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ウィリアム王子とキャサリン妃（ケイトさん）

ウィリアム王子とキャサリン妃（ケイトさん）

2011年07月08日(金) 11:31
カテゴリ: Twitter, e-nikka, お知らせ, イギリス, カナダ, トロント, 北米, 国際, 地震, 日本
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トロント（カナダ）の e-nikka編集長・色本信夫さんから、e-nikkaメールニュース配信 2011年（平成23年）7月7日号が送られてきました。日本の皆様へご案内いたします。

ウィリアム王子とキャサリン妃のニュース（Google）
ウィリアム王子とキャサリン妃についてのブログ（Google）

今週のe-nikkaから　2011年（平成23年）7月7日号
編集長　色本信夫

ＰＥＩシャーロットタウンを訪問のウィリアム王子とキャサリン妃（７月４日、撮影：ウオーレン真紀子）　【「読者の写真リポート」をご覧ください】

トロントジャズフェスティバルで演奏するニール・スウェインソン（Neil Swainson）撮影：デムスキー恵美　【「今週のトピックス」をご覧ください】

サクソフォンを奏でるマイク・マーレイ（Mike Murley）　撮影：デムスキー恵美

1965年米国ニューヨーク・マンハッタンのプラット・グラフィック・アートセンターで開かれた棟方志功講演会にて。左からフリッツ・アイケンバーグ氏、版画家・棟方志功氏、松原直子さん　【「今週のトピックス・松原直子の木版画人生50年」をご覧ください】

ナイアガラ地方の Vineland Estates Winery レストラン。ぶどう畑に囲まれた快適なテラスで食事　【「今週のトピックス・食べある記」をご覧ください】

ＲＯＭに新オープンしたローマ帝国ギャラリーに展示の皇帝の像。中央は Lucius Verus 皇帝（統治 AD161～169）　【「お出かけガイト゛」をご覧ください】

出会いと別れ・・・モントリオール市ウィンザー駅（撮影：小柳美千世）　【「今週のトピックス、モントリオール・プチガイト゛」をご覧ください】

大臣はそんなに偉いのか？
東日本大震災をめぐり、この数日間に日本ではちょっとした政治の動きがあった。
６月27日に就任したばかりの松本龍・復興大臣が東北の被災地で県知事に対し放言を繰り返し、たったの９日間で辞任に追い込まれたのである。
７月４日、岩手県の達増拓也知事との会談で「知恵を出さないやつは助けない」。宮城県では村井嘉浩知事に「（漁港の集約は）県でコンセンサス（合意）を取れよ。そうしないと、我々は何もしないぞ」と脅し口調。揚げ句の果てに「お客さんが来るときは自分が（部屋に）入ってからお客さんを呼べ」と村井知事をしかりとばした。
この様子は海外にもニュースで何度も流された。カナダでもご覧になった人が多いことだろう。これが日本の国の大臣か、とあきれてしまう。「大臣はそんなに偉いのか」「何様だと思っているんだ」「被災地のことが何もわかっていない」──こんな声があちこちから聞こえる。
長いことないな、と思っていたら、案の定、翌５日には辞表提出ときた。あまりにも軽い存在ではないか。
その一方で、辞任は計算済みの行動だと言い切る向きもある。「３月11日以来、民主も、自民も公明もみんな嫌いだ」と公言してはばからない松本氏、菅直人首相の退陣についても語っていた。そんな「問題児」を菅首相があえて説き伏せて復興大臣になってもらった。だから、民主党内には、菅首相を辞めさせるための「自爆テロ」ではないかと考える人がいるくらいだ。
いずれにせよ、この人事の不始末は菅首相に責任がある。昨年６月、鳩山由紀夫氏の突然の首相辞任のあと、総理の椅子にすわった菅さん。国民の間には期待感があった。だが、東日本大震災という不運があったかも知れないが、これといった結果を何も残していない。野党はもとより、民主党内からも「やめろ」コールが噴出している状況下に、いつまで総理でいたいと考えているのだろうか。大震災から４カ月たっても被災者の皆さんは困難な生活から脱却できないでいる。政界のもめごとを演じている場合ではないだろう。
【編集部より】菅・民主党内閣の政治についてあなたのご意見をお寄せください。

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それでは、今週も「e-nikka」をお楽しみください。