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タイタニック号からちょうど100年目の悲劇（コンコルディア号）

タイタニック号からちょうど100年目の悲劇（コンコルディア号）

2012年01月20日(金) 15:30
カテゴリ: Twitter, お知らせ, イギリス, イタリア, オホーツク, スポーツ, 北朝鮮, 南欧, 国際, 地震, 日本, 映画, 欧州, 観光, 音楽
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コスタ・コンコルディア (Costa Concordia, MS Costa Concordia) は、コスタ・クルーズが運航しているクルーズ客船である。地中海を航行中であった2012年1月13日、ティレニア海で座礁・転覆事故を起こした。

コスタ・コンコルディアの座礁事故（コスタ・コンコルディアのざしょうじこ）とは、2012年1月13日、コスタ・クルーズ所有のクルーズ客船コスタ・コンコルディアが、イタリアのジリオ島付近にある浅瀬で座礁し、浸水・転覆した海難事故である。事故が起きたのは、1912年4月14日に起きたタイタニック号の事故からちょうど100年目で、同じ客船の海難事故からも、事故をタイタニック号に例える乗客が少なくなかった。同船には、タイタニック号犠牲者の遺族も乗船していた。また、事故が起きた日は、ちょうど13日の金曜日であった。（Wikipedia）

コスタ・コンコルディア号についてのニュース、ブログ記事（Google）

カナダ（トロント）の e-nikka編集長・色本信夫さんから、e-nikkaメールニュース配信 2012年（平成24年）１月19日(木曜日）号が送られてきました。日本の皆様にご案内いたします。

カナダについてのニュース、ブログ記事（Google）
トロントについてのニュース、ブログ記事（Google）

今週のe-nikkaから　2012年（平成24年）1月19日号

編集長　色本信夫

▲試合前、観客に礼をするトロントのＪＦＴサッカースクール子供の部アンダー５、６の選手たち（１月14日、ＪＦＴ－KAEDE カップ会場にて）　【「コミュニティーニュース」をご覧ください】
▲トロントたきのおと会「第７回競技かるた初心者大会」の競技風景（１月15日、マーカム市のかるた道場にて）　【「コミュニティーニュース」をご覧ください】
▲バンクーバー日系コミュニティー合同新年会で演奏する「友愛会琉球太鼓」グループ（１月14日、日系センターにて）　【「コミュニティーニュース」をご覧ください】
▲トロント市ノースヨークに新開店したヘアスタジオ「balance」の経営者、ヘアスタイリストのユキさんこと齋藤幸宏さん　【「今週のトピックス」をご覧ください】
▲カナダのコンテンポラリーダンス界で活躍している新進気鋭のダンサー、森本沙原さん。１月20日からトロント市内の劇場で行われるペギー・ベーカーさんの公演に出演する（この写真はフォーシーズンズセンター Richard Bradshaw Amphitheatre で行われた無料コンサートで撮影：平田誠）【「今週のトピックス」をご覧ください】
▲巣鴨のとげぬき地蔵。参拝者たちはご利益が得られるよう布で丁寧に洗い清める（撮影：モントリオール小柳美千世）　【「今週のトピックス・東京ぶらり再発見」をご覧ください】

