“I am a thousand winds that blow”

千の風について: Do not stand at my grave and weep(直訳:私のお墓で佇み泣かないで)は、近親者の死、追悼、喪の機会に読み継がれて来た有名な詩。日本では、第3行目 “I am a thousand winds that blow”から借りて名づけられた「千の風になって」として、新井満による日本語訳詩や、「千の風」としての塩谷靖子による日本語訳などが広く知られる。(Wikipedia

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連載 語り継ぐ戦争 (6)
記録なき7人の死…76年前の湧網線列車死亡事故
元国鉄勤務の男性(85)が証言
 昭和12年の日中戦争開戦直前、旧・常呂町内でかつての湧網線列車が7人をはね、死亡させた事故が発生していた。北見市常呂の住民が証言した。これだけの大きな事故が町史にも記載されておらず、戦時下の国民の士気低下を懸念した国が緘口令を敷き歴史の闇に葬り去った。76年の時を経てその事実が語られる。(つづき

連載 語り継ぐ戦争 (07)
元陸軍衛生兵、北見の男性(90)
みな、なにも言わず死んでいった
日中戦争の舞台、中国北部で戦闘に
報道と教育の恐ろしさを実感
 北見市の男性(90)は、日中戦争の舞台となった中国北部で陸軍の衛生兵を務めた。
 志願して陸軍に入隊した男性は昭和15年12月、独立混成第3旅団の独立歩兵第6大隊第1中隊に配属された。衛生兵を志願した男性は中国にあった陸軍病院で半年間、教育を受けて16年9月、第3旅団に戻った。それから終戦まで、大勢の負傷兵の治療にあたった。(つづき

語り継ぐ戦争 8
美幌・男性(84) 犠牲になった仲間達がかわいそう
 美幌町在住の男性(84)は、旧・日本軍北部30124特設警備隊の一員として昭和20年7月15日の網走空襲を体験した一人だ。(つづき

連載 語り継ぐ戦争 (9)
東京空襲の忘れられない一晩
北見・男性(83)
 太平洋戦争末期、アメリカ軍は東京に対し、焼夷弾を使って大規模爆撃を行った。東京は昭和19年11月以降、「大空襲」を含め百回以上の空爆を受けた。北見市内の男性(83)は、20年5月24日に東京の麹町、麻布方面などを中心に死者七百人以上を出した空襲の体験者だ。「それはもう無我夢中で。逃げることだけ、生きることだけ考えていました」と声を振り絞る。(つづき

連載 語り継ぐ戦争 (10)
幼子残し29歳、日中戦争で戦死
 日中戦争で命を落とした、当時訓子府町在住の前川善太郎氏の遺品が、今年3月、同町で死去した善太郎氏の孫娘宅で見つかった。家の中を整理していた孫娘の遺族らが見つけたもので、数々の賞状類や満州事変の戦果を祝う写真集の中に、善太郎氏の死を家族に知らせる「戦死の状況」と記された書類があった。今から72年前、妻と幼い子ども2人を残し、29歳の若さででこの世を去った善太郎氏。ここにもひとつ、風化しかけている戦争の爪跡がある。(つづき

連載 語り継ぐ戦争 (完)
北見市端野 男性(76)
 北見市端野町在住の男性(76)は昭和20年8月20日深夜、旧樺太・大泊(コルサコフ)から家族8人で引き揚げ船の第二新興丸に乗船した。22日、船底から衝撃が突き上げた。国籍不明の潜水艦の魚雷攻撃を受けたためだ。大勢の人が命を落とす中、男性の家族は全員無事、留萌港に上陸できた。船上での恐怖体験を今年3月に作成の端野しらかば大学の文集「あゆみ」につづった。(つづき

北見 網走 オホーツクのフリーペーパー伝書鳩 http://denshobato.com

関連エントリー
連載 語り継ぐ戦争、「終戦の痛恨の夏めぐり来て燃える夕陽がしづかに没む」(伝書鳩Web)
http://masaokato.jp/2010/08/20/072718
語り継ぐ戦争、鎮魂の歌曲(日本)
http://masaokato.jp/2011/08/15/005127

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加藤 雅夫
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1 件のコメント

  1. 今日(9月1日)は、関東大震災記念日(1923(大正12))、防災の日(1960(昭和35))、ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベル(1653)洗礼日。


    クラシック音楽パッヘルベルのカノンのPV (80UR0B0R0S

    美幌音楽人 加藤雅夫 より 2011 年 9 月 1 日 00:46

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