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トロントのお正月会2013 – e-nikkaムービー

トロントのお正月会2013 – e-nikkaムービー

2013年02月09日(土) 10:58
カテゴリ: Facebook, Twitter, e-nikka, お知らせ, アジア, オリンピック, カナダ, スポーツ, トロント, 北海道人, 北米, 国際, 地震, 日本, 日本映画, 映画, 観光, 音楽
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2013.01.27_NEW YEAR’S FESTIVAL – YouTube

トロント（カナダ）の e-nikka編集長・色本信夫さんから、e-nikkaメールニュース配信 2013年（平成25年）2月7日（木曜日）号が送られてきました。日本の皆様にご案内いたします。

今週のe-nikkaから　2013年（平成25年）2月7日号

日加タイムス e-nikka　編集長・色本信夫

▲１月25日に着任した岡田誠司（おかだ・せいじ）バンクーバー総領事。前任地アフガニスタンでの貴重な体験を語る（２月１日、撮影：妹尾翠）　【「新任です！よろしく」をご覧ください】
▲メキシコ・ユカタン半島、チチェン・イッツァのピラミッドで「ピラミッドの霊気を受けて！」。ガイドの声で一斉に腕を差し出す観光客たち（撮影：ウィルソン夏子）　【｢世界の街角から｣をご覧ください】
▲コンテンポラリーダンスを踊る日本人ダンサー森本沙原（もりもと・さはら）さん。トロントのダンスグループ｢ペギー・ベーカー・ダンスプロジェクツ」に所属、２月27日ー３月３日に市内のシアターで行われるショーに出演する（撮影：平田誠）【「今週のトピックス・ひと」をご覧ください】
▲トロントの絵本作家／画家・飛鳥童（あすか・わらべ）さんが1975年、英国ロンドンで海外初個展を開いた時に出品した作品「乗馬遊びの子供達」（12号アクリル画）　【「アート・エッセー」をご覧ください】

【視点】

■監督／コーチの暴力・暴言でメダルが取れるわけではない
2020年オリンピックの開催候補都市として名乗りを上げている東京。これに水を差すような問題が起きた。昨年夏ロンドン五輪のメダリスト選手を含む日本のトップ柔道女子選手15人が、女子柔道の園田隆二日本代表監督（39歳）が暴力行為をしたとして日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）に告発文を提出していたことが、１月29日、明らかになったのだ。
告発によると、柔道女子の選手たちはロンドン五輪の活躍の陰で監督の暴力やパワーハラスメントに苦しんでいた。ロンドンを目指しがんばっていた選手たちに、「集合が遅い」「指示通りのトレーニングができていない」といった理由で、胸をこづいたり、平手でほおを殴ったり、足で蹴ったりしたという。練習で「死ね」と怒鳴ったり、竹刀（しない）でたたいたという証言もある。
日本代表監督は、代表選考に強い権限を持つといわれる。選手は監督に逆らえば、次のオリンピックに選ばれなくなるかも知れないと、おびえる。暴力・暴言を受けてもじっと我慢しなければ・・・と耐えてきたのか。これでは、選手と監督との間に信頼関係が築けるはずがない。
園田監督は北京五輪（2008年）で日本女子代表コーチを務め、北京五輪のあと監督に就任して昨夏のロンドン五輪に臨んだ。ロンドン五輪後、女子選手たちは監督の暴力行為を全日本柔道連盟（全柔連）に報告したが、全柔連は取り上げることなく、園田監督の2016年リオデジャネイロ五輪までの留任を発表、処分は厳重注意のみだった。
そこで、選手たちは日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）に訴えた。何度もＪＯＣを訪れたり、文書を届けたりした。それをマスコミが大々的に取り上げ、２月１日、園田監督はついに辞任。続いて全柔連の吉村和郎強化担当理事が監督不行き届きの責任をとり辞任。さらに、練習中、選手に暴力をふるったという柔道女子日本代表の徳野和彦コーチも辞任した。
こんな混乱した状態では、来月（３月）に2020年五輪開催候補地を視察するため東京を訪問する国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）の一行に良い印象を持ってもらうことは難しいだろう。すでに英国や米国の有力マスコミが「日本でコーチがトップ選手に暴力」「体罰は日本の文化？」などと報じている。東京招致にたずさわる関係者は「日本のスポーツ界で暴力は当たり前だと見られるのは不利だ」と懸念する。
日本にいるブラジル出身のサッカー解説者は「ブラジルで指導者が選手を殴れば、殴り返されて大乱闘になる」と語る。また、訪日したあるカナダ人が、スポーツの国際試合で敗れた日本の選手がコーチに殴られているのを見て、愕然（がくぜん）としたという記事もあった。
監督やコーチが選手を殴る蹴るの指導をしてメダルが取れるというわけではないと思う。「愛のムチ」という言葉があるが、それと暴力・暴言で指導するのとは大きな隔たりがあろう。今回の騒動を契機に、日本のスポーツ界における暴力問題が浄化されることを願う。
【編集部より】日本のスポーツ界で頻発（ひんぱつ）する暴力事件について、あなたのご意見を「読者オピニオン」までお寄せください。宛て先は、iromoto@nikkatimes.ca

