介護保険アンケート結果について

介護保険について:介護保険(かいごほけん)は、介護を事由として支給される保険。狭義には、社会の高齢化に対応し、2000年(平成12年)4月1日から施行された日本の社会保険制度。介護サービスの利用にあたって、まず被保険者が介護を要する状態であることを公的に認定する必要がある。要介護認定は認定調査の結果をもとに保険者によって行われ、要支援1・2、要介護1〜5の7つの段階に分けられる。これをもとに、どのような介護サービスを組み合わせて利用するかコーディネイトするのが介護支援専門員である。(Wikipedia

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介護保険制度「知らない」4割

市が要介護者・高齢者を対象にアンケート
網走市は市内の要介護者と高齢者を対象にしたアンケート調査を実施し、回答者の4割が介護保険制度について「知らない」と答えた。5年前の調査と比べ、「知らない」割合は減ったものの、制度導入から10年以上経っても、網走市民への浸透度は低いことがうかがえる。このほか、在宅での介護を希望する人は5割に達した。

在宅介護は5割が希望
アンケートは、平成12年に施行された介護保険制度に伴い、各種サービスに対する満足度を調べるほか、今年度内に見直す介護保険事業計画に反映させる狙い。

対象は一般高齢者約千四百人、要介護2以下の認定者約八百人。このうち1441人から回答があった。

介護保険制度(仕組み)について知っているかを聞いたところ、「あまり知らない」が28%、「ほとんど知らない」は8%だった。

5年前に実施した同様のアンケート調査では、「あまり-」と「ほとんど-」は55%を占め、網走市民の関心は高まっているようだ。しかし、介護保険制度スタートから11年が経過したものの、制度を理解していない市民は少なくないようだ。

このほか、「将来的にどこで介護を受けるのが理想か」の問いでは、全体の48%にあたる約7百人が、家族の介護や介護保険サービスも利用しながら「自宅での生活を続けたい」と答えた。大規模・小規模の老人施設を希望したのはわずか7%の98人だった。

介護保険サービスの利用者負担では、「1割程度の負担は適当」との回答が最も多く、41%だった。次いで、「利用者負担はやむ得ないが、もう少し負担を軽くしたほうがよい」が28%だった。 (大)

オホーツクのフリーペーパー伝書鳩 2011/09/05掲載(網走市/政治・健康)
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=55254

参考サイト
介護・高齢者福祉 | 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/
介護・高齢者福祉 | 北海道
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/sus/index.htm

福祉サービスに関する苦情相談について – 北海道
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/sus/fukushiservicekujousoudan.htm
介護保険制度に対する疑問・苦情について – 北海道
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/sus/complaint.htm

保健福祉広報協会:ホーム http://www.hcr.or.jp/

関連エントリー
健康・福祉 カテゴリのアーカイブ http://masaokato.jp/blog/bihoro/health
配食サービス カテゴリのアーカイブ http://masaokato.jp/blog/takuhai

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加藤 雅夫
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2 件のコメント

  1. okajinaokun okajima naomi

    真面目な学べる介護ニュース 紙が更新されました! bit.ly/hAy8hf ▸ 本日トップニュースを提供してくれたみなさん: @bihorokato

    bihorokato 加藤雅夫 より 2011 年 9 月 20 日 15:36

  2. 網走市の要介護認定者1600人超

    制度スタート時に比べ、ほぼ2倍に
    網走市の要介護認定者が、今年2月から1600人台に入り、介護保険制度のスタート時と比べ、ほぼ2倍となった。網走市において高齢化は進み、伴って要介護認定者は増加傾向にある。市は第5期介護保健事業計画の策定作業を進めており、介護保険料基準額の改定も含めて検討している。

    介護保険基準額の改定も検討
    市内の要介護認定者は、今年2月末時点で1606人となり、制度スタートから初めて1600人台に突入。最新の月別データとなる今年8月は1624人で、このうち第1号被保険者(65歳以上)は1576人、第2号(40歳〜64歳)は48人となっている。
    今年2月以降、1600人台を下回った月はない。関係者は「高齢化が進む中、今後、網走市において要介護認定者が現時点から減ることはないのでは」と予測する。
    同制度が始まった平成12年度の要介護認定者の平均は815人で、22年度平均(1603人)のほぼ半分だった。
    網走市の高齢化率(総人口に対して65歳以上が占める割合)は、15年度で19.1%、17年度20.2%、19年度は21.8%と上昇。23年7月は23.9%となっており、このペースでいくと、もうすぐ4人に1人以上の市民が65歳以上となる。
    要介護認定者数と、介護保険料の基準額は密接に関係する。網走市の第4期(21年度〜23年度)基準額は4150円で、第3期より400円アップした。
    市は現在、第5期(24年度〜26年度)計画を策定中。基準額の改定も検討しており、要介護認定者の推移や予測数値などを踏まえながら算定するという。 (大)

    オホーツクのフリーペーパー伝書鳩 2011/09/20掲載(網走市/社会)
    http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=55656

    加藤 雅夫 より 2011 年 9 月 20 日 16:50

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