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謹賀新年！（日加タイムス e-nikkaから）

謹賀新年！（日加タイムス e-nikkaから）

2013年01月01日(火) 18:46
カテゴリ: Facebook, Twitter, e-nikka, お知らせ, アジア, カナダ, スポーツ, トロント, 健康・福祉, 北海道人, 北米, 国際, 地震, 日本, 日本の皇室, 観光, 防災・防犯, 音楽
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トロント（カナダ）の e-nikka編集長・色本信夫さんから、e-nikkaメールニュース配信 2013年（平成25年）1月1日（火曜日）号が送られてきました。日本の皆様にご案内いたします。

今週のe-nikkaから　2013年（平成25年）1月1日号

日加タイムス e-nikka　編集長・色本信夫

米アトランタを拠点に世界的に活躍するディスクジョッキー Baby Yu （ベイビー・ユー）さん。トロントの新移住者、中山道生・あつ子夫妻の長男である　【「新春トピックス・活躍する新２世シリース゛」をご覧ください】

超人気歌手でありマルチ演奏家でもあるスティービー・ワンダーさんと共に、ＤＪのベイビー・ユーさん

今春オープンするトロント日系文化会館「ヘリテージ博物館」のヘリテージ委員会、若山ピーター委員長　【「新春トピックス・日系人の歴史」をご覧ください】

プリンスエドワード島（ＰＥＩ）の海辺の町に「夢のサロン」を開業したセラピスト永井摂子さん。（ＰＥＩ州グランドトラカディの Serenity Salon にて）　【「新春トピックス・ひと」をご覧ください】

結婚式が行われるアイス・チャペル。ケベックシティー近郊のアイスホテルにて（2012年２月に撮影）　【「新春トピックス・冬のケベックを楽しむ」をご覧ください】

東京の下町、谷中にある日本旅館「澤の屋」で、節分の豆まき風景。この旅館では外国からのお客に日本の文化・風習に親しんでもらおうと季節の行事に合わせたイベントを行う　【「新春トピックス・館主のもてなし術」をご覧ください】

【視点】

めざせ安全な社会、銃による犯罪が減少する年であってほしい
読者の皆様、明けましておめでとうございます。
新しい年を迎えて、どなたも「今年こそは」と夢や願望を抱いておられることであろう。もっと景気が良くなってほしい、安心して住める安全な社会、家族が健康で暮らせるように、等々、それぞれが願っていることだ。
その「安全な社会」といえば、昨年クリスマスを間近に控えた12月14日、お隣の米国コネティカット州の小学校で20歳の男が銃を乱射、小学１年の生徒20人と教職員ら計26人が犠牲になるという、じつに痛ましい事件が発生したばかりである。葬儀式場に置かれたあどけない子どもたちの写真がテレビニュースを見る人々の悲しみをさそった。と同時に、銃社会アメリカの暗い面をいやというほど思い知らされた。
米国民の間では、今回の事件のあと、銃規制の強化を唱える人が増えてきたという。オバマ大統領も今度は本腰を入れて法改正をめざすと報じられている。今まで積極的に動こうとしなかった政治家たちの中にも銃規制に傾きつつある議員が出てきたそうだ。しかし、全米ライフル協会（ＮＲＡ）は豊富な資金と銃推進派などの人脈を背景に規制に反対するロビー活動を行っている。
なにしろ、アメリカは憲法で国民が銃を所持することが認められている。そしてライフル銃や拳銃がお店で買い物をする感覚で簡単に購入できるという国だ。法律を改めて、規制あるいは禁止に持ち込むのは至難の業であろう。
それどころか、今回の事件の後、銃で武装した警備員を常時学校に配置せよと唱える人がいる。さらに学校では教師が銃を所持すべきだという意見まで出てきた。12月28日付トロントスター紙には、ユタ州の公立学校で女性教師が生徒たちの前で高性能ピストルの射撃の指導を受けている大きな写真が載っていた。
自分が銃でやられる前に相手を銃で倒す──まるで西部劇の映画に出てくるような場面と変わりない。これでは、銃の数はいつまでたっても減るはずがない。
われわれが住むカナダでは、銃の問題はどうなっているのだろうか。カナダ人のおよそ15.5％が銃（ライフル、ショットガンなど）を所有、そのうち拳銃は2.9％だという（2004−2005年調査）。国民の銃所有率はアメリカの約６分の１だそうだ。カナダでは銃所持に関する法律はアメリカより厳しく、一般市民が銃を所持する許可を得るには、申請の際、特別な状況下で自己の生命を守る必要性を証明しなくてはならない。当局によれば、このような事情で許可を与えるケースはまれだという。
それでも銃による犯罪は起きている。1989年12月、モントリオールのポリテクニック専門学校で授業中、侵入した男が乱射、女子学生14名が死亡した事件は衝撃的だった。昨年の例を見ると、６月にトロント・ダウンタウンの買い物客でにぎわうイートンセンターで銃撃事件、翌７月にはトロント・スカーボロで野外パーティー発砲事件・・・と、物騒なことが続いている。
今年は、このようなニュースはもう見たくない。安全な社会をめざし、銃による犯罪が大幅に減少することを祈るのみである。