それでは、今週も「e-nikka」をご愛読ください。

＜今週のトピックス＞

【アート・エッセー】
わらべの楽苦画記(らくがき）
絵本作家/画家・飛鳥童の人生航路
第13回　ロンドンで海外初個展成功編

【世界の街角から】
メキシコ・ユカタン半島（その２）
マヤ文明の遺跡―チチェン・イッツァ

【イミグレ】
カナダ移民法改定（その１）
個人経済移民クラス「ＣＥＣ」について

【ひと】
コンテンポラリーダンスに情熱を注ぐ
ダンサー森本沙原（もりもと・さはら）さん

【新任です！よろしく】
前任地アフガニスタンで貴重な体験
岡田誠司バンクーバー総領事

【今週のおすすめ本】
新しい国へ　美しい国へ完全版
文春新書　９０３　安倍晋三／著

＜読者ひろば＞

中村ゆき製作・東日本大震災ドキュメンタリー映画
「NEVER Forget・Never GIVE UP」上映会
3月10日（日）２時、トロント日系文化会館

にほんごアートコンテスト2013年
作品募集、締め切りは２月14日（土）です！

トロントのお正月会２０１３
「e-nikkaムービー」をご覧ください

＜コミュニティー・ニュース＞

千葉・宮崎県人会合同新年会にぎやかに・・・
「ソーラン節」踊り、ウクレレ演奏、歌、ゲームなど楽しむ

ＪＣＣＣ春祭り
３月２日（土）＆３日（日）

ＪＣＣＣ映画会「ROBO‐G　ロボジー」
２月28日（木）午後７時、小林ホール

ＢＣ州日本語弁論大会
３月２日（土）ＢＣ大学アジアセンター講堂で開催

＜おでかけガイド＞

「ファミリーデー」無料映画会
２月18日、子供向け映画・ワークショップ

南アフリカのゴスペルミュージック
「Ladysmith Black Mambazo」２月22日ロイトムソン

レストラン＆フードショー
３月３日～５日、ダイレクトエネルギーセンター

「今週のe-nikkaから」バックナンバーはこちらから

e-nikka今週号 · http://www.e-nikka.ca

2 件のコメント

「なんで人を殴るのか」と問えば、「態度が悪いからだ」と答える。
相手が服従の態度を示さないところが、気に入らないのであろう。
当人は、やけっぱちになっている。

日本語には、階称 (言葉づかい) というものがある。
上と見るか、下と見るかの判断を迫る日本語を使えば、モノの上下に関する判断は常について回る。
この上下感が日本人の判断を狂わせている。

「下におれ、下におれ」の掛け声は、昔から続いた為政者の要求である。
理屈はない。ただ、指導者の要求のみがある。
世俗の上下制度が唯一の頼りとなっている。
「がんばって」の掛け声のようなものか。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/

noga より 2013 年 2 月 11 日 20:40
為政者の知能を推測する最初の方法は、その取り巻きを観察することである。

「殴るなら殺してしまへ時鳥」
「なぐるならそれでいいじゃんホトトギス」

さてそのもののあはれを知るといひ、知らぬといふけじめは、たとへばめでたき花を見、さやかなる月に向ひて、あはれと情の感く、すなはちこれ、もののあはれを知るなり。

「ものの哀れを知らずして」
http://masaokato.jp/2011/06/21/064809

びほろ芭歌より 2013 年 2 月 12 日 00:25

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