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和僑会のニュースから「北海道和僑会の連載コラム 4/4回」

和僑会のニュースから「北海道和僑会の連載コラム 4/4回」

2013年02月09日(土) 7:45
カテゴリ: Facebook, Twitter, お知らせ, アジア, アメリカ, インドネシア, オルドスの風, カンボジア, シンガポール, タイ王国, ハワイ, フィリピン, ブラジル, ブルネイ, ベトナム, マカオ, マレーシア, ミャンマー, ラオス, 中国, 北海道, 北海道人, 南米, 台湾, 和僑会, 国際, 日本, 東アジア, 東ティモール, 東南アジア, 欧州, 環境, 韓国, 音楽, 香港
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和僑会（Wakyo kai）
和僑会（わきょうかい）は、香港・中国本土を拠点に世界で活躍する日本人企業家（和僑）組織で、香港・深セン・上海・北京・北海道・東北・東京・名古屋・関西・京浜多摩・岡山・九州・沖縄・タイ王国・シンガポール・インドネシア・広州・東莞・台湾に設立。「和僑」とは海外進出し現地籍を持つ起業家を指す呼称であるとしている。世界17地域で行われている各和僑会の活動は、和僑会ラウンドテーブルで確認ができる。

和僑会からのメールマガジン
海外で働く日本人（和僑）を応援する「和僑ニュース」（第216号）が送られてきました。日本及び世界各地の和僑人の皆様へお知らせいたします。

Wakyo News

海外で働く日本人（和僑）を応援する『和僑ニュース』
http://search.mag2.com/MagSearch.do?keyword=%E5%92%8C%E5%83%91
第216号 (2013/2/6)

加藤雅夫様
いつも和僑ニュースをご覧頂き誠にありがとうございます。
メルマガに関する内容のお問合せはお気軽に頂ければ幸いです。
info＠tyo-wakyo.com
それでは今週の『和僑ニュース』をご覧ください。

