村長が汚職の疑いで町で拘留されたと聞き、邪魔者がいなくなったと思って帰ってきたのだ。しかし、村民は村長のことをまだ誰も知らない。村長の権威をカサにあれこれ村民に指図して回るのは主任の肩書きを持つ村長の妻だった。陰口は言うものの、村民たちはその絶大な権力には逆らえずにいた。鍛冶屋の海を除いて。
この村で独占的に豆腐を商ってきた金士貴(ヂン・シーグイ)に突如商売敵が現れた。若くてきれいな娘が売るその豆腐は士貴が売る8毛の豆腐より安く、今日も早々に完売したらしい。権力者の村長夫妻に付け届けを欠かさず“金の豆腐”を売り物にしてきた士貴は、縄張りを奪われてなるものかと憤ったがいい方法は浮かばなかった。
鍛冶屋の海は村長が捕まったという流言飛語を飛ばしたという村長の妻の訴えで警察に連れて行かれたが、何事もなく一晩で戻ってきた。警官が町に問い合わせ、村長が実際に審査されているらしいことが分かったからだ。鍛冶屋への疑いは一応晴れたが、多言を慎むよう伝えられた。彼はその後は名指しを避けて村長批判を続け、茶館の川劇(四川地方劇)の演目では汚職の疑いがある村長を揶揄した唄を唄った。伴奏の二胡を弾いていた士貴は演奏を続けることができなかった。
町から調査官がやって来たが、村長の遠縁の人物だった。結果は明らかだと思った士貴は、それまで風向きを見て控えていた村長宅への付け届けを再開し、売れ行きが落ちた豆腐のことを妻によろしく頼んだ。豪邸と揶揄された自宅改築費の出所が疑われていることを理解していた村長の妻は、士貴から借りたことにしてくれとニセの借用書を持ち込み、あの豆腐売りはもう現れないと言った…。
※劇場未公開、日本版DVD未発売!

《芙蓉鎮》
1960年代前半の湖南省の街、芙蓉鎮(フーロンヂェン)で米豆腐を売る胡玉音(フー・ユィイン)と夫の個人商店は連日活況を呈していた。お金を貯めた2人はついに新しく土地を入手し、店を新築した。しかし、向かいの国営食堂の責任者、李国香(リー・グォシァン)が政治工作班長になると、『2人は労働者から受け取ったお金でいい暮らしをしているブルジョアだ』と批判されてしまう。一時的に難を逃れ、芙蓉鎮を離れていた胡玉音が街に戻ってくると、夫の消息は不明。班長の命を狙ったため、消されてしまっていた。胡玉音に原料の米を配給していた谷燕山(グー・イェンシャン)も職を奪われ不遇の暮らし。そんな彼女に優しく声をかけたのは、右派分子として周囲からウスノロと呼ばわりされていた秦書田(チン・シュティェン)だった。
文化大革命が始まった。一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった李国香は、紅衛兵たちと王秋赦(ワン・チゥシェー)支部書記にその地位を奪われてしまう。ここぞとばかりに革命風を吹かせる王秋赦だったが、上層部の手により李国香が復権され、革命常任委員になったため彼女に頭が上がらなかった。
罰として課せられた早朝の道路掃除をするうちに、胡玉音と秦書田の2人は、李国香の家の窓から人目を忍ぶように出て行く王秋赦を見つける。毎朝、李国香の窓から出て行く王秋赦にいたずらするため、窓の下に牛の糞を置いた秦書田。滑って転ぶ王秋赦の姿を見た2人はおかしくてたまらなかった。
うち解けた2人は一線を越えた。子供ができたので結婚を申し出たが、逆に反革命罪で起訴され、秦書田は懲役10年の刑、妊娠中の胡玉音は周囲の監視下に置かれることになった。おとなしく判決を聞く胡玉音に秦書田がささやいた。「生き抜け。ブタになっても生き抜け。牛馬になっても生き抜くんだ…」。
《紅色娘子軍》《阿片戦争》など数々の名作を世に送り出した謝晋(シエ・ヂン)監督の1986年の名作です。
※現存するフィルムの傷みがとても激しいため上映がすでに不能になっており、DVD上映のみが唯一の方法です。この機会をお見逃しなくご覧下さい。

《紅いコーリャン》
1920年代の山東。ラバと交換に造り酒屋へ売られた九児(ヂゥアル)は御輿で嫁入りする途中、コーリャン畑で強盗に襲われたが、御輿を担いでいた男の一人、余占鰲(ユィ・ヂャンアオ)に救われた。結婚相手は親子ほど歳が離れ、ハンセン病を病む李大頭(リー・ダートウ)。式を終えて3日後、里帰りの九児はまたもや強盗に襲われた。しかし今度は余占鰲だった。目当ては九児。2人はコーリャン畑で結ばれた。酒屋に戻った九児は夫がいなくなっていることに気がついた。どうも、誰かに消されたらしいが、九児は気にもとめず酒屋を引き継いだ。ある日、九児は賊に襲われて逃げ帰ってきた。余占鰲は激怒して賊のもとへ。戻った余占鰲は、九児と使用人たちができたばかりの新酒を前に楽しげにしているのを目にした。面白くない彼は、その酒に放尿した。しかし、なぜかその酒はかつてない美酒になり“十八里紅”と名付けられた。酒屋は繁盛し、余占鰲は九児と結婚した。
子供が9歳になった頃、日本軍がこの地にもやってきてコーリャン畑を踏みつぶした。地元の匪賊を捕らえた日本軍は、見せしめに頭の皮を剥ぐよう肉屋に命令する。抗日を誓った男たちは“十八里紅”で乾杯し、日本軍に立ち向かうべく待ち伏せ攻撃を仕掛けたが…。
ノーベル賞作家の莫言の原作を張藝謀が映画化した作品。今や世界的な映画監督となった張藝謀の初監督作であり、また、世界的女優となった鞏俐のデビュー作でもある。

《五人の娘》
1950年代末。祭で賑わう雲南省大理の街中で白(ペー)族の青年の阿鵬(アーポン)は、同じ白族の美しく可憐な娘・金花(チンホァ)と知り合いになる。蝶の舞う泉の畔で、2人は来年再会しようと約束し分かれた。
翌年、待ちきれない阿鵬は金花を探し始めた。しかし、覚えているのは金花という名前だけ。阿鵬が訪ねて行く先々で巻き起こる騒動の数々。恋する金花はいずこにか…。
「民族のるつぼ」とも呼ばれる雲南省の少数民族地区・大理の白族の民族衣装も鮮やかに、阿鵬と美しい娘たちがその時代の雰囲気を盛り込んで繰り広げるユーモラスな愛の物語。
“大躍進”時代に大量に作られた映画の1つながら、今なお人々の記憶に残るほのぼのとした名作である。鉄鉱石を探したり“土法高炉”が出てくるシーンはその時代を象徴するものとして必見。

《草原の覇者~ジンギスカン》
13世紀初頭、モンゴル草原から世界に出たモンゴル帝国。その初代皇帝として歴史に名を残し、今もモンゴル人やモンゴル族から崇拝されるジンギスカン(チンギスハーン)の生い立ちから年少期をその母親を中心に描いた大スケールの歴史映画。今回はモンゴル語版を無料上映!

※上映作品のスチール写真などはHPをご覧下さい。
http://www1.parkcity.ne.jp/gentyuei/future.htm#20130512

現代中国映画上映会 http://www1.parkcity.ne.jp/gentyuei/

関連動画(YouTube)

Chinese Movie – Five golden Flowers” since 1959 中國老電影 – 五朵金花 – YouTube

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