張継七言絶句「寒山寺楓橋夜泊」(俊岳吟詠)

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江蘇省(こうそしょう、中国語:江苏省、英語Jiangsu)は中国東部にある行政区。長江の河口域であり、北部は淮河が流れ黄海に面する。名称は江寧(現南京市)の江、蘇州の蘇による。省都は南京市。略称は蘇。(Wikipedia

(社)日本詩吟学院岳風会認可オホーツク岳風会北見支部「大和吟詠会」の俊岳(末久勝俊)さんが、中国蘇州市「寒山寺」訪問されたニュース。

憧れの地、中国の寒山寺で「楓橋夜泊」吟詠

留辺蘂の男性

同級生の粋なはからいで「言葉にできないほど幸せ」
 詩吟暦36年になる北見市留辺蘂の男性(雅号=俊岳、八段)が9日、旅先の中国江蘇州の蘇州市にある寒山寺で、ふとしたきっかけで「楓橋夜泊」を吟詠した。寒山寺はこの詩に詠われる寺。憧れの地で詠った男性は「いつ死んでもいい気分でした」と思い出を心に刻んでいる。

 旅のきっかけは、昨年の大和小中学校の閉校式。同級生で現在、中国で暮らす友人がはるばる出席した。意気投合した同級生12人が友人の案内で中国を旅することに。

 男性は、詩吟に親しむ人が憧れる寒山寺を訪れるのが楽しみだった。「有名な詩、誰しも一度は行きたい場所」と男性。

 寺に着くと、そこには「楓橋夜泊」の詩を刻んだ碑が。すると友人は、感激している男性に「詠ってくれ」。バスの添乗員も男性を促す。男性は思いもよらないリクエストに応えた。

 周りにいた百人もの観光客がみな足を止め静かに聴き入った。「ほんの1分半の吟詠ですが、言葉にできないほど幸せでした」。感無量の男性。

 男性は帰北後、寒山寺に行く前の食事の時のことを思い出した。「『今は酒を控えろ』と(友人が)言っていた。このためか…」同級生の粋なはからいをかみしめている。 (粟)

伝書鳩 2011/11/18掲載(北見市(留辺蘂町)/話題・文化・歴史)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=57104

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寒山寺の楓橋夜泊について:
寒山寺(かんざんじ)は、中華人民共和国江蘇省蘇州市楓橋鎮に位置する臨済宗の仏教寺院。寒山寺は、中唐の詩人で政治家でもあった張継の七言絶句「楓橋夜泊」によって広く知られている。この詩は都落ちした旅人が、蘇州西郊の楓江にかけられた楓橋の辺りで船中に泊まった際、旅愁のために眠れぬまま寒山寺の鐘の音を聞いたという様子を詠ったものである。「月落烏啼霜満天、江楓漁火対愁眠。姑蘇城外寒山寺、夜半鐘聲到客船。」 「月は西に落ちて闇のなかにカラスの鳴く声が聞こえ、厳しい霜の気配は天いっぱいに満ちている。運河沿いに繁る楓と点々と灯る川のいさり火の光が、旅の愁いの浅い眠りにチラチラかすめる。そのとき姑蘇の町はずれの寒山寺から、夜半を知らせる鐘の音が、私の乗る船にまで聞こえてきた。」 (Wikipedia

関連サイト:

張継 楓橋夜泊 詩詞世界 碇豊長の詩詞:漢詩:zhangji
http://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/r53.htm

北見文化連盟 公式ホームページ
kitami-cl.ciao.jp

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