連載コラム

北海道和僑会 4/4回（連載最終回）
『日中間の貿易を通じて思う事』（北海道和僑会会員/ 赤澤実）
こんにちわ！和橋会会員の皆様、株式会社皇潤貿易代表を務めております赤澤実と申します。和橋会には早い段階でご紹介頂き、児島会長のお薦めで入会させて頂きました。今後共、宜しくお願いします。
【自己紹介】
１９６８年１月生まれの賢いはずのサル年４５歳です。札幌の中央区で生まれ、物心が付いた頃には北広島で育ちました。幼少から学生時代まで剣道一筋。全国大会出場を目指すが永遠にあと一歩のところで敗退。肝心なところで怖気ついてしまい、ここ一番というところでは実力が出せない性分です。（笑）特に若い頃は、仕事は転々と変わり、旭硝子、ホテルマン、不動産管理など人生勉強を重ねる？２９歳で石材商社に内定し、人生で始めて【これでメシを食うぞ！】と言える職業を見つける。
３１歳で独立起業し３年経過途中で、転機を迎えることに・・・。中国をはじめとするアジア中心の新型肺炎(SARS)の大流行は皆さんもご存知だと思います。その当時、中国を毎月行き来し、休み無しで無理をしていた事もあり、風邪からきた体調不良で倒れてしまい、言わずと知れた状況に・・・即入院。
経営も順調に運んでいただけに個人事業主の運命（さだめ）とも言える辛い経験をしました。札幌の大きな病院をたらい回しにされた挙句にカルテの病名は不明病・・・・。長期の入院から何とか復帰し、その何ヶ月後にあの新型肺炎(SARS)が世間を賑わせました。後に担当医からはSARSだったかもね？なんて笑い話になりましたが、一人で商売をする事の厳しさを知り、その後同じ業界の方と会社を統合しましたが、その３年後に経営方針の違いから会社を離れ、今の株式会社皇潤貿易を設立しました。
【会社案内】
２００６年１２月設立し今年創業７周年目を迎えます。営業内容は主に墓石（花崗岩）製品の輸入・卸売。建築用・土木用各種環境石材の輸入、販売。石彫刻品その他石材関連商品全般を取り扱っております。当社では、お墓に必要な材料と1次加工を提携先の中国工場に発注、製品化して輸入し、国内取引先石材店に卸している会社です。主流になるつつあるデザイン墓石の開発・製作し自社ブランドを日本全国に発信し、最近では北海道内で活躍されているデザイナーを起用し今までにないお墓づくりを手掛けています。最近では、プリザーブドフラワーの第一人者、田島裕子さんともお墓に花彫刻を取り入れたデザイン墓石【シリーズHANA】の販売を開始致しました。
※ 詳しくは、こちらをご覧下さい。http://www.design-boseki.com
【海外取引に携わるきっかけとなった理由】
１６年前、大手石材商社に入社し、当時はインド、韓国から石材を輸入しておりましたが、入社１年後には韓国から中国に完全にシフトされた事を今でも覚えています。当時の中国は人件費が安く、豊富な種類の石が採掘される事から中国の福建省に切り替わりました。入社から３年後には独立起業し、単身中国に渡り工場との取引をスタート、サラリーマン時代を除き、起業してから日中間の貿易取引は現在までの１３年間にわたり携わっています。
【今後の展開】
最近の中国情勢も変わり、１０年前から見て立場も逆転し、最近ではレアアース問題に続き、昨年の尖閣諸島（中国では釣魚島という）問題など外交関係も最も悪い状況になっています。貿易面でも2012年の対日貿易額が3.9%減少しており、今後の日中間の貿易の回復に期待したいところです。話の趣旨から少々、逸脱してしまいましたが、石材業界に関しては今の中国からタイ、ベトナムと言った第三国に移行する事は考えられず、（※ 生産性と製品管理では他の国では困難）今後も中国とは共存共栄の関係を築いていかなければいけません。
今後の展開として、一昨年から本州進出にあたり順調に顧客数も増え、今後も勢力的に新規開拓を進めて行きたいと考えています。また、4月に屋外のガーデニング展示場を構え、デザイン墓石の専門店としてお墓の相談窓口を開設する予定です。墓石業界の活性化を目指し、今後も貢献して行きたいと考えています。
【貿易実務の落とし穴】
この２?３年は日本企業にとって最も厳しい状況だったので無いかと思われます。円高によって輸出企業は大きな損失を抱え、輸入に関しては優位に運んだと思われます。但し、此処で貿易の落とし穴を説明しておきましょう。中国との取引では一般的に通貨のドルで決済している企業が多いと思います。海外取引に於ける決済方法が幾つかあります。
１.L／C決済信用状(L/C)とは輸入者の依頼に基づき輸入者の取引銀行か?発行する保証状で、
L/C条件で要求する書類を呈示されれば、受益者て?ある輸出者に代金の支払いを確約するものです。
２.T／T決済送金による決済で、主に電信送金によって行われます。売買契約書て?取り決めた時期に輸入者か?取引銀行を通して輸出者の口座宛に外国送金をする方法で、最近では一番よく使われています。
項目２のT／T決済には、銀行取引信用によって為替の予約を取ることが可能です。例えば事前に２０万ドル分を当日為替レートのドル=８５円で予約する。決済時の送金レートが８８円ならば、為替差益が２０万ドル×３円で６０万円の収益となる。但し、この逆のリスクもありますので十分な注意が必要です。
その他にもデリバティブ取引（通過オプション）などと言った銀行が取り扱っている取引もありますが、これはお薦めでしません。
多くの企業が今となっては損失金の割合が高く、失敗している状況です。最低限の知識が必要となってきます。
正直、私よりも高本さん（北海道和僑会事務局長）は貿易実務の勉強をされてますので、ご相談などがある場合は、高本さんまでお願い致します（笑）
今回、和橋会のコラム寄稿の機会を頂き、感謝しております。
今後共、楽しく参加したいと思います。気軽にお声を掛けてください。
株式会社皇潤貿易
〒００５ー０８５０　札幌市南区石山東５丁目７ー２
TEL.０１１－５９３－８８８８ FAX.０１１－５９３－１８１８
e-mail.kohjun-trade.ak＠shore.ocn.ne.jp
ホームページアドレス：http://kohjun.com
デザイン墓石専用サイト：http://www.design-boseki.com