■タイタニック号からちょうど100年目の悲劇
信じられない事故が起きた。ご存じ、地中海豪華クルーズ船の座礁である。１月13日、イタリアの大型客船「コスタ・コンコルディア号」（11万4,500トン）がイタリア中部トスカーナ州の沖合、ジリオ島の近くで座礁した。船には乗客・乗員合わせて約4,200人が乗っていた。
乗客の国籍はさまざま。43人の日本人乗客は全員無事だったという。韓国人の新婚夫婦は地中海の豪華船でハネムーンを楽しんでいる時に、この災難に遭ったが、ＴＶニュースで「これで二人の絆（きずな）はより一層強まった」と生還の喜びを語っている様子が映し出された。
さらに、生還したイタリア南部出身の女性乗客（30歳）は、彼女の親戚の大叔父にあたる男性が、ちょうど100年前の1912年、タイタニック号にウエーターとして乗り込んでいて亡くなったということが判明した。この女性は「1500人を超す死者を出したタイタニック号の悲劇がよみがえったようだ」と語っているという。
カナダ人乗客は12人だった。その中で、カルガリーのローレンス・デービスさん（60歳）と妻アンドレーさんは事故から３日後の１月16日、カナダに帰還した。夫妻はカルガリーの自宅で子供や孫に囲まれてほっとひと安心。事故当時の模様を報道陣に語っていた。
デービス夫妻は、金曜日（13日）のディナーを船内のレストランで食べていた。突然、船が何かにぶつかった感じで、船体が傾き出した。急いで、救命ボートに駆けつけたが、操作の不手際でボートが使えないという。そこで、夫妻は海に飛び込んでジリオ島に向かって泳ぎ始めた。
海岸までの距離はたった135メートルくらいだったが、外は暗闇。巨大な船の沈没に巻き込まれたらどうしよう。地中海といえども冬の海水は冷たい。いろいろな不安が胸をよぎる。やっと岸にたどり着いたのはよかったが、そこは険しい岩。二人とも体じゅうひっかき傷で血だらけだったという。
それでも助かれば、それでいい。夫妻は「２度目の人生を与えられたような気持ちだ。こうしてみんなとも会えるし。ローマのカナダ大使館はよく面倒をみてくれた」と喜ぶ。
このほか、オンタリオ州ウインガム（キッチナーの北西の町）のアラン・ウィリアムさんとローリーさんの夫婦は、結婚30周年を迎え、地中海クルーズを楽しんでいて、災難に遭った。今は郷里で安堵の胸をなでおろしているようだ。
このように助かった人たちはラッキーだったが、犠牲になった人はじつにお気の毒だ。１月18日現在、死者は11人、行方不明者が20人以上と発表された。
メディアは盛んにフランチェスコ・スケッティーノ船長の行動を批判している。その一つ。彼は通常の航路から大きくはずれて船をジリオ島に異常に接近しすぎたという。その理由としてイタリアの新聞は、「この島出身のチーフウエーターに、島を見せてやろうとしたためだった」と報じた。もし事実なら、こんな無茶な話はないだろう。
また、各国のマスコミは、船長が乗客の救出をせずに、われ先に船から脱出していたと強く非難している。船が遭難したら船長は乗客乗員を全員脱出させるため最後まで船に残る、これが鉄則だといわれる。スケッティーノ船長の責任は重い。

■ダルビッシュ投手、レンジャーズと契約
今週号の締め切り間際に「ダルビッシュ有（ゆう）投手がテキサス・レンジャーズと契約」のニュースが飛び込んできた。今年は大リーグ観戦の楽しみが増えるものと期待される。

それでは、今週も「e-nikka」をご愛読ください。

【今週のトピックス】

【ヘアスタジオ新開店】
日本、ロンドン、カナダで経験を積んで独立
ヘアスタイリスト「Yukki」こと、齋藤幸宏さん

【東京ぶらり再発見】
江戸情緒が残る下町を散策
巣鴨地蔵通り商店街／谷中ぎんざ

【食べある記・モントリオール編】
赤いドラゴン?！　そこは中世の世界・・・
「Auberge du Dragon Rouge」

【無料コンサート】
一流アーティストのパフォーマンス・シリーズ
「フォーシーズンズ」で体験できます！

【ルンのシネマＰｉｃｋＵｐ】
高名な心理学者の心を探るドラマ
A DANGEROUS METHOD

【今週のおすすめ本】
下山の思想
幻冬舎新書
五木寛之／著

【サークル活動予定】
「ひだまりクラブ」子連れで楽しめます！
３月まで毎週金曜日のスケジュール

【コミュニティーニュース】
ＪＦＴ－ＫＡＥＤＥカップ
子供も大人もサッカーを楽しむ

バンクーバー日系コミュニティー
合同新年会、和やかに開催

ＪＣＣＣ映画会、２月５日（日）１時＆４時
「GANTZ」、「GANTZ Perfect Answer」連続上映

トロントたきのおと会
「第７回競技かるた初心者大会」

石井かほり監督ドキュメンタリー映画「めぐる」上映会
バンクーバー、２月７日（火）ＵＢＣチャンセンター

【カナダニュース】
体重150キロのフォード市長、市長室廊下に体重計を置き減量宣言

イタリアの地中海豪華クルーズ船事故、カナダ人乗客12人は全員救出

【お店掲示板】
ノルウェー産さば、ししゃも入荷
シーボーン・トロント店

【読者プレゼント】
ＤＶＤを抽選で３名様に進呈します！
アニメイゴ社、豊川悦司主演時代劇「必死剣　鳥刺し」

【暮らしインフォ】
スイートメモリーズ写真館
「桃の節句」撮影します！

【お出かけガイド】
トロント･オートショー
２月17日～26日、コンベンションセンター

VAN HALEN トロント公演
３月17日（土）エアカナダセンター

トニー賞ミュージカル「IN THE HEIGHTS」
２月７日－19日、Toronto Centre for the Arts

雪と氷の祭典「ウインタールード」
２月３日－２０日

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