【編集部より】
日本では昨年末に安倍内閣が誕生しました。安倍晋三首相および新内閣に期待すること、あるいはご意見などをお寄せください。宛て先は、iromoto＠nikkatimes.ca

それでは、今年も「e-nikka」をご愛読ください。

＜編集部より＞

「e-nikka」普通号は、１月10日号から発行します。

＜新春トピックス＞

【日系人の歴史】
ＪＣＣＣ「日系ヘリテージ博物館」今春オープン！
若山ピーター委員長、ジェームス・ヘロン会館館長に聞く

【活躍する新２世シリーズ（１）】
アトランタを拠点に世界をめぐるDJ（ディスクジョッキー）
Baby Yu こと中山雄太さん

【ご自由にどうぞ！】
東京・谷中「下町の外国人もてなしカリスマ」
日本旅館「澤の屋」館主、澤功さんのもてなし術

【冬のケベックを楽しむ】
幻想的な世界を体験できるアイスホテル＆ケベックウインターカーニバル

【ひと】
プリンスエドワード島の海辺に「夢のサロン」開業
セラピスト、永井摂子さん

【モントリオール楓美】
2013年1月詠草

【今週のおすすめ本】
同時にわかる！日本・中国・朝鮮の歴史
ＰＨＰ文庫　小口彦太／監修　造事務所／編著

＜迎春＞

皇室御一家のお写真

＜読者ひろば＞

【トロント紅白歌合戦2012】
トロント紅白「e-nikkaムービー」はここからご覧になれます！
トロント紅白・写真集は、ここをクリック！

【カエデ文庫】
「カエデ文庫」６月までの開館日お知らせ

【読者からの呼びかけ】
東日本大震災犠牲者に捧げる「鎮魂の歌」を歌いませんか

＜コミュニティー・ニュース＞

「トロント紅白歌合戦」３年ぶり再開！
新しい歌・懐かしの歌、熱唱繰り広げる

「日常の陶磁器」阪本やすき＆富永和弘デザイン展
１月４日～４月24日、国際交流基金トロント

「Sakura Days　ジャパンフェア」
今年も４月に開催、バンクーバー

トロント千葉＆宮崎県人会「合同新年会」
２月３日（日）昼、ソウルハウス

「初めての住宅購入」セミナー、１月19日（土）夜ＪＣＣＣ
講師は内藤洋子さん＆服部江理子さん

＜おでかけガイド＞

ナイガラ･アイスワイン祭り
１月11日～27日、ナイアガラ地方で開催

トロント･オートショー
２月15 日～24日、コンベンションセンター

中国の旧正月「春節」を祝う行事
２月９日～10日、カナダ各地で開催

ロッド・スチュアート・ショー
５月１日エアカナダセンター、前売り券発売中

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