ご案内

京浜多摩和僑会準備室からのお知らせ（掲載2回目）
アジアのチェインジメーカーズに挑む、なでしこ起業家！そしてアジア起業家と日本中小企業がコラボする出城を創造するＮＰＯアジア起業家村推進機構の牟田口です。アジア起業家村の新年交流会とセミナーのご案内です。奮ってご参加ください。
お申込みは以下のURLをクリックしてフォームからお申込み下さい。
http://www.asia.or.jp/entry.htm
第1部は、母なる地球、環境、福祉、文化、人づくりの担い手の女性、その中の選りすぐりの「なでしこ起業家」が日本の閉塞感を打ち破り、アジアのチェンジメーカーズになる女性の視点から日本の閉塞感を打ち破ります。
第２部は、ガラパゴスの日本のものづくり、孫子の兵法では“敵を知り、己を知れば百戦危うからず”“相手を知る自分を知る”ことこそ大切と説いています。アジア各国の情報を取らずして、日本とアジアとの共進化はあり得ない。その拠点たるアジアテクノセンター構想、そのはじめとして、日本企業の出城、ベトナムのモノづくり拠点の情報を各地から発信していただきます。
第３部はアジア起業家村の新年交流会、お互いにコミュニケーションをとってこそ気づきが生まれます。自分や自社の殻を破る交流会は重要です。この場こそアジアビジネスシーズの宝庫です。奮ってご参加ください。
【日時】平成25年2月12日（火）13:00～19:30
【会場】第1、2部川崎市産業振興会館９階第3研修室
（第3部の新年交流会は、4階展示室）
川崎市幸区堀川町66－20
※JR川崎駅より徒歩10分京急川崎駅より徒歩７分
アクセスマップ http://www.asia.or.jp/accessmap.html
【参加費】セミナー1000円（資料代）、交流会参加者は3,000円(資料代、交流会費）
（交流会参加者優先の先着順受付）
※詳細はご案内をお読みください。http://www.asia.or.jp/entry.htm
【定員】90名（交流会参加者優先による先着順）
【プログラムシンポジウム詳細】
開催ご挨拶１３：００～１３：２０
主催者ＮＰＯ理事長寺尾巌
川崎市長阿部孝夫氏、川崎商工会議所山田長満氏
＜第１部シンポジウム＞
なでしこ起業家に期待する１３：２０～１３：５０
テーマ（仮題）『香港から見たーなでしこ起業家に期待するものー日本再生の鍵』
香港貿易発展局日本首席代表古田茂美氏
パネルディスカッション１３：５０～１５：２０
テーマ：『引籠りをやめて、アジアへ出よう、私たちが日本の先導役となる！』
＜第２部アジアテクノセンター構想ベトナム編＞
テーマ（仮題）：川崎市が期待するアジアの進出拠点１５：３０～１６：００
川崎市経済労働局長伊藤和良氏
コーディネーター：アジア起業家村アジアテクノセンター相談室長藤原弘
魅力あるベトナム産業団地・工場１６：００～１７：５０
発表企業：株式会社野村総合研究所、株式会社アイ電子工業、双日株式会社、ＣＯＰＲＯＮＡ株式会社
＜第３部参加者交流会（併催ＮＰＯ新年交流会）１８：００～１９：３０＞
ご挨拶川崎市副市長三浦淳氏
お申込み方法
お申込みは以下のURLをクリックしてフォームからお申込み下さい。
http://www.asia.or.jp/entry.htm
2月6日までにお申し込みください。
(先着順受付定員になり次第締め切ります。新年交流会参加者優先受付。
詳細はセミナーのご案内を参照ください。）
http://www.asia.or.jp/pdf/130212.pdf
お問い合わせ先
京浜多摩和僑会準備室事務局電話044-777-3977
ＮＰＯ法人アジア起業家村推進機構事務局電話:044-542-5811
info＠asia.or.jp

各地の和僑会イベント案内

各和僑会の皆様へ
掲載希望の行事、案内等がございましたら、下端の和僑会ラウンドテーブル( http://wa-kyo.net/ ）に書き込んで頂くか、info＠tyo-wakyo.com までメールにて内容を連絡お願い申し上げます。(max400文字以内)

香港和僑会
第89回香港和僑会定例会
2013年 2月 15日 (金曜日) 20時00分～
会場：香港日本人倶楽部（仮）（電話：２５７７－３６６９）
参加費：講演会・懇親会合わせてHK$400
（年間会員の方はHK$ 200となります。）

関西和僑会
「華人経済・経営研究会」
2013年 2月 20日 (水曜日) 18時30分～
会場：シキボウ本社ビル地下１階会議室
讀賣新聞斎藤治氏による「新分野で活躍する関西中小企業」（仮題）

沖縄和僑会
第５回沖縄和僑会定期総会＆沖縄和僑会セミナー＆懇親会
2013年 2月 15日 (金曜日) 18時00分～
場所: 株式会社海邦総研　研修室

東京和僑会
2012年度総会・一般社団法人設立記念講演会
2013年 2月 12日 (火曜日) 14時15分～
第2部の北京和僑会会長の迫慶一郎氏をお招きし講演を頂きます。迫氏は、「情熱大陸」「ガイアの夜明け」などのＴＶ番組にご出演なされております今注目の建築家です！
会場：ＡＰ西新宿
参加申込みは →　http://www.tyo-wakyo.com/events/2012soukai/index.html
お問合せは　→　info＠tyo-wakyo.com

第25回定期説明会
2013年 2月 19日 (火曜日) 15時00分～
http://www.tyo-wakyo.com/koenkai/setsumeikai/index.html

編集後記

深刻な大気汚染（中国）について
現在、中国の東部と内陸部を中心に大気汚染が深刻になっています。その影響として福岡市などの九州で、環境基準値を上回っているというデータも公表されました。
悪化する大気汚染の背景には、環境基準の強化に抵抗する国営企業２社、中国石油天然ガス集団（ＣＮＰＣ）と中国石油（シノペック）の存在が浮かび上がっているとの報道がありました。
国有企業が省庁よりも影響力を持っている背景があり、企業経営の視点では、なかなか対応出来なく、大手2社国有企業が率先して動かない限り、企業自身が環境問題を直視することは難しそうです。
日本はかつて公害病が発生し、社会問題になり、その後改善へ向かって行った経緯があります。
有る意味、中国で発生している今回の大気汚染により、多くの人民に危機意識が出て企業、当局含めて環境問題として意識するようになり、前向きな改善策ができるきっかけになることを期待したいところです。

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和僑会の使命
和僑会は世界で起業する人、起業家を目指す人、企業のリーダーを目指す人、総ての『和僑』の人達の育成と支援に尽くす。また、世界の様々な中小企業との交流により和僑メンバーの事業発展に貢献するものである。

和僑会の理念
1．和をもって貴しとなす。思いやりを持って人に接する。
2．共存共栄、相互扶助。
3．地域社会への貢献。

発行 · 和僑総会
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